【コジコジ】ジョニーとはどんなキャラ？ハレハレくんとの関係や正体を考察

漫画コジコジの作中でメルヘンの国唯一の人間として登場するジョニー。漫画コジコジに登場するジョニーは記憶を失って自身の正体が分からない悩み多きキャラクターであり、作中内でカエルになりきるなどの行動を見せています。同じ男性のハレハレくんには好意を抱いており、公式カップリングとして扱われています。本記事ではそんな漫画コジコジに登場するジョニーについて正体やハレハレくんとの関係、声優などをご紹介します。

ではジョニーの正体やハレハレくんとの関係、アニメの声優などをご紹介する前に、ジョニーが登場する漫画コジコジの作品情報と簡単なストーリーのあらすじについてご紹介していきます。ジョニーが登場するコジコジとは漫画｢ちびまる子ちゃん｣で知られるさくらももこの漫画作品です。さくらももこが描く漫画コジコジは1994年に漫画雑誌｢きみとぼく｣で連載が開始され、1997年に合計4巻の単行本で完結し、連載が終了しました。

1997年に連載が終了した漫画コジコジはメルヘンの国を舞台に主人公コジコジの日常を描いたファンタジーギャグ作品となっており、まる子が登場するなど漫画｢ちびまる子ちゃん｣の世界と繋がっていることが大きな特長です。そんな漫画コジコジは1997年にアニメ化され、1999年まで全国で放送されました。その後漫画コジコジは2010年から2013年まで｢りぼん｣で不定期連載され、新装再編版として全3巻の単行本が刊行されました。

上述の作品概要でご紹介した通り、漫画コジコジはメルヘンの国を舞台に主人公のコジコジの日常を描いたファンタジーギャグ漫画作品です。日常を描いたことから漫画コジコジは恋愛やシリアス、ギャグといった様々なジャンルが取り入れられており、さくらももこの代表作品の1つに数えられています。また下ネタやブラックジョークといったさくらももこらしいシュールで不条理な描写も多々あり、老若男女問わず楽しむことが出来ます。

本記事で正体やハレハレくんとの関係、アニメの声優などをご紹介するジョニーとは漫画コジコジに登場するキャラクターの1人です。漫画コジコジの舞台となるメルヘンの国は人間以外の種族が住んでいるファンタジー世界です。しかし漫画コジコジに登場するジョニーは唯一の人間としてメルヘンの国に住んでいます。メルヘンの国で唯一の人間であるジョニーは欧米風の顔と金髪が特徴であり、自信を持てない気弱な性格をしています。

気弱な性格をしたジョニーはある日いきなりローズという人間にメルヘンの国へ連れて行かれ、記憶を全て失ってしまいます。そのためジョニーは自分の正体が何なのか理解出来ていません。自身の正体が分からないことにジョニーは思い悩んでおり、漫画コジコジの作中でカエルになりきるなどして正体を探っていきます。しかしジョニーは漫画コジコジの作中で時折トランス状態となり、失った記憶を断片的に思い出すことがあります。

自身の正体が分からないことで思い悩むジョニーは漫画コジコジの第2話｢がんばれ！！ジョニー君｣で初登場を飾ります。漫画コジコジの第2話で天気の神様であるハレハレくんは友達が欲しいと強く願いました。するとローズと名乗る謎の人物がたった15分でジョニーを人間界から連れてきます。これは友達が欲しいと願うハレハレくんにローズが同情した結果でした。しかし思慮深い神経質なハレハレくんは恐くなって逃げてしまいます。

そのためローズからジョニーの正体を語られることが無くなってしまいます。ハレハレくんの逃走後、ローズは｢ジョニー｣と｢ブルガリア人｣という看板をジョニーにかけ、消えてしまいます。こうしてジョニーは何も分からないまま、コジコジ達のメルヘンの国に住むことになりました。その後ジョニーはハレハレくんと友達以上の関係を築き上げます。ちなみに拉致時にヨーグルトを食べていただけで、本当にブルガリア人かは不明です。

ここからは漫画コジコジに登場するジョニーとハレハレくんとの関係についてご紹介していきます。突然メルヘンの国に住むことになったジョニーは当初混乱してしまいます。そんなジョニーをハレハレくんが励まし、2人は友達関係となります。その後漫画コジコジのストーリーが進むにつれてジョニーはハレハレくんに好意を抱くようになりました。もちろんそれはハレハレくんも同じであり、2人は複雑な関係へと発展していきます。

ジョニーが抱くハレハレくんへの想いは多数のエピソードで細かく描かれています。例えば漫画コジコジの第40話でジョニーはどこに行きたいか尋ねるハレハレくんに｢一緒ならどこでもいい｣と答えます。またアニメコジコジ第49話ではハレハレくんを天使と評し、アニメ第69話ではハレハレくんが大好きだと告白しました。さらにハレハレくんを置いて地球に帰ることを拒否しているため、ハレハレくんへの想いは恋だと断言出来ます。

上述でご紹介した通り、漫画コジコジに登場するジョニーはお天気の神様であるハレハレくんに強い恋愛感情を抱いています。ではハレハレくんはジョニーくんにどんな思いを抱いているのでしょうか。当初ハレハレくんは思い悩むジョニーを励まし、彼と親友関係になります。しかしハレハレくんは｢一番の理解者であって欲しい｣と語るほどジョニーに依存しており、アニメの9話で魔法を使えたら悲しみを無くしてあげたいと語りました。

そのためハレハレくんは失った記憶を取り戻してジョニーが人間界に帰ってしまうことをひどく恐れています。その証拠にハレハレくんはアニメコジコジの第43話で地球に帰らないといったジョニーに安堵の表情を浮べていました。これらのようにハレハレくんはジョニーに対して恋愛感情を抱いており、アニメ43話で彼の事が好きと明かしています。この2人の関係は公式が認めたBLカップリングであり、当初非常に話題を集めました。

ではここからは漫画コジコジに登場するジョニーの正体やカエルのエピソード、メルヘンの国に拉致したローズをまとめてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画コジコジに登場するジョニーはローズと呼ばれる謎の人物に拉致され、メルヘンの国に連れて行かれました。ジョニーを連れてきたローズは不思議の国に住んでいるらしく、濃い口髭が生えているのにスカートを履いているといったオカマ系のキャラクターとなってます。

そんなオカマ系キャラクターのローズは友達が欲しいと願うハレハレくんのために、人間界からジョニーを拉致してきます。そしてローズはハレハレくんの友達にするためにジョニーを置き去りにし、その場から消えてしまいました。親切さと勝手さが融合した性格をしていると想像出来るのですが、ローズの正体は詳しく漫画コジコジの作中で描かれませんでした。さらに漫画コジコジの公式でもローズの詳細は一切明かされていません。

突然ローズにメルヘンの国へ連れて行かれたジョニーは記憶を失ってしまったため、思い悩む日々を過ごすことに。そんなある日の6月、カエルの精であるトミーはジョニーがいた人間界に行くことになります。実は6月に人間界へ行くことはカエルのトミーにとって恒例行事でした。漫画コジコジに登場するキャラクター達は人間界へ行く方法を知りません。またメルヘンの国に来たジョニー本人も人間界へ戻る方法が分かりませんでした。

そこでジョニーは唯一人間界に行けるカエルのトミーに自らの悩みを相談します。この相談を聞いたカエルのトミーはジョニーを人間界へ連れて行きました。その際ジョニーはただ猛烈に生きているだけのカエル達に感化されます。この生き方に悩みが吹っ飛んだジョニーは突然カエルになりきりました。おそらくジョニーはカエルのような生き方がしたかったのでしょう。しかしこのジョニーの行動はカエル達に呆れられてしまいます。

上述でご紹介した通り、漫画コジコジに登場するジョニーは記憶を失ったことで自分の正体さえも分からなくなってしまいます。当初ジョニーはローズにメルヘンの国へ連れてこられた際、｢ブルガリア人｣という看板を首にかけられました。しかしジョニーはただヨーグルトを食べていた時に拉致されただけでブルガリア人扱いされているだけであり、何人か判明していません。ただ設定を見ると本当に唯一の人間であることは間違い無いです。

漫画コジコジの作中でジョニーはなぜか日本語を読むことが出来ました。なので漫画コジコジファンからはジョニーが日本人かもしれないと考察されています。しかしジョニーは欧米風の顔をしたキャラクターなので、日本人だとあまり考えにくいです。結局ジョニーの正体は漫画コジコジの最後まで判明することがありませんでした。また2021年1月現在も漫画コジコジに登場するジョニーの正体は一切公表されていません。

ではここからはアニメコジコジでジョニーを演じた声優についてご紹介していきます。漫画コジコジはアニメの他にゲームやパチンコなどのメディア展開が行なわれている作品であり、声優がそれぞれ違っています。まずアニメ版とゲーム版のコジコジでジョニーを演じた声優は日本の女性声優である池田桂子です。アニメコジコジでジョニーを演じた池田桂子とは1997年にアニメコジコジでデビューしたフリーの女性声優です。

1997年にアニメコジコジでデビューした池田桂子は1998年のアニメ｢頭文字D｣や｢地獄少女アルジュナ｣といったアニメ作品に出演していることで知られており、主に名前の無いサブキャラクターの声優を担当しています。しかし池田桂子は2001年のアニメ｢地獄消除アルジュナ｣以降、出演しているアニメ作品がありません。また池田桂子は声優の中でも特に情報が少ない声優となっており、2021年1月現在も活動しているか不明です。

漫画コジコジのアニメやゲームではフリーの女性声優である池田桂子がジョニー役を担当していました。しかし漫画コジコジが2010年にパチンコ化された際、ジョニー役の声優は池田桂子から変更されることになりました。漫画コジコジのパチンコでジョニーを演じた声優は日本の女性声優である外川大花です。パチンコでジョニーを演じた外川大花とは2011年にデビューした女性声優であり、青二プロダクションに所属しています。

元々外川大花は声優学校である専門学校東京アナウンス学院に入学し、青二プロダクションの養成所・青二塾を経て2011年に正式にデビューしました。そんな外川大花は2021年1月現在までにアニメ｢ONE PIECEシリーズ｣やアニメ｢ゆるゆり　さん☆ハイ！｣、ゲーム｢テイルズオブエクシリア｣などの人気作品に出演しています。しかし外川大花は未だ声優として大ブレイクしておらず、あまり名前付きのメインキャラクターを演じてません。

漫画コジコジに登場するジョニーに関する感想ではジョニーとハレハレくんが好きといった感想が多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、公式のBLカップリングであるジョニーとハレハレくんは漫画コジコジの作中で基本ずっと一緒に行動しています。また多数のエピソードで2人のラブラブシーンが描かれてあります。この公式カップリングのジョニーとハレハレくんは漫画コジコジの中でトップクラスの人気を博しています。

漫画コジコジに登場するジョニーに関する感想ではジョニーが可哀想といった感想も寄せられていました。漫画コジコジの第2話で初登場したジョニーはローズに突然メルヘンの国へ連れて来られ、置き去りにされてしまいます。さらに記憶を全て失ってしまい、ジョニーは自身の正体について思い悩むことになりました。このジョニーの酷い扱いはさすがに多くの漫画コジコジファンから同情されています。

漫画コジコジに登場するジョニーに関する感想ではコジコジの手紙に笑ったといった感想も多く見受けられました。漫画コジコジの作中でメルヘンの国のキャラクター達は思い詰めるジョニーを励ますために手紙を渡します。しかし主人公のコジコジだけ｢ジョニーげんきんだしな｣といった酷い内容の手紙を渡しました。このジョニーに宛てたコジコジの手紙は多くの漫画コジコジファンを爆笑させています。

本記事では漫画コジコジに登場するジョニーについて正体やハレハレくんとの関係、声優などをまとめてご紹介しました。ハレハレくんに強い恋心を寄せるジョニーはあまり良い扱いを受けていないキャラクターであるため、正体さえも詳しく判明していません。しかしジョニーはメルヘンの国でハレハレくんという大事な存在を得ます。なのでジョニーにとってメルヘンの国に来たことはある意味幸せだったのではないでしょうか。