ジョジョの裏設定や都市伝説まとめ!9.11の予言やフーゴが消えた理由など考察

荒木飛呂彦先生の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」は、人気キャラの以外な裏設定だけでなく、ある大事件を予言したと噂される都市伝説にも注目が集まっています。本文では、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」から、ジョジョの裏設定や、アメリカ同時多発テロ・9.11を予言としたと言われるボインゴの能力、フーゴが消えた理由とされる能力とある事件との関連など、ジョジョの恐い都市伝説やトリビア等を紹介します。

ジョジョの裏設定や都市伝説まとめ!9.11の予言やフーゴが消えた理由など考察のイメージ

目次

  1. ジョジョとは?
  2. ジョジョの怖い設定や都市伝説一覧
  3. ジョジョのトリビア一覧
  4. ジョジョの元ネタ一覧
  5. ジョジョの裏設定や都市伝説に関する感想や評価
  6. ジョジョの裏設定や都市伝説まとめ

ジョジョとは?

「ジョジョの奇妙な冒険」の紹介・イメージ画像

独創的な世界観と不気味な恐さが持ち味の「ジョジョの奇妙な冒険」には、9.11の予言やフーゴ退場の背景など、様々な都市伝説が噂されています。以下では、「ジョジョの奇妙な冒険」の裏設定や恐い都市伝説、作者・荒木飛呂彦先生にまつわるトリビア、ジョジョシリーズの各部の元ネタなどを紹介します。

ジョジョの概要

荒木飛呂彦先生の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年から週刊少年ジャンプで長期連載されているホラーサスペンス漫画で、2005年に「ウルトラジャンプ」に移籍しました。イギリス貴族をルーツに持つジョースター族と宿敵・ディオ・ブランドーの1世紀以上に及ぶ数奇な運命を描き、各シリーズごとに主人公・舞台が異なることが特徴に挙げられます。

ジョジョのアニメや映画化

不気味な世界観が恐いと評される「ジョジョ」は、劇場版・OVA制作を経て、2012年~2019年にかけてアニメシリーズが開始され、原作1部~5部までがアニメ化されました。また、2017年には待望の実写映画が公開され、ジョジョ4部の世界観が映し出されました。

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ジョジョの怖い設定や都市伝説一覧

ジョジョの恐い都市伝説の紹介・イメージ画像

ホラー要素の強い「ジョジョ」は、恐い漫画としても認知される一方、9.11を予言していたなど、恐い都市伝説もいつくか存在します。

裏設定や都市伝説一覧①ジョジョ立ちのパクリ疑惑

歴代主人公たちの代名詞であるジョジョ立ちは、ミケランジェロの彫刻に影響を受けて考案したと言われています。漫画の中には、ポーズや構図が似通ってしまうことは、よくある光景であり、決してパクリではありません。そして、独創的なポーズが特徴のジョジョ立ちは、彫刻美術品は勿論、他作品でも見られない、ジョジョオリジナルのポーズと考えれば、パクリ疑惑は言いがかりに過ぎないと捉えられるでしょう。

裏設定や都市伝説一覧②ジョジョのタイトルの由来

ジョジョのタイトルの由来を考察・イメージ画像

歴代主人公の愛称「ジョジョ」は、ビートルズの「ゲットバック」に登場する名前をモデルとし、登場キャラやスタンド名は、ロックグループや楽曲となっています。また、「ジョジョの奇妙な冒険」というタイトルにも元ネタがあり、サイラス・フィッシャーの小説「ジョ二ィの奇妙な冒険」ではないかと、推測されています。

裏設定や都市伝説一覧③9.11を予言していた?

アメリカ同時多発テロ「9.11」を、ジョジョが予言していた噂は、ジョジョ都市伝説で最も恐い話とされ、3部のスタンド使い・ボインゴの能力として登場しました。ボインゴのスタンド・トト神は、未来の出来事を漫画として予知する能力です。劇中では、スタンドの予言を利用して、兄・オインゴと共に承太郎一行の壊滅を目論むも、最終的には敗北しています。

一方、ジョジョ3部では、通りすがりの青年の未来を予言した漫画も登場し、後の「9.11の予言」の都市伝説が生まれるきっかけをもたらしました。9.11の予言と言われる理由は、漫画の青年のシャツに、「911」と読める柄がプリントされていること等です。また、10時30分発のバスに乗車予定、電柱に突き刺さった青年の横には、三日月と煙突の真上を飛ぶ飛行機の絵が、恐いほど「9.11」と一致しています。

バスの時刻は、飛行機が貿易センターに追突した時刻と一致し、三日月はイスラムのシンボル、つまりテロリストを意味し、4本の煙突と飛行機は、事件当時に追突した飛行機の数と一致し、共通点の多さから9.11の予言説が生まれました。また、9.11は、ジョジョ3部の連載終了から10年近く経過した2001年に発生しており、偶然とは思えない一致が恐いとも言われています。

裏設定や都市伝説一覧④フーゴが消えた理由

DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナを主人公に迎えた「ジョジョ5部」に登場するフーゴは、ブチャラティ班に所属するスタンド使いです。物語中盤で、ブチャラティを裏切る形で退場したフーゴでしたが、離脱した理由は、彼のスタンドにあると考えられています。フーゴのスタンド・パープルヘイズは、凶悪な殺人ウィルスをまき散らす能力で、本体による制御が難しいとされる恐いスタンドです。

事件現場に向かう警察官・イメージ画像

また、フーゴのスタンドが「少年ジャンプ」に掲載された頃、オウム真理教による地下鉄サリン事件が発生し、日本を震撼させました。偶然とはいえ、凄惨な事件を彷彿させる能力を漫画の世界で描き続けることは、世間的にも良くないと判断され、急きょ、フーゴの裏切りが加えられたと考察できます。その後、敵キャラとしての再登場も期待されましたが、フーゴは二度とジョジョの舞台に戻ることはありませんでした。

一方、フーゴが「ジョジョ」から消えた理由は、凄惨な事件との関連だけでなく、彼のスタンド能力のそのものに原因があるのではとも噂されています。フーゴ自身も制御しきれないパープルヘイズは、強すぎるためにこれ以上扱えないと判断され、キャラごと消された可能性も浮上しています。

裏設定や都市伝説一覧⑤聖なる遺体の正体はプッチ神父?

ジョジョ7部からは、パラレルワールドとされ、ジョジョ6部の一巡後の世界を舞台としています。そして、世界の一巡は、6部のラスボス・プッチ神父の能力によってもたらされており、プッチ神父は7部の世界の創造主とも呼べるでしょう。よって、7部・スティーブ・ボール・ランでジョ二ィ・ジョースターたちが探し求めていた聖なる遺体の正体は、プッチ神父と考察できます。

裏設定や都市伝説一覧⑥主人公の学ランに込められた想い

ジョジョ3部~5部の主人公は、学ランを着用しており、承太郎に関しては敵のスタンド使いで学ランを焼失後、全く同じものに新調してDIOの戦いに挑むこだわりを見せています。ジョジョ主人公の学ランは、横山光輝先生の「バビル2世」山野浩一の影響によるものと言われており、正義の象徴として学ランを登場させた、荒木先生のこだわりがうかがえます。

裏設定や都市伝説一覧⑦ウォーリーを探せ

ジョジョ3部には、「ウォーリーを探せ」のウォーリーが登場する噂も浮上しており、この噂は荒木先生が意図的に描いた小ネタと判明しています。ウォーリーが登場するシーンは、ウイルソン・フィリップス上院議員が運転する車にDIOが乗り込む場面で、歩道の通行人としてさりげなく姿を見せています。

裏設定や都市伝説一覧⑧3部はバブル経済の影響を受けた?

バブル経済の到来・イメージ画像

ジョジョ3部の連載が開始された1989年は、バブル経済が最高潮を迎えた時期にあたります。バブル経済の影響は漫画界にも浸透し、格闘漫画と言えば、強敵を次々と倒して頂点を目指す、トーナメント方式の展開が主流でした。一方、ジョジョ3部は、そのような時代の流れに逆らうかのように、あえてロード・ムービー調のストーリーに描かれ、他作品との差別化がジョジョ人気に火をつけました。

裏設定や都市伝説一覧⑨作者もイギーを殺したくなかった?

3部の登場キャラ・イギーの死は、あらかじめ決めていた展開ではなく、自然の流れでそのような結末を描いてしまったと言われています。また、作者・荒木先生も、本当はイギーを殺したくはなかったと説明しており、原稿を描き進めていった結果、イギーの死は避けられられず、やむを得なかったことでしょう。

裏設定や都市伝説⑩4部のテーマは人の心の弱さ?

日本の架空の町を舞台にしたジョジョ4部は、3部までと比べてスケールが劣るものの、日常生活に潜む恐怖を描いたリアリティある展開が人気を呼んでいます。そして、4部では、「人の心の弱さ」をテーマに掲げており、本当の怖さは、DIOなど強い敵ではなく、自分の弱い心を攻撃に向けてしまうことだと、説明されています。

裏設定や都市伝説⑪杜王町のモデル

ジョジョ4部・8部の舞台・杜王町は、M県S市にある架空の街であり、そのモデルは荒木先生の出身地・宮城県仙台市と推測されています。そして、4部・8部の地理は、仙台市泉区や宮城野区、東松島をベースに描かれ、親しみある世界観が支持されています。

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ジョジョのトリビア一覧

ジョジョのトリビア一覧紹介・イメージ画像

ジョジョは、恐い都市伝説や裏設定だけでなく、作者・荒木飛呂彦先生にまつわるトリビアも、注目されています。

トリビア一覧①荒木飛呂彦の一番好きなジョジョのキャラ

作者・荒木飛呂彦ん先生が一番好きなジョジョのキャラは、連載時期やインタビューによって答えが異なるものの、主人公なら東方仗助、敵キャラは吉良吉影を挙げることが多いです。また、矢安宮重清(重ちー)が一番のお気に入りとも答えており、第4部の登場キャラが多く挙げられています。

トリビア一覧②岸辺露伴は荒木飛呂彦の憧れ?

ジョジョ4部に登場する漫画家・岸辺露伴は、癖の強い性格が難点であるものの、作品のクオリティを上げるための努力は惜しまない等、優秀な漫画家として描かれています。高い技術力や制作スピード、アシスタントを雇わず週刊漫画を描き上げる体力、作品へこめる情熱など、荒木先生が理想とする漫画家像が、岸辺露伴の誕生につながったでしょう。

トリビア一覧③UJへの移籍について

UJへの移籍・イメージ画像

1986年から始まった「ジョジョの奇妙な冒険」は、1部~7部の単行本・5巻収録分まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。少年誌掲載でありながら大人向けの作風だった「ジョジョ」では、連載初期からグロテスクな要素が多く、近年は、漫画やアニメ作品での描写規制の影響もあり、表現方法に限界が生じていました。

そこで、作品のクオリティ向上や、表現の幅を広げる目的で、青年誌「ウルトラジャンプ」への移籍が実現されました。また、ジョジョ7部以降は、短期集中連載という新たな試みで開始され、倫理的に問題のある題材も盛り込んだストーリー展開は、従来のジョジョにはない新鮮さを与えています。

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ジョジョの元ネタ一覧

ジョジョの元ネタ一覧の紹介・イメージ画像

ジョジョの元ネタの多くは、ホラー映画から取り入れられ、映画の恐いシーンも「ジョジョ」ではコミカルに描かれました。

ジョジョ1部の元ネタ

ジョジョ1部「ファントムブラッド」は、石仮面にまつわる呪いや、ジョナサン・ディオの数奇な運命を描いた作品です。1部のキーアイテムである石仮面は、1960年のイタリア映画「血塗られた墓標」が元ネタと言われています。ジョジョ1部では、小説「レ・ミゼラブル」や映画「死霊のえじき」など、海外文学や映画の1コマもストーリーに盛り込んでいます。

ジョジョ2部の元ネタ

人類の生存をかけた戦いを描いたジョジョ2部「戦闘潮流」は、映画「エイリアンシリーズ」や、「プレデター」などのSF作品やホラー映画を元ネタにしています。また、ジョセフとワムウの騎馬戦は、映画「ベン・ハー」を参考に描かれ、古式ゆかしき競技場とチャリオットによる壮絶なせめぎ合いは、ジョジョ2部の名シーンでしょう。

ジョジョ3部の元ネタ

DIOとの因縁に終止符が打たれたジョジョ3部「スターダストクルセイダース」には、映画「エクソシスト」や「チャイルドプレイ」等、有名ホラー映画が元ネタとなっています。また、空条承太郎の指指しのポーズは、映画「ダーディハリー」のガンフィンガーを参考し、3部の最後のコマは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のラストシーンが元ネタと言われています。

ジョジョ4部の元ネタ

日本を舞台にしたジョジョ4部「ダイヤモンドは砕けない」の元ネタは、スティーブン・キング著の小説、またはそれらを原作とする映画が多く見られます。また、エニグマのスタンド発現で描かれたデザインは、だまし絵で知られるマウリッツ・エッシャーの絵画が元ネタと推測されます。

ジョジョ5部の元ネタ

ギャングスターを目指すジョルノの奮闘を描いたジョジョ5部「黄金の風」では、映画「ゴッドファーザー」を始めとする名作映画が元ネタとなっており、キャラ設定の参考にされています。また、ブチャラティ班が横一列に並ぶシーンも、映画「ユージュアル・サスペクツ」が元ネタと言われ、キャラクターの配置やポーズも完璧に再現されています。

ジョジョ6部の元ネタ

初の女性主人公が描かれたジョジョ6部「ストーンオーシャン」は、映画「パラサイト」や「ハンニバル」、海外ドラマ「X-ファイル」等が元ネタと推測され、ジョジョの奇妙な世界観を色濃く演出しています。また、6部では、伊藤潤二先生の漫画「うずまき」が元ネタと思われる描写も挙げられ、不気味さを引き立たせています。

ジョジョ7部の元ネタ

ジョジョ7部「スティーブ・ボール・ラン」のアメリカ横断レースは、映画「弾丸を噛め」が元ネタと推測され、劇中では映画「マッチポイント」や「バンテージポイント」など、イギリス制作の映画の元ネタも見られます。

ジョジョ8部の元ネタ

呪いを解く物語であるジョジョ8部「ジョジョリオン」は、ホラー系の海外映画はもちろん、洋楽のミュージックビデオも元ネタと推測されています。また、ジョジョの元ネタは劇中にとどまらず、単行本・23巻の表紙デザインにも見られ、ルネ・マルグリットの絵画「ゴルコンダ」を参考に描かれたと推測されます。

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ジョジョの裏設定や都市伝説に関する感想や評価

ジョジョの裏設定や都市伝説に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、ジョジョの裏設定や、恐い噂がささやかれる、ジョジョの都市伝説に関する感想や評価を紹介します。

感想1:あらゆる事象を予言していると噂される

ジョジョの都市伝説と言えば、今回紹介した9.11の予言が有名ですが、ジョジョの予言は8部の冒頭で描かれた大震災(3.11)をはじめ、あらゆる事象を予言していたと思われる描写が多数指摘されています。どの描写も偶然の一致と解釈されていますが、偶然とは思えない回数の多さから、ジョジョの作品自体が、予言・未来予知能力を秘めているとも噂されています。

感想2:5部の裏設定が面白い

かっこいい兄貴キャラやファッションが注目されるジョジョ5部にも、数々の裏設定が存在し、その中でも護衛チームの自意識の高さが垣間見える設定は、ファンの笑いを誘いました。キャラによっては以外な一面と捉えられる裏設定もあり、表面ではクールを装っていながら、内心では「自分が一番モテる」と思い込んでいる姿を想像しながら5部を読み進めることも、楽しみ方の1つでしょう。

感想3:フーゴの代用キャラが登場していた

凄惨な事件を彷彿させる等の理由から、「ジョジョ」から退場を余儀なくされたフーゴは、ブチャラティ班の離脱後、敵キャラとしての再登場が期待されましたが、本編への復帰は叶いませんでした。しかし、5部後半から登場するチョコラータは、実はフーゴの代用キャラと言われており、姿こそフーゴと似つかないものの、構想通りの展開となったでしょう。

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ジョジョの裏設定や都市伝説まとめ

ジョジョの裏設定や都市伝説まとめ・イメージ画像

ジョジョの裏設定や都市伝説、トリビアや各部の元ネタ等を紹介しました。9.11や3.11を予言したと噂される「ジョジョの奇妙な冒険」の都市伝説は、ホラーサスペンスとは異なる恐さを秘めており、都市伝説好きの間でも注目されています。

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