2021年02月10日公開
2021年02月10日更新
【ジョジョ】6部で承太郎が死亡した理由は?プッチ神父との最後の戦いを考察
メインキャラクターとして漫画ジョジョの奇妙な冒険の3部・4部・6部に登場する空条承太郎。空条承太郎はスタープラチナの能力を持ったスタンド使いであり、漫画ジョジョシリーズの中で最強の1人に数えられています。しかし空条承太郎は漫画ジョジョ6部の作中でプッチ神父と戦って死亡し、呆気ない最後を遂げてしまいました。そのため6部の空条承太郎は弱いと噂されています。本記事ではそんな6部の空条承太郎についてプッチ神父との最後の戦いや死亡、弱いと噂される理由などをまとめてネタバレ紹介していきます。
目次
ジョジョ6部の承太郎とは?
ジョジョ6部の作品情報
漫画ジョジョ6部ストーンオーシャンの作中で主人公・空条徐倫の父親として登場する空条承太郎。空条承太郎は3部から登場し続けている漫画ジョジョシリーズの重要キャラクターであり、スタープラチナと呼ばれる強力なスタンドを所持しています。しかし空条承太郎は6部で死亡して最後を遂げ、弱い印象を与えてしまいました。本記事ではそんな6部の空条承太郎についてプッチとの最後の戦いや死亡の理由などをネタバレ紹介します。
ジョジョ6部の概要
では空条承太郎のプッチとの最後の戦いや弱いと噂される死亡の理由などをネタバレ紹介する前に、空条承太郎が登場する漫画ジョジョの奇妙な冒険6部ストーンオーシャンの作品情報についてネタバレ紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険とは1987年から2021年2月現在までジャンプ系列の雑誌に連載されている荒木飛呂彦の漫画作品です。本記事でネタバレ紹介する6部は漫画ジョジョシリーズの6作品目にあたる作品となってます。
漫画ジョジョ6部ストーンオーシャンは空条徐倫とDIOの残党及び後継者の戦いを描いた作品であり、合計17巻の単行本で完結しています。そんな漫画ジョジョ6部ストーンオーシャンは漫画ジョジョシリーズで初めて女性キャラクターが主人公となっていることから非常に高い人気を博しています。残念ながらアニメなどのメディア作品は製作されていないものの、漫画ジョジョシリーズの格闘ゲームやスマホゲームなどに起用されています。
ジョジョ6部のあらすじ
時は2011年のアメリカ、漫画ジョジョ6部の主人公である空条徐倫はフロリダ州で恋人と一緒にドライブを楽しんでいました。しかしその最中に事故に遭い、空条徐倫は濡れ衣を着せられてG.D.st刑務所という場所に15年間収監されることになります。するとこの時空条徐倫は父・空条承太郎から貰ったペンダントでスタンド能力が発現します。そして空条徐倫は刑務所の脱獄を決意し、スタンド使い同士の戦いに身を投じていくのでした。
空条承太郎のプロフィール
本記事でプッチ神父との最後の戦いや死亡シーン、弱いと評される理由などをネタバレ紹介する空条承太郎は漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズに登場するメインキャラクターの1人です。空条承太郎は最初漫画ジョジョ3部スターダストクルセイダースの主人公として登場したキャラクターであり、学ランを着崩した不良のような服装をしていました。しかし3部の後、海洋学者となり、空条承太郎は4部から落ち着いた服装を身に纏ってます。
性格は冷静沈着でありながら非常に正義感が熱く、規格外のパワーとスピードを持つ「スタープラチナ」をスタンドにしています。漫画ジョジョ6部で空条承太郎は主人公の空条徐倫の父親として登場し、刑務所から彼女を脱獄させることに尽力しました。しかし空条承太郎は最後プッチ神父と戦い、死亡してしまいます。そんな空条承太郎は漫画ジョジョシリーズの代表ともいえるキャラであるため、非常に高い人気を博し続けています。
ジョジョ6部で承太郎が死亡した理由は?弱くなった?
ジョジョ6部では承太郎は弱い?
ではここからは漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎のプッチ神父との最後の戦いや死亡シーン、弱いと評される理由をまとめてネタバレ紹介していきます。空条承太郎は漫画ジョジョシリーズの中でもトップクラスに強いキャラクターです。しかしなぜか漫画ジョジョシリーズファンから6部の空条承太郎は弱いと評されています。はたして本当に漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎は弱いキャラクターになってしまったのでしょうか。
後述で詳しくネタバレ紹介するのですが、空条承太郎は漫画ジョジョ6部で目立った活躍が出来ずに死亡し、最後を遂げてしまいます。これが空条承太郎が弱いといわれる理由となっています。しかし最後に戦った相手が時を加速させる能力を持った最強のプッチ神父です。おそらくどんなスタンド使いでもプッチ神父に勝てないでしょう。さらに他の部のキャラクターが弱いと感じるほど6部にはチートクラスのスタンド使いが登場します。
例えばウェザー・レポートは天候を操るスタンドの能力者であり、ヴィヴァーノ・ウエストウッドは隕石を落とすスタンドの能力者です。確かに空条承太郎は圧倒的なパワーとスピード、時を止める能力を持ったスタンド使いです。しかし漫画ジョジョ6部に登場するスタンド使いと比べると弱いので、存在が霞んでしまっています。なのでもし6部のスタンド使いが5部までと同じであれば、空条承太郎は決して弱いと感じなかったでしょう。
プッチ神父との戦いと承太郎の最後の戦い
上述の作品情報でネタバレ紹介した通り、漫画ジョジョ6部の主人公・空条徐倫は濡れ衣を着せられて刑務所に収監されてしまいます。それを知った空条承太郎は空条徐倫と面会し、DIOの関係者の陰謀で収監されたことを伝えます。実は空条徐倫が収監されたのは全て仕組まれたものだったのです。しかし本当の目的は空条承太郎を誘き出すことにあり、空条承太郎は「記憶」と「スタンド能力」をホワイトスネイクにDISC化されてしまいます。
これにより空条承太郎は仮死状態となってしまいました。空条承太郎の仮死状態を受けて空条徐倫はDISCを取り戻して父親の救出を決意し、スタンド使いの囚人達を味方につけて刺客達と激闘を繰り広げます。その後空条徐倫はDISCを取り戻し、犯人がプッチ神父であることを突き止めます。プッチ神父は「緑色の赤ん坊」というDIOの骨から誕生したものを利用し、空条承太郎の記憶から得た「天国へ行く方法」を実行しようとしていました。
DIOの骨を利用したプッチ神父はスタンドのホワイトスネイクを進化させ、時を加速させる能力を持った「メイド・イン・ヘブン」を会得します。黒幕を知った空条徐倫はケープ・カナベラルでプッチ神父との最後の決戦に挑み、復活した空条承太郎も参戦します。しかし時を無限に加速させるスタンドを持ったプッチ神父は誰にも止めることが出来ませんでした。そこで空条承太郎は時を止めるスタンド能力でプッチ神父を倒そうとします。
しかしプッチ神父は空条承太郎の時を止める能力を完全に無効化し、大量のナイフを投げて空条徐倫を殺そうとしました。この時プッチ神父は空条承太郎が空条徐倫を守ることを読んでいました。空条承太郎はプッチ神父の読み通り空条徐倫を守り、背後からプッチ神父に頭を裂かれて死亡します。この漫画ジョジョシリーズの代表キャラである空条承太郎の死亡は多数の漫画ジョジョシリーズファンに強い衝撃を与えることになりました。
ジョジョ6部の承太郎のこれまでの活躍ネタバレ
承太郎の活躍①3部
ではここからは漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎の3部と4部の活躍をまとめてネタバレ紹介していきます。漫画ジョジョ3部で主人公として登場した空条承太郎はまだ高校生でした。高校生だった空条承太郎はDIOの復活によって悪霊(スタンド)に取り憑かれ、自ら刑務所に入ります。そこに第2部の主人公・ジョセフとその友人・アヴドゥルが現れ、空条承太郎にスタンド能力の存在と因縁の敵であるDIOの復活を告げました。
その後スタンド能力が発現したことにより、空条承太郎の母親・ホリィは死亡寸前の状態になってしまいます。母親思いの空条承太郎はホリィを助けるため、ジョセフ・アヴドゥル・花京院典明・ポルナレフといった仲間と共にDIOがいるエジプトへ向かうことを決意しました。そして空条承太郎は数々のスタンド使い達を破り、遂にDIOを倒すことに成功します。これによりジョースター家とDIOの100年に渡る因縁は終止符が打たれました。
承太郎の活躍②4部
上述で少しネタバレ紹介しましたが、空条承太郎は3部でDIOを倒した後、海洋学者になります。その後海洋学者となった空条承太郎は28歳となり、漫画ジョジョ4部ダイヤモンドは砕けないで再登場しました。空条承太郎は4部が始まる前、ジョセフの遺産整理で東方仗助という隠し子がいることを知ります。それを知った空条承太郎は日本のM県S市杜王町に行き、ジョセフの隠し子で漫画ジョジョ4部の主人公である東方仗助と会います。
東方仗助はリーゼントヘアーが特徴の男子高校性であり、ジョースター家の血を引いていることから「クレイジー・ダイヤモンド」と呼ばれるスタンドを持っていました。当初空条承太郎はリーゼントヘアーをバカにしたことで東方仗助と対立してしまいます。空条承太郎は杜王町に潜む殺人鬼・アンジェロの存在も追っていました。これが理由となって空条承太郎は東方仗助と手を組み、殺人鬼のアンジェロを倒すことに成功します。
出典: https://anibu.jp
そしてアンジェロを倒した空条承太郎はスタンド使いを生み出すエンヤ婆の「弓と矢」の存在を知りました。そこで空条承太郎は「弓と矢」の調査をするため、しばらく杜王町にいることを決めます。しかし空条承太郎は東方仗助と共に、杜王町を脅かす最大の脅威・吉良吉影と対立することになります。吉良吉影は爆弾を好きに作ることが出来るサイコパスのスタンド使いであり、空条承太郎は彼のスタンドで瀕死の重傷を負ってしまいます。
しかし空条承太郎は東方仗助のクレイジー・ダイヤモンドで復活し、広瀬康一達の仲間と協力して吉良吉影を倒すことに成功しました。その後空条承太郎はヒトデに関する論文で博士号を取り、漫画ジョジョ5部黄金の風で少しだけ再登場しています。ちなみに空条承太郎は3部と4部の間でアメリカ人の女性と結婚しており、空条徐倫が生まれました。しかし空条承太郎は妻と離婚してしまったため、空条徐倫から嫌われてしまっています。
ジョジョ6部の承太郎のスタンドや必殺技
承太郎のスタンドはスタープラチナ
ではここからは漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎のスタンドや必殺技についてネタバレ紹介していきます。上述でネタバレ紹介した通り、空条承太郎のスタンドはスタープラチナです。空条承太郎が使うスタープラチナとはタロットカードの「星」を暗示しているスタンドであり、緑色の身体と長髪、屈強な肉体が特徴となっています。能力はパワーとスピードに重きを置いており、3部の最後で時を止める能力も追加されました。
スタープラチナは能力が規格外のパワーであることからどんな堅い物でも破壊出来る豪腕を有しています。また攻撃スピードや動体視力もスタンドの中でトップクラスであり、超高速で動く敵でも捉えて攻撃することが可能となっています。この能力からスタープラチナは近距離戦において最強のスタンドと評されています。しかし近距離戦に特化しすぎているため、空条承太郎はスタープラチナを使って遠距離攻撃があまり出来ません。
承太郎の必殺技はオラオラッシュ
漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎は「オラオララッシュ」と呼ばれるスタンド攻撃を必殺技にしています。漫画ジョジョシリーズにおいてスタンドによる連続攻撃は「ラッシュ」と呼ばれています。このスタンドのラッシュ攻撃の時、空条承太郎は「オラオラオラ!」と叫ぶことから「オラオララッシュ」と名付けられました。空条承太郎は「オラオララッシュ」で大半の敵を倒しているため、必殺技といって間違い無いでしょう。
ジョジョ6部の承太郎に関する感想や評価
空条承太郎でしょ
— 長澤祐一郎 (@yuchi_no_blog) December 9, 2019
6部でみんな死んじゃうのはあまりにショックすぎた
#死んで欲しくなかったキャラ晒す
漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎に関する感想では最後がショックだといった感想が多く寄せられていました。漫画ジョジョシリーズでトップクラスの強さを持つ空条承太郎は6部に至るまでに数々の強敵を倒してきました。しかし空条承太郎はプッチ神父との最後の戦いで空条徐倫を守り、死亡してしまいます。この漫画ジョジョ6部の空条承太郎の死亡シーンは多くの漫画ジョジョシリーズファンを涙させました。
6部のスタンドは全部地味に見えるけど 承太郎では絶対勝てないようなスタンドが多いから弱いとは言えないね
— ゼナゴスくん (@Infernity_yucky) December 22, 2012
漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎に関する感想では弱いという意見に反対する感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、空条承太郎はあまり目立った活躍を残さずに死亡したことから6部で弱いと評されてしまっています。しかし漫画ジョジョ6部に登場する敵のスタンドはスタープラチナと比べられないほどのチート能力を持っています。このことから空条承太郎は決して6部で弱くなった訳ではないといえます。
6部の承太郎弱いって言われてるけど他の部より人間味あって好き
— りょつ (@Dragonite2149) March 17, 2014
漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎に関する感想では6部の空条承太郎が好きといった感想も多く見受けられました。漫画ジョジョ6部に登場した空条承太郎は当初のような激情家では無く、大人な雰囲気を醸す落ち着いた人間に成長しています。また3部や4部と違い、空条承太郎は6部で人間味のある顔を度々覗かせています。この人間味溢れる6部の空条承太郎は他のシリーズと同じく高い人気を博しています。
ジョジョ6部の承太郎まとめ
本記事では漫画ジョジョ6部に登場する空条承太郎についてプッチ神父との最後の戦いや死亡シーン、弱いと評される理由などをまとめてネタバレ紹介しました。確かに空条承太郎は空条徐倫を守ってプッチ神父に殺されてしまったため、弱いと断じられてもおかしくありません。しかし相手がチート能力を持ったプッチ神父であったため、彼と渡り合えた空条承太郎は漫画ジョジョシリーズで最強のスタンド使いの1人といえるでしょう。