境界のRINNEの最終回をネタバレ!ラストの感想やりんねと桜の恋愛は?

8年の連載を経て、ついに完結となった高橋留美子さん原作の漫画「境界のRINNE」。気になる最終回はどんな内容だったのでしょうか。この記事では、漫画「境界のRINNE」最終回を、読者の感想も交えてネタバレありで徹底的に解説していきます。くっつくようでくっつかない、微妙な距離感だったりんねと桜の恋愛はどうなったのでしょう。繰り返しますが、ネタバレを多く含みますので閲覧はご注意ください。

境界のRINNEの最終回をネタバレ!ラストの感想やりんねと桜の恋愛は?のイメージ

目次

  1. 境界のRINNEとは?
  2. 境界のRINNEの最終回をネタバレ
  3. 境界のRINNEのりんねと桜の恋愛の行方
  4. 境界のRINNEのりんねの母親が可愛い
  5. 境界のRINNEの最終回に関する感想や評価は?
  6. 境界のRINNEの最終回ネタバレまとめ

境界のRINNEとは?

境界のRINNEの作品情報

「境界のRINNE」は、数多くの名作漫画を生み出してきた高橋留美子さん原作の漫画です。「境界のRINNE」は、2009年から雑誌「週刊少年サンデー」で連載がスタートし、2017年まで約8年間続きました。「境界のRINNE」のあらすじは、貧乏高校生の六道りんねは、浄霊を行う死神の仕事で生計を立てていました。

ひょんなことから霊能力のある同級生でクラスメイトの桜と関わるようになり、さらににぎやかな浄霊ライフがはじまるのでした。「境界のRINNE」は、あの世とこの世、それぞれユニークなキャラクターたちが織りなす恋愛コメディ作品として、非常に人気がある作品です。

境界のRINNEの最終回直前のあらすじ

ここからは「境界のRINNE」最終回前のあらすじをネタバレありで解説していきます。りんねは死神横丁商店街の福引で、一等賞の日帰りシークレットツアーのペアチケットを引き当てます。シークレットツアーとは、その名の通り企画の趣旨が当日まで秘密という旅行でした。忙しいりんねは、金券ショップで換金しようとしますが、日ごろから世話になっている桜を誘いシークレットツアーに参加することにします。

当日集合場所に着くと、ツアー参加者は中高年の女性ばかりで、バスの中はうるさい喋り声と食べ物のにおいが充満していました。りんねは、明らかに若い人向けのツアーではないことに焦りを感じます。格安ツアーだったため案の定、あまりデートらしくない一日となりました。お土産としてりんねは、三途の川に敷き詰められている境界石をブレスレット加工した物を自分用と桜用に購入します。

後日、りんねは浄霊検定の一級試験を受けることにします。りんねに与えられた試験は、孤独な霊の遺品であった大黒天の掛軸を預かり、飾って供養するというものでした。その霊は、掛け軸をあまり鑑賞できずに亡くなったことが心残りだったのです。掛軸には、霊の怨念のシミがついていました。りんねは、掛軸を預かるだけの簡単な試験内容に喜びました。掛軸をかけるようになった翌日から、りんねへの依頼は増えます。

りんねと六文は、これは掛け軸の効果なのかもしれないと喜びます。掛軸のシミも日に日に薄くなっていくのでした。しかし後日、りんねの祖母・魂子のもとに、りんねから小包が届きます。中身は、六文と六文の雇用契約終了の資料でした。六文は、眠っている間に段ボールに入れられ、魂子のもとへ送り付けられたのでした。六文はことの次第を桜に話し、りんねの家へ2人で向かいます。

桜はそこではじめて掛軸を目にし、違和感を感じるのでした。桜と六文は桜の部屋でりんねについて話し合います。六文は、儲けを独り占めする気なのだとりんねへの怒りを露わにします。一方、死神の仕事を終え、家に帰る中、りんねは突然いなくなった六文に疑問を持っていました。家に戻ると、そこには魂子の姿がありました。りんねが預かっていた掛軸はシミがなくなり、下の絵がわかるようになりました。

ネタバレですが、掛軸の大黒天は打ち出の小づちではなく、カマを持っていたのです。そして、大黒天の使いである絵の中のネズミは、工作の手紙を書いています。それは、りんねの周囲から人を遠ざける縁切りの工作でした。六文の雇用を打ち切り、魂子のもとへ宅急便で送りつけたのもこの掛軸の仕業でした。掛軸は、今までの悪行がバレたのでりんねの家から逃げ出します。りんねは掛軸を追いかけ、何とか浄霊に成功します。

六文のもとに、りんねから「これで美味い物でも食べてくれ」という文と一緒に、桜とお揃いの境界石のブレスレットが入った封筒が届きます。六文は手紙の通りに、ブレスレットをリサイクルショップに売ってしまうのでした。何も知らない桜は、リサイクルショップでお揃いのブレスレットが売られているのを見て、りんねがブレスレットを売ってしまったのだと勘違いしてしまいます。

桜は、りんねにお金に困っていたのか聞きます。掛軸の御利益のおかげで儲かっていたりんねは、否定します。桜は、りんねがお金に困っていないのにブレスレットを売りとばしたことに内心ショックを受けます。事情を知らないりんねは、桜への借金返済はきちんとすると伝えます。桜はお金の話しばかりするりんねに腹を立て、りんねを罵倒して去って行きます。

その後、りんねは六文から手紙のこととブレスレットをリサイクルショップに売ったことを聞きます。りんねからの手紙は、掛軸のネズミが書いたもので、りんねが書いたものではありませんでした。りんねは慌ててリサイクルショップにブレスレットを買戻しに向かいますが、すでに売り切れていました。そこで、りんねはリサイクルショップの異変に気がつきます。

桜は六文からブレスレットを売ったのはりんねではないことを聞き、りんねの家へ向かいます。しかし、部屋にはりんねはおろか、家具や日用品が一つもなかったのです。翌日、桜の机の中にりんねから文が入っていました。中身は、桜への今までの借金の返済金と今までのお礼の手紙でした。まるで別れを告げているような内容に驚いた桜は、再びりんねの家へ向かいます。

りんねの家で桜は掛け軸の呪いの話しを六文から聞き安心しますが、りんねは帰ってきません。その後、桜は魂子の家で掛軸の呪いではなく、りんね本人の行動であることを聞かされます。一方、りんねはリサイクルショップで買いたたかれていた商品は、全部自分の私物であることに気付き、父親の鯖人のもとへ向かいます。そして、ネタバレですがりんねのブレスレットを持ち去ったのも鯖人だったのでした。

ネタバレですが、鯖人は、三途の川大量発生装置を開発し、人間界の魂を集める悪事を行おうとしていたのです。この装置に境界石は必要不可欠なものでした。境界石は、人の魂に働きかけ、三途の川を渡らせることができる効果があったのです。しかし、装置を開発したれんげは、あの世の者をこの世へ渡らせるようプログラムを設定していたため、被害はありませんでした。

しかし、りんねのブレスレットの境界石は、三途の川製造機の中で削られ消滅してしまいます。鯖人は、桜から境界石のブレスレットを奪いますが、りんねはすかさず境界石を破壊します。桜は、りんねが境界石を破壊した場面を目撃し、複雑な心境を隠せずにいました。その後、六文と苺の会話からりんねの手紙が工作文ではなく本物であったと知った桜は、りんねから嫌われたのだと思い込みます。

りんねの手紙は、書いた本人にとっては特に深い意味のないものでした。そんなことは知らず、桜は気持ちの整理をつけりんねとの別れを受け入れ、謝りに来た彼のこともあっさり許します。一方、三途の川製造機の給水口は、未だに現世にあり管理局がその行方を捜していました。六文は、公園の噴水に給水口があるのを発見し、見つけた手間賃がもらえることからりんねの家へ持って帰ります。

境界石のブレスレットがお揃いだったと悟った鯖人は、ブレスレットの代わりに桜に境界石のストラップをプレゼントします。そして、りんねには苺から同じものが送られました。しかし、りんねに嫌われたと勘違いしたままの桜は、鯖人からもらった境界石のストラップをりんねの家へ返しにいきます。しかし、給水口の水が境界石に触れると、輪廻の輪に直行してしまうのです。

境界のRINNEの最終回をネタバレ

最終回ネタバレ:真宮桜救出へ

ここからは、「境界のRINNE」最終回のネタバレになります。桜がりんねの部屋のドアのぶに手をかけた時、りんねの部屋から給水口の三途の川の水が溢れ噴出してしまいます。桜の身体はストラップとともに三途の川の輪廻の輪へ直行してしまいます。りんねは、苺からもらった境界石のストラップを手に三途の川へ桜を救出に向かいます。

最終回ネタバレ:危険なのはりんねの方だった

桜は輪廻の輪ではなく、なぜか三途の川岸に横たわっていました。一方、りんねは輪廻の輪のそばに移動しました。桜は輪廻の輪に移動してしまったと思ったりんねは、輪の中へ桜を探しに行こうとします。輪廻の輪に入ってしまえば、人間も死神も関係なく転生してしまいます。桜は輪廻の輪に続く階段を走りあがりながらりんねの名前を呼びます。無事を確認したりんねは桜を強く抱きしめ、桜もそれに応じるように抱きしめ返すのでした。

最終回ネタバレ:事件は解決?

ネタバレですが、桜の身体が輪廻の輪に直行しなかったのは、理由がありました。りんねの家から三途の川の水が放出した時、その激流によってストラップの境界石の部分がちぎれてしまったのです。このことによって、桜は輪廻の輪に行かずに済みました。給水口の水によって大惨事となったりんねの部屋は、修繕され元に戻りました。鯖人から売りとばされた家具や日用品も買い戻したため、りんねにとっては痛い出費となりました。

境界のRINNEのりんねと桜の恋愛の行方

りんねと桜の恋愛の行方:デート

どちらかがハッキリと告白したりなどはなかったようですが、りんねと桜の距離は確実に縮まりました。六文はりんねから20円をもらい、今日は休むように頼みます。桜は母親からデートに行くのか聞かれ、それを肯定し待ち合わせ場所へ向かいます。三途の川の一件から、2人でいることが増えたのでした。浄霊試験1級に進級したりんねは、前より金欠ではなくなったようで、桜にジュースをおごることもあるようです。

りんねと桜の恋愛の行方:相変わらずの金欠

ネタバレですが、デート当日、桜はりんねが高価そうな道具で浄霊している姿を目撃します。想定外の出費があったりんねは、デート代を貸してくれるよう桜に頼みます。桜は、いつものように笑顔でそれを了承するのでした。浄霊試験1級になったとはいえ、貧乏なのは相変わらずのようです。「境界のRINNE」最終回はこれで幕を閉じます。

境界のRINNEのりんねの母親が可愛い

りんねの母親は六道乙女

ネタバレですが、「境界のRINNE」の主人公・りんねの母・乙女は、強く美しい死神として非常に有名は人でした。花が2つついた女性らしいデザインのカマがトレードマークです。浄霊一万体以上の成績をおさめた死神のみが有するプラチナライセンスの所持者でもあります。りんねの祖母・魂子より2歳年下で、姑の彼女とも非常に仲良しでした。

しかし、「境界のRINNE」本編のネタバレになりますが夫・鯖人に年齢を偽って結婚していた乙女は、年齢が分かる卒業アルバムを三途の川に捨てに行った際、ヌーの大群に巻き込まれ、輪廻の輪を通過して転生してしまいます。当時、まだ赤ちゃんだったりんねを置いて転生してしまったことを非常に後悔していたようです。

六道乙女と鯖人の関係

「境界のRINNE」本編のネタバレになりますが、鯖人と乙女は合コンで出会い結婚します。出会ってから意気投合した2人は、すぐに婚姻届を提出し結婚します。素行に問題のある夫・鯖人との仲は、意外にも良好でした。乙女が鯖人を叱ることも多くありましたが、夫婦間の暗黙のコミュニケーションのようで、お互い楽しくケンカしているようです。

りんねの母親の今の姿は小学1年生

「境界のRINNE」本編ネタバレになりますが、りんねの母・乙女は、様々な姿に転生しました。そして、現在は桜の近所に住む小学生・苺の姿をしています。長い髪を上部左右で2つにお団子にしており、前世と同様ハッキリとした物言いをします。記憶が戻ってからは、りんねのことを何かと気にかけます。乙女の現世の姿とわかってから、鯖人は頻繁に苺に会いに行くようになりますが、お互い恋愛に発展させる気はないようです。

りんねの母親の声優は林原めぐみ

「境界のRINNE」の登場人物・六道乙女、苺ともに、担当された声優は林原めぐみさんでした。林原めぐみさんは、「いきなりダゴン」メリィル役、「おそ松くん」松野トド松役などで演技力の高さを評価され、一躍注目を集めます。「境界のRINNE」と同じ高橋留美子さん原作のアニメ「らんま1/2」では、早乙女らんま役を演じられています。

境界のRINNEの最終回に関する感想や評価は?

ここからは「境界のRINNE」の最終回の感想をまとめていきます。「境界のRINNE」は、ユニークなキャラクターたちが繰り広げる元気なコメディで、中毒性があると連載当初から話題の作品でした。最終回を迎えて、終わってしまってもずっと好きというファンの感想が多くありました。

「境界のRINNE」最終回で、りんねと桜の恋愛がおだやかなまま終わったという感想を持つファンもいました。そんな恋愛もいいという感想も、もう少し恋愛に進展があってほしかったとの感想もどちらも目立ちました。

高橋留美子先生は、「境界のRINNE」の他、「らんま1/2」「うる星やつら」「犬夜叉」など数多くの人気漫画を手掛けたベテランの漫画家です。高橋留美子先生へのねぎらいの言葉とともに、次回作を期待する声も感想に交えて多く見られました。

「境界のRINNE」最終回の感想でとくに多く見られたのは、りんねと桜の恋愛を祝福する感想の他、もっとストーリーを続けてほしかったという感想でした。

境界のRINNEの最終回ネタバレまとめ

「境界のRINNE」の最終回をネタバレありで紹介してきました。りんねの貧乏は相変わらずで、それを桜はいつも通りに承諾するという恒例のやり取りで幕を閉じます。くっつきそうでくっつかない微妙な距離感のりんねと桜でしたが、最終回では2人の恋愛は少し進展したのでした。

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