【ジョジョ】アバッキオのあのお茶（アバ茶）が発売？公式？ネタ？真相を調査

今回のまとめでは、「ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風」に登場するレオーネ・アバッキオのアバ茶発売の真相についてまとめていきます。アバ茶とは一体どんなお茶だったのでしょうか？アバッキオのプロフィールなども含めながら紹介します。それでは、アバ茶についてまとめていく前に、ジョジョ5部となる黄金の風の概要や簡単なあらすじについて見ていきましょう。

ジョジョ5部となる黄金の風は、1986年から展開されている荒木飛呂彦さんが描くアドベンチャー漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』の5部に当たる漫画です。黄金の風は1995年から1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』にて連載されていました。コミックスは47～63巻の全17巻が刊行されました。また、黄金の風にはスピンオフ小説『恥知らずのパープルヘイズ』、『ゴールデンハート/ゴールデンリング』が刊行されています。

舞台はイタリア、今作は宿敵DIOの息子であるジョルノ・ジョバァーナが主人公となり、冒頭は4部に登場した広瀬康一の案内から始まります。イタリアの裏社会を仕切るパッショーネといざこざを起こしたジョルノは、パッショーネのブチャラティとの出会いから組織に加入することになりました。ブチャラティ一行は、パッショーネのボスの娘トリッシュを護衛しながら、ボスの待つヴェネツィアへと向かうことになったのです。

続いては、レオーネ・アバッキオのプロフィールについて見ていきましょう。アバッキオは、1980年3月25日生まれの21歳、血液型はA型、身長は188cmです。ブチャラティの部下でありながら年齢は最年長のアバッキオは、元々は警察官として働いていました。銀髪のロングヘアーに紫のリップが特徴的で、なかなか他人を信用せず心も許しませんが、ブチャラティには忠義を尽くすなど男気に溢れた人物です。

それでは、アバッキオの”あのお茶”ことアバ茶とは一体どんなお茶なのか、作り方も含めて紹介していきます。アバ茶とは、ダイレクトに言ってしまえばアバッキオの尿のことを指しています。黄金の風の冒頭、ジョルノがブチャラティチームに加わる際、アバッキオがジョルノに出したお茶を出したこのお茶がアバ茶でした。ジョルノは「飲めたものではない」と飲むことを拒否しますが、アバッキオは飲む事を強要します。

これは、アバッキオが新人ジョルノに対する新人いびりの1つだったのです。ジョルノはスタンドを使って飲み干したフリをしましたが、アバッキオたちは気付かずジョルノの度胸を買いチームに迎え入れたというわけです。このシーンからジョルノが飲んだお茶をアバ茶とされました。因みに、アバッキオが作ったアバ茶の作り方は、お茶入りポットに尿を注ぎ、カップに注ぐだけです。

そんなアバ茶が2020年春に「アバのお茶」として突如発売されるとSNS上で話題となりました。それは、「ジョジョの奇妙な冒険公式アプリ」での発表で、アプリでは商品紹介やこだわり、開発秘話などのページが公開されており、ネット上は一時騒然。公式からの突飛な関連グッズ発売の発表を喜ぶ一方で、アバ茶の発売ということで、動揺を隠し切れないファンの姿も見られました。

ですが、この商品の発表がされたのは2019年の4月1日です。日付からも分かるように、これは公式からのエイプリルフールネタだったのです。ジョジョの公式Twitterでは、ハッシュタグで「＃エイプリルフール」と記載してありましたが、ファンの方はアバ茶と称して中身はちゃんとした飲み物での発売がされるのでは？と勘違いした方もいたといいます。公式からのエイプリルフールネタとしては、なかなかセンスのあるネタでした。

続いては、アバッキオのかっこいい魅力について見ていきましょう。まず1つ目の魅力は、人を簡単に信用しない疑り深い性格である点です。公式からのエイプリルフールネタで紹介したアバ茶の一件でもそうでしたが、アバッキオはジョルノを信用していませんでした。

アバッキオのスタンド能力であるムーディー・ブルースは、過去その場所にいた者の行動をリプレイし分析するというものであることから、ジョルノにその能力を頑なに教えないなど徹底して相手を疑う性格をしているのです。また、スタンド能力のほかにも過去の経験から他人を信用しないアバッキオですが、ブチャラティチームに対しては信頼を寄せており、ブチャラティに関しては忠義を尽くすなどかっこいい一面を持っています。

続いてのかっこいい魅力は、ブチャラティチームでは情報分析を担当しているところです。先ほども紹介したように、アバッキオはムーディー・ブルースのスタンド能力を用いてチーム内では主に情報分析をしていました。戦闘よりスタンド能力を使って頭を使う情報戦に長けていたアバッキオは、チームでは非常に重宝されていました。

アバッキオはムーディー・ブルースで過去の行動を知り行動分析や情報分析をすることで、他人を容易く信用しないという徹底した信念を持っていたのです。こうした能力のお陰で、アバッキオはチームをかなり有利な状況に持っていったと言っても過言でもありません。

続いてのかっこいい魅力は、過去に警察官であったことが関係しています。他人を簡単に信用せず疑り深い性格のアバッキオを作ったのはこの警察官であった過去にありました。もともと、アバッキオは正義感に満ち溢れた善良な市民として高校卒業後に警察官となりました。ですが、警察官になったものの、街は不正や汚職にまみれ、憧れていた正義のヒーローには到底なれそうにない環境だったのです。

最初は正義感を全うしていたアバッキオも、賄賂と引き換えに悪事を見てみぬふりするなどだんだんと落ちぶれていくようになりました。ある日、汚職にまみれた街に染まっていたアバッキオを庇い同僚が殉職してしまうという事件が起き、それをキッカケにアバッキオは警察官を追われることになったのです。そして、パッショーネに合格しブチャラティと出会い、チームに加わることなったのでした。

もともとの正義感溢れる性格から、ブチャラティを信頼し忠義を誓ったアバッキオは、ブチャラティの為にチームを駆け抜けていました。そしてジョルノ加入でひと悶着ありながらも、ボスの娘であるトリッシュを護衛しながらヴェネツィアに向かう途中、アバッキオは危機に陥ったのです。

それは、ボスであるディアボロの正体を迫り、トリッシュの母親とディアボロが出会った場所へと訪れた時の事、ムーディー・ブルースでディアボロの過去を再生していたアバッキオはドッピオの姿をしたディアボロに一撃で殺害されてしまったのです。

アバッキオは一撃でやられてしまいましたが、チームが有利になるようディアボロのデスマスクという最大の鍵を残して逝ったのでした。チームから頼りにされていたアバッキオの死は、チームはもちろん視聴者や読者も忘れられないシーンとなりました。

それでは、アバッキオのスタンド能力や戦闘シーンについて見ていきましょう。まず、アバッキオのスタンド能力は、既出の通り「ムーディー・ブルース」です。ムーディー・ブルースは対象となる人物がいた地点から過去をリプレイし行動を見るという能力です。リプレイは瞬きの数や汗なども細かに再生されるので、かなり最強の能力と言えますが、リプレイ中は攻撃はもちろん自分を防御することすらできないという難点があります。

それでは、ムーディー・ブルースを使ったアバッキオが見せたズッケェロやイルーゾォとの戦闘シーンをそれぞれ見ていきましょう。

まずはズッケェロとの戦いからです。ブチャラティ一行は、ポルポが隠したとされている6億の遺産を手に入れるためにカプリ島まで行くことになりましたが、同じくポルポの遺産を狙ったパッショーネの別のチームが追手を寄越し、戦場でスタンド攻撃をされてしまいます。そこで、謎の攻撃を解明すべくアバッキオのムーディー・ブルースを使ったのです。謎の攻撃の正体はズッケェロのソフト・マシーンでした。

ソフト・マシーンは、対象を縮ませ行動不能にするというものでした。ムーディー・ブルースのお陰でこの正体が分かり、ブチャラティによって捕虜にされてしまったのでした。

続いてのアバッキオの活躍はイルーゾォとの戦いです。イルーゾォは、パッショーネの暗殺チームのメンバーで、作中ではポンペイの遺跡で鏡の中に引きずり込むというマン・イン・ザ・ミラーでスタンド攻撃をしてきました。フーゴに続きアバッキオとジョルノが鏡に引きずり込まれますが、アバッキオは瞬時に機転を利かせスタンドに自分を擬態させスタンドを鏡の中に入らせ、マン・イン・ザ・ミラーと戦闘していきました。

続いては、ゲームやアニメでアバッキオの声優を務めた御三方を紹介していきます。まず、2002年に発売されたPS2を対象としたゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風」でアバッキオの声優を務めたのは、青二プロダクションに所属する声優・稲田徹さんです。稲田徹さんは1972年7月1日生まれの東京都出身、声優のほかナレーターとしても活動しています。

そんな稲田徹さんのこれまでの出演作は、

• ∀ガンダム（ハリー・オード）
• ONE PIECE（リッチー、プリンプリン 他）
• BLEACH（狛村左陣）
• ツバサ・クロニクル（黒鋼）

• 喰霊 -零-（岩端晃司）
• こばと。（いおりょぎ）
• 蒼天航路（夏侯淵）
• キルラキル（蟇郡苛）
• 東京ESP（漆葉竜胆）などがあります。

続いては、2013年に発売されたPS3を対象としたゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」でアバッキオの声優を務めた楠大典さんです。楠大典さんは1967年3月18日生まれの東京都出身、アミュレートに所属しています。

楠大典さんのこれまでの主な出演作は、

• トランスフォーマー ギャラクシーフォース（ギャラクシーコンボイ）
• ゼロの使い魔〜双月の騎士〜（メンヌヴィル）
• BACCANO! -バッカーノ!-（エレアン・ドゥーガー）
• 銀魂（隈無清蔵）

• ONE PIECE（ウルージ、ローリング・ローガン）
• TIGER & BUNNY（ロックバイソン）
• キングダム（蒙武）
• 学園ハンサム（夏目次郎）
• ドリフターズ（黒王）などがあります。

続いては、テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」でアバッキオの声優を務めた諏訪部順一さんです。諏訪部順一さんは1972年3月29日生まれの東京都出身、東京俳優生活協同組合に所属しています。「第6回声優アワード」では歌唱賞、「第7回声優アワード」及び「第12回声優アワード」では助演男優賞を、「第13回声優アワード」ではパーソナリティ賞を受賞するなど実力派声優として人気があります。

諏訪部順一さんのこれまでの主な出演作は、

• テニスの王子様（跡部景吾）
• Fate/stay night（アーチャー）
• BLEACH（グリムジョー・ジャガージャック）
• 黒執事（葬儀屋）

• 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD（小室孝）
• うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ（神宮寺レン）
• 花咲くいろは（次郎丸太郎）
• 黒子のバスケ（青峰大輝）
• 有頂天家族（下鴨矢一郎）などがあります。

続いては、エイプリルフールネタとなったアバッキオのアバ茶に関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目の感想は、アバッキオ＝アバ茶という印象になっていることが悲しいというものでした。アバッキオの魅力でも紹介したように、アバッキオにはアバ茶以外にも印象的なシーンや魅力的な一面があります。

続いての感想もアバッキオのアバ茶に対してです。エイプリルフールネタにもなったことで、アバ茶はジョジョを視聴していない方にも浸透していることから、アバッキオがイカれた奴だと思われるのが不快だというものでした。

続いての感想は、アバ茶の正体を知らなかった方のものです。アバ茶が尿だという事実を知らない方も多々おり、アバ茶の元ネタを知った方はかなり驚愕している様子が窺えました。

以上、ジョジョ5部に登場するアバッキオのエイプリルフールネタのアバ茶まとめでした。アバ茶はエイプリルフールネタでしたが、いつか商品化することもあるかもしれません。サイト内では、エイプリルフールネタとなったアバ茶のシーンやその他のジョジョまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。