【呪術廻戦】幼魚と逆罰編をネタバレ！順平の最期と真人VS虎杖の結末は？

漫画呪術廻戦の作中で特級呪霊の真人が初登場した幼魚と逆罰編。漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編は自身を虐めた者に復讐する吉野順平を中心としたエピソードであり、非常に悲しい結末を迎えることで知られています。そんな幼魚と逆罰編はそのタイトルや登場する術式の名前が難しく、意味が気になるといった声が多数寄せられています。本記事では漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編についてあらすじや意味などをまとめてネタバレ紹介します。

では幼魚と逆罰編のあらすじや意味などをネタバレ紹介する前に、幼魚と逆罰編が描かれた漫画呪術廻戦の作品情報を簡単なあらすじを交えながらネタバレ紹介していきます。幼魚と逆罰編が描かれた呪術廻戦とは2018年から2021年1月現在まで｢週刊少年ジャンプ｣で連載されている芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は｢東京都立呪術高等専門学校｣という漫画作品を原作にしており、呪術師と化物・呪霊の戦いが描かれています。

2021年1月現在までに漫画呪術廻戦は合計14巻の単行本が刊行されており、その累計発行部数は2000万部を越えています。この高い人気の理由は｢呪い｣をテーマにしたダークファンタジーなストーリーにあり、大人でも楽しめる少年漫画作品となっています。そんな漫画呪術廻戦は2020年の10月にアニメ化されました。このアニメ化によって漫画呪術廻戦は一躍注目を集め、2021年1月現在高い人気を更に伸ばし続けています。

漫画呪術廻戦の世界には人間の負の感情から生まれる化物｢呪霊｣が存在しており、古来より人々を脅かしていました。それに対抗するため、呪術を使う呪術師と呼ばれる人間が日々呪霊と鎬を削っていました。そんな世界で主人公の虎杖悠仁は呪霊と遭遇してしまい、特級呪物｢両面宿儺の指｣を喰らって人ならざる力を身につけます。そして｢両面宿儺｣の力を宿した虎杖悠仁は呪術師達と共に、人類を脅かす呪霊と戦うことになるのでした。

本記事で結末までのあらすじやタイトル及び登場する術式の意味などをネタバレ紹介する幼魚と逆罰編とは漫画呪術廻戦の第19話から第31話にあたるエピソードです。幼魚と逆罰編は漫画呪術廻戦の3巻と4巻に収録されており、いじめられっ子の吉野順平を中心に憂鬱としたダークなストーリーが描かれています。特に後述で詳しくご紹介する幼魚と逆罰編の結末は非常に悲しく、漫画呪術廻戦の中でも特に有名なエピソードとなってます。

ではここからは漫画呪術廻戦に描かれた幼魚と逆罰編のあらすじをネタバレ紹介していきます。漫画呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁は｢両面宿儺の指｣によって圧倒的な力を得たものの、両面宿儺によって死亡してしまいます。しかし伏黒恵に興味を持った両面宿儺は虎杖悠仁と契約し、死亡した彼を復活させました。その後虎杖悠仁は復活を伏黒恵や釘崎野薔薇に明かさず、五条悟の提案で呪術師としての特訓を行なうことになります。

この特訓には1級呪術師の七海健人も手伝いで参加していました。その特訓の中で神奈川県に変死体が発見され、虎杖悠仁は七海健人と共に調査任務を請け負うことになります。しかしそれは恐るべき呪霊が原因となっていました。

変死体の調査を開始した虎杖悠仁と七海健人。実はこの事件の犯人は真人と呼ばれる特級呪霊でした。特級呪霊とは呪霊の中で最もランクが高い存在であり、特級の呪術師で無ければ戦えないといわれています。そんな最強の呪霊である真人は映画館で不良を好きに改造し、呪殺していました。この不良を殺害する真人とたまたま遭遇した吉野順平という高校生はある歪んだ感情を抱くようになります。

真人と遭遇した吉野順平とは里桜高校に通う高校2年生のキャラクターであり、学校内で不良達に虐められていました。この虐めは非常に酷く、時には根性焼きも受けていました。そのため吉野順平は不良達に強い恨みを抱えており、不良を殺した真人に強い憧れの感情を抱きます。そして吉野順平は真人に復讐のための力を請い、｢澱月｣と呼ばれる毒の式神を使役出来るようになります。その後吉野順平は復讐に身を投じていくのでした。

虎杖悠仁と七海健人は調査をする中で遂に真人のアジトを突き止めます。しかし虎杖悠仁はまだ真人と戦えるほどの呪術師ではありませんでした。そこで七海健人は虎杖悠仁を置いて1人真人と戦うことにします。しかし真人は肉体を好きに改造出来る特級呪霊であり、どんな攻撃も効くことがありませんでした。この真人の強さを見た七海健人は｢十劃呪法｣と｢瓦落瓦落｣の技を使って逃げ場を作り、一旦戦いから身を引くことにします。

七海健人と真人の戦いに参戦しなかった虎杖悠仁は偶然にも吉野順平と出会います。吉野順平は映研を立ち上げるほどの映画好きであり、同じ趣味の虎杖悠仁とすぐに仲良くなりました。この時虎杖悠仁は吉野順平の秘密を知りませんでした。すると吉野順平の母親が会話の途中で現れ、虎杖悠仁は晩ご飯を一緒に食べることになります。しかしこの晩ご飯の後、吉野順平の運命は大きく変わることになってしまうのでした。

吉野順平の家で晩ご飯を食べた虎杖悠仁はその場を立ち去ります。その後吉野順平の母親は机の上で｢両面宿奈の指｣を発見します。吉野順平の母親は普通の人間であるため、置かれた謎の指に疑問を感じます。すると｢両面宿儺の指｣に集まった呪霊が出現し、吉野順平の母親は惨殺されてしまいました。母親の死を知った吉野順平は真人から自身を虐めた不良が犯人だという嘘を伝えられます。それを信じた吉野順平は復讐を開始するのでした。

真人は夏油傑に｢両面宿儺の指｣を置かせ、吉野順平を最後まで利用しようとします。一方吉野順平は手に入れた力を使い、自身を虐めた不良の命を奪おうとしました。その場所に駆けつけた虎杖悠仁は暴走する吉野順平と交戦し、彼の母親の血を知ります。話しを聞いた虎杖悠仁は対話し、復讐に囚われた吉野順平を助けようとします。しかしその瞬間吉野順平は突然現れた真人に身体を改造され、悲惨な最期を遂げてしまいました。

ではここからは漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編の結末をネタバレ紹介していきます。幼魚と逆罰編の作中で吉野順平を殺された虎杖悠仁は激怒し、｢両面宿儺｣の力で真人を攻撃します。するとそこに七海健人が援軍として駆けつけ、真人は｢死｣を感じるほどの劣勢に立たされました。そこで真人は術式が必中する領域展開｢自閉円頓裹｣を使い、七海健人を領域内で仕留めようとします。

しかし真人の領域展開は虎杖悠仁の攻撃で簡単に破られてしまいました。そして真人は｢両面宿儺｣の圧倒的力により、瀕死の重傷を負ってしまいます。そのため真人は一旦撤退し、虎杖悠仁と七海健人の前から去っていきました。

真人との戦いの中で吉野順平を亡くした虎杖悠仁。虎杖悠仁は真人との戦いが終わった後、本当に正しい死に様が分からなくなってしまいます。しかし虎杖悠仁は窮地に陥った七海健人の命を救いました。虎杖悠仁に助けて貰った七海健人は助けを求める人間が多数いてると彼に語ります。この七海健人の言葉で虎杖悠仁は真人を必ず倒すと決意し、呪術師として大きく成長します。そして虎杖悠仁はその後交流会へと足を運びました。

ではここからは幼魚と逆罰編のタイトルや登場する術式の意味をまとめてネタバレ紹介していきます。まず幼魚と逆罰の幼魚とは生まれたばかりの魚を意味する言葉です。また逆罰は人間が神仏に理不尽なことを願い、罰が当るという意味があります。なので幼魚と逆罰のタイトルは吉野順平が復讐を願って呪術師となり、罰が当って死亡したという意味があると考察出来ます。ちなみにこれは単行本第3巻のタイトルにもなっています。

漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編で吉野順平が手に入れたクラゲのような式神｢澱月（おりづき）｣。この｢澱月｣の意味は昔吉野宮に出かけた天皇が詠んだ万葉集に関係していると考察されています。その万葉集の歌は上記の内容であり、岩に当った激しい滝の水が静かになり、水の中に月の影が映っているという意味があります。吉野宮は吉野順平に繋がり、淀めるは澱むに変換出来るので、万葉集をモデルにしていると見て間違いないでしょう。

幼魚と逆罰の作中で吉野順平は復讐に取り憑かれた激流となり、水面の月のような存在である虎杖悠仁と出会います。しかし水面の月と同じように、虎杖悠仁の手を掴むことが出来ませんでした。また水が場所によって流れが変わるのと同じく、吉野順平は善人にも悪人にもなれる純粋な少年でした。しかし吉野順平は真人と出会い、悪人となります。これらのように、式神｢澱月｣は非常に深い意味が込められた術式となっています。

｢固陋蠢愚｣とは漫画呪術廻戦第25話のタイトルになった四字熟語です。おそらくこの四字熟語はほとんど普段の生活で耳にすることが無いでしょう。まず固陋とは新しい考え方を取り入れず、昔の習慣などに固執してしまうという意味があります。そして蠢愚とは何も知らない愚かなものといった意味が込められています。この2つを繋げると、固陋蠢愚は何も知らず復讐に固執し、身勝手な行動をした吉野順平を表現しているといえます。

ではここからはアニメ版呪術廻戦の幼魚と逆罰編や声優についてご紹介していきます。アニメ呪術廻戦は2020年の10月にスタートし、2021年1月現在も放送されています。原作の幼魚と逆罰編はアニメ呪術廻戦の第9話から第13話で描かれました。アニメ呪術廻戦において幼魚と逆罰編は第1クールのクライマックスにあたるエピソードとなっており、幼魚と逆罰編終了後、第2クールの交流会編が放送されることになりました。

アニメ呪術廻戦の幼魚と逆罰編で主人公・虎杖悠仁を演じたのは日本の男性声優である榎木淳弥です。虎杖悠仁を演じた榎木淳弥とは2010年から活動しているアトミックモンキー所属の男性声優であり、｢アイドルマスターSideM｣の舞田類役で知られています。そんな榎木淳弥は2014年頃に脚光を浴び、2021年1月現在までに｢刀剣乱舞シリーズ｣の堀川国広や｢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ｣のパンナコッタ・フーゴなどを演じています。

アニメ呪術廻戦の幼魚と逆罰編で七海健人を演じたのは日本の男性声優である津田健次郎です。七海健人を演じた津田健次郎とは1995年にデビューしたベテラン男性声優であり、2021年1月現在アミュレートに所属しています。そんな津田健次郎は2000年のアニメ｢遊戯王｣の海馬瀬人役で大ブレイクし、これまで｢テニスの王子様シリーズ｣の乾貞治や｢ワンパンマン｣のアトミック侍、｢進撃の巨人｣のハンネスなどを演じています。

アニメ呪術廻戦の幼魚と逆罰編で真人を演じたのは日本の男性声優である島﨑信長です。真人を演じた島﨑信長とは2009年にデビューした青二プロダクション所属の男性声優であり、二枚目キャラにぴったりな声質を持っていることで知られています。そんな島﨑信長は2012年にアニメ｢あの夏で待ってる｣の霧島海人役でブレイクし、これまで｢Free！シリーズ｣の七瀬遥役や｢ワールドトリガー｣のヒュース役などを担当しています。

アニメ呪術廻戦の幼魚と逆罰編で吉野順平を演じたのは日本の男性声優である山谷祥生です。吉野順平を演じた山谷祥生とは2013年にデビューした男性声優であり、2021年1月現在FIRST WIND productionに所属しながら活動しています。そんな山谷祥生は2014年にアニメ｢一週間フレンズ。｣の主人公・長谷祐樹を演じてブレイクし、これまで｢暗殺教室｣の杉野友人や｢アイドルマスターSideM｣の蒼井享介などを演じています。

漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編に関する感想では幼魚と逆罰編が一番好きといった感想が多く寄せられていました。2021年1月現在合計14巻もの単行本が刊行されている漫画呪術廻戦は非常に多くのエピソードがある作品です。その中で幼魚と逆罰編は特に悲しみや呪霊の悪、虎杖悠仁の成長などが描かれたエピソードとなっています。そのため幼魚と逆罰編は漫画呪術廻戦ファンから非常に高い人気を博しています。

漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編に関する感想では幼魚と逆罰編が悲しいといった感想も多く寄せられていました。漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編は確かに面白いエピソードであるものの、吉野順平が救われたのに殺されるといった悲しい結末を迎えます。この結末から幼魚と逆罰編は漫画呪術廻戦で一番悲しいエピソードといわれています。

漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編に関する感想ではアニメが非常に良かったといった感想も多く見受けられました。アニメ呪術廻戦の幼魚と逆罰編は原作を忠実に再現しており、全エピソードの中で特に力を入れて作り込まれています。なのでアニメ呪術廻戦の幼魚と逆罰編は原作ファンから高く評価されています。

本記事では漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編について結末までのあらすじやタイトルの意味、アニメの声優などをまとめてネタバレ紹介しました。幼魚と逆罰編は漫画呪術廻戦の中で特に結末が悲しいエピソードであるものの、その最後まで飽きないストーリー構成から非常に高い人気を博しています。なので本記事をご覧の方は是非一度、漫画呪術廻戦の幼魚と逆罰編をチェックしてみて下さい。