【ワンピース】スリラーバークでゾロがくまとした取引とは?なぜ身代わりになった?

尾田栄一郎による少年漫画ワンピース。単行本発行部数は漫画史上最高となる4億部を超え、今もなお記録を更新し続けています。そんな人気作の中でもファンの心を掴んで離さないのが、これから取り上げるスリラーバーク編です。本記事ではSNSでも大きな話題となったスリラーバーク編でゾロがくまと交わしたある取引にスポットを当て、それが登場したのは何話なのか?、なぜその際ゾロはくまに身代わりになると言ったのか、さらにゾロのセリフ「何もなかった」の意味について詳しく解説していきます。ぜひご覧ください!

【ワンピース】スリラーバークでゾロがくまとした取引とは?なぜ身代わりになった?のイメージ

目次

  1. スリラーバーク編とは?
  2. スリラーバーク編でのゾロとくまの取引を考察!なぜ身代わりに?
  3. スリラーバーク編でゾロがルフィの全ダメージを受けた意味を考察
  4. スリラーバーク編で登場したくまの再登場とその後
  5. スリラーバーク編でのゾロとくまに関する感想や評価
  6. スリラーバーク編でのゾロとくまの取引まとめ

スリラーバーク編とは?

ワンピースのスリラーバーク編の概要

尾田栄一郎による少年漫画「ONE PIECE(ワンピース)」。週刊少年ジャンプにて1997年より30年以上にわたり現在も連載中です。単行本は、2021年2月現在98巻が刊行されています。そして、その累計発行部数(国内のみ)は、日本の漫画史上最高となる4億部超えを記録しています。

本記事で扱うスリラーバーク編は、ワンピースの単行本46巻から50巻までにおいて描かれた物語です。タイトルのスリラーバークとは、王下七武海ゲッコー・モリアが所有する世界一の巨大な海賊船の名前で、別名「ゴースト島」と言います。

元々は西の海にあった島をモリアが船に改造したもので、見た目は船と言うよりも浮き島の様相を呈しています。島の主な建造物には、海賊団の幹部ホグバックの屋敷とモリアの寝室などがあるマスト屋敷があります。そして、それらはペローナの不思議の庭(ワンダーガーデン)など渡り廊下で結ばれていました。

ワンピースのスリラーバーク編のあらすじ

あらすじのイメージ

主人公モンキー・D・ルフィら麦わらの一味は、魚人島に向かう途中、魔の三角地帯で後に8人目の仲間となるガイコツ男のブルックと出会います。そこに突然現れたのは、ゴースト船との異名を持つ巨大海賊船スリラーバークでした。

島のような船体に上がったルフィたちは、船の主である王下七武海モリアにより影を奪い取られた上に、航海士ナミまでさらわれてしまいます。ルフィとその仲間は、影とナミを取り戻すため、スリラーバークの海賊たちに戦いを挑みます。

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

スリラーバーク編でのゾロとくまの取引を考察!なぜ身代わりに?

スリラーバーク編でのゾロとくまの取引は何話?

ここからはスリラーバーク編でのゾロとくまの取引と、それが何話だったのか?またなぜ身代わりになったのか?といった疑問にお答えしていきます。

まず、ゾロとくまの取引は何話だったのでしょうか?30年以上にわたり連載されているワンピース。その長大な漫画から何話かを特定するのは容易なことではないでしょう。強烈なシーンは人々の印象に強く残ります。しかし、それが何話だったのかを憶えている人は少ないでしょう。では、スリラーバークの中でも特に劇的なシーンとして知られるゾロとくまの取引についても同様です。それは一体何話だったのでしょうか?

それがワンピースの何話だったのかを明かす前に、ゾロとくまが取引に至る経緯を見ていきましょう。まずは、バーソロミュー・くまの登場シーンからです。王下七武海モリアを訪ねてスリラーバークにやって来たくま。早速彼らを取り巻く状況について説明します。

ルフィに倒された王下七武海サー・クロコダイルの後任にマーシャル・D・ティーチが就いたこと、そして世界政府がモリアもルフィに倒されるのではないかと心配していると伝えます。その上で、要望があれば自分が力になると持ちかけました。くまの提案を聞いたモリアは、一転して怒りを顕わにします。その様子を見たくまは、当面彼には関わらないことが得策と考え、静観を決め込みました。

それでは、ここでゾロとくまの取引が何話だったのかを明かすことにしましょう。それが何話かですが、単行本とアニメでは異なります。まず単行本では50巻第485話「麦わらの一味・海賊狩りのゾロ」、またアニメでは第377話「仲間の痛みは我が痛み ゾロ 決死の戦い」となります。以上がゾロとくまの取引が何話だったのかという問に対する答えとなります。

くまとゾロの取引の内容

次にバーソロミュー・くまと賞金稼ぎロロノア・ゾロの取引の内容を説明します。麦わらの一味とスリラーバークに軟禁されていたシャーロット・ローラたちは手を組みモリアや特別ゾンビのオーズを倒します。この時、先にモリアを訪ねていたバーソロミュー・くまが改めて登場します。

そこで活躍するのが失神を免れたロロノア・ゾロ。ルフィの命を奪おうとするくまを阻止します。この時くまにゾロが持ちかけたのが問題の取引でした。何とゾロはルフィの身代わりとなり、自分の命を差し出そうしたのです。ところが、ここでまた思わぬ伏兵が現れます。それは、ルフィの4人目の仲間でジェルマ王国王子のサンジでした。サンジは自分こそがルフィの身代わりとなると言い出します。

しかし、そこで引き下がるゾロではありません。あくまで自分がルフィの身代わりとなるとの思いで、サンジに一撃を食らわせ失神させます。そして改めてくまに向かい合うと、お願いだから自分をルフィの身代わりに殺してくれと頼みます。ここでルフィたちを殺せば自身の一生の汚点となると考えたくまは、ゾロが身代わりになるという頼みを受け入れることにしました。

「何もなかった」と答えるゾロ

くまとゾロの取引の後、ゾロが「何もなかった」と答えた事の顛末について解説します。ルフィの身代わりとなることを申し出たゾロ。それに対して「地獄を見せる」とくまは断言。そして、ルフィの意識を失わせたモリアとの戦いのダメージを凝縮して浴びせてやるから耐えてみろと挑発します。

しかし、暫く経った後、そんなボロボロの体で今から与える苦痛に耐えることは不可能だと言い残し、くまはその場から立ち去りました。やがて意識を回復したサンジは、苦痛に顔をゆがめながらも必死で立っているゾロを発見。サンジが何が起きたのかと尋ねると、ゾロの答えは「何もなかった」でした。ただ一言の「何もなかった」ですが、読者の脳裏に強いインパクトをもって刻み込まれたと言われています。

苦痛に耐えられないからとその場を後にしたくまの計らいを「何もなかった」と伝えるゾロ。なぜゾロは「何もなかった」と言ったのでしょうか?この何もなかったという言葉の背景に、ゾロの心の中の思いを感じる方も少なくないことでしょう。何もなかったという素っ気ない一言。しかし、この場面で「何もなかった」という言葉ほど言外に多くの事を語る表現も珍しいのではないでしょうか?

苦痛に悶えるゾロを気遣い尋ねたサンジに対し、「何もなかった」と返したゾロ。この「何もなかった」というセリフは、長大な物語ワンピースの中でもファンの間で語り草となっている言葉の一つとして知られているようです。

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スリラーバーク編でゾロがルフィの全ダメージを受けた意味を考察

考察①ゾロはルフィの心身の痛みを最も深く知る男になった

一瞬にして麦わらの一味を失神させてしまう、バーソロミュー・くまの圧倒的なパワー。これを目の当たりにしたゾロとサンジにただならぬ緊張感が走ります。とりわけルフィの最初の仲間であるゾロが受けた衝撃の大きさは想像に難くありません。この後、ルフィを亡き者にしようとするくまに対して、ゾロは自分が身代わりとなることを申し出ます。そして、サンジがその後に続いたことは前項で説明した通りです。

最終的には、はやるサンジを抑えてゾロが身代わりとなり麦わらの一味全員の命を救います。また、ルフィの全ダメージを一身に受けることで、ゾロはルフィの心身の痛みを最も深く知る男なりました。その結果、麦わらの一味は他のどの集団よりも強い絆によって結ばれたといっても良いでしょう。そこに、ゾロがなぜルフィの身代わりとなったのかの答えもあるのではないでしょうか?

作者の尾田栄一郎の創作ノートには、麦わらの一味の狙撃手・ウソップを副船長に予定していたことを示す記録が残されているようです。しかし、ルフィの3人目の仲間となったウソップは、2年間の修行を終えた後も時に臆病になったりネガティブ思考に陥ったりします。結局、作者も現段階でのウソップ副船長起用は難しいと判断し見送ったようです。

考察②今後ゾロが副船長になる?

現在のウソップでは副船長は難しいとなりますと、誰が副船長になるのでしょうか?バーソロミュー・くま襲撃事件の結末がその鍵を握っていると考えられます。あの事件で取った行動により存在感を増し、麦わらの一味における地保を固めた人物、それは言うまでもなくゾロです。

ルフィの身代わりとなることにより仲間全員を命を救い、またルフィの全ダメージを一身に受け入れたゾロ。前項で解説したように、ルフィの心身の痛みを最も深く知る男になったのです。ルフィの右腕として一味をまとめていく強いリーダーシップがあることをここに証明したのではないでしょうか?以上のことから、今後ゾロが副船長になるのはごく自然な流れと言えるでしょう。

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スリラーバーク編で登場したくまの再登場とその後

再登場とその後①シャボンディ諸島で再会

ここからはルフィやゾロとも深い関りのある人物、バーソロミュー・くまの再登場とその後について解説していきます。シャボンシティ諸島では、黄猿ことボルサリーノが指揮を執る海軍に追い詰められ、ルフィら麦わらの一味は絶体絶命の窮地に陥ります。この時、突然目の前に現れたのがくまでした。彼は、ニュキニュキの実を使って一味を世界各地に弾き飛ばしてしまいます。

ここで問題となるのが、なぜ麦わらの一味を弾き飛ばしたのかということ。普通に考えると一味をやっつけるためとなります。ところがそうではなく、一味を弾き飛ばしたのは、何と彼らを窮地から救い出すためでした。

それでは、なぜくまがこのような行動を取ったのでしょうか?そのなぜの答えは、くまの裏の顔に隠されていました。実は、元王下七武海の一人くまは、実は革命軍の最高幹部だったのです。スリラーバーク編では、革命軍総司令官でありルフィの父親でもあるモンキー・D・ドラゴンの名前をくまが口にしている場面があります。

ルフィがドラゴンの息子である事が、ドラゴンとつながりのあるくまの行動に影響を与えているのでしょうか?くまはロジャー海賊団副船長シルバーズ・レイリーに「縁あってこの一味を逃がしたい」と語っていることが、その影響を物語っているようでした。

再登場とその後②2年間サニー号を守り抜いた

その後、マリンフォード頂上戦争でのくまは、もはや人造兵器と呼んだ方が適切なくらいに変貌を遂げていました。巨人族が束になってかかってもビクともしなかったリトルオーズjr.に重傷を負わせたり、仲間である革命軍幹部・イワンコフと対峙したりと、くまは人間性を失っているように見えました。

それから更に2年が経ち、ちりぢりになっていた麦わらの一味が再び一堂に会した時のこと。シャボンシティ諸島に残してきた彼らの最初の船サウザンドサニー号の側には、ボロボロになったくまが一人佇んでいました。様子を見にやって来たフランキーに対して、くまは、これまでサニー号を敵から守ってきたことを告げました。

人造兵器になる前にくまは、ある契約をDr.ベガパンクとの間で交わしていました。その契約とは、「麦わらの一味の誰かが帰還するまでサウザンドサニー号を守る」というものでした。彼はその契約を履行していたに過ぎないのです。

ここでも、自らの意思でルフィらを助ける行動をとったくま。なぜ、そこまでしてくまはルフィ一味を助けようとしたのでしょうか?作中でその「なぜ」に対する明快な答えはありませんが、前述のようにルフィの父ドラゴンが関係しているのは間違いと言われています。

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スリラーバーク編でのゾロとくまに関する感想や評価

ここまでスリラーバーク編でのゾロとくまを特集してきましたが、最後にゾロとくまに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初にお届けするゾロとくまに関する感想や評価は、ワンピースに登場するかっこいいシーンについて語り合う方のツイートからです。そのシーンとは、本記事でも紹介したゾロが「何もなかった」とサンジに告げるところです。

このシーンでゾロのファンになる読者も多いそうです。また、オークションでルフィが銃弾を避けて天竜人を殴るところを挙げるなど、ワンピースのおすすめシーンについての談議に花を咲かせていました。

続いて紹介するゾロとくまに関する感想や評価も、ゾロvsくまのシーンに関するツイートからです。ここでは「何もなかった」ではなく、「ルフィは海賊王になる男だ!」というセリフに注目しています。

本記事でも触れていますが、こちらの方もルフィの右腕となる副船長にはゾロが相応しいと考えているようです。最初期からゾロの側に付き添い、バラティエでの敗北もともに経験しているゾロだからこそ、その言葉には一層の重みがあると評価していました。

スリラーバークでのゾロとくまに関する感想や評価、最後に紹介するのは、同じ申し出をするゾロとサンジの動機の違いについて見解を述べたツイートからです。

ルフィの身代わりとなることを申し出るゾロとサンジ。ところが、サンジの方は自分の代わりはいくらでもいるがルフィの代わりはいないという理由から、そしてゾロはルフィの身代わりとなるのが自分の役割だという信念・義務感からだと指摘していました。

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スリラーバーク編でのゾロとくまの取引まとめ

ここまでワンピース・スリラーバーク編でゾロとくまがした取引を中心に考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめのイメージ

まず、その取引があったのは何話か?ということですが、単行本では50巻第485話「麦わらの一味・海賊狩りのゾロ」、またアニメでは第377話「仲間の痛みは我が痛み ゾロ 決死の戦い」。そして、なぜゾロがルフィの身代わりになったか?については、ルフィの最初の仲間であり苦楽を共にしてきたゾロが、麦わらの一味にとって余人をもって代えがたい存在のルフィを守ることが自身の役割と考えていたからでした。

また、くまとの取引の後ボロボロの体で立ちつくすゾロに対し、いったい何が起きたのかと尋ねるサンジに対して発した言葉は、「何もなかった」でした。このシーンがとてもかっこいいとSNSでは評判になったことはファンの間では記憶に新しいところでしょう。このようにあるシーンや言葉に着目して人物像を分できしてみるのも、超大作ワンピースの新たな魅力を発見する道しるべになるかも知れません。

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