【ジョジョ6部】緑色の赤ん坊の正体とは?DIOとの関係や謎のスタンド能力も考察

人気長編漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。ファンからは『ジョジョ』の愛称で親しまれ、シリーズ単行本は100巻を越えています。今回はそんな『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部に登場する緑色の赤ん坊について紹介。緑色の赤ん坊は「天国へ行くための鍵」として扱われ、6部では重要な役割を果たしました。今回はそんな緑色の赤ん坊について、その正体やスタンドの能力、そしてDIOとの関係について紹介していきます。

【ジョジョ6部】緑色の赤ん坊の正体とは?DIOとの関係や謎のスタンド能力も考察のイメージ

目次

  1. 緑色の赤ん坊が登場するジョジョ6部とは?
  2. 緑色の赤ん坊の正体とは?DIOとの関係は?
  3. 緑色の赤ん坊の謎のスタンド能力と元ネタ
  4. 緑色の赤ん坊に関する感想や評価
  5. 緑色の赤ん坊の正体まとめ

緑色の赤ん坊が登場するジョジョ6部とは?

多くのファンから支持を得ている『ジョジョの奇妙な冒険』。少年漫画作品としては長編作品として扱われる作品で、既に単行本は100巻を越えています。今回はそんな『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部に登場する緑色の赤ん坊について紹介。緑色の赤ん坊は、物語の中で「天国へ行くための鍵」として扱われる重要な登場人物でした。そんな緑色の赤ん坊について、その正体やスタンド能力、そしてDIOとの関係について紹介します。

ジョジョ6部の概要

冒頭でも紹介した通り、緑色の赤ん坊が登場するのは『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部にあたります。単行本の巻号でいうなら64巻から80巻に収録されている物語で、副題は「ストーンオーシャン」。『ジョジョの奇妙な物語』では初めて女性が主人公の物語となりました。

主人公は『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部主人公である空条承太郎の娘、空条徐倫。DIOの残党と承太郎の後継者である徐倫の闘いを描いた物語となっており、DIOとの長き戦いが終結へと向かう『ジョジョの奇妙な冒険』のシリーズ中でも転換期となった作品です。

ジョジョ6部のあらすじ

物語の舞台は2011年のアメリカ・フロリダ州。恋人と幸せな日々を過ごしていた徐倫でしたが、ある日交通事故をきっかけに無実の罪を着せられ、グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所へと収容されてしまうことに。そこへ父親である空条承太郎が現れ、事故は承太郎と因縁のあるDIOの関係者によって仕組まれたことを知らされます。

空条承太郎は徐倫に脱獄するよう促しますが、その最中にスタンド能力によって「記憶」と「スタンド能力」をDISC化され、奪われてしまいました。承太郎の差し入れである、矢の破片が入ったペンダントによってスタンド能力に目覚めた徐倫は、刑務所の中で出会った少年エンポリオと共に、奪われた承太郎のDISCを取り戻そうとしますが…というのが『ジョジョの奇妙な冒険』第6部である「ストーンオーシャン」のあらすじとなっています。

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緑色の赤ん坊の正体とは?DIOとの関係は?

緑色の赤ん坊の正体

ここからは「ストーンオーシャン」に登場した緑色の赤ん坊について紹介していきます。「ストーンオーシャン」の物語中盤で登場した緑色の赤ん坊ですが、外見は画像の通り。意識や行動は赤ん坊そのものですが、通常の赤ん坊ではありません。正体はプッチ神父が「天国へ行く方法」として、DIOの骨を植物化させてことにより生まれた生命体。

植物化した骨から生まれたことが関係しているのか体が植物で構成されており、作中では土を食べる様子が描かれていました。「ストーンオーシャン」ではこの緑色の赤ん坊が物語の鍵を握っており、徐倫はプッチ神父と緑色の赤ん坊をめぐって激しい戦いを繰り広げました。物語の終盤ではプッチ神父と融合してしまい、プッチ神父のスタンドである「ホワイトスネイク」を進化させました。

緑色の赤ん坊とDIOとの関係

既に触れていますが、緑色の赤ん坊はDIOの骨から生み出された存在です。その証拠に過去DIOが奪ったジョナサン・ジョースターの肉体およびジョースター家の血縁者にある星形のアザを引き継いでいました。物語の終盤ではプッチ神父と融合してしまいましたが、ファンの一部からは「もし融合せずに成長していればジョースター家の味方になった可能性もあるのでは」とも考察されています。

知能レベルは通常の赤ちゃんと同程度で、登場当時から誰の味方をしていたわけではなく、自由気ままに行動していました。そんな中でアナスイと徐倫にスタンド攻撃を行ってしまいますが、その最中に徐倫の星形のアザに興味を示し、スタンド攻撃を解除。その後は徐倫になついていました。しかしながら、プッチ神父の襲撃を受けて連れ去られ、プッチ神父の示す14の言葉に呼応し、プッチ神父と融合することとなってしまいました。

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緑色の赤ん坊の謎のスタンド能力と元ネタ

スタンド能力はグリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム

植物化したDIOの骨から生み出された、緑色の赤ん坊。その出自が関係しているのか、緑色の赤ん坊は生まれつきスタンド能力を有していました。スタンド能力名はグリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム。この名前は作中では語られておらず、ジョジョベラーという『ジョジョの奇妙な冒険』の画集で初めて明らかにされました。

その能力は、緑色の赤ん坊との距離に比例して体が縮むというもの。作中このスタンド攻撃を受けてしまった徐倫は、蟻のようなサイズにまで縮んでしまいました。緑色の赤ん坊との距離が近ければ近いほど体が小さくなり、歩幅も小さくなってしまうため、緑色の赤ん坊に直接攻撃することは実質不可能となります。

作中では緑色の赤ん坊が徐倫に興味を持ったためスタンド能力が解除されたため、はっきりとした攻略法は描かれていませんでした。緑色の赤ん坊から近付いて来た場合には体が縮むことはありませんが、ファンの間では「実質最強のスタンドでは?」といった考察もなされているようです。

グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホームの元ネタ

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する人物名やスタンド名はミュージシャンやグループ名もしくは曲名にちなんだものが多いことで有名です。緑色の赤ん坊のスタンドグリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム」の名前も、とある楽曲が元ネタとなっています。元ネタとなった楽曲はイギリスのポップス歌手のトム・ジョーンズによる「グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム 」。

元々はカーリー・プットマンというアーティストが1965年に発表した楽曲ですが、トム・ジョーンズがカバーしたことにより大ヒットしました。歌詞は死刑囚が見た夢を描いたものになっており、その最後は物悲しいものとして知られています。ひょっとすると、歌詞の内容を踏まえた上で、監獄が舞台となっている「ストーンオーシャン」に登場させたのかもしれません。

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緑色の赤ん坊に関する感想や評価

ここからは緑色の赤ん坊に関する感想や評価について紹介していきます。まず最初に紹介する感想は「緑色の赤ん坊のスタンドがジョジョのスタンドの中で1番ヤバい」という感想です。既に触れていますが、緑色の赤ん坊のスタンドは近づけば体が縮むというもの。しかも無意識的に行われる攻撃であるためファンの一部から「最強のスタンドでは?」と指摘されています。

近づけば近づくほど体が縮む上、スタンドに触れられると縮む割合が増幅されるという能力は、多くのファンに恐れられました。物語の中で具体的な攻略方法が語られなかったこともあり、その恐ろしさが余計に際立ったのかもしれません。

次に紹介するのは「ジョジョの6部はアニメ化してほしいけど、緑色の赤ん坊は規制の対象になりそう」という感想です。『ジョジョの奇妙な冒険』にはショッキングな場面も登場することで知られていますが、緑色の赤ん坊は見た目そのものが衝撃的である事でも有名。更にスタンド能力の恐ろしさも相まって、一部のファンにとってはトラウマとなっているようです。

最後に紹介する感想は「緑色の赤ん坊のスタンド能力を考察するのが面白い」というものです。作中やファンの多くは、スタンド攻撃されれば緑色の赤ん坊に触れる事は出来なくなると判断しているようですが、実際のところその考察が正しいのかどうかはわかりません。現実世界では検証不可能な問題ですが、それについて考察することが楽しいと感じるファンは少なくないようです。

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緑色の赤ん坊の正体まとめ

今回は『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部に登場する緑色の赤ん坊について、その正体やスタンド能力、そしてDIOとの関係について紹介しました。緑色の赤ん坊は最終的にプッチ神父と融合してしまいましたが、もし成長していればジョースター家の味方になった可能性のある人物です。また、スタンド能力については様々な考察がなされており、ファンの多くから支持を得ています。

もし今後『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部を観賞することがあるのであれば、是非緑色の赤ん坊に注目してみて下さい。スタンドの能力も含め、非常に興味深いキャラクターとなっています。

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