【鬼滅の刃】嘴平青葉（はしびらあおば）は伊之助の子孫？青い彼岸花を発見？

大ヒットの最中で原作の連載が幕を下ろした鬼滅の刃ですが、最終話では主要キャラクターの子孫と思われる人物が多数登場しました。その中でも、今回は青い彼岸花を発見したとされる平青葉 (はしびらあおば)というキャラクターについて紹介します。はしびらあおばは伊之助の子孫なのか、アオイと結婚したとされる理由などをまとめています。その他の子孫についても一覧にしているので、ネタバレにはご注意ください。

はしびらあおばについてを紹介する前に、まずは鬼滅の刃という作品についてを簡単に紹介します。鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生が描くダーク・ファンタジー作品で、2016年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。2020年12月には最終巻が発売されたことを受けて、一部の書店には最終巻を求めるファンで長蛇の列ができるほどの人気ぶりを見せました。

鬼滅の刃はテレビアニメ化もされた作品で、TOKYO MXなどで2019年4月から9月までの2クール構成で放送されていました。その続編にあたるストーリーを描いた「無限列車編」は、劇場版として公開されています。日本歴代興行収入ランキングで、「千と千尋の神隠し」を抜いて見事1位を獲得しました。2021年1月現在、新たなアニメの制作に関する情報も浮上しており、今後も目を離せないタイトルであることは間違いありません。

竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、父を亡くしたことで家族を養い炭を売っていました。しかし、ある時炭売りから帰宅した炭治郎は、鬼によって惨殺された家族の姿を目撃します。唯一生き残っていた妹の禰豆子(ねずこ)も鬼となっていたものの、まだ人間の心が残っていることに気がつきました。冨岡義勇(とみおかぎゆう)に導かれた炭治郎は、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)のもとで剣術を学び、妹を人間に戻す方法を探します。

鬼滅の刃に登場したキャラクターの一人である、はしびらあおばは、嘴平伊之助の子孫であると考えられます。他の子孫のキャラクターとの絡みなどはありませんでしたが、その容姿はまさに猪の被り物を外した伊之助そのもので、間違いなく子孫であると考えられます。子孫のはしびらあおばが登場しているということは、伊之助が誰と結婚をしていたということになります。そのキャラクターも、ファンであれば気になるはずです。

最終話で数コマのみ登場していたはしびらあおばですが、これまで見てきた鬼滅の刃という作品とは異なり、平和な世界で暮らしているキャラクターです。続いては、現代ではしびらあおばはどういった生活をしているのかについても順番に紹介します。作中で明らかになっている情報はそれほど多くはないものの、伊之助は主要キャラクターの一人です。その子孫ということで、注目したファンも多かったはずです。

はしびらあおばは、青い彼岸花を発見した人物であるとして紹介されていました。伊之助の子孫だと考えられるはしびらあおばは、現代では植物学者として活躍していたのです。まさに猪突猛進といった伊之助の子孫が、こうした職業に就いていることを意外に感じた人もいたかもしれません。しかし、山に詳しい伊之助の子孫が青い彼岸花という存在について研究に携わることは、必然ともいえるものだったのかもしれません。

はしびらあおばは、「山奥に独りで暮らしたい」とこぼしていました。これは、せっかく研究していた青い彼岸花をうっかり枯らしてしまうというミスを犯したためです。世間からの非難を浴びたはしびらあおばは、こうした発言をしていました。青い彼岸花を研究するという頭脳を持ち合わせていながらも、山奥に住むという発想がやはり伊之助の子孫らしいともいえるのではないでしょうか？

青い彼岸花を研究していることがわかったはしびらあおばですが、その先祖である伊之助が結婚したことにも驚いたのではないでしょうか？続いては、はしびらあおばの先祖である伊之助が結婚をしたと思われる理由についても順番に紹介します。伊之助といえば、野生児らしく色恋とは無縁とも思えるキャラクターでした。果たしてどのような経緯があって、伊之助は結婚をする相手を見つけていたのでしょうか？

はしびらあおばは、顔立ちはもちろん「嘴平」という苗字からも伊之助の子孫と考えて間違いありません。一方で名前の「青葉」は、鬼滅の刃の登場人物の一人である「アオイ」から取っていると考えられます。さらに、伊之助の母親の名前が「琴葉」であったことから、二人の名前が取られているのではないかとも考察されています。伊之助がアオイとどのような接点があったのか、気がつかなかった人もいたかもしれません。

伊之助とアオイの出会いは、鬼滅の刃の6巻に収録されている「機能回復訓練」でのことでした。那田蜘蛛山編で負傷した伊之助たちは、蝶屋敷で療養していました。そこで機能回復訓練を行っていた伊之助は、初めてアオイと対面します。この時点では、伊之助はアオイに怒られるだけというような立ち位置でした。お互いに異性として意識するような展開もなく、この二人について意識した人もそれほど多くはなかったはずです。

そんな二人が再会を果たしたのは、12巻に収録されている「いざ行け里へ！」でのことでした。激闘の末に重傷を負った伊之助たちは、再び蝶屋敷で治療を受けることになりました。ここで伊之助はアオイと再会しますが、かなり毒が回っていた伊之助は呼吸を使っての止血が遅れていました。ここでアオイは、はっきりと涙を流していたのです。この様子を、伊之助は天井に張り付いた状態で聞いていたのでした。

安静にしていなければならない伊之助が動き回ることに対して、アオイは怒り喧嘩になります。傍から見ると、カップルが喧嘩をしているようにも見えるシーンでした。カナヲに怒られたことでアオイは、咄嗟に伊之助に抱き着くような仕草も見せています。明らかに初対面の頃よりも距離が縮まっている二人ですが、この辺りから二人の恋愛模様について意識し始めたファンも多かったようです。

そんな二人の距離が、さらに縮まっていると感じられたのが23巻に収録されている「鬼がいない世界」です。腹を空かせた伊之助は、料理を作っているアオイに隠れて、盗み食いを働いていました。しかし、それを見つかって怒られてしまいます。前回のように再び喧嘩が始まるかと思いきや、アオイは伊之助用に作ったおにぎりを差し出してくれました。伊之助の行動を見越した上で、準備をしてくれたのかもしれません。

このおにぎりを受け取った伊之助は、意表を突かれたかのように真顔になっていました。特に心情などは描かれていないものの、こうしたアオイの優しさが彼の心を動かすきかっけになったのかもしれません。これらの経緯を経た二人が結婚をしたことで、やがて子孫のはしびらあおばが誕生し、青い彼岸花の研究を行うこととなりました。二人に接点が無いと感じていた人も、納得の経緯だったのではないでしょうか？

先祖の二人が結婚するまでの経緯なども判明したはしびらあおばですが、鬼滅の刃の最終話に登場していた子孫は、はしびらあおばだけではありません。続いては、はしびらあおば以外の子孫キャラクターについても一覧にして紹介します。はしびらあおば以外にも、見た目にも子孫だとわかりやすいキャラクターが多数登場していました。改めてカップルとなった先祖の接点についても、見返したくなる最終回だったかもしれません。

はしびらあおばだけでなく、気になるのはやはり主人公の竈門炭治郎の子孫ではないでしょうか？竈門炭治郎の子孫だと思われるキャラクターは、高校1年生の竈門炭彦です。見た目は炭治郎にそっくりですが、遅刻の常習犯で最終回でも慌てて登校をしている姿が見られました。普通に走るだけではなく、パルクールを使い建物を移動していくなど、かなりの運動神経を持っていることがわかる動きでした。

竈門カナタは、炭彦の兄で16歳の高校生です。無表情でクールな雰囲気のキャラクターですが、恋人である燈子に対しては平然と甘い言葉を投げ掛けたりしています。こちらは栗花落カナヲに似たキャラクターで、炭治郎とカナヲが結婚をしたことがわかります。鬼滅の刃の本編でもかなり接点のあった二人なので、結婚をしていたことに納得をした人も多かったかもしれません。

我妻義照は、苗字でもわかるように我妻善逸の子孫だと考えられます。17歳の高校生で、見た目は黒髪であるという以外は善逸にそっくりです。性格もほぼ善逸そのもので、鬼退治の小説である「善逸伝」を読んでいます。女性が好きだということもそっくりで、はしびらあおばに対しても見た目から女性だと勘違いをしていました。

我妻燈子は18歳の高校生で、義照の姉です。カナタと付き合っており、ラブラブっぷりを見せつけています。見た目は禰豆子にそっくりであることからも、先祖である善逸と禰豆子が結婚をしたのだということがわかります。鬼滅の刃の本編では、善逸が禰豆子に対して好意を向けているシーンも多数登場しています。この二人が結婚をするということも、ファンの間では予想しやすいカップルだったのではないでしょうか？

最終回に登場したキャラクターの中で、炭彦の傍を通り過ぎたのが義一です。ランドセルを背負っているので小学生と思われますが、錆兎と真菰が転生したと思われるキャラクターと共に歩いています。髪の毛はショートカットですが、見た目が似ていることからも、冨岡義勇の子孫であると考えられます。

遅刻ギリギリでパルクールをしながら登校していた炭彦と、途中で合流したのが桃寿郎です。剣道部に所属している高校生で、炭彦と仲が良いことがわかります。朝4時から剣道の稽古をしており、その見た目や快活な性格からも煉獄杏寿郎の転生した姿であると考えられます。ただし、弟の千寿郎は生き残っていたため、千寿郎の子孫だという可能性もあるのかもしれません。

宇髄天満は20歳で、体操で金メダリストとなった人物です。かっこいいと言われているものの、マナーの悪さも目立つキャラクターであるようです。こちらは見た目や名前から、宇髄天元の子孫であると考えられます。宇髄天元には3人の嫁がいたので、いずれかの嫁との子孫であるはずです。

鬼滅の刃の最終回では、はしびらあおばを始めとした数々の子孫たちが登場しました。しかし、この他にも本編では死亡して、転生したと考えられるキャラクターも多数登場しています。伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は、名前は不明であるものの前世での約束通り結婚をして定食屋を営んでいます。胡蝶しのぶと胡蝶カナエも姉妹として高校に通っており、不死川実弥と不死川玄弥は警察官になっていました。

先祖が野生味に溢れたキャラクターであっただけに、意外な職業と性格になっていたはしびらあおばでした。そんなはしびらあおばについて、ファンはどのような感想を抱いたのか、気になる人もいるかもしれません。続いては、はしびらあおばに関するTwitter上での感想や評価についても、少しだけ紹介します。

はしびらあおばが可愛いという意見も多く見られました。伊之助とビジュアルは同じであるものの、被り物をしていて素顔がなかなか見られないキャラクターでした。しかし、大人しい性格も相俟ってより可愛さが際立つ結果になったのかもしれません。

はしびらあおばは、青い彼岸花をうっかりミスで枯らしてバッシングを受けることとなりました。しかし、実はそれがわざとだったのではないかと考察する人の意見もありました。一歩間違えれば危険な研究でもあるだけに、一度は打ち勝つことに成功した鬼が二度と現れないよう、青い彼岸花を枯らした可能性もあるのかもしれません。

「山奥に独りで暮らしたい」という発言から、はしびらあおばに山奥でのんびりと過ごしてほしいと感じた人もいたようです。伊之助とは真逆の大人しそうな性格であることからも、大自然をゆったりと満喫してくれそうです。

青い彼岸花の研究をしていた嘴平青葉 (はしびらあおば)というキャラクターについて、アオイとの結婚の経緯などをまとめて紹介しました。最終回の展開に驚かされたという人も、経緯を整理してみると納得することができたのではないでしょうか？

すでに原作は終了してしまった鬼滅の刃ですが、アニメ関連については今後もまだまだ新たな展開が期待できそうです。これまで鬼滅の刃に触れたことがなかったという人は、原作を一気に読破できる今が手を出すチャンスかもしれません。鬼滅の刃を知っているという人も、この機会に改めてキャラクター同士の関係性についてを復習し直してみてはいかがでしょうか？