2021年02月19日公開
2021年02月19日更新
【ジョジョ】スーパーフライは独り歩きした鉄塔スタンド!能力や元ネタは?
ジョジョの奇妙な冒険は、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画作品で、スタンド能力と言う独自のバトル設定で人気を博しています。ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド能力には様々なものがあります。ここでは、ジョジョ4部に登場する少し変わったスタンドで、最強とも言われている鋼田一豊大のスーパーフライについて紹介していきます。スーパーフライのスタンド能力や、名前の元ネタなどに触れていきます。
目次
ジョジョのスーパーフライを使う鋼田一豊大とは?
ジョジョ4部の作品情報
ジョジョに登場する鋼田一豊大とは、杜王町の鉄塔に住む謎の男で、スタンド使いのうちの一人でもありました。スタンド能力・スーパーフライの使い手で、主人公東方仗助とトリッキーなバトルを繰り広げ、見せ場も多かった鋼田一豊大。ここでは、鋼田一豊大のスタンド能力・スーパーフライが最強なのか?またその名前の元ネタなど、様々な情報をまとめていきます。
ジョジョ4部の概要
実は最強では?と噂されているスタンド能力・スーパーフライの能力や活躍シーン、元ネタなどを紹介していく前に、スーパーフライが登場したジョジョ4部の作品概要を紹介していきます。ジョジョ4部は、人気の少年漫画作品シリーズ・ジョジョの奇妙な冒険の4番目の主人公・東方仗助の戦いを描いた物語です。ジョジョの奇妙な冒険自体は、1986年に週刊少年ジャンプで連載を開始しています。
ジョジョ4部は1992年から1995年までの間、週刊少年ジャンプにて連載されていました。連載当時にテレビアニメ化こそされていませんでしたが、近年続々と過去シリーズがアニメ化しているジョジョの奇妙な冒険。ジョジョ4部も2016年にテレビアニメが放送され、実写映画化もされていました。
ジョジョ4部のあらすじ
スーパーフライが登場し、実は最強なのでは?とも言われているジョジョ4部のあらすじを紹介します。ジョジョ3部のその後、空条承太郎は日本の杜王町を訪れます。祖父ジョセフがひっそりと作っていた隠し子の存在を知ったからです。ジョセフの子・東方仗助はスタンド能力を発現させていました。承太郎は杜王町に潜む敵の調査を開始し、仗助も杜王町で様々なスタンド使いと出会っていきます。
鋼田一豊大のプロフィール
ジョジョ4部に登場し、最強とも考察されているスタンド能力・スーパーフライの本体・鋼田一豊大のプロフィールを紹介していきます。鋼田一豊大とは、杜王町の郊外にある巨大な鉄塔の中で生活している不審な男です。鋼田一豊大は、仗助達に出会った時、鉄塔を自ら買い取って家に改築したと語っていました。鋼田一豊大は社会生活に溶け込む事が苦痛で、一人で生きていく為に鉄塔を買い取って生活し始めます。
出典: https://frequ.jp
鋼田一豊大が改造した鉄塔は、随所に自給自足が出来る設備が整えられていました。鋼田一豊大はほとんどを鉄塔に登って生活しており、家庭菜園を作り、鉄塔の中からも釣りや狩りをして食べるものも確保していました。意外なほどに快適に暮らしている様子だった鋼田一豊大でしたが、実はスタンド能力・スーパーフライの特性によって自身も鉄塔の内部に閉じ込められていたのです。
鋼田一豊大は、興味本位で鉄塔に近づいた仗助たちに戦闘を仕掛けます。スーパーフライが発現した鉄塔は、もうすでにただの物質としての鉄塔ではなく、「だれか一人を鉄塔内部に閉じ込める」という状況が発生していました。自給自足の生活を望んで始めた鋼田一豊大でしたが、仗助を鉄塔の中に閉じ込めて自身は脱出しようと目論んでいました。
ジョジョのスーパーフライは独り歩きした鉄塔スタンド!元ネタは?
スーパーフライのスタンド能力は?最強?
ジョジョ4部に登場し、最強とも言われているスタンド能力・スーパーフライの能力や元ネタを紹介していきます。鋼田一豊大のスーパーフライは、鋼田一豊大の意思で動かせるスタンド能力ではありません。スーパーフライとは鉄塔と一体になっているスタンド能力で、本体からエネルギーをもらいながら能力を持続させています。その為、常に誰か一人を鉄塔の内部に閉じ込め続けているのです。
鋼田一豊大の話によると、もう3年も鉄塔の内部に囚われている状態でした。鉄塔内部に閉じ込める人間は、本体である鋼田一豊大でなくても良いようで、鋼田一豊大は誰か一人を生贄にして、自身は鉄塔から逃げ出すつもりでした。スーパーフライは本体鋼田一豊大から離れて独り歩きしてしまっている能力で、制御不能の状態でした。スーパーフライのもう一つの特性として、与えられた攻撃エネルギーをそのまま返すというものです。
スーパーフライが最強だと言われている理由は、この特性の存在が大きいです。スーパーフライは鉄塔に与えられた攻撃エネルギーを、どんなものでもそのまま跳ね返してしまいます。鉄塔に与えられたエネルギーが、刃物によるものであれば、斬撃が飛んできます。ボルトを打ち込んだ時は、エネルギーがボルトの形に変化して跳ね返りました。一度鉄塔に伝わった攻撃エネルギーは、鉄塔の内部を反響しながら元の場所に戻っていきます。
ビリヤードのようにと例えられたこの攻撃エネルギーの反射ですが、鋼田一豊大は3年に渡る鉄塔生活で、完全にどのように跳ね返るのかを把握していました。その為、鉄塔内部での仗助との戦いでは、自分はエネルギーの反射をかわしながら、仗助に攻撃を当てていました。鋼田一豊大自身には攻撃能力はほとんどないのですが、このスーパーフライの最強と言えるエネルギー反射の能力で、クレイジーダイヤモンドに応戦していました。
スーパーフライの名前の元ネタ
ジョジョ4部に登場したスーパーフライの名前の元ネタを紹介していきます。ジョジョに登場するスタンド使いやスタンド能力の名前には、一定の法則があり元ネタが統一されている事が多いです。特に元ネタに使用される事が多いのが、洋楽にまつわる名前です。ジョジョ4部に登場するスタンドの名前の元ネタにも、たくさんの洋楽の楽曲名やアーティスト名が使用されていました。
ジョジョ4部に登場する鋼田一豊大のスーパーフライの名前の元ネタは、アメリカ合衆国出身の歌手カーティス・メイフィールドによる楽曲名、若しくはアルバム名の「スーパーフライ」だと言われています。
ジョジョのスーパーフライのリスクや活用方法を考察
スーパーフライを考察①リスク
ジョジョ4部に登場し最強では?と話題を集めたスーパーフライですが、そのリスクや活用方法なども考察していきます。まず、スーパーフライを使用していくうえでのリスクですが、スーパーフライが最強と言われている理由にもなっている、「エネルギーの反響」に非常に高いリスクが潜んでいます。鉄塔内で活動をする際に、もし間違って何かを鉄塔にぶつけてしまった場合、その攻撃エネルギーは自分に跳ね返ってきます。
刃物などを落とせば、切れ味鋭い攻撃エネルギーが返ってくる事となります。鉄塔内を動きまわる時には、間違っても鉄塔を傷つけないようにする必要があります。この攻撃エネルギーが跳ね返る法則は、自分自身のリスクにもなりますが、敵との戦闘の場面では鋼田一豊大のように攻撃に転じさせる事も出来ます。
スーパーフライを考察②悪用方法
ジョジョ4部に登場するスタンド能力・スーパーフライは、そのエネルギー反射の特性によって最強では?とも言われているのですが、悪用は非常にしにくいスタンド能力でもあります。まず、スーパーフライはスタンド能力として独立しており、本体の意のままに操れない状態です。スーパーフライを利用して敵に危害を加えるためには、まずは鉄塔の内部におびき寄せるしかありません。
誰かを鉄塔の内部に監禁しておくくらいしか、スーパーフライの悪用方法はないと考察されています。ジョジョ作中に登場する様々なスタンド能力は、魔法のような便利な能力を備えているものも多く、悪用しようと思えば様々な事が可能なものも多いです。しかし、鋼田一豊大のスーパーフライは、あまり悪用する道が思いつかないスタンド能力でした。
スーパーフライを考察③世界への影響はある?
ジョジョ4部に登場した鋼田一豊大のスーパーフライに関しての考察で、世界への影響力については、ほとんどないと考えられています。ジョジョ作中には、非常に強力なスタンド使いが多数登場しています。一般人も無差別に攻撃出来てしまうものなど、非常に影響力の大きなスタンドも多い中で、鋼田一豊大のスーパーフライは場所が個性されているスタンド能力ということもあり、それほど世界に影響を及ぼせないを考えられます。
スーパーフライを考察④活用方法
ジョジョ4部に登場するスーパーフライは、ただ鉄塔の内部に人を閉じ込め続けるという能力です。鉄塔内部に与えられたエネルギーを反射させ、そのまま跳ね返してしまうという点は、最強の能力ではないかとも言われています。しかし、何かに活用しようとすると、中々に難しい能力でもありました。ジョジョ4部の主人公仗助のクレイジーダイヤモンドは、「壊れた物を治す」という非常に便利な能力です。
このような便利で分かりやすい能力であれば、様々な善い事にも活用する事が出来ます。しかし、鋼田一豊大のスーパーフライは、まず前提として本体の意思と離れた状態で独り歩きしてしまっています。また、エネルギーを跳ね返す等の能力では、自分から何かを生み出したり影響を及ぼしたり出来ません。その為、ジョジョ4部の鋼田一豊大のスタンド能力・スーパーフライの活用方法はあまりないと考察されていました。
ジョジョのスーパーフライを使う鋼田一豊大のアニメ声優
遠近孝一のプロフィール
ジョジョ4部のアニメ「ダイヤモンドは砕けない」に登場したスタンド使い・鋼田一豊大の声優に関しての情報を紹介していきます。ジョジョ4部の鋼田一豊大の声を担当した声優は、遠近孝一です。遠近孝一は1971年10月20日生まれ、山口県出身の声優です。血液型はB型で、東京俳優生活協同組合、通称俳協に所属して活動している声優です。
遠近孝一の声質はハイバリトンで、様々なキャラクターを演じられる事でも知られてます。主にクールでかっこいい二枚目キャラクターを演じている遠近孝一ですが、時には熱血なキャラクターやコメディキャラクターを演じる事もあります。幅広い役を演じられる演技力が評価されている人気声優です。
遠近孝一の主な出演作品
遠近孝一の主な出演作品と演じたキャラクターを紹介していきます。遠近孝一はNARUTOの日向ネジ、FAIRYTAILのエリゴール、聖闘士星矢のミーノス、キン肉マンII世のチェックメイト、ロックマンエグゼのグランドマン等でも知られている声優です。
ジョジョのスーパーフライに関する感想や評価
冬の深夜なんですけど、私はふとジョジョ4部のスーパーフライについて考えていて、あのスタンドって鋼田一豊大の物ではなくて、彼が住み始めたことによって発現した鉄塔そのものの能力なんじゃないかなと思うんですよね。
— 森田 (@amehurasu) January 9, 2019
ジョジョ4部に登場したスタンド能力・スーパーフライに関しての感想や評価を紹介していきます。スーパーフライの能力に関して、本体は鋼田一豊大という事になっていますが、実は鉄塔そのものの能力なのではないか?という感想も挙がっていました。一人になりたい鋼田一豊大の願望が表れたとされているスーパーフライ。しかし、あまりに鉄塔本意の能力なので、鉄塔そのものが本体ではとも考察されていました。
1ヶ月ぶりのジョジョ4。スーパーフライの鋼田一豊大、『鉄塔に住もう』。長いジョジョ史上でも5本の指に入る傑作エピソードです。荒木先生自身にもお気に入りとみえて、ジョジョリオンでも再採用されたお話し。
— Josie_Julia_bot (@Josie_Rizal_bot) June 22, 2020
ジョジョ4部の鋼田一豊大のスーパーフライに関しては、ジョジョ史上屈指のエピソードだと高評価する声も挙がっていました。ジョジョのスーパーフライのエピソードでは、スーパーフライの能力とのバトル展開だけではなく、鋼田一豊大の自給自足の生活様式も面白いと注目されていました。
今水曜日のダウンタウンで「ジョジョ4部」のスーパーフライ戦の企画やってたけど、自分の中でスーパーフライ戦と言ったら仗助と億泰の迫力あるラッシュとミキタカの奇妙さの中に見えたかっこよさが印象に残ってる。
— ミハエルン 漫画垢 (@mihairumanga) May 30, 2018
ジョジョのスーパーフライ戦では、バトルの描写がカッコいいと言った感想も多く挙がっていました。鋼田一豊大の鉄塔に興味本位で近づいた仗助たちでしたが、思わぬ苦戦を強いられる事となりました。仗助と億泰の近距離パワー型の迫力ある攻撃シーンなど、様々な見どころを詰め込まれていたスーパーフライ戦でした。
ジョジョのスーパーフライまとめ
ここでは、ジョジョ4部の鋼田一豊大のスーパーフライに関しての情報を詳しく掘り下げて紹介しています。ジョジョ4部には様々な個性的なスタンド能力が登場していましたが、鋼田一豊大のスーパーフライはその中でも特に変わったスタンド能力でした。鉄塔に融合している形のスーパーフライは、本体のはずの鋼田一豊大のスーパーフライの意思に反して暴走しているような状態となっていました。
ジョジョに登場したスーパーフライは、攻撃エネルギーを全てそのまま跳ね返してしまいます。その為、スタンドが融合した鉄塔を壊してしまう事は非常に困難です。鋼田一豊大はスーパーフライの鉄塔から逃れるため、仗助を閉じ込めようとしましたが、最終的に敗れて鉄塔内で暮らしていく事となりました。是非、ジョジョ4部をチェックして、スーパーフライが登場する印象深いエピソードにも注目して見てください。