2021年01月09日公開
2021年01月09日更新
【鬼滅の刃】特殊な血液型・稀血は実在する?稀血をもつキャラや能力を解説
大ヒット作品、鬼滅の刃には特殊な血液型・稀血が存在します。特殊な血液型・稀血を持っているのは不死川実弥と清というキャラクターです。鬼滅の刃の作中では特殊な血液型・稀血は非常に特別な存在として描かれていますが、一体稀血とはどんな血液でどんな能力なのでしょうか?本記事では、鬼滅の刃の作中で描かれた稀血が現実世界で実在しているのかについても調べていき、稀血をもつキャラクターや能力を解説します。
目次
鬼滅の刃とは?
鬼滅の刃とは週刊少年ジャンプで連載された、吾峠呼世晴による漫画です。アニメ化に伴って爆発的な人気を集め、2020年に放映された映画も大ヒットを記録しました。そんな鬼滅の刃には特殊な血液型・稀血が存在するようです。今回は稀血のキャラや能力を解説していきます。まずは、稀血をもつキャラや能力を把握するために鬼滅の刃の作品情報をチェックしてみましょう。
鬼滅の刃の概要
漫画・鬼滅の刃の発行部数は1億2000万部に達しました。(2020年12月22日時点)2019年4月〜9月にアニメ化されたことをきっかけに、老若男女問わずファン層を拡大し、日本中で大ヒットを記録しました。さらに2020年10月公開の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は興行収入324億円を突破し、国内興行収入首位を獲得しました。
鬼滅の刃のあらすじ
時は大正時代。主人公の竈門炭治郎は真面目で優しい性格の6人兄弟の長男です。亡き父に代わって大黒柱として家業の炭焼きを営んでいました。そんなある日、炭治郎が帰宅すると家族は鬼によって惨殺されていました。妹を庇うように倒れていた次女の禰豆子だけが何とか生き残っていましたが、様子がおかしく、なんと鬼に変貌していました。炭治郎は鬼を倒すため、そして禰豆子を人間に戻す方法を探しに出るのでした。
鬼滅の刃の血液型・稀血とは?実在する?
稀血は人間50〜100人分の価値を持つ血
ここまで鬼滅の刃の作品情報とあらすじを紹介していきました。ここからは鬼滅の刃の血液型・稀血について解説し、そして稀血は実在するのか否かを調べていきます。
稀血とは、とても珍しい血のことを言います。なんと稀血は、鬼にとって普通の人間50~100人分の栄養があるのだそうです。そのため鬼にとっては喉から手が出るほど欲しい貴重な血となっています。
稀血の特殊な種類や効果
先に説明したように、稀血は鬼にとって普通の人間50~100人分の栄養があります。しかし稀血は非常に稀な血液であるがゆえに、稀血のなかでも特殊な種類や効果がある血があります。柱の不死川実弥も稀血ですが、不死川実弥の血は稀血のなかでもさらに珍しく、鬼を酔わせる効果がある血でした。
稀血は現実にも実在する?
鬼滅の刃の作中では稀血は鬼にとって栄養価の高い血だとされています。これは作中での設定ですが、なんと稀血は現実にも実在しているそうです。世界で最も珍しい血液型はRH null 型で、驚くことに世界で43人しか確認されていないそうです。この血液型は黄金の血液とよばれています。しかし、RH null 型は非常に稀な血液であるものの鬼滅の刃に登場する稀血と同一のものだというコメントは出ていません。
鬼滅の刃の血液型・稀血を持つキャラクターや能力一覧
稀血を持つキャラクター①清
ここまで鬼滅の刃の血液型・稀血とは?そして実在するのかどうか?を紹介していきました。ここからは鬼滅の刃の血液型・稀血を持つキャラクターや能力一覧を紹介します。
稀血を持つキャラクターの一人目は清(きよし)です。清は、正一、てる子の三兄弟の長男です。兄弟3人で歩いていた所、清は稀血だっために鬼に狙われ連れ去られてしまいます。清は窮地に陥るものの、鬼殺隊の炭治郎に命を救われます。清は炭治郎と別れるさいに、鎹鴉から藤の花の鬼除けを渡されました。
稀血を持つキャラクター②不死川実弥
稀血を持つキャラクターの二人目は不死川実弥です。不死川実弥は鬼殺隊の柱の一人です。血の気が多く、言動がきつい性格をしています。しかし実は弟想いの優しく芯のある人物です。そんな不死川実弥の血は、稀血のなかでもさらに希少な血となっています。なんと不死川実弥の血の匂いで鬼は酩酊して千鳥足になってしまいます。この不死川実弥の稀血は上弦の鬼にも効果を発揮する非常に希少な血です。
鬼滅の刃の血液型・稀血を持つ不死川実弥に耐えた禰豆子
実弥は自ら手を切り禰豆子に自分を襲わせようとする
ここまで鬼滅の刃の血液型・稀血を持つキャラクターや能力一覧を紹介していきました。ここからは鬼滅の刃の血液型・稀血を持つ不死川実弥に耐えた禰豆子を紹介します。
不死川実弥は鬼を連れて任務にあたる炭治郎の存在が許せず、お館様に鬼の禰豆子の危険性を訴えます。炭治郎は必死に禰豆子は一度も人を食べたことはないこと、鬼殺隊として人間と共に戦えることを訴えます。しかし、鬼に対して強い嫌悪感や怒りを持っている柱のメンバーは、どうしても鬼の禰豆子の存在を認めることはできません。
そんな中、一番禰豆子と炭治郎に対して強い嫌悪感を抱き、きつい態度をとっていた不死川実弥が禰豆子の危険性を証明しようとします。なんと不死川実弥は自身の腕に傷をつけて血を垂らし、禰豆子の前に腕を突きつけるのでした。
実弥の稀血の誘惑に耐えた禰豆子
不死川実弥は自身の腕に傷をつけて血を垂らし、禰豆子の前に腕を突きつけ、鬼の禰豆子を誘惑します。禰豆子は鬼との闘いで疲弊しており、目の前に差し出された血の匂いはたまらないものでした。その様子を見る限り、鬼の禰豆子は理性を失うかと思われましたが、なんと禰豆子はプイっと顔を背け、実弥の誘惑に耐えるのでした。
このとき、作中ではまだ不死川実弥が稀血だという情報は出ていませんでした。しかし話が進むにつれ不死川実弥が稀血だということが分かり、稀血の誘惑に耐えた禰豆子の評価が読者の間でさらにあがることになりました。おそらく他の柱の中には不死川実弥が稀血だという事をしっている人もいるはずで、この二人のやりとりがより強い印象を与えたことでしょう。
鬼滅の刃の血液型・稀血を持つ不死川実弥の弟
実弥の弟・玄弥は稀血ではなかった?
ここまで鬼滅の刃の血液型・稀血を持つ不死川実弥に耐えた禰豆子を紹介していきました。ここからは鬼滅の刃の不死川実弥の弟を紹介します。
不死川実弥は稀血のなかでもさらに希少な稀血でした。では不死川実弥の弟の玄弥は同じく稀血なのでしょうか?実は不死川実弥は稀血であるものの、弟・玄弥が稀血だという描写はなされていません。しかし玄弥は稀血ではないものの非常に珍しい特異体質をもっていたのです。
実弥の弟・玄弥の特異体質
実弥の弟・玄弥は特異体質です。なんと玄弥は鬼を喰らうことで一時的に鬼の体質になれます。実は玄弥は鬼滅隊であるものの呼吸を使うことが出来ません。しかし玄弥は特異体質を生かして、鬼滅隊として鬼と戦います。
鬼滅の刃の血液型に関する感想や評価
ここまで鬼滅の刃に登場する特殊な血液型・稀血について、そして稀血をもつキャラや能力を紹介していきました。人間の血肉は鬼によって必須のものであり、本作品のポイントとなる部分です。そのため鬼滅の刃の血液型に関する疑問や考察がツイッター上で多くみられました。ここからは鬼滅の刃の血液型に関する感想や評価を紹介していきます。
鬼滅の刃読んでるけど、私の血液型はAB Rhマイナスなので「稀血」ですね…
— さめ@夢がここからはじまるよ (@sameimaru) January 7, 2021
鬼滅の刃の血液型に関する感想や評価で、「自分も稀血だ」といったコメントがありました。現実にも珍しい血液の人はいるようです。
『鬼滅の刃』に「稀血(まれち)」というのが出てきましたけど、現実に「稀血」というのがあるそうです。https://t.co/nM3ijfs2BP
— めのん@ひとりプログラミング同好会 (@menonfled) December 26, 2020
こちらも稀血が現実にもあるというコメントです。稀血はその名のとおり、稀な血液です。珍しい血液型の人は輸血ができる血液が限られているようです。
鬼滅の刃の伏線回収で特に感心したのが最初印象最悪だった不死川実弥ですね。「何で柱の癖に傷だらけなんだよ(しかも増えてる)」とか「ねず子に血を見せつけるあの程度の実験でよく皆納得したな」という疑問が「鬼を酔わせる稀血」という特性で全て説明できる点が素晴らしかったです。 pic.twitter.com/hhr7zP7t9N
— モロ平野 (@8O7TEPVybIxEZ9U) December 21, 2020
不死川実弥が稀血と分かったことで、それまで詳細が分からなかった不死川実弥のキャラクター像が読者に伝わることとなりました。強い不死川実弥が傷跡だらけなこと、鬼の禰豆子に自分の血を近づけて試したこと、これらの真意が不死川実弥が稀血のなかでもさらに希少な稀血だったことで、より読者に伝わることとなりました。
鬼滅の刃の血液型まとめ
鬼滅の刃に登場する特殊な血液型・稀血のまとめはいかがでしたか?稀血をもつキャラクターとして、清と不死川実が登場しました。稀血は特殊な血液で鬼にとって栄養価の高い血液という設定です。なんとこの稀血ですが、効果は違うもののどうやら現実にも「稀血」という存在があるようです。
このように鬼滅の刃には特殊な血液型・稀血など細かい設定がなされており、読めば読むほどに奥深い世界観を楽しむことが出来ます。鬼滅の刃はアニメ化・映画化と様々なコンテンツにメディアミックスされているので、ぜひ鬼滅の刃を楽しんでください。