アクタージュ act-age名言集！夜凪景などキャラ別に名セリフ・名シーンを紹介

今回は連載終了後も根強い人気を誇っているアクタージュ act-ageの名言集です。少年漫画には珍しく演劇を題材にしているアクタージュ act-ageは、連載当初の時点では伸び悩んでいました。しかし長編に突入してストーリー性と画力が向上し、数々の名場面が生まれました。

そこでアクタージュ act-ageの名言集と題して、ファンから評判の名セリフ・名シーンを紹介していきます。アクタージュ act-ageの主人公の夜凪景、そして銀河鉄道の夜編に登場した演出家の巌裕次郎を中心に感動的な名言をまとめました。また他のアクタージュ act-ageの主要キャラクターについても、ファンから評判の名言・名場面を掘り下げていきます。

アクタージュ act-ageの名セリフ・名シーンを紹介していく前に、まずは作品情報を説明していきます。アクタージュ act-ageは2018年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載されていた少年漫画です。連載当初は読者が主人公に共感出来ない展開ばかりで、一時は早期での連載終了も噂されていました。

しかし長編に突入してからはキャラクター性や画力の向上によって、人気を集めるようになりました。また夜凪景の女優化プロジェクトということで、キャンペーンタイアップやコラボレーション企画も進められていました。2022年の舞台化も決定しアニメ化も期待されていましたが、2020年のある事件をきっかけに打ち切りとなってしまいました。

母親と死別し父親が蒸発した高校生の夜凪景は、バイトをしながら弟妹と共に暮らしていました。夜凪景が明るい自分を演じていることに気付いていた弟妹は、大手芸能事務所スターズのオーディションを勧めました。審査員の1人だった黒山墨字は天才的な才能に驚愕し、夜凪景を実力派人気女優に育てようとスタジオ大黒天にスカウトしました。

名場面が豊富なアクタージュ act-ageは、原作者のマツキタツヤと作画担当の宇佐崎しろの作品です。漫画家を目指していたマツキタツヤが原作者の新人発掘企画で準キング賞に選ばれて、相互フォローしていたイラストレーターの宇佐崎しろを作画担当に指名しました。そして宇佐崎しろは上京し、僕のヒーローアカデミアなどの原稿を参考にして作画技術を身に付けていきました。

マツキタツヤと宇佐崎しろは2017年の読切デビューを経て、2018年にアクタージュ act-ageの連載を開始しました。しかし2020年8月8日にマツキタツヤが強制わいせつの疑いで逮捕されたため、アクタージュ act-ageは2020年8月11日で最終回を迎えました。その後マツキタツヤは不起訴となりましたが、別の強制わいせつの疑いで再逮捕されて有罪判決が下されました。

名セリフ・名シーンを紹介する前に、まずはアクタージュ act-ageの作品情報を説明しました。続いては主人公の夜凪景の名言集です。苦しい家庭環境によりメソッド演技法を身に付けていた夜凪景ですが、実力派人気女優になるには様々な問題が待ち受けていました。そんな夜凪景が成長していく名セリフ・名シーンについて掘り下げいきます。

夜凪景の名セリフ・名シーンの1つ目は、デスアイランド編での役者仲間からの質問に対する夜凪景の回答です。メソッド演技法を得意としている夜凪景は、役に適切な設定を付けることで自然な演技が可能です。天然な性格の夜凪景らしい常人離れしたコメントとなっています。

夜凪景の名セリフ・名シーンの2つ目は、役者としての意識が高まってきた夜凪景の一言です。オーディションの審査員だった黒山墨字に見出されて、夜凪景は役者としての道を歩み出しました。様々な仕事をこなしていく中で、これまで意識していなかった自分の側面に気付いていきます。

夜凪景の名セリフ・名シーンの3つ目は、若手トップ女優の百城千世子を意識した一言です。アクタージュ act-ageにはライバルキャラクターとして、天使と呼ばれている若手トップ女優の百城千世子が登場します。俯瞰する力に長けた百城千世子とは違う方法で、夜凪景は役者として成功しようと決意します。

夜凪景の名セリフ・名シーンの4つ目は、銀河鉄道の夜の初日公演を終えた夜凪景の一言です。予定とは違う演技も多々あり、反省ムードの中で夜凪景はこの言葉を放ちました。役者仲間の心に響く名言ですが、カムパネルラが抜け切れていない夜凪景の様子に星アキラが気掛かりそうな表情を浮かべていました。

アクタージュ act-ageの作品情報と主人公の夜凪景の名言を紹介してきました。続いては銀河鉄道の夜編に登場した演出家の巌裕次郎の名言集です。余命宣告された自身さえも演出に取り入れようとする巌裕次郎から、夜凪景は沢山のものを吸収しました。劇団天球の今後も見据えた巌裕次郎の名セリフ・名シーンについて掘り下げていきます。

巌裕次郎の名セリフ・名シーンの1つ目は、巌裕次郎が欲している役者の本質です。巌裕次郎や明神阿良也は、役者の癖を匂いで表現します。百城千世子や星アキラのような表面的な演技ではなく、夜凪景や明神阿良也のような深く役に入り込む演技を好んでいます。

巌裕次郎の名セリフ・名シーンの2つ目は、巌裕次郎が役者に対する考え方を述べた一言です。新人の夜凪景の起用に反対の声も上がる中、劇団天球の三坂七生に対して役者の定義を問い掛けました。経験値や年齢に関係なく役者と名乗る本人の力量次第だと、厳しくも優しく諭していました。巌裕次郎は上辺だけの演技をする星アキラのことも気に掛けています。

巌裕次郎の名セリフ・名シーンの3つ目は、役者の可能性を述べた一言です。巌裕次郎は深く理解することが出来れば、どのような役でも演じられると考えています。死者のカムパネルラを演じる夜凪景に対して、巌裕次郎は余命宣告された自身をモデルに死というものを伝えていきました。

巌裕次郎の名セリフ・名シーンの4つ目は、巌裕次郎が考える役作りの方法です。役作りをする上で、他者から感情を学び取ることも非常に重要です。身近な人を糧にして役作りをしていく夜凪景と明神阿良也の成長を、巌裕次郎は大いに喜んでいました。

巌裕次郎の名セリフ・名シーンの5つ目は、演出家としての信念を持つ巌裕次郎の一言です。巌裕次郎はカムパネルラを演じる夜凪景のために、余命宣告された自身の境遇を伝えました。激しく動揺する夜凪景に対して、巌裕次郎はカムパネルラとして皆を導いて欲しいという想いを伝えました。

巌裕次郎の名セリフ・名シーンの6つ目は、幼少期の明神阿良也に放った巌裕次郎の一言です。巌裕次郎は長年に渡って明神阿良也の面倒を見ていますが、幼少期の明神阿良也は真摯に打ち込んではいませんでした。そんな明神阿良也を諭そうと放った一言で、後に星アリサの演技にも触発されて明神阿良也は劇的に変化しました。

主人公の夜凪景と演出家の巌裕次郎の名言を紹介してきました。続いては他の主要キャラクターの名言集です。アクタージュ act-ageでは主役の夜凪景だけでなく、他の役者が演劇に向き合う姿も描かれています。そこでアクタージュ act-ageの中でも高評価を得ている名セリフ・名シーンについて掘り下げていきます。

こちらは明神阿良也の名セリフ・名シーンです。幼少期から巌裕次郎に役者として育てられてきた明神阿良也は、深く役に入り込むような役作りを学んできました。生まれ変わるかのような役作りにより、明神阿良也はカメレオン俳優と呼ばれるほどの実力を手に入れました。

こちらも明神阿良也の名セリフ・名シーンです。幼少期に星アリサの演技を目の当たりにした明神阿良也は、役者という仕事に惹かれていきました。しかしその一方で、巌裕次郎の中での星アリサの存在の大きさに嫉妬してしまいます。そして明神阿良也は、巌裕次郎にとっての一番の役者になろうと決意します。

こちらは星アキラの名セリフ・名シーンです。実力派人気女優の星アリサの息子である星アキラは、世間から注目されており高い人気を集めていました。しかし世間の評価は自身の実力ではなく親の七光りだと気付いており、本物の役者になろうと固く決意します。その決意は現状から逃げ出さないための戒めでした。

こちらは王賀美陸の名セリフ・名シーンです。ハリウッドで活躍している王賀美陸は、存在感が強みの人気俳優です。羅刹女では演出家の山野上花子から弱さも演じるべきだと指摘されますが、プライドを捨てることが命取りだと考えて世間の求める王賀美陸として舞台に立つと宣言します。

夜凪景と巌裕次郎を中心にアクタージュ act-ageの主要キャラクターの名言を紹介してきました。続いては名場面が豊富なアクタージュ act-ageの面白い魅力を説明します。少年漫画の新しいジャンルを切り開いてアニメ化も期待されていましたが、アクタージュ act-ageにはどんな魅力が詰まっているのでしょうか?

名場面が豊富なアクタージュ act-ageの面白い魅力1つ目は、圧倒的な天才の主人公です。苦しい家庭環境の中で育った夜凪景は、心の支えとして父親の残した映画を鑑賞していました。自身の経験や映画から得た感情を表現するメソッド演技法を駆使して、夜凪景は実力派人気女優へと駆け上がっていきます。

名場面が豊富なアクタージュ act-ageの面白い魅力2つ目は、演技の世界です。少年漫画には珍しい題材ですが、友情・努力・勝利の要素も取り入れながら演技の世界を上手く描いています。原作者マツキタツヤの逮捕により打ち切りとなってしまいましたが、映画・演劇界からも高く評価されて注目を集めていました。

名場面が豊富なアクタージュ act-ageの面白い魅力3つ目は、画力です。個性豊かなキャラクターの存在やストーリー性だけでなく、宇佐崎しろによる作画もファンから高評価を得ています。2020年12月には週刊プレイボーイの表紙やポスターの描き下ろしを手掛けたり、石川理武が原作者の炎眼のサイクロプスという読切作品で作画を担当しています。

アクタージュ act-ageの主要キャラクターの名言集と面白い魅力を説明しました。それでは最後に、名場面が豊富なアクタージュ act-ageに関する世間の感想や評価を紹介します。アニメ化も期待されていた人気作品のアクタージュ act-ageに、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはアクタージュ act-ageを面白いと評価して打ち切りを惜しんでいる感想ツイートです。連載当初はなかなか伸び悩んでいたアクタージュ act-ageですが、長編をきっかけに高く評価されるようになりました。しかしアニメ化も期待されていたものの原作者のマツキタツヤの事件により打ち切りとなってしまい、多くのファンが続きを読みたいと嘆いています。

こちらはアクタージュ act-ageの銀河鉄道の夜編を高く評価している感想ツイートです。デスアイランド編をきっかけに注目されるようになったアクタージュ act-ageは、銀河鉄道の夜編で沢山のファンを獲得しました。ストーリー性や画力だけでなく、今回の記事で紹介したような名言も高い評価に繋がっています。

こちらはアクタージュ act-ageの連載再開を願っている感想ツイートです。大河ドラマ編の途中で最終回を迎えたアクタージュ act-ageですが、数年後に連載が再開されるのではないかとも噂されています。過去に不祥事のため打ち切りとなったジャンプ作品で連載を再開した例もあるため、多くのファンがアクタージュ act-ageの連載再開を心待ちにしています。

名場面が豊富なアクタージュ act-ageについて主要キャラクターの名言集と魅力を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?今回は夜凪景と巌裕次郎の名セリフ・名シーンが中心でしたが、アクタージュ act-ageには個性豊かなキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、アクタージュ act-ageの漫画を読んでみてはいかがでしょうか?