【ジョジョ】グーグー・ドールズの能力と元ネタは？グェスの性格を反映してる？

ジョジョのグェスとは、ジョジョの奇妙な冒険6部に登場したキャラクターです。不気味な強さのスタンド能力グーグー・ドールズで主人公・徐倫を追い詰めたキャラクターでした。ここでは、ジョジョ6部に登場した恐ろしい強さを見せつけたグーグー・ドールズについて詳しく掘り下げて紹介していきます。まず、グーグー・ドールズが登場する作品、ジョジョの奇妙な冒険6部の作品情報を紹介します。

ジョジョの奇妙な冒険とは、1986年に連載を開始し現在でも高い人気を誇っている漫画作品です。1986年に週刊少年ジャンプで連載を開始したジョジョの奇妙な冒険。第1部の主人公ジョナサン・ジョースターを始め、歴代の主人公は皆名前の略称が「ジョジョ」となる事や、ジョースター家の血統を受け継いでいる事などの特徴をもっています。また、首元に星型の痣が出現する事も共通点の一つです。

ジョジョの奇妙な冒険では、「人間賛歌」をテーマとする深いストーリーが描かれていきます。ジョジョシリーズは非常に個性の強いキャラクターやスタンドバトルという新しい戦闘表現、ジョジョ立ちと呼ばれる独特のポーズなど、様々な魅力により世界中に多くのファンを確立しています。ジョジョ6部は、そんなジョジョシリーズの中で、「過去との因縁」や「運命」といった要素を掘り下げた内容が評価されているエピソードです。

第1部から脈々と受け継がれてきたジョースター家の物語も、同じ世界線と時間軸でのストーリーはジョジョ6部で一旦終了しています。また、ジョジョ6部終了後、次の7部からは連載が月刊誌であるウルトラジャンプに移されるなど、ジョジョ6部は様々な点で一種の区切りとなっているシリーズです。また、初めて「ストーンオーシャン」とサブタイトルが表題に使用されている作品で、主人公が女性になるのも初めての事でした。

ジョジョ6部のあらすじを紹介していきます。ジョジョ6部の主人公徐倫は、無実の罪を着せられ、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監されてしまいます。徐倫は、彼女の父親・空条承太郎から受け取ったペンダントにより、スタンド能力ストーン・フリーを発現させました。徐倫はグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内に渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていき、様々なスタンド使いと激しいバトルを繰り広げます。

ジョジョ6部に登場するグーグー・ドールズの使い手・グェスのプロフィールを紹介していきます。グェスは、ジョジョ6部の舞台となる刑務所、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役中の女性キャラクターです。前髪が隠れるように被った帽子と、目にしたの小さな刺青が特徴です。グェスはグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監された徐倫の同室となった囚人でした。

グェスは殺人未遂および仮釈放中の逃亡の罪で12年の刑期の囚人です。ジョジョ6部作中で自身のスタンド能力グーグー・ドールズを使い、徐倫を巻き込んで脱獄を企てていました。グェスは非常に自己中心的な性格をしており、寂しがりやで友達が欲しいと思っているのですが、同時に相手を支配したいという願望も持っていました。このような歪んだ対人関係の願望が、グェスのグーグー・ドールズを発現させたと考えられています。

ジョジョ6部のグーグー・ドールズの使い手・グェスは、作中で唯一ラスボスとなったプッチ神父の刺客ではないキャラクターでした。プッチ神父と全く関係ないスタンド使いとして登場したのは、グェスだけでした。グェスは徐倫がグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に持ちこんで、落としてしまったペンダントを入手します。このペンダントにはスタンドの矢が入っており、グェスもスタンド能力を発現させたのでした。

ジョジョ6部に登場するグェスのスタンド、グーグー・ドールズの能力や強さを紹介していきます。グーグー・ドールズの強さは、まさに支配的で歪んだグェスの性格を色濃く反映したものでした。グーグー・ドールズは、取りついた相手を小さくしてしまうという能力を持っています。グーグー・ドールズは人間に取りつき、ほんの数十秒で手のひらに乗るほど小さくしてしまいます。

グェスのグーグー・ドールズは、トゲトゲの毛が数本生えた小人のような不気味な人形のような姿をしているスタンドです。人間を小さくできるグーグー・ドールズですが、この能力の射程範囲は20～30ｍほどでした。小さくされた人間が射程範囲の外へと出たら、ゆっくりと身体の大きさが戻っていきます。グーグー・ドールズは人間を小さくすることが出来ますが、本体であるグェス自身は小さくなる事が出来ません。

グェスはグーグー・ドールズのこの能力を使い、徐倫が来る前は看守を小さくして捕まえていました。小さくした看守をペットのようにしていたグェス。グーグー・ドールズの能力は、人間を小さくするだけではありません。小さくされた人間がグェスから離れようとしたり、反抗したりすると「裏切った」と見なされます。この裏切りを感知すると、グーグー・ドールズは実体化して逃げようとする相手に襲いかかります。

グーグー・ドールズのスタンドの破壊力やパワーは特別秀でている訳ではありません。しかし、グーグー・ドールズは鋭い爪を持っており、グーグー・ドールズのスタンドパワーで縮小されてしまった人間をバラバラに引き裂いて殺せる程の強さは持っています。グーグー・ドールズのスタンド像は非常に小さいものでしたが、条件がはまれば恐ろしい強さを発揮するスタンド能力なのです。

ジョジョ6部に登場したグーグー・ドールズの名前の元ネタを紹介していきます。グーグー・ドールズの名前の元ネタは、アメリカのバンド「Goo Goo Dolls」でした。ジョジョシリーズに登場するスタンドの名前の元ネタは、海外アーティストの名前が使用されている事が多いです。グェスのグーグー・ドールズの元ネタも、アメリカ初のバンドの名前となっています。

グェスのスタンド能力グーグー・ドールズの名前の元ネタは、アメリカのバンドでした。本体グェスの名前の元ネタも紹介していきます。本体グェスの名前の元ネタは、ファッションブランドの「GUESS」です。ジョジョ6部に登場するキャラクター達の名前はファッションブランドの名前が使用されている事が多く、グェスの元ネタもそのまま「GUESS」となっています。

ジョジョ6部に登場するグーグー・ドールズの活躍や最後を紹介していきいます。徐倫がグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役し、同室となったのがグェスでした。グェスは徐倫と仲良くなりたいと思っている様子ですが、突然激怒して怒鳴りつけたかと思うと、翌日には低姿勢ですり寄ってくる等、情緒が不安定な人物でした。また疑り深い性格のグェスを、徐倫はどこか信用ならない人物だと感じていました。

徐倫はグェスがスタンド能力グーグー・ドールズを使って、看守を小さくしてペットのように扱っている事を知ります。グェスは小さくした人間に、ネズミや鳥の死骸をキグルミのように被せて遊んでいました。しかし、自分の思い通りにならず気に入らないと、すぐに殺してしまうようでした。看守も殺されてしまいます。グーグー・ドールズに取りつかれてしまった徐倫は、グェスにペットにされてしまいます。

グェスは徐倫に一方的なルールを押し付け、支配しようとします。小さくした徐倫をコントロール室へと向かわせ、脱獄の手助けをさせようとしていました。徐倫はグェスに従って部屋を抜け出しますが、グェスの射程距離外へ出た事で能力が解除されてしまいます。この射程距離はグェス本人も知らなかったようで、徐倫はグェスを裏切ったと見なされ、自動的に襲ってくるグーグー・ドールズの攻撃にさらされてしまいます。

グーグー・ドールズの攻撃にさらされピンチに陥った徐倫でしたが、スタンド能力ストーン・フリーで切り抜けます。都合が悪くなったグェスは、自身が計画した脱獄を徐倫になすりつけるため、看守を呼んで徐倫を売ろうとします。金網越しだったため、徐倫は手出しが出来ないだろうと思っていたグェス。しかし、徐倫のストーン・フリーは糸のようにバラバラになれるスタンド能力で、金網越しにもグェスを攻撃出来ました。

金網を通り越してグェスにラッシュを叩きこんだ徐倫のストーン・フリー。グェスはKOされてしまいます。グェスは徐倫のラッシュによって倒されましたが、死亡した訳ではありませんでした。徐倫に負けてからはグェスは徐倫を支配しようとはしなくなりましたが、友達にはなりたいとは思っている様子でした。その後は、ミューミューの攻撃によって物忘れが激しくなった徐倫を気にかけるなど、同室として問題なく生活していました。

ジョジョのグーグー・ドールズのグェスの声を担当した声優を紹介します。グェスの声を担当した声優は、本田貴子です。本田貴子は1972年8月14日生まれ、東京都出身の日本の女性声優です。大沢事務所に所属して活動しています。大人の女性キャラクターを演じる事の多い声優で、洋画の吹き替えでミラ・ジョヴォヴィッチやシャーリーズ・セロンを担当している事でも有名です。

ジョジョのグェスの声を担当した本田貴子の主な出演作を紹介します。本田貴子は、NARUTO -ナルト-のみたらしアンコ役、BLEACHの花刈ジン太役、REIDEENの星川花役、デッドマン・ワンダーランドのマキナ役、FAIRY TAILのアイリーン・ベルセリオン役、イエスタデイをうたっての川島陽子役等でも知られている声優です。

ジョジョ6部に登場するグーグー・ドールズに関しての感想や評価を紹介していきます。まず、グーグー・ドールズ戦に関しては、「スタンドを知らない人」同士のバトルを上手く表現しているという感想が見られていました。グーグー・ドールズ戦は、徐倫が刑務所内で初めて遭遇するスタンドとのバトルでした。徐倫もスタンド能力を発現してすぐであり、まだ熟練のスタンド使いではない者同士の戦いでした。

グーグー・ドールズに関しては、グェスの歪んだ性格が表れていて面白いという感想も見られています。ジョジョに登場するスタンドとは、本体の精神エネルギーからなるものです。グェスのグーグー・ドールズは、グェスの友達になりたいけど支配したいという性格から成り立っています。徐倫とグェスのとバトルでは、グーグー・ドールズのそんな成り立ちが良く分かります。

ジョジョ6部に登場するスタンド能力グーグー・ドールズに関して、ジョジョ5部に登場した敵のスタンド能力リトル・フィートに似ているという感想も見られていました。ジョジョ5部のリトル・フィートは、自分も小さくなれたり、物質も小さく出来たりと、グェスのグーグー・ドールズとは違った点も多い能力でした。しかし、主人公が小さくなって敵と激突する展開はよく似ています。

ここでは、ジョジョ6部に登場したグェスのグーグー・ドールズについて紹介しています。ジョジョ6部作中で、主人公徐倫を小さくして不気味な強さを見せつけたグーグー・ドールズ。グーグー・ドールズは本体グェスの願望が反映された強さを持っていました。グェスは徐倫をグーグー・ドールズで小さくして脱獄に利用し、返り討ちにあっていました。

グーグー・ドールズのスタンド像自体は小さく、それほどの強さではないと思われましたが、一度小さくされてしまうと中々突破できない厄介なスタンド能力でした。是非、ジョジョ6部をチェックして、グーグー・ドールズの登場するグェス戦にも注目して見てください。