【呪術廻戦】吉野順平の強さと術式を紹介！悲しい過去と悲惨な最期とは？

漫画呪術廻戦の作中で特級呪霊の真人から呪術師の力を貰い、毒を操る術式を会得した元イジメられっ子の吉野順平。吉野順平は最初、真人から貰った術式でイジメっ子達を殺害するのですが、虎杖悠仁の説得によって改心し、母のことを思う優しい少年に戻りました。しかしその直後力を貰った真人によって殺害されて死亡し、悲惨な最期を遂げてしまいます。本記事ではそんな吉野順平の術式や死亡した最期などをまとめてご紹介します。

ではまず吉野順平の術式や最期の死亡シーンなどをご紹介する前に、吉野順平が登場する漫画呪術廻戦の作品情報について簡単にご紹介していきます。悲惨な最期を遂げてしまった吉野順平が登場する漫画呪術廻戦とは2018年に漫画雑誌｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始された芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は呪術の使い手である呪術師と化物との戦いを描いたダークファンタジー作品であり、2020年5月現在も連載が続いています。

元々漫画呪術廻戦は｢東京都立呪術高等専門学校｣という名前の漫画作品をベースに製作された作品となっており、2020年5月現在までに合計10巻もの単行本が刊行されています。そんな漫画呪術廻戦は発売された単行本1巻が一瞬で売れ切れになるなど連載当初から非常に高い人気を博しており、これまでに450万部を越える累計発行部数を記録しています。これにより2020年10月からアニメ化が決定し、非常に多くの注目を集めてます。

漫画呪術廻戦の世界では人間の負の感情が呪霊と呼ばれる化物と化し、それを祓う呪術師という人々が存在していました。そんな世界で普通の高校生活を送る主人公虎杖悠仁はある日、特級呪物と呼ばれる｢両面宿儺の指｣を食べてしまい、呪いが身体に入ってしまいます。虎杖悠仁は何故か呪いと身体を共有出来る能力を持っており、｢東京都立呪術高等専門学校｣に編入したことで呪術師と呪霊の壮絶な戦いに身を投じていくのでした。

本記事で術式や最期の死亡シーンなどをご紹介する吉野順平とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する吉野順平は里桜高校に通う普通の男子高校生であり、右目が隠れるほど長い髪の毛と細くて弱々しい身体が特徴のキャラクターとなっています。そんな漫画呪術廻戦に登場する吉野順平は呪いを見ることが出来る能力を持っていたものの、学校で受けるイジメが原因となって不登校になっています。

それ故に吉野順平は学校の同級生を毛嫌いしており、何も手助けしない教師すらも嫌っています。不登校となった吉野順平の家庭環境は少し複雑であり、父親がいません。なので母親である吉野凪の手によって育てられました。漫画呪術廻戦の作中で吉野順平は特級呪霊の真人によって術式が使用出来るようになり、イジメっ子達に復讐を開始します。しかし吉野順平は最期に真人の能力で改造され、無念の中死亡してしまいました。

上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦の作中で里桜高校に通う吉野順平はイジメが原因で不登校となってしまいます。そんな不登校となった吉野順平の唯一の楽しみとなったのが映画です。吉野順平は昔から非常に映画が大好きであり、これまでに有名な作品からB級のマイナー作品まで網羅しているそうです。そのため、里桜高校を不登校になってしまった吉野順平は一日中大好きな映画ばかりを見る生活を送ることになりました。

どうやら吉野順平は｢ムカデ人間｣を元ネタにしたと思われる｢ミミズ人間2｣という映画が非常に好きであり、何回も見直しています。この大好きな映画がきっかけとなって吉野順平は呪力コントロールの修行していた虎杖悠仁と出会い、仲良くなりました。しかし家で鑑賞するより映画館で鑑賞する方が好きな吉野順平は映画館に行く途中で特級呪霊の真人と遭遇してしまい、術式を使ってイジメっ子を惨殺する復讐の鬼へと化してしまいます。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する吉野順平の術式や強さについてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、吉野順平は呪いの力が見える能力を元から持っていました。これにより吉野順平は真人に目を付けられ、術式を使う術者としての能力を与えられました。真人によって術者として覚醒した吉野順平の術式は｢澱月（おりづき）｣というクラゲの式神を媒介として発動し、相手に猛毒を与えるといった能力となっています。

この吉野順平の術式から放たれる毒は非常に強力な強さを持っており、毒が付与された部分は二度と治らなくなってしまうほどです。更に吉野順平が術式を使う際に媒介とする｢澱月｣は身体を守ることにも使用出来ます。このことから吉野順平の攻守両方に優れた術式は漫画呪術廻戦の中でもかなりランクが高いといえます。本来すぐにこれほどの術式を使用出来ないのですが、特級呪霊である真人の力がそれを可能とさせたのです。

上述のプロフィールでご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する吉野順平は学校でイジメられてしまい、誰も信用出来なくなって不登校となってしまいます。その後不登校となった吉野順平は映画三昧の日々を過ごすのですが、映画館に行く途中で出会った真人によってその人生が大きく急変します。元々呪いが見える能力を持った吉野順平は術式を使う呪術師としての才能が秘めており、真人のお陰もあってすぐに力を手に入れます。

そして術式を使用出来るようになった吉野順平は自身をイジメた人間達に復讐を開始していきます。復讐を始めた吉野順平は容赦無く術式を使い、イジメっ子は毒を腕に付与され、苦しみに悶えます。上述の通り吉野順平の術式は治癒が出来ないため、イジメっ子の毒を受けた腕は完全に二度と機能しなくなってしまいました。もし吉野順平が正式に呪術師となっておれば、かなり強い呪霊とも戦える戦力になっていたことでしょう。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する吉野順平の過去や死亡に至るまでのシーンなどをまとめてご紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する吉野順平は上述でご紹介した通り父親がおらず、母親である吉野凪の下で育ちました。母親である吉野凪は非常に息子思いな心優しい女性であり、不登校となった吉野順平のことも責めませんでした。しかし吉野順平が髪で隠している右目にはたばこを押しつけられた傷跡が残っています。

吉野順平のことを大切に思っている吉野凪がそのようなことをするはずがありません。おそらく作中でいない父親が吉野順平の右目にたばこを押しつけて傷を負わせたのでしょう。もしそうだとすると、吉野順平は非常に辛い子供時代を過ごしていたことになります。吉野凪もこの息子へのDVから父親と離婚したのかもしれません。なのでイジメられているものの、家庭環境自体は吉野順平にとって現在が一番幸せだと考えられます。

漫画呪術廻戦に登場する吉野順平は里桜高校に通う普通の男子高校生です。しかし里桜高校に通う吉野順平は映画研究会の部室が原因で、イジメを受けてしまいます。普通であればイジメは担任の教師が止めるはずです。しかし担任の教師もイジメを受ける吉野順平を黙認してしていました。当たり前ですが、このことから漫画呪術廻戦に登場する吉野順平は自身をイジメる同級生の生徒達や担任の教師を何よりも毛嫌いしてしまっています。

前述の通り、吉野順平は髪の毛で隠れた右目にたばこの痕のような傷跡が付いています。この傷跡は漫画呪術廻戦の作中で登場しない父親の仕業かどうか不明であるものの、過去に何か起ったのは間違いありません。おそらく吉野順平はこの右目に付いた傷跡も原因となってイジメを受けていたのではないでしょうか。また他にも映画が好き過ぎるあまりに同級生から嫌悪され、吉野順平がイジメを受けてしまったという理由も考えられます。

上述で少し触れた通り、吉野順平は里桜高校に通っていた際、映画研究会という部活に所属していました。しかしある時里桜高校の映画研究会がイジメっ子の不良達に部室を占拠されてしまいます。これにより、映画研究会の部員達は活動出来なくなってしまいました。そんな中唯一映画を愛する吉野順平だけが部室を占拠した不良達に刃向かいました。これにより吉野順平はイジメを受け、里桜高校を不登校となってしまいました。

そんな不登校となった吉野順平はある日、大好きな映画館に足を運びました。その時吉野順平は3人の不良を殺害する特級呪物の真人と出会います。吉野順平は自身をイジメた同級生に復讐しようと考え、不良を殺害した真人に声を掛けました。そして声を掛けた吉野順平は真人から術式を使用出来る能力を授ります。その後真人に力を授けられた吉野順平は早速猛毒を与える術式を使用し、イジメっ子達に復讐を始めることになるのでした。

漫画呪術廻戦の作中で主人公の虎杖悠仁は様々な映画を見て呪力をコントロールする術を探していました。そんな中で虎杖悠仁は映画好きの吉野順平と出会います。ひょんなことから出会った2人は｢ミミズ人間2｣といった映画で盛り上がり、すぐに親しい関係を築き上げます。しかし吉野順平は自身をイジメる人間を殺害しようとしている復讐鬼です。一方虎杖悠仁は人殺しを嫌う人間であり、本来相容れることの無い間柄となっていました。

しかし虎杖悠仁は吉野順平のことを厳しく責めず、復讐を止めさせようとしまいます。吉野順平は虎杖悠仁との対話によって母親のことを考えるようになり、イジメっ子への復讐を止めることにしました。しかしその後ある出来事が起り、吉野順平は復讐の鬼となって無念のまま死亡してしまうことになってしまうのでした。

虎杖悠仁の説得もあって吉野順平はイジメっ子への復讐を止めようとしました。しかしその直後、吉野順平を育てた母親の吉野凪が偽物の夏油傑達によって殺害され、死亡してしまいます。唯一の肉親を亡くした吉野順平は完全に憔悴しきってしまいます。そんな吉野順平に真人は復讐を行なうよう諭します。そして真人に復讐を急かされた吉野順平は再度復讐の鬼と化してしまい、イジメっ子がいる里桜高校を襲撃してしまうのでした。

学校を襲撃した吉野順平は術式を使い、イジメの主犯格であった伊藤という生徒を半殺しにしてしまいました。その時虎杖悠仁が駆けつけ、2人は戦うことになります。虎杖悠仁は両面宿儺の力で優位に立ち、必死になって吉野順平を説得し続けます。そして吉野順平は復讐を止め、改心しました。虎杖悠仁はそんな改心した吉野順平に呪術高等専門学校の存在を話し、編入することを勧めるのでした。

ここからは漫画呪術廻戦に登場する吉野順平の死亡した悲惨な最期をご紹介していきます。虎杖悠仁の説得もあって改心し、呪術高等専門学校を薦められた吉野順平。するとその瞬間吉野順平の背後に真人が現れます。そして真人は吉野順平に｢順平って君が馬鹿にしている人間のその次位には馬鹿だから｣と呟き、｢無為転変｣という名前の術式を発動するのでした。

突然背後に出現し、真人に｢無為転変｣を使われた吉野順平。真人が使う｢無為転変｣とは人間の魂を変える術式であり、人間の身体を自由に改造することが出来る能力を持っていました。この術式によって吉野順平は肉体を改造されてしまい、虎杖悠仁を殺す操り人形になってしまいます。その後｢無為転変｣の効果で吉野順平は死亡し、非常に悲惨な最期を遂げてしまうのでした。

漫画呪術廻戦に登場する吉野順平に関する感想では吉野順平が好きといった感想が多く寄せられていました。吉野順平は守ってあげたくなるような母性本能くすぐる雰囲気を纏うキャラクターとなっており、女性読者を中心に高い人気を博しています。そのため、吉野順平の死亡シーンは多くのファンを悲しませることになりました。

漫画呪術廻戦に登場する吉野順平に関する感想では最期に救いがなさ過ぎるといった感想も多く寄せられていました。吉野順平は虎杖悠仁の説得で改心し、呪術師として新たな人生を歩もうとします。しかしその瞬間真人に改造人間にされてしまい、全ての希望が奪われてしまいました。この救いのなさ過ぎる最期が原因となり、吉野順平を殺害した真人は多くの呪術廻戦読者から嫌われてしまっています。

漫画呪術廻戦に登場する吉野順平に関する感想では幸せになるルートが見たいといった感想も見受けられました。吉野順平は最初から最期まで一切救われること無く死亡した可哀想なキャラクターとなっており、漫画呪術廻戦でも特に扱いがあまりにも酷いことで有名です。もしかすると、今後単行本のおまけやスピンオフ作品などで吉野順平が救われる姿が描かれることになるやもしれません。

本記事では漫画呪術廻戦に登場する吉野順平について術式や強さ、死亡した悲惨な最期などをまとめてご紹介しました。吉野順平は真人によって人生を大きく狂わされ、虎杖悠仁の説得も虚しく改造人間にされて死亡するといった悲惨な最期を遂げてしまいました。もし吉野順平が復讐の念に囚われずに真人へ声を掛けなければ、虎杖悠仁の友人として幸せな日々を送れていたのではないでしょうか。