2021年01月29日公開
2022年11月11日更新
【呪術廻戦】不義遊戯(ブギウギ)は東堂葵の術式!能力・強さや発動条件を考察
呪術廻戦に登場する術式の中でも人気の高い術式が東堂葵が使用する不義遊戯です。術式の中でも見ていて戦闘が面白いといった声が多く、同時にまだまだ見えていない部分を考察するファンも多くなっています。今回は不義遊戯について、その強さや使用者の東堂葵のプロフィール、呪術廻戦作中での活躍、アニメ呪術廻戦における東堂葵の声優など不義遊戯に関連する情報をまとめて紹介していきます。
不義遊戯(ブギウギ)は東堂葵の術式
呪術廻戦に登場する術式の中でも高い人気を誇るのが東堂葵が使用する不義遊戯(ブキウギ)です。今回は不義遊戯(ブキウギ)について、使用者の東堂葵についてまとめて紹介していきます。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は2018年から週刊少年ジャンプにて茶見下々先生が連載している「呪い」をテーマにしたダークファンタジー作品です。人間の負の感情から生まれる呪い「呪霊」とそれを祓う呪術師の戦いを描くバトル漫画で、個性豊かなキャラクターや技の数々で高い人気を集める作品になっています。
数々の作品の影響を受けているとされる作品で、作者の茶見下々先生いわく一番影響を受けているのは同じジャンプ作品であるBLEACHです。2020年10月からはアニメ化も行われている作品になっています。
呪術廻戦のあらすじ
出典: https://ciatr.jp
常人離れした身体能力を持っている以外は普通の高校生だった虎杖悠仁は呪物「宿儺の指」と呪術師伏黒恵と出会った事で呪術の世界に脚を踏み入れ東京にある都立呪術高専に転入する事になります。宿儺の指を食べた事で「宿儺の器」となった虎杖悠仁は宿儺によって1度死ぬ事になりますが、復活。一時的に学校を離れて最低限の力を身に着けた虎杖悠仁が学校に復帰したのが東堂葵が所属する京都校との交流戦でした。
東堂葵のプロフィール
東堂葵は呪術高専京都校の3年生にして元々は非術師の家に生まれながら1級呪術師の実力者です。筋骨隆々の巨体とドレッドヘアー、左の頬から顎にかけての大きな傷跡が特徴的な男で、事あるごとに服を脱ぎ捨ててしまう癖があります。その性格は傲慢かつ粗暴で、気に入った相手は「親友」と呼んで熱く、友人思いな一面をもつ反面、そうでない相手には例え相手が目上の者であっても言うことを利かない困った性格をしています。
東堂葵の名言「どんな女が好み(タイプ)だ?」
東堂葵は「性癖にはソイツの全てが反映される」「性癖がつまらない人間は質自体つまらない」という考えの持ち主です。その為、特に初対面の男性に対した時に必ず聞く名言それが「どんな女が好み(タイプ)だ?」というセリフになっています。このセリフで噛み合った虎杖悠仁の事は「親友(ブラザー)」と呼び非常に気に入っており、常に気にかけています。
東堂葵の脳内高田ちゃん
そんな東堂葵の好みの女性は「身長(タッパ)と尻(ケツ)のデカイ女」であり、特に高身長アイドルの高田ちゃんを熱烈に推しており、積極的に握手会に参加する、散歩番組はリアルタイム視聴+録画も欠かさない程の熱烈さを持っています。極めつけは自身の脳内にいる高田ちゃんと会話をする事で戦闘中に相手の不審な点に気付くなどその生活に完全に染み付いた物になっています。
ちなみに高田ちゃんに嫌われない為なのか、粗暴な性格にも関わらず身だしなみには気をつけており、常にいい匂いがしています。本来なら女子ウケしそうな気の使い方ですが、同じ京都校の女子生徒からは見た目のギャップと性格が相まって「逆に不快」だと思われています。
東堂葵の黒閃
今回紹介する東堂葵の術式、不義遊戯(ブキウギ)は有用な術式ではありますが、直接的に相手にダメージを与える術式ではなく、東堂葵の戦闘スタイルは不義遊戯を搦め手として使用した肉弾戦です。交流戦では虎杖悠仁を導く事に主眼を置いていた為使用しなかったものの、渋谷事変で使用しました。これまで呪術廻戦では拳を使って発動する例が多かったですが東堂葵は蹴りで発動させています。
不義遊戯(ブギウギ)とは?強さや能力・発動条件を紹介
不義遊戯とは?発動条件を紹介
そんな東堂葵の術式不義遊戯(ブキウギ)とは「手を叩く」事によって発動し、「範囲内にある一定以上の呪力を有する2つの物質の位置を入れ替える」という術式です。一定以上の呪力を持っていれば対象は自由に選択が可能で、自分と他人、他人と他人、人と呪具を入れ替える事も可能と応用範囲が広い技で、加えて手を叩く事がトリガーであっても発動は任意の為、フェイントに手を叩くだけという動作も可能になります。
不義遊戯の最大の強さは「バレても問題ない能力である事」と「格上の相手でも影響が最小限である」事にあります。術式によっては格上相手には一切通用しない事もある呪術廻戦の術式ですが、不義遊戯は相手に作用させない使用方法が可能な為、シンプルながらも厄介な術式となっています。
不義遊戯の戦い方
術式としては非常にシンプルな強さを持つ不義遊戯なだけにその戦い方は様々な応用を利かせる事が出来ます。
頭脳戦で役立つ
不義遊戯と対する場合、相手は常に「入れ替わる」のか「入れ替わらない」のかの2択をしながら戦う事になります。一瞬の隙で勝敗が決まる事も少なくない戦闘においてこれだけでも非常に相手にとって不快感を与える事が出来る強さを与える事ができます。実際、虎杖悠仁と共に戦った花御は終始混乱し惑わされる事になりました。決定権が常に東堂葵にあるので相手は対応をするしかなく後手に回ってしまう事になります。
入れ替える対象が多いと強くなる
花御戦では基本的に「東堂葵自身」「虎杖悠仁」「花御」、そして呪具の「游雲」の3人と1つがそれぞれ入れ替わる形で入れ替わる組み合わせは6通り、そして変わらない場合も含めると7通りもの選択肢があります。相手としてはこの全てに対応しなけければならないのです。もっと対象が増えれば増えるだけパターンが増える事になるので入れ替わる対象が増えれば増える程に強さを発揮する術式であると考察されています。
飛び道具と合わせて戦う
不義遊戯は手を叩く必要がある為、呪具との相性は決して良くはありませんが、味方の飛び道具と合わせて使用しても強さを発揮出来そうだと考察されています。一定の距離を取って戦えば手を叩く隙を突かれる可能性も減る上に相手は距離が空いていても警戒を怠る事が出来ず集中力が削がれるのではないかと考察されています。
呪骸と一緒に戦う
同じく呪骸を用いて戦うのも相性が良いのではないかと考えられています。不義遊戯の有利は入れ替える対象が多い程に増す事になるので、呪骸と共に戦えば最低でも常に2つの入れ替え対象がある事になる為と考察されています。
不義遊戯のデメリットや弱点
シンプルな強さを発揮する不義遊戯ですが、もちろん弱点もあります。ここからは不義遊戯の弱点を紹介していきます。
手を叩くことのリスク
不義遊戯は手を叩く事を発動のトリガーとしているので、裏を返せば東堂葵が手を叩く事が出来ない状態になったら使用できないというリスクを持っています。普段の戦闘であれば接近戦に持ち込む事で隙を作らせない、歩いて東堂葵の手を使えなくする事でも不義遊戯の発動が出来なくなると考えられます。
ただしこの弱点に関しては東堂葵も対策済みで、元々東堂葵が肉弾戦を得意としているのも不義遊戯との相性を考えての事でもあります。東堂葵は術式である不義遊戯を使わずとも一級呪霊を祓う事が出来る程の強さを持っているのです。加えて手を叩けないという状況も「自分と相手の手を合わせても発動する」という裏技を隠し持っているのです。
入れ替える対象が少ないと強さを発揮できない
上記でも紹介したように不義遊戯は入れ替わる対象が多ければ多いほど強さを発揮しますが、そもそも対象になるものが「一定以上の呪力を持っている」必要がある為、意図して用意しなければ対象が少なくなってしまうという弱点も持っています。東堂葵の性格上(虎杖悠仁を除く)味方との共闘を好まない事からこちらの方が弱点としては突きやすそうであると考察されています。
不義遊戯を使う東堂葵の活躍シーン
活躍シーン①九十九由基との出会い
非術師の家系である東堂葵は小学3年生までは呪術に関わる事なく生活していました。その頃からすでに高校生にケンカで勝つなどこそしていたものの、呪術に関しては全くの無知だったのです。そんな東堂葵が出会ったのが特級呪術師だった九十九由基でした。彼女と出会った事で東堂葵は呪術の世界に脚を踏み入れる事になります。
ちなみに上記で紹介した東堂葵の名言「どんな女がタイプだ?」というセリフは元々九十九由基が東堂葵に出会った際に聞いたセリフ「どんな女がタイプかな?」を元にしています。
活躍シーン②伏黒との邂逅
東京校と京都校で毎年行われる交流会の打ち合わせに同行する形で京都校の生徒の中で先行して呪術廻戦本編に登場した東堂葵は、伏黒に例の「どんな女がタイプだ?」という質問を投げかけます。その答えにつまらなさを感じた東堂葵は、乙骨との対決を臨み、伏黒をリタイアさせようと戦いをけしかけます。しかし東京校の連携を確認した上で高田ちゃんの個別握手会に赴く為に引き上げていくのでした。
活躍シーン③交流会
そして交流会では、東京校全員の前に現れ交戦する事になります。この時、京都校の生徒には学長の楽巌寺から虎杖の抹殺命令が出ていましたが東堂葵はそれを無視しています。そして東京校も東堂葵が突出してくれる事を予見しており、虎杖が東堂葵と対峙する事になるのでした。
活躍シーン④虎杖との出会い
好きな女の好み、さらには共に肉弾戦を得意とする虎杖相手に東堂葵は虎杖の事を気に入り、戦いながら手ほどきを行います。そこに特級呪霊である花御が現れると虎杖と共に交戦、虎杖に黒閃を体験させると本格的に参戦し不義遊戯も使って花御を翻弄して五条が助けに入るまで時間を稼ぎました。
活躍シーン⑤渋谷事変
渋谷事変では「後詰の部隊」として登場すると真人と交戦しすでに多くの仲間を倒された事で心がボロボロになっていた虎杖を鼓舞し、真人との戦いに参戦。片手を失う重傷を負いながらも不義遊戯を用いてサポートを行い虎杖の勝利に貢献するなどしました。
不義遊戯を使う東堂葵のアニメ声優
木村昴のプロフィール
アニメ呪術廻戦で東堂葵の声優を担当した木村昴さんは子役を経て2005年にデビューした声優さんです。ドイツ人の父と日本人の母を持つハーフ声優さんで、ドイツに生まれて7歳の頃に日本に渡ってきました。2005年に「ドラえもん」の2代目ジャイアン役として声優としてデビュー。2011年から本格的に他の作品でも声優を担当する事になりました。
木村昴の主な出演作品
木村昴さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「輪るピングドラム」の高倉冠葉役、「暗殺教室」の寺坂竜馬役、「ハイキュー」の天童覚役、「遊戯王VRAINS」の草薙翔一役、「信長の忍び」の真柄直隆役、「ドロヘドロ」の会川役、「イナズマイレブンアレスの天秤」の天野正道役、「アクダマドライブ」のチンピラ役などがあります。
不義遊戯に関する感想や評価
東堂葵がかっこよすぎるのもあるが、読んでる側も混乱しかねない不義遊戯を用いた戦闘を描くのが上手すぎる 読んでてめちゃくちゃ楽しい
— らぶりぃ💜ぎらにゃん (@GlRAFFA) October 25, 2020
ここからは既に呪術廻戦を視聴した人の不義遊戯及び不義遊戯を使用する東堂葵についての感想を紹介していきます。不義遊戯は能力的にはシンプルながらも描き方によっては読者にも混乱をきたすタイプの能力ながら呪術廻戦での描き方は入れ替わっているのが分かりやすい構図で描かれている事が不義遊戯がシンプルで好きと言われる要因になっていると考察する声も多くなっています。
不義遊戯脅威なんだけどそもそも使いこなすのための戦闘センスが必要だから結局東堂葵が強いんだよな
— カマキリワニ (@dosimasyo) November 21, 2020
不義遊戯は能力としてはシンプルな上に、直接的な攻撃力を持たない術式である故に不義遊戯が作中であれだけ活躍しているのは東堂葵の強さと頭脳の賜物という声も多いです。見た目に反した頭脳プレイをする場面が多い事、虎杖との相性の良さも相まって今後も活躍してほしいと言われるキャラクターになっています。
東堂の不義遊戯、呪力を込めた無機物を投げることで任意の方向へ位置転換も可能なの、凄いな……いろいろ試してどこまで術式範囲にできるか自身の解像度上げていったんだろうな……東堂葵は一級術師だからな……
— ダァリヤ(呪術) (@dahlia_ju) November 8, 2020
また不義遊戯の強さの考察の中にはまだまだ作中では見せていない使い方の応用力もあるのではないかと考察されています。学生の身で実質的に呪術師の最高位である一級術師になっているのもこの応用力の高さと東堂葵の実直なまでの努力の結果なのだろうとする声も多くなっています。
特に五条悟が封印された後には、封印を解かなくとも不義遊戯なら五条悟を救えるのではないかとファンの間で真面目に考察されるなど、幅の広い応用力故に想像力を掻き立てるという声も多くなっています。
不義遊戯まとめ
不義遊戯は呪術廻戦で東堂葵が使用する術式で、シンプルでサポートに特化した能力故に無類の強さを持った能力になっているという声も多い術式になっています。応用力の高さは作中でも1番高いと言われ、作中で登場した以外にも様々な使い方があるのではないかとファンの間で多く考察される技になっています。まだ呪術廻戦を視聴した事がないという人は東堂葵の不義遊戯にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?