【ジョジョ】バーニング・ダウン・ザ・ハウスの能力とは？エンポリオのスタンドを解説

バーニング・ダウン・ザ・ハウスを使うエンポリオとは、ジョジョの奇妙な冒険の6部ストーン・オーシャンに登場するキャラクターです。エンポリオは、ジョジョ6部のストーリー上非常に重要な役割を果たした、なくてはならないキャラクターでした。ここでは、エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスを詳しく紹介していきます。その前に、ジョジョ6部の作品情報を紹介します。

ジョジョ6部とは、「ストーンオーシャン」という副題が付けられたジョジョの奇妙な冒険シリーズの第6部です。ジョジョの奇妙な冒険は1986年から週刊少年ジャンプにて連載されており、ジョジョ6部ストーンオーシャンも同じく週刊少年ジャンプで連載されました。全17巻で完結しています。ジョジョ6部はシリーズで初めて女性が主人公となったストーリーであり、ジョジョシリーズの大きな転換点となった作品です。

ジョジョ6部の主人公徐倫は、無実の罪を着せられ、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役する事となります。そんな徐倫の元に父親である承太郎からペンダントが届き、これによって徐倫はスタンド能力に目覚めます。徐倫に会いに来た承太郎でしたが、謎の敵に襲われて記憶を失ってしまいます。実は徐倫が収監されたのは、承太郎をおびき寄せるための罠だったのです。刑務所という閉鎖空間での徐倫の戦いが始まります。

ジョジョ6部に登場したエンポリオのプロフィールを紹介していきます。エンポリオは、ジョジョ6部の舞台となる刑務所、グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所にひっそり隠れ住んでいた少年です。エンポリオはスタンド能力を使って刑務所内に隠れていました。エンポリオのスタンド能力については詳しく後述します。エンポリオは自称11歳の少年で、金髪に野球帽をかぶり、野球のユニフォームを着用していました。

エンポリオはグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内で生まれたという壮絶な過去を持っています。エンポリオを身ごもっていた彼の母親はグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役している女囚でした。母親はエンポリオと似たような空間系のスタンド能力者であり、ひっそりと隠れながらエンポリオを出産、育児していきました。しかし、そんな母親もプッチ神父によって殺害されてしまいます。

エンポリオはプッチ神父の存在を危険視していましたが、自分の力ではプッチ神父を止める事が出来ない事も分かっていました。エンポリオは徐倫がグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に来た後、父親の承太郎が面会に来た時、「面会人にあってはいけない」と助言をしています。エンポリオは少年らしからぬ知識の持ち主で、この知識と勇気で主人公徐倫達の戦いをサポートしていきます。

ジョジョ6部のエンポリオのスタンド能力バーニング・ダウン・ザ・ハウスの元ネタや強さ・能力を紹介していきます。バーニング・ダウン・ザ・ハウスの能力とは、「物体の幽霊を使用できる」というものでした。原理としては、消失した物質にも「知性」が宿るため、失われた後でも幽霊として残っており、バーニング・ダウン・ザ・ハウスはその幽霊を具現化したり、行使出来るというものです。

エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスでは、過去に火事で焼失した「屋敷」を実体化させ、その中に隠れられます。また、屋敷の中にあったアイテムは自由に使用することが出来ます。エンポリオは屋敷内に隠れ住みながら、本棚に入っていた様々な本を読みこんでいました。その為、エンポリオは非常に博識であり、少年なのにヘリコプターや自動車も操縦することが出来ました。

バーニング・ダウン・ザ・ハウスでは、過去に失われた屋敷の幽霊と、その中にあった物質を自由自在に使用することが出来ます。しかし、あくまでも幽霊なので、現実の世界に影響を及ぼす事が出来ません。例えば、ジュースの幽霊を飲めば味はしてもお腹は満たされず、拳銃の幽霊を使用しても敵に銃弾は当たりません。知性が凝縮して残された幽霊なので、人間の五感に働きかける事は出来ても、影響は及ぼせないという事でした。

また、エンポリオは屋敷の幽霊の中に潜んでいましたが、この屋敷の空間はグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の壁の隙間等の常人には見つからない場所に繋がっていました。エンポリオが正体した人間しか屋敷の幽霊には入る事が出来ず、見つけ出す事も不可能でした。ジョジョ6部のストーリーが進むと、エンポリオの成長に合わせてバーニング・ダウン・ザ・ハウスの能力も進化したのか、後半では実際に携帯電話の幽霊で通話していたり、ライターの幽霊で火をつけたりしていました。

エンポリオのスタンド能力バーニング・ダウン・ザ・ハウスのパロメーターは、全ての数値が「なし」となっています。通常スタンド能力には、「パワー」「スピード」「精密性」などがランク付けで判別されています。しかし、実体もスタンド像も持っていないバーニング・ダウン・ザ・ハウスは、直接攻撃出来る訳ではない為、このようなパロメーターは空白になっているのです。

ジョジョ6部でエンポリオが使うスタンド能力バーニング・ダウン・ザ・ハウスの名前の元ネタを紹介していきます。ジョジョシリーズでは、4部以降に登場するスタンド能力の名前には、元ネタとなるものが存在することがほとんどとなっています。特に良く元ネタとして使用されているのが洋楽のアーティスト名や楽曲名です。エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスの元ネタも、洋楽の楽曲名の名前でした。

エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスの元ネタは、トーキング・ヘッズのアルバムに収録されている楽曲「Burning Donw The House」が元ネタとなっています。また、エンポリオの名前にも元ネタがあります。ジョジョ6部の登場人物の名前の元ネタには、ファッションブランドの名前が使用されている事が多いです。

エンポリオのフルネームは、エンポリオ・アルニーニョです。これは世界的に有名なファッションブランド、ジョルジオ・アルマーニが創立した「エンポリオ・アルマーニ」となっています。

ジョジョの奇妙な冒険作中に登場したラスボスのプッチ神父。プッチ神父のスタンド能力は、相手の記憶や能力をディスクにして奪うというホワイトスネイクでした。また、プッチ神父はDIOを崇拝しており、彼から教わった天国へいく方法を実行しようとしていました。これによってプッチ神父のスタンドは最終的にメイド・イン・ヘブンになり、宇宙を一巡させてしまうものとなりました。

プッチ神父のメイド・イン・ヘブンにより、時が無限に加速していきます。この加速した時間についていけるのはプッチ神父だけとなり、徐倫や承太郎は破れ去っていきました。この激戦の中で、徐倫によって命を助けられたエンポリオは一巡後の宇宙へと移動していきます。

バーニング・ダウン・ザ・ハウスを使うエンポリオの作中での活躍を紹介していきます。エンポリオはグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監された徐倫の前に現れ、アドバイスを与えて母親の仙骨部分の骨を渡しています。この後、この骨によって徐倫はピンチを切り抜ける事が出来ました。エンポリオはバーニング・ダウン・ザ・ハウスの能力で刑務所内に潜んで暮らしていました。

母親をプッチ神父に殺害されてしまったエンポリオは、プッチ神父を危険視していたのですが、自分だけでは彼を止める事が出来ないと思っていました。徐倫達と出会ったエンポリオは、彼女らと協力してプッチ神父を止める決心をし、承太郎のディスクを取り戻る手助けをしていました。徐倫達と一緒に刑務所を脱獄した後、様々な戦いのシーンで的確なアドバイスをして仲間たちをサポートしていきました。

バーニング・ダウン・ザ・ハウスを使うエンポリオが作中で残した印象深い名言を紹介していきます。まず、「わからないのか…」という名言は、エンポリオは作中でプッチ神父と戦った時に発した名言です。プッチ神父は宇宙を一巡させた後、因縁を片付ける為にエンポリオを殺害しようとします。プッチ神父に何度も追い詰められていくエンポリオでしたが、機転を利かせて逆転勝利を収めました。

エンポリオはプッチ神父の前に敗れ去った徐倫達の意志を受け継いでおり、しっかりと「正義の心」を持っていました。プッチ神父は天国へ行く方法を実行し、全ての人が幸福になると考えていましたが、結局は独善的な言い分でした。ジョジョ6部では「運命」というテーマが深く掘り下げられており、その事も良く分かる名言となっています。

ジョジョ6部の中でも屈指の名言だと評価されているのが、「エンポリオ…」という名言です。この名言は、ジョジョ6部のラストシーンで描かれた印象深い名言です。プッチ神父との激闘の末、プッチ神父を倒したエンポリオ。その後、宇宙の一巡は止まってパラレルワールドが誕生します。目を覚ましたエンポリオは、以前の記憶を保ったまま新しい世界へと移行しています。

一人でたたずむエンポリオの元に、徐倫やアナスイ達にそっくりな人物が声をかけます。彼女らはこれから父親に会いに行くと言います。エンポリオは彼らが一巡後の徐倫達だとすぐに分かりました。エンポリオは込み上げる感情を抑えられず、涙ながらにこの名言を発したのでした。

ジョジョ6部でバーニング・ダウン・ザ・ハウスを使用するキャラクター・エンポリオの声を担当した声優情報を紹介していきます。ジョジョ6部はまだ地上波アニメ化されていません。その為、エンポリオに声が当てられた作品は、ジョジョの奇妙な冒険のゲーム作品「アイス・オブ・ヘヴン」と「オールスターバトル」だけとなっています。ジョジョの奇妙な冒険のゲーム作品でエンポリオの声を担当したのは、北西純子です。

声優・北西純子のプロフィールを紹介していきます。北西純子は、フリーで活躍している女性声優です。オフィスPACや劇団民藝、AIR AGENCYに所属していましたが、2019年10月1日に賢プロダクションを退所後フリーとなっています。

北西純子の主な出演作品を紹介していきます。北西純子の出演作品は、アニメ作品としてはイナズマイレブンの栗尾根由紀、吉良瞳子。ゲーム作品としてはファイアーエムブレムEchoesのヌイババ役などがあります。

ジョジョ6部のバーニング・ダウン・ザ・ハウスに関しての感想や評価を紹介していきます。バーニング・ダウン・ザ・ハウスに関しては、「異世界」や「別空間」と聞くと連想してしまうというような感想も見られています。

エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスに関しては、名前が能力の内容にぴったりだという感想が見られていました。エンポリオは焼け落ちた屋敷の幽霊を実体化させて使っているので、まさにバーニング・ダウン・ザ・ハウスといった能力となっています。

エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスに関しては、能力の定義が曖昧だという感想も見られていました。エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスで使用する幽霊は、現実世界に影響を及ぼさないとされていましたが、後半になると拳銃を普通に使っている等、実際に使用できるような描写が増えています。

ここでは、ジョジョ6部に登場するエンポリオのスタンド能力バーニング・ダウン・ザ・ハウスについて詳しく紹介しています。ジョジョ6部に登場したバーニング・ダウン・ザ・ハウスは、物体の幽霊を使用できると言う能力でした。エンポリオはこの能力を使ってグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内に潜んで、プッチ神父の動向を探っていました。

エンポリオはジョジョ6部において、主人公徐倫達をサポートする重要な役割を果たしました。また、サポート役だけではなく、最終決戦でラスボスのプッチ神父を撃破したのもエンポリオでした。エンポリオによって宇宙の一巡は防がれ、不完全な宇宙が誕生してパラレルワールドに突入しています。是非、ジョジョ6部をチェックして、エンポリオのバーニング・ダウン・ザ・ハウスの活躍シーンに注目して見てください。