【境界のRINNE】六文はかわいいマスコットキャラ！能力やアニメ声優も紹介

「境界のRINNE」は週刊少年サンデーで2009年から2018年まで連載されていたファンタジー・バトル漫画です。作者は高橋留美子で、コミックは全40巻まで発売されています。テレビアニメ「境界のRINNE」は2015年からNHKのEテレで第1シリーズ、2016年に第2シリーズ、2017年に第3シリーズが放送されました。

「境界のRINNE」は作者の高橋留美子がハードな内容だった「犬夜叉」の後の作品ということで「気軽に楽しめる」をテーマに、コメディの要素を含んだ作品として描いています。作者の高橋留美子は1970年後半から1990年後半にかけて発表され、ヒットした作品「うる星やつら」、「めぞん一刻」、「らんま1/2」などのラブ・コメディ作品で知られています。

これらの作品はテレビアニメ化、劇場版などが制作され、コミックの売り上げもアニメ作品のヒットと共に2億部以上の発行部数を記録しました。高橋留美子が描く独自の世界観は「るーみっくわーるど」と呼ばれており、作品集などのタイトルに使われています。

真宮桜は幼い頃、神隠しを経験したことで霊が見えるようになり、大きくなるにつれて人間と霊の区別がつかないほど、はっきり見えるようになりました。そのため、真宮桜はこの能力を隠して暮らしていました。そんなある日、一般の人間には見えないはずの「黄泉の羽織」を着用して悪霊と戦う六道りんねを目撃します。この出会いをきっかけに真宮桜は六道りんねの死神としての仕事を手伝うことになります。

「境界のRINNE」の主人公・六道りんねは高校1年生、祖父は人間、祖母は死神の魂子（たまこ）、父親は堕魔死神の六道鯖人です。りんねの死神としての仕事は、成仏できずに現世でさまよっている霊を「輪廻の輪」に乗せることです。着用すると一般人には見えなくなる「黄泉の羽織」を祖母からもらい、死神の仕事の際に着用します。

「境界のRINNE」のヒロイン・真宮桜は高校1年生で、六道りんねと同じクラスです。幼い頃、神隠しに遭遇したことで、霊を見ることができるようになりました。困っている人を見捨ててはおけない性格で、それは彷徨っている霊に対しても同じで、何度も霊たちを救っており、六道りんねから浄霊の素質があると言われています。

「境界のRINNE」の六道乙女は、りんねの母親です。りんねが幼い頃に家族を残して失踪した「伝説の死神・乙女」で、プラチナライセンスを持つ死神です。現在、「苺」と名乗る小学1年生の少女に転生しています。

「境界のRINNE」の六文は六道りんねの契約黒猫です。黒猫族で、黒猫段位初段です。六道りんねと契約する前は、りんねの祖母である魂子（たまこ）の契約黒猫でしたが、リストラされ、魂子のすすめでりんねと契約しました。少年の顔に体は猫で、人間の言葉を話します。しかし、一般人には猫の姿に見えます。雇用主の六道りんねから支払われる給料は少なく、食費は自分で確保することが条件です。

そのため、人間たちから食料をもらったり、真宮桜においしい物をもらって食べたりしています。六文の能力については、冷静に物事を判断し、分析できる優れた能力の持ち主です。よく食料をくれる「苺」のことをもう一人の雇用主のように思っています。

「境界のRINNE」のマスコットキャラクター、六文のかわいい能力や強さ、性格や六道りんねとの関係について紹介し、さらに、六文のかわいいグッズをいくつか紹介していきます。

「境界のRINNE」六文のかわいい魅力①は、巨大な「化け猫」に変身できる能力です。「化け猫」に変身した時や悪いことを考えている時に「ふなーご」という鳴き声を出します。「化け猫」になって人を乗せて運んだり、人を怖がらせたりすることができます。六文の強さについては、複数の高校生たちを気絶させ、拘束するなど、普通の人間に対しては互角かそれ以上の能力を出すことができます。

しかし、六道りんねが敵わない悪霊が相手だと太刀打ちできません。さらに、敵からの攻撃によって気絶すると仔猫の姿になってしまいます。このように、六文の戦闘能力は人間相手なら力を発揮しますが、悪霊には弱いということです。六文の頭脳については、常に冷静で、高い判断力を持っています。

「境界のRINNE」六文のかわいい魅力②は、六文が礼儀正しいことです。六文は自身の雇用主の六道りんねや真宮桜に対して「様」を付けて呼び、敬語を使って話します。元の雇用主である魂子に対してもやはり「様」を付けて呼んでいます。このように、六文のかわいい魅力は雇用主に対して忠実で礼儀正しい言葉遣いと態度をとるところです。

「境界のRINNE」六文のかわいい魅力③は、六文の性格です。六文は雇用主の六道りんねを全面的に支え、忠実に仕えていますが、物語が進むにつれて裏表のある性格が見えてきました。貯金をしていることをりんねに黙っていたり、食べ物やお金のことになると、それを奪うためにりんねに攻撃をしたりと、日頃の従順さからは想像できない行動を取ることがあります。

六文は、実力の劣る者や性格に難のある者に対しては、たとえ上位の死神であろうと名前を呼び捨てにし、尊敬するような態度を取ることはありません。また、六道りんねのクラスメイトを大した理由や動機もないのに打ちのめそうとするなど、野生の猫のような荒々しい面を見せることもあります。

「境界のRINNE」六文のかわいい魅力④は、六文と六道りんねとの関係です。六道りんねは六文の雇用主です。元はりんねの祖母・魂子の契約黒猫でしたが、魂子にリストラされたので、りんねの元へやってきました。当初、りんねは魂子が自分をあの世と関わらせようとして六文を送り込んだのだと勘違いし、契約を拒んでいました。加えて、貧しいりんねは給料を十分に支払うことができないことも拒否の理由でした。

しかし、六文と契約することになった理由は、魂子からリストラを告げられた時の六文の様子に同情したことと、六文の態度が健気だったからでした。六文は六道りんねのプライベートから死神としての仕事までのすべてを支えるパートナーの様な存在です。六文は普段は忠実に六道りんねに仕え、丁寧な態度で接していますが、時に二人はケンカをすることがあります。

かわいい魅力の③でも紹介した通り、お金のことや食べ物のことになると、日頃の礼儀正しさはなくなり、六道りんねを攻撃してでもお金や食べ物を取り上げようとします。六文の攻撃に対してりんねも応戦態勢をとるので、醜い争いが繰り広げられます。

ただし、ケンカばかりしているわけではなく、六道りんねは「黒猫段位テスト」を受ける六文のために、自分が貯めていたお金を出してあげるなど、六文のことを大切に想っているようです。この「黒猫段位テスト」で六文は最高殊勲猫（MVC）に選出されました。

「境界のRINNE」六文のかわいい魅力⑤は、六文の人気グッズです。六文はマスコットキャラクターということで、様々なかわいいグッズがあります。ここでは、六文のかわいいグッズをいくつか紹介します。

「境界のRINNE」のマスコットキャラクター、六文のかわいいグッズの一つ目、こちらのかわいい六文のグッズは「六文のでっかいぬいぐるみ」です。高さは約26㎝となっています。

「境界のRINNE」のマスコットキャラクター、六文のかわいいグッズの二つ目、こちらのかわいい六文のグッズは「六文のビッグレザーストラップ」です。サイズは高さ150㎜、幅40㎜という少し大きめになっています。

「境界のRINNE」のマスコットキャラクター、六文のかわいいグッズの三つ目、こちらのグッズは「クッションストラップ」です。サイズは縦60㎜、横60㎜です。

「境界のRINNE」のアニメ版が、NHK Eテレで2015年から2017年にかけて第3シリーズまで放送されました。このアニメ「境界のRINNE」で、六文の声を担当した声優は、生天目仁美（なばためひとみ）でした。ここからは、声優・生天目仁美について紹介します。

アニメ「境界のRINNE」のマスコットキャラ、六文の声優・生天目仁美（なばためひとみ）は1976年8月4日生まれ、新潟県出身の声優、歌手、女優です。所属は声優事務所「賢プロダクション」です。声優としての活躍は、2003年にアニメ「真月譚 月姫」でヒロインのアルクェイド役、アニメ「まぶらほ」でもヒロインの宮間夕菜役などを担当し、声優としてのキャリアを確立しました。

声優・生天目仁美の主な出演作を紹介します。2004年「GANTZ」岸本恵、2005年「灼眼のシャナ」マージョリー・ドー、「UG☆アルティメットガール」鳳ヴィヴィアン、2007年「一騎当千シリーズ」関羽雲長、「ハヤテのごとく!」桂雪路、2008年「S・A〜スペシャル・エー〜」東堂明、「薬師寺涼子の怪奇事件簿」薬師寺涼子、2010年「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」沙織・バジーナ。

声優・生天目仁美の2011年以降の主な出演作は、2011年「アスタロッテのおもちゃ!」ユーディット、2012年「黒魔女さんが通る‼」麻倉良太郎、2013年「ドキドキ!プリキュア」キュアハート、2014年「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ シリーズ」バゼット・フラガ・マクレミッツ、2019年「魔王様、リトライ!」ミカン、2020年「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」椿・コルブランド。

ここまで、アニメ「境界のRINNE」の六文の声優・生天目仁美について、プロフィールとアニメ出演作を紹介しました。ここからは「境界のRINNE」で、六文以外の契約黒猫について紹介していきます。

朧（おぼろ）は黒猫段位・初段、雇用主は死神の鳳（あげは）です。朧は中学生の少年の様な容姿をしており、気が短く、血気盛んな性格です。戦闘能力は高く、大きな爪が武器です。朧の雇用主・鳳は、死神の世界で最も名門とされている一族に生まれた女の子です。鳳の一族と朧の一族とは代々親しくしており、鳳と朧も小さい頃から死神と契約黒猫として良い関係を築くために修行を続けてきました。

しかし、鳳と朧は仲が悪いことで知られています。例えば、初陣の鳳を朧がからかったため、怒った鳳が朧に爆弾を投げつけたことがあります。その時、朧は爆弾の破裂によって岩にはさまれてしまい、そのまま一年もの間放っておかれたことがあります。救出後、怒りに燃える朧は契約破棄を申し出ました。結局、両者は元に戻るのですが、日頃からあまりにも鳳が朧をこき使うので、朧が仕返しをするなど両者はケンカが絶えません。

鈴（すず）はゴスロリ・ファッションの女の子の姿をしています。雇用主は架印（かいん）です。鈴はダンボールに入れられていた捨て猫で、契約金の節約になると考えた架印が拾い上げ、契約黒猫にしました。鈴は毒舌を吐くのが特徴で、お転婆な女の子です。戦闘能力は低レベルなうえに失敗も多く、架印にとっては悩みのタネです。雇用主の架印の職場でも大失敗をしています。

鈴の雇用主・架印は、人間の寿命管理をする「命数管理局」の経理課の記死神（しるしがみ）です。家族は母親と鈴ですが、浪費家の母親のせいで貧しい暮らしをしています。鈴のゴスロリファッションも母親の趣味で、貧しさは増すばかりです。

黒洲（くろす）は黒猫段位・六段という上級黒猫の一人です。雇用主は翔真です。黒洲は黒猫幻術を操る強者で、段位のない一般の黒猫族では歯が立ちません。また、黒洲は「黒猫段位試験」の試験監督を務め、「契約黒猫適正審査」では審査委員長を任されています。審査の厳しさには定評があり、黒洲に認められることは黒猫族の中で大きな力を持つことになります。

黒洲の雇用主である翔真は、小学校5年生の少年です。黒洲にとっては死神の仕事を補佐するというよりも、小学生の翔真の世話係のような存在です。黒洲と翔真、両者の関係は特に仲が良いということもなく、黒洲自身が子どもは苦手だということです。

ここまで「境界のRINNE」のマスコットキャラ・六文のかわいい魅力についてと、六文以外の契約黒猫を紹介しました。ここからは「境界のRINNE」の作者・高橋留美子のこれまでの作品に登場する、六文のようなマスコットキャラクターを紹介します。

「うる星やつら」は1978年から1987年まで週刊少年サンデーで連載され、アニメは1981年から1986年まで放送されました。「うる星やつら」のマスコットキャラ・テンは、鬼族の星の少年です。ヒロインのラムとは従姉弟です。ラムが身を寄せている諸星あたるの家で一緒に暮らしています。話し言葉は関西弁、諸星あたるとは相性が合わず、ケンカばかりしています。炎を吐く能力の持ち主で、頭を叩かれただけで炎を吐きます。

そのため、諸星あたるに武器として扱われることもあります。また、テンは空を飛ぶ能力もありますが、速度はカメよりも遅いと言われてからかわれるので、もっと速く飛べるようになることが夢です。テン自身、女性から可愛いと思われるのを分かっており、女性の前では甘えん坊の演技をします。しかし、本当のテンは言葉遣いも悪く、いたずら好きの少年です。

「犬夜叉」は1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載され、アニメは2000年から2004年まで、完結篇が2009年から2010年まで放送されました。「犬夜叉」のマスコットキャラ・七宝（しっぽう）は子ぎつねの妖怪です。父親の仇を討ってくれた犬夜叉を慕い、仲間になりました。年齢は7歳で、精神年齢も同じ7歳ですが、大人びた面もあり、犬夜叉に対して鋭い一言を放って、殴られることもあります。

七宝の能力は「潰し独楽（つぶしごま）」という幻術です。これは大きな独楽に圧し潰される錯覚を起こさせたりしますが、まだまだ能力不足です。「爆雷筒（ばくらいづつ）」というダイナマイトの様な武器もありますが、ただ爆竹が鳴っているような音が出るだけで、弱弱しいものです。七宝の役割は、狐火で敵を誘い出すおとりに使われることが多く、自身の能力の低さを考え、悩むこともあります。

「らんま1/2」は1987年から1996年まで週刊少年サンデーで連載されていた漫画で、アニメは1989年から1992年にかけて放送されました。「らんま1/2」のマスコットキャラ・Pちゃんは、響良牙が水に濡れることで黒い子豚になった姿です。中国・呪泉郷でらんまに黒豚溺泉に落とされてしまった響良牙は、水を掛けられると黒い子豚になり、湯を掛けられると人間に戻るという体になってしまいました。

黒い子豚の状態の響良牙にPちゃんという名前を付けたのは天道あかねです。あかねは、らんまと子豚が戦っているのを目撃し、らんまが子豚をいじめていると勘違いし、助けてあげたのでした。そして、Pig（豚）のスペルからPちゃんと名付けました。以来、自分を響良牙とは知らずにペットとして可愛がってくれる天道あかねに好意を寄せるようになりました。

「境界のRINNE」の六文がかわいいという感想です。作者の高橋留美子さんの作品には「境界のRINNE」だけでなく、「うる星やつら」のテンや「らんま1/2」のPちゃん、「犬夜叉」の七宝などのマスコットキャラクターが登場しますが、このようなキャラクーを上手く描いているという感想です。

アニメ「境界のRINNE」の六文がかわいく、作者の高橋留美子さんの絵が好きだと言う感想です。高橋留美子さんは数々のヒット作を発表されていますが、特に「らんま1/2」や「うる星やつら」などのラブ・コメディが得意だと言われています。独自の世界観による高橋留美子さんの作品は「るーみっくわーるど」という言葉で表現されています。

アニメ「境界のRINNE」をはじめとする高橋留美子さんの作品が好きだという感想です。高橋留美子さん原作の「らんま1/2」や「うる星やつら」、「めぞん一刻」など多くの作品がヒット作となっています。アニメ「「境界のRINNE」の中では、声優の生天目仁美さんが演じている六文が可愛くてお気に入りだと言う感想です。

いかがでしたか？高橋留美子原作の「境界のRINNE」に登場するマスコットキャラクター・六文の能力やかわいい魅力、グッズを紹介してきました。六文は「境界のRINNE」の主人公・六道りんねの契約黒猫で、少ない報酬の中でもりんねの仕事をサポートしています。また、りんねと六文はケンカをしながらも互いに大切に想っていることがわかりました。

「境界のRINNE」のマスコットキャラということで、六文の人気グッズを紹介し、また、アニメ「境界のRINNE」で六文を演じている声優・生天目仁美について紹介しました。さらに、作者の高橋留美子の主な作品である「うる星やつら」、「犬夜叉」、「らんま1/2」のマスコットキャラクターを紹介しました。高橋留美子独自の世界観が楽しめる「境界のRINNE」を、どうぞお楽しみください。