【ジョジョ】ネズミ(虫喰い)とスタンド「ラット」の能力は?登場シーンと最期も紹介

ジョジョの奇妙な冒険には、スタンド能力という独自の設定が登場します。ジョジョに登場するスタンド使いには様々なキャラクターがいますが、その中には動物を本体とする者もいます。ここでは、ジョジョに登場するネズミのスタンド使い・虫喰いのラットについて紹介していきます。ジョジョのネズミのスタンド・ラットは、作中でも屈指の強い能力でした。ジョジョ4部の狩りのエピソードと合わせて紹介します。

【ジョジョ】ネズミ(虫喰い)とスタンド「ラット」の能力は?登場シーンと最期も紹介のイメージ

目次

  1. ジョジョのラットの使い手・ネズミ(虫喰い)とは?
  2. ジョジョのネズミ(虫喰い)のスタンド能力や強さ・元ネタ
  3. ジョジョのラットの使い手・ネズミの登場シーンや最期
  4. ジョジョのラットの使い手・ネズミの謎を考察
  5. ジョジョのラットの使い手・ネズミに関する感想や評価
  6. ジョジョのラットの使い手・ネズミまとめ

ジョジョのラットの使い手・ネズミ(虫喰い)とは?

ジョジョ4部の作品情報

ジョジョのラットの使い手・ネズミ(虫喰い)とは、ジョジョ4部に登場した野生のネズミのスタンド使いでした。ジョジョ4部で杜王町にやってきたスタンドの矢を使い、音石の手によって実験的にスタンド使いにされたネズミの能力です。野生のネズミがスタンド使いになったという珍しい例であり、そのスタンドの恐ろしい能力は話題を集めました。ジョジョのラットについて紹介する前に、ジョジョ4部の作品情報をまとめます。

ジョジョ4部の概要

ジョジョ4部とは、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。人気少年漫画シリーズ・ジョジョの奇妙な冒険の第4弾となるエピソードでした。ジョジョの奇妙な冒険は、1986年から週刊少年ジャンプで連載されており、高い人気を誇っていました。その後も1部から主人公を交代させながら次々と新しいシリーズが連載されており、現在はウルトラジャンプで8部にあたる「ジョジョリオン」が連載されています。

ここで紹介する強いネズミのスタンド使い・虫喰いのラットが登場するジョジョ4部は、1992年~1995年まで連載されていたエピソードでした。ジョジョの奇妙な冒険では、人間賛歌をテーマとした壮大なストーリーが描かれています。ジョジョ4部では、これまでのシリーズとは違って、世界中を駆け巡るような冒険は展開されません。ストーリーの全てが同じ街の中で完結していますが、日常に潜む敵との戦いが描かれ人気を集めました。

ジョジョ4部は2016年からテレビアニメ化もされており、更に人気を高める事となりました。また、他のシリーズとは違い、舞台設定が日本国内という事もあってか、実写映画も制作されています。このように、近年メディアミックスも盛んに行われ、特に注目を浴びたシリーズでした。

ジョジョ4部のあらすじ

非常に強いネズミのスタンド能力・ラットが登場するジョジョ4部のあらすじを紹介していきます。ジョジョ4部の主人公は、日本にある架空の街・杜王町に暮らしている東方仗助です。仗助はある時、自身の甥を名乗る空条承太郎と出会います。仗助は承太郎より、杜王町に潜む敵の存在を知らされます。仗助は杜王町で様々なスタンド使いと出会い、杜王町に潜む殺人鬼を捕まえるために奔走していきます。

ネズミ(虫喰い)のプロフィール

ジョジョ4部に登場したネズミ(虫喰い)のプロフィールを紹介していきます。ネズミ(虫喰い)とは、スタンドの矢を持つ音石明が、実験的に矢でネズミを貫いた事で生みだされた存在です。ごく普通の野生のドブネズミだったのですが、スタンド能力ラットを出現させた結果、恐ろしい獣害を巻き起こす事になります。虫喰いという名前は、耳が虫に喰われたように欠けていたことから、承太郎が名づけました。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』公式サイト

ジョジョのネズミ(虫喰い)のスタンド能力や強さ・元ネタ

ネズミのスタンド能力はラット!強い?

ジョジョ4部に登場するネズミのスタンド使い・虫喰いの能力は、ラットという名前です。ラットの強さや元ネタを紹介していきます。ジョジョ4部に登場したネズミ・虫喰いが使用したラットとは、スタンドの矢に射抜かれたネズミに発現した能力です。大きな頭部が砲台となっている、ロボットのような無機質な見た目をしているスタンド能力です。ジョジョ4部の主人公仗助曰く、ネズミの能力の割にメカっぽいとの事。

実験としてスタンドの矢で射抜かれたネズミ・虫喰いが使用していたラットですが、実はもう一匹本体がいました。虫喰いと呼ばれた個体は耳が虫に喰われたように欠けていますが、もう一匹は特徴のない外見をしていたため、単にネズミと呼ばれます。彼らが使用するラットは、スタンドの持つ砲台から針を発射することが出来ます。この針には強力な溶解液が仕込まれており、これを敵に注入してドロドロに溶かしてしまう能力でした。

ネズミのスタンド使い・虫喰いらが使用するラットが強いのは、この溶解液仕込みの針を指す事が出来れば、ごく少量でも効果が表れるという事と、本体で無くスタンドに溶かせるという事にもよります。実際にラットの針を手で受けたスタープラチナは、承太郎ごと溶解されていました。また、ラットが縄張り内の生物を殺す事無く溶かしてゼリー状に固めている事からは、長期的な食料にするという野生の一面も感じさせられます。

ネズミのスタンド「ラット」の名前の元ネタ

ジョジョ4部に登場した強いスタンド能力・ラットの名前の由来を紹介します。ラットの名前の由来は、LAのメタルバンド『ラット』が由来となっています。ジョジョに登場するスタンド能力やキャラクターの名前は、ジョジョ4部以降はほとんど洋楽にまつわるネーミングとなっています。ジョジョ4部の強いスタンド能力・ラットも洋楽アーティスト『ラット』が元ネタでした。

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ジョジョのラットの使い手・ネズミの登場シーンや最期

ネズミの登場回は16話 「狩り(ハンティング)に行こう!」

ジョジョのラットの登場エピソードについて紹介していきます。ジョジョ4部に登場し、強いと話題となったラットは、「狩り(ハンティング)に行こう!」というエピソードで登場しています。「狩り(ハンティング)に行こう!」は、ジョジョ4部のアニメでいうと16話にあたるエピソードです。「狩り(ハンティング)に行こう!」では、承太郎がスタンドの矢で能力を発現したネズミについて調査を開始します。

「狩り(ハンティング)に行こう!」では、承太郎は戦力を増強するため、仗助にも声をかけます。承太郎に「狩りに行く」と説明を受けた仗助は、当初は「女の子を狩る(ナンパ)」のかと浮足立っていましたが、ネズミを狩りするという内容に「おぞましい」感じだと漏らしていました。承太郎はスタンド使いになったネズミという強い敵を前に、効果的に狩りを行うため仗助に投擲技術を授けます。

ネズミの登場シーン①初登場

「狩り(ハンティング)に行こう!」では、ある農家に向かった承太郎と仗助。それぞれに分かれて家屋の中を調査し始めます。ネズミのスタンド使いは、ラットの「ドロドロにする」という能力で、縄張りにいる他のネズミなどの敵や、人間までも溶かして「煮こごり」のような物体に変えてしまいます。仗助は最初、キッチンで冷蔵庫の所にいる、虫喰いではない方のネズミを発見します。このネズミがスタンド使いだと確信する仗助。

何故なら、冷蔵庫の中にはラットによって溶かされて固められた老夫婦の姿があったからです。老夫婦にはまだ息があり、生きながらにして煮こごりにされているのでした。虫喰いではないネズミがスタンド使いだと判明し、仗助は承太郎が他の部屋にいたために、一人で対処します。クレイジーダイヤモンドの投擲でネズミを一匹仕留める事に成功しました。

また、この時仗助はネズミが発射した針を警戒し、たたき落とさずにフライパンで受け止めています。承太郎はフライパンに残ったラットの針を摘んで調べますが、それだけで手が溶けてしまいました。

ネズミの登場シーン②戦闘

音石明はスタンドの矢でネズミを2匹射抜いており、もう一匹の耳が虫喰いのネズミも追跡する事となります。虫喰いの足跡を追跡する承太郎と仗助でしたが、実はこの足跡は虫喰いの罠であり、バックトラップを使って目くらましをしていたのでした。また、ネズミ用の罠を逆に利用する程の知能を見せる虫喰い。

スタンドの矢に射抜かれたネズミは、高い知能を獲得するのと同時に、邪魔になる者は全て排除するという邪悪な性質も発現させてしまっていました。元はと言えば音石のせいではあるものの、承太郎はこのように凶悪で恐ろしいネズミを、「もはや存在してはいけない生物」だと判断します。承太郎と仗助はライフルの実弾を使って、虫喰いを仕留めようと奮闘します。

罠に手を挟まれた仗助でしたが、承太郎がスタープラチナで毒がまわる前に対処しました。承太郎の怪我はクレイジーダイヤモンドで治せても、仗助は自分を治せないので危機一髪のピンチでした。承太郎は自分を囮にして仗助に虫喰いを仕留めるように託します。虫喰いは高い知能を持っており、ラットも非常に強い能力だった為に、徐々に溶かされていく承太郎。

ネズミの登場シーン③最後

スタープラチナも非常に強いスタンド能力ですが、すばしっこい上に小さなネズミ相手では不利な戦いでした。仗助はそんな中で、一発目の投擲を外してしまいます。投擲を外して絶体絶命と思われた仗助でしたが、実は敢えて外しており、自分を狙うために姿を現した虫喰いに2発目を命中させていました。虫喰いは仗助によって最後は倒されています。

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ジョジョのラットの使い手・ネズミの謎を考察

考察①溶かされた農家の老夫婦はその後助かった?

ジョジョのラットの使い手・ネズミの謎を考察していきます。ネズミのスタンド能力・ラットの能力は、「物質をドロドロに溶かせる針を打ち込む」というものでした。ラットの能力では、生き物を溶かす事も出来ました。また、溶かした物を固めておく事も出来ます。溶ける具合も細かに調節出来るようで、死なない程度に溶かす事も出来るようでした。

ラットが登場するエピソードでは、縄張りの中にある農家の老夫婦が、溶かされて固められているという衝撃的な状態で登場します。また、老夫婦は死亡しておらず、まだ息がある状態でした。この老夫婦は、仗助のクレイジーダイヤモンドの能力で治されたと考えられています。仗助のクレイジーダイヤモンドは失われた命は戻せませんが、怪我などは完全に治す事が出来るためです。

考察②虫喰いと虫喰いでないのスタンドが同じである理由

ジョジョ4部に登場したネズミのスタンド能力・ラットについて、大きな謎として語られているのが、違う固体である虫喰いと虫喰いでないの使用するスタンドが、全く同じラットだったという事実です。スタンド能力の設定としては、本体の精神力を具現化したのがスタンド像とされており、その為に他のキャラクターの使用するスタンドは個人によってそれぞれ違います。

ジョジョ4部に登場する狩りに行こうのエピソードでは、虫喰いと虫喰いでないが、それぞれに攻撃の為にラットを使用しています。ネズミとは言え、全く違った個体のこの虫喰いと虫喰いでないが、同じスタンドを使うというのは設定に矛盾しています。何故このように二匹のネズミが同じスタンド・ラットを使用したのかは、遺伝子が似ている個体だったからではないか?と考えられています。

ネズミはその種類によって、近親交配によって近い遺伝子が交わる事もあります。スタンド能力は、近親者に引っ張られて発現したり、能力が似たりすることが判明しています。その為、ラットを使用する2匹のネズミ・虫喰いと虫喰いでないは、ほとんど同じ遺伝子を持つネズミだったのではないか?と考察されています。

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ジョジョのラットの使い手・ネズミに関する感想や評価

ジョジョ4部に登場するネズミのスタンド能力・ラットに関しての感想や評価を紹介していきます。ラットに関しての評価では、ジョジョ4部に登場するスタンド能力の中でも、特に好きだと言う感想が多くなっています。ジョジョ4部に登場するスタンド能力は、特に敵意が無いキャラクターのものも多く、ほのぼのとしたエピソードも多いです。そんな中で非常の殺傷力のあるラットは、見ごたえあるエピソードと共に人気を呼んでいます。

虫喰いが使用していたスタンド能力・ラットに関しての感想では、「スタンドデザインが好き」というものも多いです。ラットのスタンドデザインは非常に無機質で、砲台に固定するための手足が生えているような、メカっぽいなものでした。作中でも仗助が「ネズミのスタンドなのにメカっぽい」と言及していましたが、このデザインがかっこよくて好きだと評価されていました。

ジョジョ4部に登場したネズミのスタンド能力・ラットに関しては、とにかく「強い」という感想も多いです。スタンドを用いてのバトルにおいて、人間相手でも窮地に追い詰められた事は少ない承太郎。ジョジョ4部のラットとの戦いでは、スタンド毒でドロドロに溶けかかってしまいます。クレイジーダイヤモンドが無ければやられていた承太郎。ラットの「溶かす」という能力の強さが強調されていました。

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ジョジョのラットの使い手・ネズミまとめ

ここでは、ジョジョ4部に登場した強いネズミのスタンド使い・虫喰いと虫喰いでないのラットについて紹介しています。ラットを使うスタンド使い・虫喰いたちは、ジョジョ4部に登場する中では、唯一の動物のスタンド使いでした。音石によってスタンドの矢で力を開花させられましたが、非常に凶暴で有害になってしまったため、承太郎と仗助が狩りをする事になります。

ジョジョ4部のアニメ16話「狩り(ハンティング)に行こう!」で登場し、その脅威を見せつけたスタンド・ラット。最強のスタンドとも言われている承太郎のスタープラチナや、仗助も苦戦させていました。是非、ジョジョの「狩り(ハンティング)に行こう!」のエピソードをチェックして、ネズミのスタンド使いが使用したラットの強さにも注目して見てください。

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