2020年12月22日公開
2020年12月22日更新
【ジョジョ】 三大兄貴とはだれ?かっこいい兄貴キャラたちの魅力やスタンドを紹介
ジョジョの三大兄貴とは、プロシュート、エルメェス・コステロ、虹村形兆の3人を指し、突出した男気と行動力、そして人間味あふれるかっこいいキャラクター性が多くの支持を集めています。本文では、「ジョジョの奇妙な冒険」から、「兄貴」の愛称で慕われる三大兄貴・プロシュート・エルメェス・虹村形兆の魅力や気になるスタンド、三大兄貴ではない兄貴キャラの魅力などを紹介します。
ジョジョの三大兄貴とは?
敵味方問わず、かっこいいキャラクターが登場する「ジョジョの奇妙な冒険」は、主人公サイドだけでなく、敵キャラの人気も高く、その中でも「兄貴」と称されるキャラは、その男気と行動力がファンを虜にしています。以下では、ジョジョの登場キャラクターの中から、「三大兄貴」と呼ばれるキャラクターについて紹介します。
ジョジョシリーズの概要
荒木飛呂彦先生の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年から週刊少年ジャンプで長期連載されているホラーサスペンス作品で、2005年からは「ウルトラジャンプ」に掲載されています。ジョースター一族と宿敵・DIOの1世紀以上にわたる数奇な運命を描いた「ジョジョ」は、主人公・舞台ごとにシリーズ化され、2011年からはシリーズ8部作「ジョジョリオン」が連載されています。
ジョジョにおける三大兄貴とは?
ジョジョにおける三大兄貴とは、数あるジョジョの兄貴キャラから、突出して「男気」と「行動力」のあるキャラクター、「プロシュート」、「エルメェス・コステロ」、「虹村形兆」の3人を指します。個々の能力の高さは勿論、弟分の面倒見の良さや、命がけで己の信念を貫いたかっこいい姿・名言が支持されています。
ジョジョの三大兄貴の魅力一覧
ジョジョの「三大兄貴」は、強くてかっこいいだけでなく、面倒見が良く人情に厚い、多くの魅力に富んだキャラクターです。以下では、ジョジョの三大兄貴の魅力一覧を紹介します。
三大兄貴①プロシュート兄貴
ジョジョ兄貴キャラの代名詞・プロシュート兄貴とは、ジョジョ5部「黄金の風」に登場する、ギャング組織パッショーネの暗殺チームの一員です。劇中では、フィレンツェ行きの特急列車編で登場し、弟分・ペッシと共に、ブチャラティ・ミスタコンビとの戦いに挑みます。序盤こそ優勢を見せていたものの、死闘の末、ブチャラティチームに敗北しました。
目的のためなら一般人の犠牲も厭わない冷徹な性格である一方、己の信念を行動で示す勇ましさも兼ね備えています。また、半人前のペッシに、暗殺の心得を説くなど面倒の良い一面もあり、ペッシからは「兄貴」と呼ばれ、慕われています。
三大兄貴②エルメェス・コステロ兄貴
三大兄貴の2人目エルメェス・コステロ兄貴とは、ジョジョ6部「ストーンオーシャン」に登場するスタンド使いで、空条徐倫の親友です。姉・グロリアの無念を晴らすために、刑務所に入った経歴の持ち主で、後に姉の仇であるスポーツ・マックスを討つことに成功しました。その後は、徐倫と行動を共にするも、プッチ神父との最終決戦に敗れ、命を落としました。
エルメェスは女性なので、本来ならば「姉貴」と呼ぶべきでしょうが、ジョジョ6部で見せたエルメェスの勇ましさや行動力は、男性キャラに引けを取りません。また、時折覗かせる乙女チックな一面も、エルメェス兄貴の魅力を引き立てています。
三大兄貴③虹村形兆兄貴
三大兄貴の3人目・虹村形兆兄貴とは、ジョジョ4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するスタンド使いで、虹村億康の兄貴です。父親の異変をきっかけに、DIOやスタンドの弓・矢のことを調べ上げ、父親を消し去るスタンドを求めて、杜王町の住民にスタンドの矢を放っていました。性格は、冷静沈着かつ几帳面で、判断力や行動力に長ける一方、目的のためなら手段を選ばない冷酷さも指摘されます。
4部序盤の東方仗助の敵として登場し、仗助のクレイジー・ダイヤモンドに敗れました。その後、仗助の計らいで怪物化した父の家族に対する想いを知った後、レッド・ホット・チリ・ペッパーの攻撃に倒れました。登場回数の少なさから陰の薄いキャラですが、弟・億康を命がけで庇った虹村形兆の男気は、三大兄貴の名に相応しいものでしょう。
ジョジョの三大兄貴のスタンド一覧
以下では、ジョジョの三大兄貴、プロシュート・エルメェス・虹村形兆のスタンド能力を紹介します。
スタンド一覧①ザ・グレイトフル・デッド
プロシュートのスタンド・ザ・グレイトフル・デッド(偉大なる死)は、全身に散りばめられた目からガスを放ち、周囲の生物の老化を促すスタンドです。スペックは、破壊力:B/スピード:E/射程距離:列車一本分/持続力:A/精密動作性:E/成長性:Cと、攻撃範囲の広さや威力の高さが特徴です。また、ガスの威力は、敵味方区別なく影響する点が、デメリットに挙げられます。
ジョジョ5部では、列車に乗車客だけでなく、亀のスタンド内に潜んでいたジョルノ一行も、ザ・グレイトフル・デッドの影響を受けてしまい、老化により戦闘不能に陥っていました。しかし、体温が低いほどスタンドの効果は弱まる傾向にあり、あらかじめ氷などで体温を冷やすことで、老化を防ぐことができます。
スタンド一覧②キッス
エルメェス・コステロのスタンド・キッスは、物体の分裂・融合をひき起こすシールを繰り出すスタンドです。スペックは、破壊力:A/スピード:A/射程距離:A/持続力:A/精密動作性:C/成長性:Aと、全体的に高いことが特徴です。また、キッスは、物体が引き戻される特性を攻撃に利用したり、シールを剥がすことで対象物を引き寄せるなど、応用技に優れています。
スタンド一覧③バッド・カンパニー
虹村形兆のスタンド・バッド・カンパニーは、アメリカ陸軍をモチーフにしたミニチュア軍隊であり、歩兵や戦車の他に、ヘリや地雷、グリーンベレーも兼ね備えたスタンドです。スペックは、破壊力:B/スピード:B/射程距離:C/持続力:B/機密動作性:C/成長性:Cであり、おもちゃのような外見で個体ごとの威力は弱いものの、本物さながらの攻撃力は、決して侮れない最強スタンドの1つです。
ジョジョ4部では、虹村形兆の性格をそのまま反映させた、正確な配置と圧倒的な戦力で仗助を追い込むも、逃げ遅れた億康に攻撃が当たってしまうことがありました。また、仗助にミサイルを放つも、クレイジー・ダイヤモンドの能力で返り討ちに遭うなど、機転が利きづらい点がバッド・カンパニーの欠点でしょう。
ジョジョの三大兄貴ではない兄貴キャラ
ジャイロ・ツェペリやブローノ・ブチャラティは、ジョジョの三大兄貴ではないものの、上記の3人に劣らない強さ・カッコよさを秘めており、兄貴キャラとして慕われています。
兄貴キャラ①ジャイロ・ツェペリ
ジャイロ・ツェペリは、ジョジョ7部「スティール・ボール・ラン」に登場する、SBRレースの参加者・スタンド使いです。代々死刑執行人を担ってきた家系の跡継ぎであるが、不当な裁判により死刑判決が下った少年を救うべく、国王の恩赦をかけてレース優勝を目指します。正義感あふれる行動や、騎士としての優秀さだけでなく、ジョ二ィを一人前の騎士に育て上げた面倒見の良さも、「兄貴」の呼び名に相応しいでしょう。
ジャイロ・ツェペリのスタンド・ボール・ブレイカーは、「鉄球」の投球技術から生み出されたエネルギーを具現化したものと言われています。ボール・ブレイカーは、馬の走行形・鉄球の2つの黄金長方形の回転により無限回転エネルギーを生み出し、次元の壁の防御を超えるエネルギーが発動されます。
兄貴キャラ②ブローノ・ブチャラティ
ジョジョ5部に登場するブローノ・ブチャラティは、ジョルノが所属するチームリーダーです。劇中では、ジョルノの夢に賛同、組織を裏切りボスに直接対決を挑むも、志半ばで力尽きました。組織に忠実であり、かつ正義感あふれる性格は、プロシュートとは異なるカッコよさを感じさせ、理想の兄貴像として慕われています。
ブローノ・ブチャラティのスタンド・スティッキィ・フィンガーズは、物体や空間にジッパーを取り付け、それらを切断・接着、ジッパー内に空間を作ることが出来る能力です。ジッパーを自在に操った技や、傷の縫合などの応用技も多く、実用性に優れたスタンドの1つです。
ジョジョの三大兄貴に関する感想や評価
かっこよく、頼りがいのある性格や、男気あふれる行動・名言が支持される、ジョジョの三大兄貴に関する感想や評価を紹介します。
感想1:暗殺チームで一番好き
兄貴ィィ!!!!!!!!!#ジョジョ#プロシュート#絵描きさんと繋がりたい #ジョジョ好きさんと繋がりたい
— MATSU (@kikumaru_3309) June 6, 2020
暗チの中で1番好き pic.twitter.com/fk5qtHhWeN
ジョジョの兄貴キャラと言えば、誰もがプロシュート兄貴を思い浮かべるでしょう。目的のためなら手段を選ばない冷徹さを秘めながらも、ペッシを弟のように面倒を見る姿や、暗殺者としての心得を説くシーンがかっこいいと評されています。5部では敵キャラだった暗殺チームですが、ファッションセンスやキャラが良いと言われ、兄貴ことプロシュートは、暗殺チーム一番の人気を誇っています。
感想2:エルメェスの名言に勇気づけられた
日曜日の夜が来る度にエルメェスのセリフが思い浮かぶ。
— 耕平 (@saki_urawa_reds) June 21, 2020
エルメェスのおかげで月曜日を迎えられる。#ジョジョ#エルメェス#あしたは月曜日#楽しい土曜日 pic.twitter.com/kKsXhjcXvK
姉貴ならぬ兄貴キャラで親しまれるエルメェスは、男性以上のたくましさに加え、多くの読者を勇気づける名言を数多く残しました。その中でも、月曜日に関する名言は、誰もが憂鬱を感じていた月曜日に対する考えを改めさせるきっかけをもたらしました。また、エルメェスの言葉を思い出すことで、嫌な月曜日を乗り切れると、前向きな意見も挙がっています。
感想3:虹村形兆の兄弟愛に涙
虹村兄弟のシーン号泣した〜〜😭
— さきっちょ (@k97_g36) September 11, 2017
最後って思ったら泣けたよ〜〜😭
なんなら億泰が廊下で泣いてるところから形兆死ぬまでずっと泣いてたよ〜〜😭←
また後でたくさん書く〜〜😭#ジョジョ映画#岡田将生#新田真剣佑#虹村形兆#虹村億泰
実写版での岡田将生さんがかっこいいと話題を呼んだ虹村形兆の名シーンと言えば、弟を庇って命を落とした壮絶な最期や兄弟愛が挙げられ、原作漫画・アニメ・映画共に多くファンが涙を流しました。序盤こそ冷酷な性格だったものの、兄貴としての苦悩や奮闘、最期まで億康を大切に想う虹村形兆の姿は、理想の兄貴像でしょう。
ジョジョの三大兄貴まとめ
ジョジョの三大兄貴の魅力とスタンド、三大兄貴ではない兄貴キャラの魅力などを紹介しました。三大兄貴の中には、主人公・ジョジョと敵対関係にあるキャラもいますが、「男気」と「行動力」そして、心に響く名言を生み出してきた三大兄貴は、男女問わず理想の兄貴像として人気を博しています。