ジョジョのおすすめは何部?初心者向けの読む順番や各シリーズの魅力を紹介

1987年に連載が開始された「ジョジョの奇妙な冒険」は、2020年12月時点で計8シリーズが発表され、各シリーズごとに主人公・舞台を変えて描かれたストーリー展開や、スタンドを始めとする独自の世界観が人気を集めています。本文では、漫画ジョジョシリーズのおすすめ人気ランキングTOP8と各部の魅力、ジョジョの時系列や初心者向けの読む順番、アニメ主題歌、実写映画のおすすめポイントを紹介します。

ジョジョのおすすめは何部?初心者向けの読む順番や各シリーズの魅力を紹介のイメージ

目次

  1. ジョジョシリーズとは?
  2. ジョジョシリーズの人気おすすめランキングTOP8~4
  3. ジョジョシリーズの人気おすすめランキングTOP3
  4. ジョジョシリーズの時系列や初心者向けの読む順番
  5. ジョジョの実写映画はおすすめ?魅力を紹介
  6. ジョジョシリーズのおすすめアニメ主題歌
  7. ジョジョシリーズに関する感想や評価
  8. ジョジョシリーズのおすすめや各シリーズの魅力まとめ

ジョジョシリーズとは?

ジョジョシリーズの紹介・イメージ画像

「ジョジョリオン」の結末ラストに期待が高まる「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年~2020年12月現在にかけて長期連載されている、荒木飛呂彦先生の代表作で、計8シリーズで構成されています。以下では、ジョジョシリーズの人気おすすめランキングや魅力の紹介をはじめ、シリーズの時系列と初心者向けの読む順番、実写映画のおすすめポイント、ジョジョのアニメ主題歌などを紹介します。

ジョジョシリーズの漫画の概要

ジョジョシリーズの漫画の紹介・イメージ画像

「ジョジョ」の略称で親しまれる「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年から「週刊少年ジャンプ」で長期連載されている、荒木飛呂彦先生のホラーサスペンス漫画です。2005年3月から「ウルトラジャンプ」へ移籍したジョジョは、2020年12月時点で計8シリーズが発表され、部ごとに主人公や舞台が異なることが特徴であり、メディア展開も各シリーズごとに発表されています。

「ジョジョ立ち」と呼ばれる独特のポーズや台詞回し、波紋・スタンドと呼ばれる特殊能力、ホラー映画やメタル音楽等から着想を得た擬音のように、独自の表現方法や世界観は、「ジョジョの奇妙な冒険」の魅力であり、根強い人気を誇っています。また、「人間賛歌」を作品全体のテーマに掲げる漫画「ジョジョの奇妙な冒険」は、2006年に日本のメディア芸術100選・マンガ部門2位に選ばれました。

ジョジョシリーズのアニメ化や実写化

ジョジョシリーズのアニメ制作・イメージ画像

少年漫画の王道を踏まえながらも、ホラーサスペンス要素を強めた独特の世界観が人気を集める「ジョジョシリーズ」は、OVA・劇場版アニメが制作され、2012年~2019年にかけてアニメ放送が実施されました。2017年には、第4部「ダイヤモンドは砕けない」を原作とする実写映画が上映され、大きな話題を呼びました。

また、「ジョジョの奇妙な冒険」は、アニメや実写化以外にも、ゲーム作品も多数展開しており、シリーズごとのメディア展開だけでなく、全シリーズの登場キャラが集結した「オールスターバトル」作品も人気を集めています。

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ジョジョシリーズの人気おすすめランキングTOP8~4

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各部ごとに多彩なキャラクターが登場する「ジョジョの奇妙な冒険」は、どのシリーズも多くの魅力に富んでおり、その中から一番を選ぶことは難しいと思うファンもいるでしょう。以下では、ジョジョシリーズの人気おすすめランキングTOP8~4と、各シリーズの魅力やおすすめポイントを紹介します。

8位:ジョジョリオン(第8部)

第8部「ジョジョリオン」は、2011年6月から2020年12月現在にかけて「ウルトラジャンプ」で連載中の作品で、「呪いを解く物語」とされています。主人公は、壁の目から出現した記憶喪失の青年で、地元の名家に引き取られ東方定助と命名されます。ジョジョならぬ主人公の正体に迫った「ジョジョリオン」は、東方家が患う謎の奇病や、過去の定助と関わりを持つ「ロカカカの果実」など、様々な謎が散りばめられています。

「ジョジョリオン」の舞台は、4部と同様に杜王町としつつも、前作とは異なる世界観であることや、大震災の影響で壁の目が隆起したことが言及されています。また、他シリーズと比べて派手さやスタンドの戦いが少なく、シリアスかつ難解な内容から評価が分かれる一方、芸術作品を彷彿させる美しい作画や、先の読めない展開は読みごたえがあり、単独で読んでも面白いおすすめ作品です。

7位:ファントムブラッド(第1部)

ジョジョ第1部「ファントムブラッド」は、19世紀のイギリスを舞台に、名門貴族ジョナサン・ジョースターと、宿敵・ディオ・ブランドーの抗争を描いた作品で、ジョースター一族とDIOの因縁の原点です。第1部は、ディオが邪悪な吸血鬼と化するまでの動向や、ジョナサンの波紋の習得、そして、2人の壮絶な最期と、後の世代に繋がる数奇な運命の幕開けを描いてます。

「ファントムブラッド」の連載時期は、1986年~1987年とシリーズでもっとも古く、近年の作品と比べて作画が大きく異なることや、シリアス要素が多い一方で、ギャグ要素が少ないことが特徴です。ジョジョシリーズの中で、独特の世界観をほこる第1部もグロテスクな描写が多いですが、「人間賛歌」をテーマにした数々の名セリフが、過激シーンの気持ち悪さを打ち消してくれます。

初代ジョジョ・ジョナサンは、真面目で正義が強く、立派な紳士を目指すかっこいいキャラクターであり、彼の言動は、英国紳士らしい気品に溢れています。また、宿敵・ディオ・ブランドーの悪のカリスマ性やしたたかさ、エリナ・ペンドルトンの意志の強さ・献身さ、義理人情に厚いスピードワゴンとの出会い、壮絶な最期を迎えたツェペリ等、ジョナサンを取り巻くキャラクターも、多くの魅力に富んでいます。

6位:ストーンオーシャン(第6部)

第6部「ストーンオーシャン」は、空条承太郎の娘・空条徐倫の活躍を描いた作品で、1999年~2003年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されました。シリーズ初の女性主人公の物語は、ある陰謀により刑務所に入れられた徐倫のスタンド覚醒と、黒幕であるプッチ神父との対立、DIOが生前に研究していた「天国に行く方法」を巡る攻防戦と、その結末を描いています。

3部「スターダストクルセイダース」で終止符が打たれたと思われたジョースター一族・DIOの因縁の再浮上による徐倫・プッチ神父の戦いは、ジョジョ史上もっとも過酷なものであり、女性主人公への容赦のない展開は、多くの衝撃を与えました。また、6部では、女性キャラの登場が多いことも特徴であり、兄貴キャラで慕われるエルメェスをはじめ、強くてかっこいいキャラクターの登場が見どころです。

ジョナサンの代から始まったDIOとの数奇な運命は、空条徐倫・プッチ神父の死を持ってようやく終わりましたが、ジョジョの世界はパラレルワールドに突入し、7部へ突入します。「ストーンオーシャン」のラストは、徐倫の面影を宿すアイリンがエンポリオを保護するシーンで締めくくられ、ジョジョシリーズを読み進める上で、欠かすことができないおすすめの部です。

5位:スティール・ボール・ラン(第7部)

第7部「スティール・ボール・ラン」は、パラレルワールドに突入した新世界を舞台とし、6部までの世界観と直接的なつながりはないとされています。7部は、西部劇のアメリカを舞台に、西海岸から東海岸へ大陸を横断するスティール・ボール・ランレースと、その裏に隠された陰謀に迫った物語です。2004年1月に「週刊少年ジャンプ」で連載開始され、2005年から「ウルトラジャンプ」に移籍し、2011年5月に完結しました。

「スティール・ボール・ラン」では、前作で登場した似たような名前・団体が登場するも、それらは全て別人とされており、1~6部までの世界観とは異なることが言及される一方、ジョースター一族とDIOの対立構造は、7部でも健在です。また、「ジョニィ・ジョースターが歩き出す物語」とされる7部は、下半身不随となった主人公の復活や精神的な成長をテーマに掲げられています。

ジョ二ィ・ジョースターの主人公らしからぬ設定は、前作での主人公と異なりどこか頼りないものの、ジョ二ィの成長を見守りながら、レースの行方を追うのも「スティール・ボール・ラン」ならではの楽しみ方でしょう。また、7部では、成り行きでジョ二ィと行動を共にすることとなったジャイロ・ツェペリも、もう1人の主人公に据えられ、ジョジョでない主人公の登場も、7部のおすすめポイントです。

4位:黄金の風(第5部)

ジョジョ第5部「黄金の風」は、ジョースター一族の宿敵・DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナを主人公に迎えた作品で、1995年~1999年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されました。異色の主人公の誕生に多くの衝撃が走った第5部は、イタリアを舞台に、ギャングスターに憧れるジョルノが、麻薬に汚染された街を変えるべく、仲間と共に組織パッショ―ネの乗っ取りと、ボスに君臨するまでの奮闘を描いています。

ギャングスターによる内部抗争を題材にした「黄金の風」は、前シリーズと比べて過激な戦闘描写が多い一方、多彩なスタンドや、敵チームとの頭脳戦、終盤まで姿を表さないボス・ディアボロの正体や派手な戦闘シーンなど、見応えがあります。また、個性的なキャラクターの登場も「黄金の風」のおすすめポイントであり、ブチャラティやプロシュート等の兄貴キャラの名セリフは必見です。

そして、第5部「黄金の風」は、ジョジョシリーズで一番ファッショナブルな作品であり、敵味方問わずそれぞれのセンスが光るファッションも、5部の人気を高めています。一方、ジョジョと言えば学ランと言われるように、ジョルノ・ジョバァーナの服装も学ランをモチーフにしたもので、左右の胸ポケット部分のテントウムシがチャームポイントです。

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ジョジョシリーズの人気おすすめランキングTOP3

ジョジョシリーズのおすスメランキング・イメージ画像

ジョジョシリーズの人気は、敵キャラとの死闘や迫力あるスタンドはもちろん、シリアスでありながらギャグ要素も忘れない、飽きのこないストーリー展開が高く評価されています。以下では、ジョジョシリーズの人気おすすめランキングTOP3と、各シリーズの魅力やおすすめポイントを紹介します。

3位:戦闘潮流(第2部)

ジョジョ第2部「戦闘潮流」は、ジョナサンの孫・ジョセフ・ジョースターと、最強の種族・柱の男が登場する波紋シリーズ2作目で、1987年~1989年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されました。物語は、アメリカ・メキシコ・ヨーロッパを舞台に、石仮面を生み出した柱の男たちの目覚めと、ジョセフの波紋の修行、人類の生存をかけた壮絶な戦いとその結末を描いています。

2部もホラー要素が強めですが、ジョセフの英国紳士らしからぬ言動や、仲間を大切に想う正義感の強さ、相手の弱点を見抜いたり、時にはイカサマやトリッキーな戦法も厭わない柔軟な発想など、バラエティに富んだ主人公像が人気に拍車をかけています。また、2部では、ジョセフの祖母・エリナやスピードワゴンなど第1部キャラの再登場や、リサリサやシーザーなど新たなキャラの登場も見どころです。

「戦闘潮流」と言えば、シリーズ最強キャラ・カーズとの死闘は欠かせず、究極の生物へと進化したカーズとの最終決戦や、予想を裏切る展開と感動の結末まで目が離せません。波紋シリーズは、第2部で一区切りを迎えましたが、結末ラストで次世代のジョジョを示唆するセリフや、ウォークマンを相棒に日本に暮らす娘・孫に逢いに行く老年ジョセフの姿は、「戦闘潮流」の名シーンです。

2位:ダイヤモンドは砕けない(第4部)

ジョジョ第4部「ダイヤモンドは砕けない」は、シリーズ初の日本を舞台とし、M県S市杜王町に暮らす高校生・東方仗助を主人公に迎えた作品です。ジョセフの隠し子という、衝撃的な設定が話題を呼んだ4部は、日常に潜む恐怖を題材にし、警察官だった祖父の意志を受け継ぎ、街の平和を守る仗助一達と、一風変わった住民との奇妙な交流を描いた作品です。

1992年~1995年にかけて連載された4部は、ロード・ムービー調の第3部と比べて派手さや戦闘シーンは劣るものの、リアリティある作風や個性が際立つキャラ、日常生活に向いたスタンド能力が、人気に拍車をかけました。また、バトルシーンが少ない一方で、ギャグ・コメディ要素が多く取り入れられており、グロテスク描写が苦手で、ジョジョを敬遠していた方でも読みやすいことも、第4部のおすすめポイントです。

一方、第4部のラスボス・吉良吉影は、歴代ラスボスに比べて地味であるが、凶悪な殺人鬼でありながら平穏な生活を望むなど、サイコパスらしからぬ人間味あふれる言動が魅力的なキャラです。「クレイジーダイヤモンド」では、仗助の年上の甥にあたる空条承太郎や、79歳になったジョセフも杜王町を訪れており、ジョジョの世界観のつながりを感じさせます。

1位:スターダストクルセイダース(第3部)

第3部「スターダストクルセイダース」は、スタンドシリーズ第1作で、ジョセフの孫・空条承太郎と、ジョナサンの身体を乗っ取ったDIOとの最終決戦を描いた作品です。物語は、スタンドを制御できず危篤状態に陥った母・空条ホリィを救うべく、日本からエジプトを目指します。劇中のスタンドや能力は、タロットカードやエジプト九柱神をモチーフとし、単純かつ戦闘向きの能力が特徴です。

3部が連載された1989年~1992年当時のバトル漫画は、勝ち進むごとに強敵が現れるトーナメント方式が主流の中、ジョジョでは、場所ごとに能力や強さがバラバラの敵キャラを配置させたすごろく方式で描かれています。強敵の登場後はギャグ満載の回など、自由な作風で描かれたストーリー展開が注目され、「ジョジョの奇妙な冒険」の人気が急上昇するきっかけをもたらしました。

また、ラスボス戦は、100年ぶりとなるジョースター・DIOの宿命の戦いとなり、時を止める能力を持つDIOの撃退方法や、承太郎一行の奮闘は圧巻です。結末ラストは、蘇生したジョセフによるおふざけが登場しましたが、故郷へ帰るポルナレフと別れ、ウォークマンを片手に日本へ帰国する祖父・孫の姿は、「戦闘潮流」のラストシーンを彷彿させます。

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ジョジョシリーズの時系列や初心者向けの読む順番

ジョジョシリーズの読む順番・イメージ画像

シリーズごとに主人公や舞台が変わる「ジョジョの奇妙な冒険」は、シリーズごとに独立した作品として描かれているため、単体で読んでも楽しめる漫画です。以下では、ジョジョシリーズの時系列や、ジョジョ初心者におすすめの読む順番を紹介します。

ジョジョシリーズの時系列

ジョジョシリーズの時系列・イメージ画像

ジョジョシリーズの時系列は、各部の順番ごとに進行されており、各シリーズの時系列は、1部:1880年~1889年、第2部:1838年~1988年、第3部:1988年、第4部:1999年、第5部:2001年、第6部2011年とされています。また、6部結末からはパラレルワールドに突入したため、時系列も第7部:1890年、第8部:2011年に設定されています。

第1部~第6部までは、ジョナサン・DIOと彼らの子孫が主人公を務め、各部ごとに舞台が異なったり、ラスボスがDIOと関わりを持たない人物だった部もあります。しかし、一連のつながりを意識したストーリー展開として描かれているため、ジョセフ・承太郎のように、主人公として登場後、次回作ではメインキャラとして再登場する展開も多く見られます。

7・8部の時系列を紹介・イメージ画像

一方、これまでの設定がリセットされた第7部では、前作と似た名前やポジションのキャラが登場するも、パラレルワールド以前のキャラクターとは別人とされています。また、第8部では、7部の登場キャラの子孫たちがメインキャラとして登場するも、7部での出来事は、ファンタジーとして伝承されてきたお話とされ、両者の時系列上のつながりは、曖昧となっています。

ジョジョシリーズの初心者向けの読む順番

初心者向けの読む順番の紹介・イメージ画像

2020年12月時点までに計8部が連載されている「ジョジョの奇妙な冒険」は、各部ごとに主人公・舞台が異なるため、どの部から読んでも楽しむことができます。しかし、ジョジョシリーズ初心者には、壮大な物語の大まかな流れが分かるように、第1部「ファントムブラッド」から読み進めることがおすすめです。

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ジョジョの実写映画はおすすめ?魅力を紹介

ジョジョの実写映画の撮影・イメージ画像

独創過ぎる世界観から、実写化は不可能とも言われてきた漫画「ジョジョの奇妙な冒険」でしたが、2017年には待望の実写映画が上映され、その再現度の高さやキャスト陣の演技力の高さが称賛されました。以下では、シリーズ第4部「ダイヤモンドは砕けない」を原作とする、ジョジョの実写映画の魅力や、おすすめポイントを紹介します。

実写映画の魅力①キャストのビジュアル

漫画など二次元作品を実写化するにあたり、キャストのビジュアルが、映画の評価を大きく左右します。そして、髪型や衣装から独自の世界観を築いてきたジョジョの実写映画も、一部のファンからは批判的な声も上げられました。しかし、実際に映画を鑑賞すると、漫画やアニメ版でのイメージをそぐわない、高い演技力と再現度が評価されました。

そして、ジョジョの実写映画の中でも、岡田将生さん・新田真剣佑さん演じる虹村形兆・億康兄弟は、ビジュアルはもちろん、キャラクター作りの完成度の高さが、漫画ファンからも注目されました。実写映画に否定的な意見の中には、漫画とキャストの演技に生じる違和感も懸念されていましたが、それらを払しょくさせる世界観も、ジョジョの実写映画のおすすめポイントです。

実写映画の魅力②ロケ地

実写映画のロケ地は、杜王町のモデルとなった宮城県仙台市ではなく、スペインの海岸部とされ、制作発表当時は、日本が舞台なのにあえて海外ロケを決行することに批判の声が相次ぎました。しかし、衣装からすでに独特の雰囲気を醸し出すジョジョは、日本の街並みとはあまりなじまず、見る人によってはコスプレと捉えかねないでしょう。

そこで、ジョジョの世界観をより現実味を持たせるために、日本とはかけ離れた非日常の街並みがロケ地に選ばれました。異国情緒あふれるスペインの街並みは、ジョジョの派手な衣装とも良く馴染み、二次元キャラに現実味をもたせています。

実写映画の魅力③伏線

映画に登場した伏線・イメージ画像

実写映画版ジョジョのタイトル末尾に付けられた「第一章」というワードから、続編の制作を匂わせており、また、原作漫画ファンからは、4部に関わる伏線の多さも指摘されています。映画序盤の広瀬康一の部屋には、岸辺露伴の漫画「ピンクダークの少年」とそのポスターが貼られ、中盤には「杉本鈴美の事件」に関するファイル、スタンド使いのシェフが営むイタリアン「トラサルディー」が登場します。

虹村形兆の結末は、実写映画版では吉良吉影のキラークイーンの能力・シアハートアタックに改変されたものの、これらは続編で吉良吉影が登場することを示す伏線でしょう。そして、エンドロールでは、漫画版でも印象的だった紙袋が突然映し出されるなど、原作漫画を知っているファンなら、第二章の制作を大いに期待させる演出となりました。

実写映画の魅力④バトルシーン

スタンドは、キャラクターの個性を具現化した能力とビジュアルが特徴であると同時に、ジョジョの実写化が難しいと言われてきた要因でもありました。しかし、実写映画版では、CGによって忠実に再現され、その豪華さや緻密さが大きな話題を呼びました。特に、虹村形兆のバッド・カンパニーは、1個当たりのサイズが小さく、数も多いことからCGによる再現も難しいと思われました。

しかし、実写映画では、ミニチュアサイズの軍隊の再現度の高さはもちろん、漫画・アニメ版でも壮絶な戦いとなった仗助とバットカンパニーの攻防戦は、スクリーンならではの迫力にみちたものとなっており、一度は見ておきたいおすすめシーンです。勿論、映画版でも形兆の名言は登場しており、ジョジョファンにはたまらない1本です。

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ジョジョシリーズのおすすめアニメ主題歌

ジョジョのアニメ主題歌・イメージ画像

ジョジョシリーズのアニメ版は、2012年~2019年にかけて放送され、原作漫画の第1部~第5部までのストーリーがアニメ化され、ジョジョの知名度や人気に拍車をかけました。以下では、6部「ストーンオーシャン」のアニメ制作が期待される、ジョジョシリーズのおすすめアニメ主題歌を紹介します。

ジョジョ1期のアニメ主題歌

ジョジョのアニメ1期は、漫画1・2部にあたり、ジョナサンとDIOとの出会いから、ジョセフと柱の男との戦いを描いた作品で、2012年10月~2013年4月にかけて放送されました。アニメ1期のOP主題歌は、「ジョジョ 〜その血の運命〜」(歌:富永TOMM弘明)、「BLOODYSTREAM」(歌:Coda)、EP主題歌は、「ROUNDABOUT」(演奏・歌:YES)です。

ジョジョ2期のアニメ主題歌

ジョジョのアニメ2期は、漫画・第3部にあたり、2014年4月~9月、2015年1月~9月にかけて放送されました。アニメ2期のOP主題歌は「STAND PROUD」(歌:橋本仁)、「ジョジョ その血の記憶〜end of THE WORLD〜」(歌:橋本仁・富永TOMMY弘明・Coda)、ED主題歌は「Walk Like an Egyptian」(歌:The Bangle)、「Last Train Home」(演奏・歌:Pat Metheny Group)です。

ジョジョ3期のアニメ主題歌

ジョジョのアニメ3期は、漫画・4部にあたり、2016年4月~12月にかけて放送されました。アニメ3期のOP氏主題歌は、「Crazy Noisy Bizarre Town」(歌:THE DU)、「chase」(歌:batta)、「Great Days」(歌:ハセガワダイスケ・青木カレン)です。ED主題歌は、「I WANT YOU」(歌:Savage Garden)、最終回39話のみ「Great Days -Units Ver.-」(歌:JO☆UNITED)、が使用されました。

ジョジョ4期のアニメ主題歌

ジョジョアニメ4期は、漫画・5部にあたり、2018年10月~2019年9月にかけて放送されました。アニメ4期のOP主題歌は、「Fighting Gold」(歌:Coda)、「裏切り者のレクイエム」(歌:ハセガワダイスケ)、ED主題歌は、「Freek'n You」(歌: Jodeci)、「Modern Crusaders」(歌: Enigma)、です。

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ジョジョシリーズに関する感想や評価

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不気味で恐い世界観でありながら、キャラクター達の前向きな姿や多彩なスタンド能力、独特のポーズやファッションセンスは、世代を越えて多くの読者を魅了し続けています。以下では、ジョジョシリーズに関する感想や評価を紹介します。

感想1:ジョジョ1部に感動

ジョジョシリーズの原点である第1部「ファントムブラッド」は、単行本・5巻で構成され、ジョジョ初心者でも読み切れる分量となっています。ジョースター家とDIOの因縁の始まりから、主人公と宿敵の壮絶な最期、ジョースター家の血統を残したエリナ・赤ん坊のリサリサの救出まで、目が離せない面白さや、涙無しでは読めない結末が支持されています。

感想2:ジョセフはかっこいい主人公

ジョジョシリーズでは、計8名の主人公が誕生し、個性豊かなキャラクター性が人気を集めています。どの主人公も魅力に富んで選べないと言われる一方、ジョセフ・ジョースターが歴代主人公の一番人気を誇っています。容姿はもちろん、コミカルで親しみのあるキャラクター性や、イカサマやトリックを駆使して柱の男を倒した頭の良さなどが評価されています。

感想3:ジョジョ3部はアニメ版も面白い

ジョジョシリーズ一番の人気を誇る第3部は、ジョジョの代名詞・スタンドの登場や、エジプトへの旅路、日本の高校生が主人公という設定がなされ、ジョジョ人気の上げるきっかけをもたらしました。3部は、原作漫画やアニメ版だけでなく、承太郎・ジョセフと共にDIOとの戦いに挑んだ、花京院・アヴドゥル・イギー・ポルナレフも絶大な人気を誇っています。

感想4:実写映画の続編を望む

ジョジョシリーズは、漫画・アニメだけでなく、クオリティの高さが称賛された実写映画版も外せません。2017年公開の映画では、次回作を匂わせる伏線が多数登場しており、原作を知るファンからは、続編の制作が期待されています。2020年12月時点では、実写映画の続編に関する情報は発表されていませんが、SNS上では、続編・第二章の公開を望む声が投稿されています。

感想5:スタンド能力が複雑過ぎる

シリーズを追うごとに、多彩な能力が披露されたスタンドですが、中には複雑過ぎて能力を理解できないスタンドも少なからず指摘されています。その1つに、ジョルノのスタンドも挙げられ、覚醒したゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力は、作中では曖昧な説明しかなく、何度読み返してもスタンドの能力がいまいち理解できないと言われています。

感想6:ジャンプ作品とは思えないクオリティ

女性主人公の物語とは思えない、過激なストーリー展開が注目を集めたジョジョ6部は、空条徐倫をはじめ、メインキャラのほとんどが壮絶な死を迎え、その時の絶望感の大きさから、ジャンプとは思えないクオリティと評されています。プッチ神父のチート級の能力から、6部に対する評価は厳しい一方、徐倫のたくましさや読み応えのある展開が、6部人気の要因となっています。

感想7:レース漫画としても楽しめる作品

これまでの設定をリセットして始まったジョジョ7部は、アメリカ大陸横断という過酷なレースを題材にした作品で、これまでのジョジョシリーズとは異なる雰囲気を醸しています。ジョジョファンからは、7部はレース漫画としての楽しめる面白い作品と評されており、もう1人の主人公・ジャイロ・ツェペリとジョ二ィの関係性も、7部のおすすめポイントです。

感想8:予想を上回るラストに期待

連載当初は、先が全く読めない展開から不評が多かった8部でしたが、ラストに向けた伏線回収が始まると共に、8部に対する評価が見直されつつあります。また、8部を途中であきらめたものの、ラストに繋がる重要な局面が描かれた25巻の発売を受けて読み返したという読者も現れました。ラスボスの本格始動や窮地に陥る定助たちの行方まで、予想を上回るラストに期待が高まっています。

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ジョジョシリーズのおすすめや各シリーズの魅力まとめ

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ジョジョシリーズのおすすめ人気ランキングと各シリーズの魅力、ジョジョシリーズの時系列や実写映画、アニメ主題歌を紹介しました。ジョジョシリーズは、主人公や舞台・ストーリーの好みによって、読者のシリーズごとの評価が分かれやすい作品です。一方で、一度作品を読み始めると、次のシリーズも気になってしまう、その独特の展開や世界観が、多くの読者を惹きつけています。

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