名探偵ピカチュウの小ネタをネタバレ!映画に出てきた演出・シーンの元ネタを紹介

ハリウッド映画「名探偵ピカチュウ」には様々な小ネタやパロディ、ポケモンが登場すると話題になっています。今回はそんな映画「名探偵ピカチュウ」のロケット団や映画「ミュウツーの逆襲」などの小ネタや、映画に出てきた演出・シーンの元ネタを一覧で紹介していきます。さらに、作中に登場したポケモンについても一覧で紹介し、竹内涼真さんら日本語吹き替え声優キャスト陣についてもみていきます。

名探偵ピカチュウの小ネタをネタバレ!映画に出てきた演出・シーンの元ネタを紹介のイメージ

目次

  1. 名探偵ピカチュウとは?
  2. 名探偵ピカチュウの小ネタや元ネタ一覧~映画に出てきた演出・シーン~
  3. 名探偵ピカチュウの小ネタや元ネタ一覧~登場ポケモン~
  4. 名探偵ピカチュウの日本語吹き替え声優キャスト一覧
  5. 名探偵ピカチュウに関する感想や評価
  6. 名探偵ピカチュウの小ネタまとめ

名探偵ピカチュウとは?

名探偵ピカチュウの概要

映画「名探偵ピカチュウ」は2019年5月に日本やアメリカなど世界各国で公開されたハリウッド映画です。任天堂の「ポケットモンスター」シリーズを原作としたアクションミステリー映画であり、渡辺謙さんがヨシダ警部役として出演していることでも話題となりました。

名探偵ピカチュウのあらすじ

幼い頃ポケモントレーナーに憧れていた青年ティムは、長らく失踪していた父親が事故にあったと連絡を受けます。ポケモンと人間が共存するライムシティの父親の部屋に向かったティム。そこで彼が出会ったのは父親の相棒だった、人間の言葉を話す不思議なピカチュウでした。事故の影響で記憶をなくしたピカチュウから父親はまだ生きていると聞かされたティムは、ピカチュウと共に父親の死の真相を探っていきます。

映画「名探偵ピカチュウ」公式サイト

名探偵ピカチュウの小ネタや元ネタ一覧~映画に出てきた演出・シーン~

小ネタ一覧①竹内涼真がカメオ出演?

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、1つ目は竹内涼真さんのカメオ出演です。竹内涼真さんは映画「名探偵ピカチュウ」の主人公ティムの日本語吹き替え声優を担当していますが、実はポケモントレーナー役として本編中にもカメオ出演しています。

小ネタ一覧②初代ポケモン画面

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、2つ目は初代ポケモン画面です。エンディングのスタッフロールにて、初代ポケモン画面が流れ、初代からのポケモンファンを感動させたそうです。

小ネタ一覧③「R」のロゴはロケット団

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、3つ目はロケット団を思わせる「R」のロゴです。作中に登場するポケモンを凶暴化させる薬「R」は実はロケット団の頭文字が元ネタとなっているそうです。さらに、そのロケット団が元ネタとされる薬を開発したアン・ローラン博士の日本語吹き替え声優を担当しているのは、アニメ「ポケットモンスター」のロケット団のメンバーの1人・ムサシの担当声優である林原めぐみさんとなっています。

また、ロケット団のコジロウ役のアニメ声優・三木眞一郎さんがハワードの息子・ロジャー役の日本語吹き替え声優を務め、ニャースのアニメ声優・犬山イヌコさんも主人公ティムの祖母役の日本語吹き替え声優を担当するなど、ロケット団の主だった声優陣が勢揃いとなっています。

その他に、ライムシティのゴミ箱にはロケット団による落書きも描かれているそうです。このように、映画の至るところにロケット団の小ネタが散りばめられており、そんなロケット団の小ネタを探してみるのもこの映画の楽しみ方の1つとなっているようです。

小ネタ一覧④ピカチュウの最強技ボルテッカー

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、4つ目はピカチュウの最強技ボルテッカーです。映画内で「ボルテッカー」こそピカチュウの最強技だと紹介されましたが、ピカチュウ本人は「ボルテッカーは俺も痛いからヤダ!」と発言していました。

実際、原作のゲームでもピカチュウは、ボルテッカーを使用する際に電気を身体に纏った状態で相手に体当たりします。そのため、使用者であるピカチュウも反動として少しダメージを受けます。しかし、その分ボルテッカーの威力は最強で、映画内でもその設定をしっかりと引き継がれていると好評となっています。

小ネタ一覧⑤頬から電気を発するピカチュウ

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、5つ目は頬から電気を発するピカチュウです。ピカチュウの電気はすべて「でんきぶくろ」と呼ばれる頬の蓄電器官から放出されます。映画内でもその設定を踏襲し、ピカチュウが頬をこすりながら放電するシーンが描かれていました。

小ネタ一覧⑥ルーシーの服装

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、6つ目はルーシーの服装です。映画のヒロインであるルーシー役のキャスリン・ニュートンさんが「ポケモンGO」の女性ポケモントレーナーとそっくりな服装をしていることも話題となっています。

小ネタ一覧⑦エイパムの暴走

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、7つ目はエイパムの暴走です。かわいいと人気のエイパムが謎の薬「R」によって暴走するシーンはモンスターパニックホラーのようなトラウマ級の怖さがあると話題となっています。

小ネタ一覧⑧ゲッコウガのよだれ

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、8つ目はゲッコウガのよだれです。ティムが廊下を歩いていると天井から謎の液体が落ちてきます。そこで、ティムが視線を天井に向けると、そこには恐ろしい姿となったゲッコウガがいました。天井から謎の液体はゲッコウガのよだれだったのです。このゲッコウガに襲われるシーンはホラー映画の定番手法を踏襲していると好評となっています。

小ネタ一覧⑨ホーム・アローン

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、9つ目はホーム・アローンのパロディです。ティムが初めて父親の部屋にやってきたとき、テレビで流れてきたのが1990年映画「ホーム・アローン」作中で使用されている「汚れた心の天使」でした。そもそも「汚れた心の天使」とは映画「ホーム・アローン」の劇中劇として登場するパロディ映画で、その元ネタは1938年映画「汚れた顔の天使」です。

そのため、劇中劇を劇中劇として流しているという複雑なパロディとなっており、このことから大人も楽しめる小ネタも盛り込まれていることが分かります。

小ネタ一覧⑩ミュウツーの逆襲

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、10個目はミュウツーの逆襲です。映画でも最強のポケモンとしてミュウツーが登場します。映画冒頭で水槽に閉じ込められていたミュウツーが水槽を割って逃げ出すシーンがありました。このシーンから映画「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を元ネタにしていることが分かります。

映画の監督も元ネタの映画「ミュウツーの逆襲」の名シーンを3DCGによってかなり忠実に再現したと語っています。さらに、映画「名探偵ピカチュウ」のミュウツーはローレントによると、20年前にカントー地方から逃げてきたそうです。

ここで、映画「名探偵ピカチュウ」が公開されたのは2019年です。それから約20年前の1998年にはミュウツーがメインで描かれている、元ネタの映画「ミュウツーの逆襲」が公開となっています。そのため、映画「ミュウツーの逆襲」のミュウツーと「名探偵ピカチュウ」に登場するミュウツー同じ個体かもしれないとも言われています。

小ネタ一覧⑪会長の部屋の石像

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、11個目は会長の部屋の石像です。映画の中盤で主人公のティムとピカチュウは、CNMの本社にあるハワード会長の部屋に呼ばれます。その会長の部屋の左右には時と空間を司る神とされるディアルガとパルキアが置かれ、中央には宇宙を創造した神とされるアルセウスの銅像が飾られていました。ポケモンオタクにはたまらない小ネタとして好評です。

小ネタ一覧⑫最後にピカチュウが鳴いた理由

映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ一覧、12個目は最後にピカチュウが鳴いた理由です。終盤で記憶喪失のピカチュウの正体がティムの父親本人だったことが判明。ミュウツーの力で父の姿も元に戻り、無事ティムと再会します。そして、親子でライムシティで暮らすことになり、2人は探偵業を続けていくというハッピーエンドのはずでしたが、最後の最後にピカチュウの「ピカピカー!」という鳴き声が聞こえてきます。

なぜ最後にピカチュウが鳴く演出がなされたのでしょうか?その理由について、ミステリー映画としてはピカチュウ鳴き声が無いほうが締まりが良いけれど、最後にピカチュウの鳴き声が聞こえてきたことで、観客は「ポケモン映画を観ていたんだ!」と改めて認識することになるからだろうと考えられています。

そして、観客の間では映画「名探偵ピカチュウ」は最後のピカチュウの鳴き声によって、ポケモン映画として上手く締めくくられていると評価されており、改めて素晴らしい作品だと称賛されています。

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名探偵ピカチュウの小ネタや元ネタ一覧~登場ポケモン~

小ネタ一覧①カラカラ

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、1つ目はカラカラです。孤独ポケモンであるカラカラがいつも頭に被っている骨は実はカラカラの母親の骨であり、カラカラは時折、死別した母親を思って大泣きします。一方、主人公のティムも母親を亡くした経験があり、カラカラの境遇とリンクするところが微妙に小ネタとされています。

小ネタ一覧②リザードン

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、2つ目はリザードンです。映画内で登場するリザードンはかっこいいと評判です。さらに、リザードンの弱点であるしっぽの炎をティムが足で消すなどの細かな設定が盛り込まれているところが見どころだと言われています。

小ネタ一覧③ブルー

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、3つ目はブルーです。渡辺謙さん演じるヨシダ警部のパートナーが、ようせいポケモンのブルーです。ブルーは顔は恐いですが、実はのんびり屋かつ寂しがり屋で臆病な性格をしています。映画を見た人の間では、ブルーの顔が渡辺謙さんに似ていると話題になっており、制作側の粋な演出として好評となっています。

小ネタ一覧④メタモン

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、4つ目はメタモンです。映画では非常に重要な役割を果たすメタモンですが、メタモンの最大の特性である変身シーンを映画で見ると、トラウマ級にホラーだと話題になっています。

小ネタ一覧⑤コダック

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、5つ目はコダックです。コダックは映画のヒロイン・ルーシーのパートナーのポケモンです。アニメ初代のヒロイン・カスミもコダックをパートナーとしていたことから、アニメ初代を思わせる演出だと言われています。

小ネタ一覧⑥プリン

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、6つ目はプリンです。プリンはいつもマイクを持ち、人に歌を聴かせるのが大好きなポケモンです。しかし、プリンの能力によって、その歌を聴いた者は眠ってしまうため、プリンは怒ってマジックで落書きします。そんな映画のプリンもリアルだけど、とてもかわいいと好評となっています。

小ネタ一覧⑦カビゴン

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、7つ目はカビゴンです。人間とポケモンが共存するライムシティの道路の真ん中で、カビゴンが居眠りしており、ゴーリキーが交通整理を行うシーンが登場しました。原作のゲームでもカビゴンが道を塞ぐシーンが描かれており、映画でもその設定を踏襲していると反響がありました。

小ネタ一覧⑧コイキング

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、8つ目はコイキングです。映画内でコイキングが入っていた水槽が割れ、地面に投げ出されます。そして、本物の魚のようにビチビチ跳ねる可哀想なコイキングをピカチュウが担いで助けようとするシーンがありました。可哀想な反面、コイキングらしいネタだと言われています。

小ネタ一覧⑨バリヤード

映画「名探偵ピカチュウ」の登場ポケモンの小ネタ一覧、9つ目はバリヤードです。パントマイムが得意なバリヤードが取り調べを行うシーンがあり、その姿はもはやホラー映像だと言われ、観客にかなりのインパクトを残しました。

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名探偵ピカチュウの日本語吹き替え声優キャスト一覧

ティム・グッドマン役/竹内涼真

映画「名探偵ピカチュウ」でティム・グッドマン役(演:ジャスティス・スミス)の日本語吹き替え声優キャストを務めた竹内涼真さんは1993年4月26日生まれ、東京都出身の俳優で年齢は27歳(2021年1月現在)です。主な出演作品はドラマ「下町ロケット」シリーズの立花洋介役や「陸王」茂木裕人役、「テセウスの船」田村心(主演)役、映画「センセイ君主」弘光由貴(主演)役、「青空エール」山田大介(主演)役などです。

名探偵ピカチュウ役/西島秀俊

映画「名探偵ピカチュウ」で名探偵ピカチュウ役(演:ライアン・レイノルズ)の日本語吹き替え声優キャストを務めた西島秀俊さんは1971年3月29日生まれ、東京都八王子区出身の俳優で年齢は49歳(2021年1月現在)です。主な出演作品はドラマ・映画「MOZU」倉木尚武(主演)役、ドラマ「メゾン・ド・ポリス」夏目惣一郎役、「奥様は、取り扱い注意」伊佐山勇輝役、「八重の桜」山本覚馬役、映画「CUT」秀二役などです。

ルーシー・スティーヴンス役/飯豊まりえ

映画「名探偵ピカチュウ」でルーシー・スティーヴンス役(演:ルーシー・スティーブンス)の日本語吹き替え声優キャストを務めた飯豊まりえさんは1998年1月5日生まれ、千葉県千葉市出身の女優で年齢は23歳(2021年1月現在)です。

主な出演作品はドラマ「マジで航海してます。」坂本真鈴(主演)役、「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」西留めぐみ(メグリン)役、「岸辺露伴は動かない」泉京香(ヒロイン)役、映画「きょうのキラ君」岡村ニノン(ヒロイン)役、「惡の華」常磐文役などです。

ハワード・クリフォード役/中博史

映画「名探偵ピカチュウ」でハワード・クリフォード役(演:ビル・ナイ)の日本語吹き替え声優キャストを務めた中博史さんは1960年11月19日生まれ、大分県出身の声優で年齢は60歳(2021年1月現在)です。

主な出演作品はアニメ「ONE PIECE」モンキー・D・ガープ役、「機動新世紀ガンダムX」テクス・ファーゼンバーグ役、「第三の男」キャロウェー少佐役、「007」シリーズ のM役、「24」シリーズのビル・ブキャナン役などです。

ロジャー・クリフォード役/三木眞一郎

映画「名探偵ピカチュウ」でロジャー・クリフォード役(演:クリス・ギア)の日本語吹き替え声優キャストを務めた三木眞一郎さんは1968年3月18日生まれ、東京都出身の声優で年齢は52歳(2021年1月現在)です。

主な出演作品はアニメ「ポケットモンスター」コジロウ役、「銀魂」坂本辰馬役、「薄桜鬼」土方歳三役、吹き替え「ホームズ&ワトソン in NY」シャーロック・ホームズ(主演)役、「X-MEN」シリーズのエリックレーンシャー/マグニート役などです。

アン・ローラン博士役/林原めぐみ

映画「名探偵ピカチュウ」でアン・ローラン博士役(演:リタ・オラ)の日本語吹き替え声優キャストを務めた林原めぐみさんは1967年3月30日生まれ、東京都出身の声優で年齢は53歳(2021年1月現在)です。

主な出演作品はアニメ「名探偵コナン」灰原哀/宮野志保(シェリー)役、「らんま1/2」早乙女らんま役、「ポケットモンスター」ムサシ役、「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役、「からくりサーカス」才賀しろがね(エレオノール)役などです。

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名探偵ピカチュウに関する感想や評価

こちらは映画「名探偵ピカチュウ」に関するツイートです。映画「名探偵ピカチュウ」の登場するポケモンがかわいいと評価されており、意表をつくストーリー展開が面白かったという感想となっています。

こちらも映画「名探偵ピカチュウ」に関するツイートです。ポケモンの質感がとても良くて驚いたけど、映画全体がとても良かったという感想となっています。

こちらも映画「名探偵ピカチュウ」に関するツイートです。映画「名探偵ピカチュウ」で現実にポケモンがいるような演出や内容がとても良かったという感想で、ポケモンが街を歩く姿やバトルシーンなどに感動したそうです。

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名探偵ピカチュウの小ネタまとめ

いかがでしたか?映画「名探偵ピカチュウ」の小ネタ・元ネタを一覧で紹介し、日本語吹き替え声優キャストについてもみてきました。そして、映画内には初代ポケモン画面やロケット団を思わせる薬やらくがき、映画「ミュウツーの逆襲」とのリンクなど、古参のポケモンファンも楽しめる演出が多く登場していることや、カラカラやリザードンなど様々なポケモンが作品を盛り上げていることなどが分かりました。

皆さんもぜひ映画「名探偵ピカチュウ」のストーリーだけでなく、小ネタや元ネタにも注目してみてください!

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