2021年03月15日公開
2021年03月15日更新
【ジョジョ】ロッズは実在する?リキエルのスタンド「スカイ・ハイ」の能力を考察
ジョジョの奇妙な冒険は、スタンド能力という独自のバトル設定が登場する人気作品です。ジョジョシリーズの中でも、ジョジョ6部は特に個性的なスタンド能力が多数登場します。ここでは、ジョジョ6部ストーンオーシャンに登場するリキエルのスカイ・ハイが操るロッズについて考察します。ロッズはまたの名をスカイフィッシュという謎の生物です。ロッズは実在するのか?また、リキエルのスカイ・ハイの能力を紹介します。
目次
ジョジョのリキエルとは?
ジョジョ6部(ストーンオーシャン)の作品情報
リキエルとは、ジョジョ6部(ストーンオーシャン)に登場したキャラクターです。敵キャラクターとして登場したリキエルでしたが、スタンド能力スカイ・ハイでロッズという未確認生命体を操り、注目を集めました。ここでは、リキエルが操ったロッズ(スカイフィッシュ)が実在するのか?を考察していきます。その前に、リキエルとロッズが登場したジョジョ6部(ストーンオーシャン)の作品情報を紹介します。
ジョジョ6部(ストーンオーシャン)の概要
ジョジョ6部(ストーンオーシャン)の作品概要を紹介します。ジョジョ6部(ストーンオーシャン)とは、人気少年漫画作品のジョジョの奇妙な冒険の第6弾となるシリーズです。ジョジョの奇妙な冒険は、1986年に週刊少年ジャンプで連載を開始した漫画作品で、現在でも最新シリーズ8部が連載中の非常に長く愛されている人気作品です。作者は日本の漫画家・荒木飛呂彦。
ジョジョの奇妙な冒険は、1986~2004年までは週刊少年ジャンプにて連載されていました。ジョジョ6部(ストーンオーシャン)は、シリーズで初めて「ストーンオーシャン」と副題が付けられ、女性が主人公を務めるなど、これまでのシリーズとは少し違った作品です。また、ジョジョ6部(ストーンオーシャン)のラストシーンで、これまでの世界線や時間軸が一度途絶えているため、これまでのジョジョシリーズ完結編とも評されます。
ジョジョ6部(ストーンオーシャン)は1999~2003年まで連載されていたエピソードで、全17巻で完結を迎えています。ジョジョシリーズは「人間賛歌」をテーマにしたストーリーが、何世代にも渡るジョースター家の主人公たちを軸に描かれていきます。ジョジョ6部(ストーンオーシャン)は、テーマとして「運命」や「因縁」を深く取り扱っており、特にストーリーが深く難解であると評されているシリーズです。
ジョジョ6部(ストーンオーシャン)のあらすじ
リキエルとロッズが登場するジョジョ6部(ストーンオーシャン)のあらすじを紹介します。ジョジョ6部の主人公は、ジョースター家の血統を受け継ぐ空条徐倫です。徐倫は無実の罪でグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役中です。徐倫の元に父親・承太郎が面会に訪れますが、彼らは謎の敵の襲撃を受けます。徐倫はスタンド能力を発現させ、刑務所内で数々の敵と戦闘を繰り広げていきます。
リキエルのプロフィール
ジョジョ6部(ストーンオーシャン)に登場した敵キャラクター・リキエルのプロフィールを紹介していきます。ジョジョ6部(ストーンオーシャン)に登場するリキエルとは、作中でプッチ神父が引き寄せたDIOの息子の内の一人です。最もDIOの血を感じさせる精悍な顔立ちをしており、特徴的な牛柄を思わせる服を着ています。リキエルの母親はリキエルを出産後DIOの食料となっており、リキエルは両親を知らずに育ちました。
リキエルには、ジョジョ5部の主人公であるジョルノや、ジョジョ6部に登場したウンガロ、ドナテロ・ヴェルサスといった異母兄弟がいます。リキエルは重度のパニック障害を患っており、自分の意識とは関係なく瞼が閉じてしまったり、異常に発汗してしまったりと、生活に支障が出るほどでした。しかし、そんなリキエルの病に周囲の人々は冷ややかな目を向けます。このような状態で、リキエルは自暴自棄に陥っていきます。
生きる目的を見失い、暴走族にも入っていたリキエル。パニックを起こして高速道路を逆走していた為、事故を起こしてしまいます。病院に搬送されたリキエルでしたが、この事故もプッチ神父に引き寄せられたせいでした。プッチ神父とめぐり合ったリキエルは、自分の父親DIOの事や、スタンド能力の事を知らされます。リキエルは自分の特別な能力に自信を取り戻し、プッチ神父の助けとなるために徐倫達と交戦します。
ジョジョのロッズは実在する?リキエルのスタンド能力を考察
リキエルのスタンド能力はスカイ・ハイ
ジョジョ6部にて、リキエルと共に登場したロッズ(スカイフィッシュ)。ロッズ(スカイフィッシュ)が実在するのか?考察していきます。まず、リキエルのスタンド能力スカイ・ハイについて紹介していきます。リキエルのスカイ・ハイは小型のスタンド能力で、カエルや虫にも見える生物らしきものがくっついています。ジョジョに登場するスタンド能力は人型のものも多いですが、スカイ・ハイは非常に小型で無機物のようです。
リキエルのスカイ・ハイでは、生物の体温をピンポイントで奪う事が出来ます。近距離パワー型のスタンド能力や、見るからに殺傷力が非常に高いスタンド能力という訳ではありません。一見スタンド像も小さく、「体温を奪うだけ」とも考えられてしまうスカイ・ハイ。しかし、体温を奪われるという事は非常に下ろしい事なのです。作中でも、エルメェスやエンポリオが体温を奪われて大ダメージを受けていました。
生物の体温を一部奪う事は、凍傷を起こしてしまったり臓器を不全にさせたりします。ジョジョ6部作中でも、リキエルはスカイ・ハイを使って、エンポリオの腎臓の温度を奪って血尿を出させていました。また、体温を奪う事は相手の動きも制限します。エルメェスはスカイ・ハイに体温を奪われて、行動を制限されてしまいました。
ロッズはリキエルのスカイ・ハイが操る生き物
リキエルのスタンド能力スカイ・ハイが、生物の体温を奪う事が出来ると紹介しましたが、実はこれはスカイ・ハイ自体の能力ではありません。リキエルのスカイ・ハイの能力の本質は、「ロッズを操る事が出来る」というものです。ロッズは別名スカイフィッシュと呼ばれている謎の生物で、ジョジョ6部の作中では実在する生物として描かれました。ロッズ(スカイフィッシュ)は生き物の体温を餌にして行動している生物です。
ジョジョ6部作中でも描かれましたが、ロッズ(スカイフィッシュ)はひらひらした羽根がついた細長い生物で、人間の肉眼では捉えられない速度で飛行していると考えられています。その速度は時速280kmとされていました。ロッズ(スカイフィッシュ)は小さな生物で、身体の色も透明や白っぽい色だと考えられており、空中を飛行している姿を目で捉えるのは非常に困難でした。
ジョジョ6部作中では、リキエルはスカイ・ハイの能力でロッズ(スカイフィッシュ)を自在に操っていました。敵の身体に正確にロッズ(スカイフィッシュ)を送り込み、攻撃した場所の体温を的確に奪っています。何故ロッズ(スカイフィッシュ)が、リキエルのスタンド能力であるスカイ・ハイに忠実に従うのかは、「きっと気持ちが通じているからでしょう」と作者・荒木飛呂彦が明かしていました。
ロッズ(スカイフィッシュ)は実在する?
ジョジョ6部作中で、実在する生物のように描かれていたロッズ(スカイフィッシュ)。では、現実にロッズ(スカイフィッシュ)は実在するのかを考察していきます。まず、結論からいえば、ロッズ(スカイフィッシュ)は実在しない事が証明されていました。元々、ロッズ(スカイフィッシュ)という生物は未確認生命体「UMA」の一種だと考えられていました。
ロッズ(スカイフィッシュ)の正体は、カメラの映像に移り込んだ小さな虫の残像だと証明されています。小さな蝿などの虫は、空中を飛んでいく時、高速で羽根をはばたかせています。この目にもとまらないはばたきがカメラに映った時、捉えきれずに残像のようになるのです。この虫の残像が、羽根をひらひらさせて飛ぶロッズ(スカイフィッシュ)のように見えていたのでした。
ロッズ(スカイフィッシュ)の存在が虫の残像であり実在しないと言う事は、2000年頃日本のテレビ番組内でも盛んに放送されていた事実です。未確認生命体「UMA」については、世界中で様々な謎の生物が目撃されています。ロッズ(スカイフィッシュ)も有名なUMAでしたが、実在しないという事がすでに証明されました。
ジョジョのリキエルとスカイ・ハイの名前の由来
リキエルの名前の由来や元ネタ
ジョジョ6部に登場するスカイ・ハイの使い手、リキエルの名前の元ネタを紹介してきます。リキエルの名前の元ネタは、フランス出身の女性デザイナー「ソフィア・リキエル」です。ニットの女王と呼ばれた人気デザイナーでした。ジョジョ6部の登場人物の名前の元ネタは、ファッションデザイナーやブランド名が使用されている事が多く、リキエルの元ネタもソフィア・リキエルとなっています。
スカイ・ハイの名前の由来や元ネタ
ジョジョ6部ストーンオーシャンに登場するスタンドの名前は、洋楽にまつわるものとなっています。リキエルのスタンド能力スカイ・ハイも洋楽の楽曲名が元ネタです。スカイ・ハイの元ネタは、イギリス初のポップ・ミュージック・グループ『ジグソー』の「スカイ・ハイ」が元ネタとされています。
ジョジョのリキエルの声優
近藤隆のプロフィール
出典: https://moely.jp
ジョジョ6部ストーンオーシャンに登場するリキエルの担当声優を紹介します。ジョジョ6部ストーンオーシャンは、まだテレビアニメ化されていません。その為、リキエルに声が当てられたのは、ジョジョの奇妙な冒険のゲーム作品「アイス・オブ・ヘブン」となっています。「アイス・オブ・ヘブン」でリキエルの声を担当した声優は、近藤隆です。近藤隆は、様々なアニメ作品の人気キャラクターを演じている、人気声優の一人です。
近藤隆は1979年5月12日生まれの日本の男性声優で、ナレーターや歌手としても活躍している人物です。愛知県岡崎市出身で、ビーボに所属して活動しています。アミューズメントメディア総合学院を卒業楚、紅屋25時(アットウィル)に所属していた事もあります。アニメ作品の初主演である「BLACK CAT」のトレイン役でブレイクを果たしています。その後は、二枚目のクールキャラを演じる事の多い声優です。
近藤隆の主な出演作品
ジョジョのゲーム作品「アイス・オブ・ヘブン」でリキエルの声を担当した、近藤隆の主な出演作品を紹介します。近藤隆は、スクラップド・プリンセスのレオポルド・スコルプス、家庭教師ヒットマンREBORN!の雲雀恭弥、奏光のストレインのラルフ・ウィーレック、レディ ジュエルペットのプリンス・ロメオ、91Daysのアヴィリオ、アイ★チュウの枢木睦月なども演じています。
ジョジョのロッズに関する感想や評価
読んでないからジョジョのロッズってなんだよ完全オリジナルかって思ってたけど、スカイフィッシュの事だったのか…
— ウィスラ (@Wisrre) May 3, 2019
ジョジョ6部に登場したロッズに関しての感想や評価を紹介していきます。ジョジョのロッズに関しては、ジョジョ独自の設定かと思っていたという感想が見られていました。ロッズが体温を奪っていくという設定は、ジョジョ独自のものでした。ロッズそのものは、スカイフィッシュという名前で知られている未確認生命体です。
コメント失礼します。ロッズはジョジョ六部思い出しますね!
— 綿原 (@fuyocoral91) February 20, 2021
ロッズというワードから、ジョジョ6部を思い出すという感想も見られています。ジョジョ6部で描かれたリキエル戦では、ロッズが大活躍していました。エンポリオによって正体を暴かれたロッズでしたが、多くの読者の印象に残る存在となりました。
久しぶりにジョジョ6部読破 6部は難解で重たいから好きじゃなかったけど読み応えはジョジョで一番あると思う特にリキエル戦とラストの盛り上がりは3部ラスト並かそれ以上に凄い やっぱり面白いわ6部
— ドッピオ (@honamata___) September 6, 2012
ジョジョのロッズが登場したリキエル戦は、ジョジョ6部作中でも特に盛り上がりを見せたバトルでもありました。ロッズという謎の存在の不気味さ、体温を奪っていく能力のやっかいさに合わせて、敵キャラクターリキエルの奮闘も人気となっていました。
ジョジョのロッズまとめ
ここでは、ジョジョに登場したロッズに関しての情報を紹介しています。ジョジョ6部に登場する敵のスタンド使い・リキエルが操っていたロッズ。ロッズは目にもとまらない早さで飛行している生物で、生き物の体温を餌にしているとされています。リキエルはスカイ・ハイでこのロッズを操り、エンポリオやエルメェスの体温を奪って苦しめていました。
ジョジョ6部では独自の設定で登場したロッズ、別名スカイフィッシュでしたが、実在はしないと証明されていました。カメラに映った虫の羽ばたきの残像が、ロッズだと勘違いされていたという真相でした。現実にはロッズはいないと言う事でしたが、是非ジョジョ6部(ストーンオーシャン)をチェックして、ロッズが登場して盛り上がりを見せたリキエル戦を楽しんでみてください。