【ジョジョ】セッコのキャラ情報まとめ！スタンド能力やチョコラータとの関係は？

ジョジョに登場するセッコとは見た目だけではなく、そのキャラクター性も個性的で多くのファンを獲得している敵キャラクターです。ここでは、ジョジョ5部に登場するセッコについて、詳しく紹介していきます。セッコについて触れていく前に、彼が登場する作品ジョジョの奇妙な冒険5部の作品情報をまとめていきます。

ジョジョの奇妙な冒険5部の概要を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険とは、1980年代から連載されている人気の少年漫画作品シリーズです。第1部の主人公ジョナサン・ジョースターから、歴代の主人公は彼の血統を受け継いでいる事が特徴です。作者は日本の人気漫画家・荒木飛呂彦です。ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、第1部から第6部までは週刊少年ジャンプにて連載されていました。

以降のシリーズは、掲載紙を月刊誌であるウルトラジャンプに移し、最新シリーズは第8部までが連載されています。過去シリーズも続々とアニメ化されており、現在でも高い人気を誇っているジョジョの奇妙な冒険。ジョジョの奇妙な冒険5部は、イタリアを舞台としたストーリーが展開し、主人公ジョルノ・ジョバァーナはジョースター家の子孫ではなく宿敵ディオの息子であるという、特殊な設定となっています。

ジョジョの奇妙な冒険5部は、1995年～1999年までの4年間週刊少年ジャンプで連載されていました。ジョジョのコミックスでは47～63巻に該当するエピソードです。ジョジョ5部は登場するスタンド能力が非常に強力で、次々迫りくる強敵とのハードなバトルが特徴となっています。ジョジョの奇妙な冒険シリーズは第1部からテレビアニメ化されてきましたが、ジョジョ5部は2018年にテレビアニメ化されています。

セッコの登場するジョジョ5部のあらすじを紹介していきます。ジョジョ5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナは、幼少期あるギャングに助けられた事をきっかけに、ギャング・スターに憧れるようになりました。ジョルノはあるトラブルに巻き込まれ、ブチャラティと出会います。ジョルノはブチャラティの仲間となり、ギャング組織パッショーネの一員となります。そこでジョルノは、巨大な陰謀に巻き込まれていくのでした。

ジョジョの奇妙な冒険5部には、異常性のある強烈な敵キャラクターが多数登場しています。そんな強烈な敵の中でも、セッコは特にインパクトの強いキャラクターでした。ジョジョ5部では、主人公ジョルノ達はパッショーネのボスを倒すため、ボスの情報を得るためにローマに向かいます。そんなジョルノ達を倒すため、ボスが送り込んだ最強の刺客がチョコラータとセッコでした。セッコはチョコラータの相棒として登場します。

セッコは、全身タイツのようなスーツ状のスタンドを常に身にまとっています。その為、素肌や髪の毛など、セッコの本体部分はほとんど露出していません。目元だけはスーツ状のスタンドから見えています。セッコは相棒のチョコラータと共に、作中での行動があまりにも非道だったため、ファンから「ゲスコンビ」と呼ばれているキャラクターです。

パッショーネのボス・ディアボロも、チョコラータとセッコのギャングとしての戦闘能力は認めながらも、あまりに残酷な性格に「ゲス」と呼ばれていました。セッコはブチャラティとの戦闘では、言葉の言い回しを間違っている等、少し知能が低そうな言動をしており、チョコラータにも無邪気につき従っていました。しかし、本来はずる賢く利己的な性格の持ち主でした。

セッコはジョジョ5部において、最終決戦につながるローマのコロッセオ付近で登場した敵の刺客です。ボスの秘密に迫るため、コロッセオを目指していたジョルノやブチャラティの前に立ちふさがる強敵でした。セッコが初めて登場したエピソードは、コミックス59巻に収録された114話でした。セッコはブチャラティと激闘を繰り広げましたが、その戦闘シーンはコミックス60～61巻の115～128話に収録されています。

ジョジョ5部のセッコのスタンド能力や強さについて紹介していきます。セッコのスタンド能力は、オアシスです。ジョジョに登場するスタンド能力は、洋楽のアーティストや楽曲の名前が由来となっている事が多いです。セッコのオアシスは、イギリスのロックバンド・オアシスが元ネタとなっています。セッコのオアシスはスーツ状のスタンド能力であり、単純にセッコの身体を強化するだけではなく、特殊能力も備えています。

セッコのスタンド能力・オアシスでは、身体の周りの物質をドロドロに溶かす事が出来ます。その為、セッコは地中をまるで泳ぐように進むことが出来るのです。また、ヘリから飛び降りた時には、水に飛び込むように地下に潜っていた為、一瞬で泥化出来るようです。オアシスの物質をドロドロに出来る能力で、敵を自分の土俵である地中に引きずり込んで、戦いを有利に進める事が出来ます。

セッコは身体能力もずば抜けて高く、近距離戦でも驚異的な強さを発揮していました。ブチャラティのスティッキー・フィンガーズと殴り合っても負けない程でした。このような打撃の強さも、オアシスで周囲をドロドロにして腕をバウンドさせて殴っていたからでした。

その驚異的な身体能力とスタンド能力・オアシスの特性で、ジョジョ5部作中で屈指の強さを誇っているセッコ。そんなセッコの強さの秘密に、優れた聴力もあります。セッコはオアシスの能力で地中に潜って移動していましたが、その際は聴力を頼りに周囲の状況を探っていました。敵の位置や攻撃を聴力で察知し、まるでソナーのような高い精度を持つセッコ。

セッコが地中で有利に戦いを進める事が出来るのも、この優れた聴力のおかげでした。しかし、ブチャラティの作戦に見事にはまってしまったセッコは、地中に自動車を引きこんでしまいます。自動車のタイヤを至近距離で破裂させられてしまい、鼓膜を損傷してしまいました。結果、セッコは聴力を奪われてしまい、ブチャラティに敗れていました。

セッコはジョジョ5部でチョコラータの相棒として登場しています。しかし、その関係はまるでペットと飼い主のようで、完全な主従関係が成立していました。チョコラータに懐いているセッコは、チョコラータに「よーしよしよし」となでられるのが大好きで、ご褒美の角砂糖を嬉々として口でキャッチしていました。チョコラータとセッコはスタンド能力の相性が非常に良い事も特徴のコンビです。

セッコのスタンド能力・オアシスでは、物質をドロドロに溶かしてあらゆるものを地中に沈める事が出来ます。相棒チョコラータのスタンド能力・グリーンデイでは、敵にカビを増殖させて殺してしまいます。その条件は、相手の「位置を下げる」事なのです。チョコラータのカビで敵を攻撃し、セッコが位置を下げて倒す事で、この二人は最強の強さを誇っていたのです。

セッコは登場時はチョコラータのペットのように従っており、チョコラータ以外の言う事は聞かない程でした。セッコは医者であるチョコラータの元患者だと言われています。チョコラータに従順なセッコでしたが、実はこの態度は全て演技であり、チョコラータが金持ちで強いから従っていたと話していました。その為、チョコラータが倒されてしまうと態度を一変させ、彼を罵倒していました。

ジョジョ作中でのセッコの活躍シーンを紹介していきます。セッコは、ボスの秘密を掴んだジョルノ達を始末するために、送り込まれてきた刺客です。ジョルノ達護衛チームの内、ブチャラティと交戦しています。ブチャラティのスタンド能力・スティッキー・フィンガーズも近距離パワー型のスタンドでしたが、それを凌ぐ強力な攻撃でブチャラティを追い詰めていきます。

チョコラータのグリーンデイの影響下にあるはずのブチャラティが、位置を下げながらもカビに侵されなかった事で、彼の体質へ違和感を感じていました。知能が低そうな振る舞いをしていたセッコでしたが、優れた洞察力は持っていました。作中ではチョコラータがやられてしまった事を知り、「強いから下についていた」と本性を明かし、パッショーネを乗っ取ろうと暴走を始めていました。

ブチャラティを追い詰めたセッコでしたが、最後は彼に倒されています。ブチャラティの作戦により、鼓膜を破られてしまったセッコ。実はセッコも地中では周りの状況が見えている訳ではなく、優れた聴力に頼って戦況を判断していたのです。聴力を失ったセッコはブチャラティから逃げようとしましたが、腕と喉を繋がれてしまい、喉が液状化して自滅してしまいました。

ブチャラティによって倒されたセッコは、最後はゴミ収集車に巻き込まれて燃えるごみと一緒に運ばれていきました。このゴミ収集車は、ジョルノに倒されたチョコラータも叩き込まれており、コンビ揃ってゴミとして回収されていったという事になります。

ジョジョのゲーム作品黄金の旋風でセッコの声を担当した声優は、うすいたかやすです。うすいたかやすは8月25日生まれの日本の男性声優で、ナレーターとしても活動している人物です。東京都出身で、2000年からシグマ・セブンに所属して活動しています。

ジョジョのゲーム作品オールスターバトルで、セッコの声を担当したのは下野紘です。下野紘は、1980年4月21日生まれの日本の男性声優で、歌手としても活動している人物です。東京都出身で、アイムエンタープライズに所属しています。

テレビアニメ版のセッコの声を担当しているのは、KENNです。KENNは1982年3月24日生まれの日本の声優で、俳優や歌手としても活動している人物です。東京都出身で、Zynchroに所属しています。

ジョジョのセッコに関しての感想や評価を紹介していきます。セッコに関しての感想では、スタンド能力が強すぎるといった感想や、チョコラータとの相性が良いといった感想が挙がっていました。セッコは自身のスタンド能力オアシスでも十分強いのに、相棒のチョコラータのグリーンデイの性能も非常に凶悪であり、まさにゲスコンビといった活躍を見せたキャラクターでした。

ジョジョ5部に登場したゲスコンビ、チョコラータとセッコ。彼らのコンビネーションが好きだと言う感想もたくさん挙がっていました。表面上はチョコラータに従順なふりをしているセッコでしたが、彼が強いから従っているという計算高い性格でした。実はお互いが利用し合っているという、似た者同士のコンビだったのです。彼らのスキンシップのシーンなどは人気が高く、ファンの心を掴んでいるコンビです。

セッコに関しての感想では、死に方が間抜けだったと言う感想も見られています。ブチャラティを追い詰めた強敵だった為に、そのあっけない死に方が印象に残っています。セッコは戦闘シーンでの恐ろしさだけではなく、ちょっとバカな所が可愛いとも評価されているキャラクターでした。

ここでは、ジョジョ5部に登場した印象深い敵キャラクター、セッコに関しての情報を詳しく紹介しています。セッコは、スーツ状のスタンドを全身にまとっている男性キャラクターで、ジョジョ5部のローマでの戦いにて登場しています。相棒で飼い主とも言えるチョコラータと共に「ゲスコンビ」と呼ばれていました。

セッコのスタンド能力・オアシスは非常に強力な能力であり、チョコラータのグリーンデイとの相性も抜群だったため、ジョルノやブチャラティ達を苦戦させていました。しかし、最後はチョコラータと仲良くゴミ収集車に回収されていきました。是非、ジョジョ5部をチェックして、強敵セッコとの戦いにも注目して見てください。