【境界のRINNE】六道鯖人はりんねの父親！イケメンだけどクズ男？

アニメの境界のRINNEでも活躍している六道鯖人は、一見爽やかなイケメンとなっていますが極悪非道なクズ男として息子であるりんねを極貧生活に導いていました。言葉遣いが丁寧でいつも微笑みを浮かべている六道鯖人は、女性にもモテていたために愛人をたくさん抱えるようになります。赤髪でかっこいい鯖人は、一見悪人には見えませんが赤ん坊だった息子のりんねの手形を取って悪用するなど極悪な父親でもあったのです。

そのため、イケメンだけどクズ男と呼ばれるようになります。堕魔死神カンパニーの社長を務めている鯖人は、本来であれば死者の世界へ生きている者を誘う堕魔死神たちを束ねる存在として活躍する立場となっていますが、金遣いが荒く女好きである上に一切働かなかったため極貧になっていきます。そこで、イケメンだけどクズ男と呼ばれている六道鯖人のかっこいい魅力や声優、彼が扱う死神道具、他のキャラとの関係を紹介します。

2009年4月～2017年12月に渡って週刊少年サンデーによって連載された「境界のRINNE（きょうかいのリンネ）」は、新潟県新潟市出身の漫画家である高橋留美子さんによって描かれた漫画となっています。高橋留美子さんは漫画家の他にも有限会社るーみっくプロダクションの代表取締役としても活躍しています。全40巻の単行本が刊行されている境界のRINNEは、300万部の累計発行部数を2014年11月の時点で達成しました。

バトル要素や従来のコメディ要素が色濃くありながらも気軽に楽しめる漫画として誕生したのが境界のRINNEとなっています。作者である高橋留美子さんにとっては週刊少年サンデーにおいての定期連載作品としては4作目となる境界のRINNEは、テレビアニメとしてもNHK Eテレによって放送されました。第1シリーズから第3シリーズまで展開されている境界のRINNEのテレビアニメはそれぞれ全25話ずつ放送され大人気となりました。

冷静沈着で強靭なメンタルを持っている真宮桜は、幼少期に神隠しに遭ってしまいます。彼女は輪廻の輪というこの世でもあの世でもない境界に連れて行かれてしまったのです。しかし、親切なおばさんに助けてもらったことで無事に現世に戻ってくることができました。無邪気な要素も持っている真宮桜はそれ以来霊が見えるようになってしまいます。心優しい真宮桜はクラスメイトの六道りんねと一緒に悪霊と戦うことになりました。

漫画やアニメで人気の境界のRINNEで爽やかな雰囲気を醸し出している六道鯖人は、極貧生活を強いられている六道りんねの父親となっています。彼は息子であるりんねとは兄弟のように見えるほど若くてイケメンな男性でした。赤髪に赤い瞳を持っている六道鯖人は、見た目の爽やかさに反して女たらしで金遣いが非常に荒いクズ男でもあったのです。一人息子である六道りんねは、極悪な父親の借金の連帯保証人にされていました。

• 名前：六道鯖人（ろくどうさばと）
• 所属：堕魔死神カンパニーの社長
• 正体：人間と死神とのハーフ
• 家族：人間（父親）、死神・魂子（母親）、六道りんね（息子）
• 容姿：赤髪赤眼、爽やかな好青年
• 特徴：常に不敵な笑みを浮かべている
• 性格：女たらし、金遣いが荒い、ろくでなし

愛人をたくさん抱えてる鯖人は、赤ん坊だった息子のりんねの手形を取ってさまざまな悪事を働くようになります。常に微笑んでいる鯖人は、堕魔死神カンパニーの社長を務めているものの仕事もろくにしないで遊び歩いていたために借金まみれになってしまったのです。人間の父親と死神の母親である魂子から誕生した六道鯖人は、極悪な死神たちを従えているものの本人はギャグ満載で遊び歩いている姿のみ披露されています。

人気の境界のRINNEでアニメの声にも注目が集まっている六道鯖人は、非合法会社である「堕魔死神カンパニー」の社長として登場しています。常に不敵な笑みを浮かべている六道鯖人は、本来であれば社長として本気で人の命を奪う極悪な死神達を取りまとめる立場の人間となっていました。しかし、金遣いが荒く女好きな彼は、遊び歩いていることが多く全く仕事をしていなかったのです。

堕魔死神（だましがみ）とは、まだ寿命が尽きていない生きている人間を騙してあの世に連れて行こうとする死神を意味していました。死神のノルマを達成するという目的のために、まだ生きる可能性が十分ある生きている人間を騙して無理やり転生させていたのです。死神の世界では過失であろうと故意であろうと重罪となっていることを非合法会社をつくってやっていたのがクズ男である六道鯖人でした。

若々しくイケメンだけど極悪な要素を持っていた六道鯖人は、非合法会社である「堕魔死神カンパニー」をつくる際も他人の金を使用しています。給料の未払いやサービス残業は当たり前となっているブラック企業である堕魔死神カンパニーは、死神の世界でも重罪となるノルマの水増しをしているものの常に経営は赤字となっていました。借金まみれとなってしまったため、社長の鯖人は借金まみれの会社を息子に継がせようとしました。

漫画やアニメも好評の境界のRINNEで穏やかで優しい笑みを披露している六道鯖人は、死神のライセンスの中では上位に位置するゴールドライセンスを取得しています。イケメンだけどクズの要素が満載の鯖人は、女性の前ではつい本気になって高い戦闘能力を出すことができました。霊をまともに祓えないものの、戦闘能力においては非常に高かったためにさまざまな死神の道具を活用してゴールドライセンスを取得したようです。

漫画やアニメで話題となっている境界のRINNEでイケメンでかっこいいと評判の六道鯖人は、女好きであったために女性関係もすごかったようです。若い頃から愛人に貢ぎまくっていた鯖人は、女性を口説く際には「一打残し」という技を披露していました。「一打残し」とは、後一発殴ることで浄霊ができる状態までにしておいて、女性の死神に最後の一打を譲ることで感謝されてお付き合いに結び付けるという技だったのです。

女性の死神もある程度ノルマに苦しんでいるため、後一打を放つだけで浄霊することができるということで大変喜んでいつの間にかお付き合いしてしまうようになります。若い頃の鯖人はこの方法を使用して200人ほどの女性と同時に付き合っていたようです。200人も同時に付き合っていたため、愛人へのプレゼント代がかさみ借金まみれになっていきました。

借金まみれになってもくじけない鯖人は、息子であるりんねの小学校の入学祝い金を横取りしたり、授業料を女性への貢ぎ代に使用したりしていたため、高校一年生のりんねは高校へも行けず、ひたすら悪霊を退治する仕事をしなければならなくなります。ピンチに陥った際には息子をはじめ誰かしらにその借金を押し付けてしまう鯖人は、父親や社長としてもかなり失格なイケメンだけどクズ男でした。

アニメでも人気の境界のRINNEで最悪な父親である六道鯖人は、息子の六道りんねをはじめ周囲の人間にも多大な迷惑をかける人物となっています。そこで、だらしなく極悪な要素が満載の六道鯖人と関係している登場キャラをそれぞれ紹介しましょう。女好きで金遣いが激しい六道鯖人によって一番の被害を受けているのは、まだ高校一年生である息子の六道りんねでした。

• 名前：六道りんね（ろくどうりんね）
• 所属：三界高校一年四組
• 容姿：赤眼、赤髪
• 正体：人間と死神の混血、クオーター
• 家族：六道鯖人（父親）、六道乙女（母親）魂子（祖母）
• 職業：幽霊を来世へと誘う輪廻の輪に乗せる仕事
• 死神ライセンス：シルバー（下から二番目）
• 性格：クール、義理堅い、心優しい、正義感が強い
• CV（声優）：石川界人、本泉莉奈（幼少期）

赤ん坊だった自分の手形を取り、全ての借金の連帯保証人とされてしまっている六道りんねは、金遣いが荒く女性にだらしない鯖人をこれっぽっちも父親とは認めていませんでした。数々の悪霊を退治しているりんねにとって父親の鯖人は、討伐対象でしかなかったのです。イケメンだけどクズ男である六道鯖人によって極貧生活を送っているりんねは、学校へ行って勉強することもできず日夜悪霊と戦う日々を過ごしていました。

境界のRINNEでアニメ版の声にも注目が集まっている六道鯖人は、幼少期に神隠しに遭ってしまった真宮桜が息子のりんねにとって特別な存在であることを見抜いていました。極悪でどうしようもないクズ男である父親の鯖人ですが、息子のことを思ってなのか自分のためなのか二人を結婚させようと企んだこともありました。結婚指輪まで購入していますが、その指輪代はもちろん息子が必死に働いたお金から出されています。

• 名前：真宮桜（まみやさくら）
• 年齢：16歳
• 所属：三界高校一年四組
• クラスメイト：六道りんね
• 特技：幽霊が見える
• 性格：冷静沈着、無邪気、強靭なメンタルを持つ、クール、心優しい
• CV（声優）：井上麻里奈

幼少期から幽霊が見えるようになってしまった真宮桜は、どのような状況においても冷静に分析することができる強靭なメンタルの持ち主となっていました。普段はクールで淡々とした性格を披露していますが、困っている幽霊や人のためであれば親身になって相談にのってあげる心優しい性格も持っています。クズ男の父親を持ったりんねの状況を知っている真宮桜は、何かと正義感が強いりんねを助けるようになりました。

漫画やアニメでも評判の境界のRINNEでクズ男として定着している六道鯖人には、美しい死神の母親である魂子の存在がありました。「名誉死神」の一人である魂子は、プラチナライセンスを持っている優秀な死神だったのです。いつも穏やかな笑顔を絶やさない魂子は、200人も愛人を持っている六道鯖人の行動についてはほとんど放任していますが、見かねて制裁を下す際には派手にハリセンを使用していました。

100歳以上の年齢の純粋な死神となっている魂子は、おばさんと呼ばれることを嫌う非常に若々しい容姿を持っています。死神界において最も優秀と高い評価をされている名誉死神の一人である魂子は、孫であるりんねに極上の「黄泉の羽織」を与えていました。純粋な心優しい死神である魂子は、堕魔死神に連れられてきた幼少期の真宮桜を助けており、かわいい桜に飴をうっかり与えてしまったことで霊視体質にしてしまったのです。

アニメとしても注目を集めている境界のRINNEで金遣いが荒くだらしない性格の六道鯖人には、美しい六道乙女という妻がいました。優秀な死神だった六道乙女は、かわいい死神である魂子同様にプラチナライセンスを持ってました。合コンのボランティアをしていた際に二人は出会い、お互いに一目惚れしてしまったことで三日後には婚姻届けを出して結婚します。その一週間後に結婚式を挙げたようです。

出会った当日にプロポーズをしてしまった鯖人は、一目惚れした乙女と一緒に幸せな日々を送るようになります。彼女はぐうたらな鯖人の母親である魂子とも仲良く過ごしていました。そのうちにかわいいりんねという息子が誕生して順風満帆に見えましたが、突然妻の乙女が失踪してしまったのです。家族ができて真面目に働く気になっていた鯖人は、必死に妻の乙女を捜しますが彼女は小学校一年生の苺に転生してしまっていました。

漫画やアニメでも人気の境界のRINNEで父親としても社長としてもダメダメな六道鯖人でしたが、彼には数々の死神道具がありました。そこで、人間と死神のハーフとなっている鯖人が使用している死神道具を紹介します。イケメンだけどクズ男といわれている鯖人は、「吸血火車（きゅうけつかしゃ）」という死神道具を活用してさまざまな活躍を披露していました。

真面目に働こうとした際には血の涙を流して気絶してしまうどうしようもない鯖人は、問答無用で触れたものを一瞬で換金してしまう吸血火車という武具を持っていたのです。相手の財産を奪いつくしてしまう恐ろしく強力な武具が吸血火車でした。換金された財産は、自然と社長室の金庫に転送されるようになっています。盾や投擲として使用することもでき、投げた場合はブーメランのように最終的には手元に戻ってきました。

境界のRINNEでアニメの声にも注目が集まっている六道鯖人は、「あの世の盗撮グッズ」という死神道具も持っています。あの世の盗撮グッズとは、自律して調べたい相手を盗撮することができるグッズとなっていました。あの世の盗撮グッズの外見はビデオカメラに手足が生えた形状をしており、相手をとことん盗撮するものの、自分自身は恥ずかしがり屋でじっと見られると恥ずかしくて逃げ出してしまうお茶目なところがありました。

かっこよくてイケメンでありながらクズ男の姿を披露している鯖人は、かつては妻だった乙女が小学校一年生の苺に転生してしまったことを知ってからはその様子を見張るために送り込んでいました。しかし、見つかってしまったことであの世の盗撮グッズは自爆してしまいます。女好きで数々の愛人を抱えている鯖人でしたが、妻である乙女には特別な感情があったようで転生してからの様子も気にかけていました。

境界のRINNEでいつも優しい微笑を絶やさない六道鯖人は、女性からも大人気となっていましたが彼は人間と死神のハーフでありながらゴールドライセンスを持っていました。ゴールドライセンスは死神たちの持つライセンスの中では高位に位置する資格証となっています。先生と高校時代に対決することになった鯖人は、死神女子校の生徒がその様子を見に来ていたためつい本気を出したことで取得することができたようです。

アニメや漫画で人気の境界のRINNEでイケメンだけどクズ男だと評判の六道鯖人は、「死神の鎌」という死神の道具も持っていました。ゴールドライセンスを持っていることが明らかとなった鯖人は、息子であるりんねから戦いを挑まれたため押し入れにしまっておいた死神の鎌を取り出してきて戦おうとします。長い間メンテナンスをされず押し入れに追いやられていた死神の鎌は、戦いの際にすぐに折れて役に立ちませんでした。

境界のRINNEでほとんど働かず息子のりんねに苦労をかけている六道鯖人は、「一打残し」という技を死神の鎌によって繰り出していました。一打残しとは、不浄霊たちを成仏の一歩手前まで弱らせることができる技となっています。成仏手前で止めておき死神女性に手柄を譲ってあげることで多くの愛人を手に入れることができたのです。この技によって女好きな鯖人は、高校時代は200人の愛人を持っていました。

イケメンだけどクズ男だと評判のアニメ版の六道鯖人の声を担当したのは声優の山口勝平さんです。声優の山口勝平さんは大工の仕事をしていた父親の元に誕生しています。声優の山口勝平さんは声優の他にも俳優として活動をするようになりました。高校を卒業した山口勝平さんは専門学校東京アナウンス学院に入学し、声優や俳優としての学びをします。その後は舞台俳優として活動しながら、声優としても活躍するようになりました。

• 名前：山口勝平（やまぐちかっぺい）
• 生年月日：1965年5月23日
• 身長：160㎝
• 職業：声優、俳優
• 声優デビュー：1988年
• 出身地：福岡県福岡市
• 血液型：B型
• 所属事務所：悟空
• 配偶者：あり

声優の山口勝平さんは、洋楽の吹き替えやテレビアニメ、ゲームなど幅広く声優として活動をしています。テレビアニメの声優としては、活発で元気な少年や青年役を演じることが多くなっています。明るくて健全な役を演じることが多い声優の山口勝平さんは、2019年には第13回声優アワードにおいて富山敬賞を受賞しました。声優や俳優として活躍している山口勝平さんは、芸能プロダクションの悟空の社長も務めています。

声優の山口勝平さんの主な出演作品には、疾風!アイアンリーガーの極十郎太役やらんま1/2の早乙女乱馬役、スーパーヅガンの豊臣秀幸役、ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊のヒコザル役、ONE OUTS -ワンナウツ-の出口智志役、Dororonえん魔くん メ〜ラめらのえん魔役、トリコ×ONE PIECE×ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!!のウソップ役、魔法少女大戦の笑平役などがありました。

境界のRINNEで悪びれもせずに息子をはじめ人を喰いものにしている六道鯖人が好きだとコメントしている人もいました。さらっと泥棒をしたり、息子に借金を押し付けたり、かなりのクズ要素が満載の鯖人は、やっていることがえげつないところが好きだと感想を寄せている人もいます。あまりにも堂々と悪事を働いているため身内にはしたくないものの、見ている分には面白いキャラとして人気となっていました。

境界のRINNEで本気でクズを極めている六道鯖人ですが、たまにガチでイケメンとなっているため最愛の妻である乙女（小学校一年生に転生した苺）と幸せになってほしいと感じている人もいるようです。高校時代は200人も愛人を抱えていた鯖人ですが、すぐに結婚してしまうほど特別な感情を抱いていた乙女に対しては転生してしまった後も様子を気にしている健気な姿が人気となっていました。

境界のRINNEで高校生の息子であるりんねにかなりの迷惑をかけている六道鯖人は、図太く見えて実はすごく儚い存在だと感想を寄せている人もいました。一般的なパパという概念からはかなりかけ離れている存在であるものの、自分自身のことをパパと呼んでいるのはずるいと感想を寄せている人もいます。いずれにしれも六道鯖人をかっこいいと感じてしまう人は多いようです。

境界のRINNEで凛々しくかっこいい雰囲気を漂わせている六道鯖人は、笑顔を絶やさない穏やかな要素も持っているため多くの女性を虜にしていました。金遣いが荒く女好きな鯖人は、妻となった乙女が失踪してしまってからは妻の行方を探しながらも多くの愛人をつくって借金を全て息子であるりんねに押し付けていたのです。クズを極めている六道鯖人ですが、そこが魅力の人気のキャラとなっていました。