【俺ガイル】八幡の「本物が欲しい」の意味とは？雪乃との関係・結末を考察

「俺ガイル」は人気ライトノベル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の通称です。「俺ガイル」は学園ラブコメディー作品として人気を獲得しており、漫画化やテレビアニメ化もされています。ここでは「俺ガイル」の主人公比企谷八幡が言った「本物が欲しい」の意味について考察していきます。また、メインヒロインの一人、雪ノ下雪乃との関係や結末についても取り上げていきながら「俺ガイル」の魅力に迫っていきます。
 

ここでは人気長編ライトノベルとして知られている「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の作品情報を紹介していきます。学園もの・ラブコメディーものの傑作だと言われている「俺ガイル」とは果たしてどのような内容の作品なのでしょうか？ここでは「俺ガイル」の概要とあらすじを紹介していくことで「俺ガイル」の魅力に迫っていきます。それでは「俺ガイル」の作品情報を画像付きでご覧ください。

「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」は、2011年から2019年にかけて本編14巻・外伝3巻の全17巻が小学館ガガガ文庫にて刊行されています。原作者は渡航で、「俺ガイル」がブレイク作品となりました。イラストはぽんかん⑧が担当。「俺ガイル」はテレビアニメ版が3作放映されました。漫画版は2020年12月現在既刊16巻となっています。テレビアニメ版と漫画版は原作を知らないファンを獲得したと言われています。

ここでは人気学園ライトノベル「俺ガイル」のあらすじを紹介します。主人公の比企谷八幡は千葉県の高校に通う2年生です。友達がいない八幡は性格が捻くれていき「一人ぼっちを極める」という目標を掲げてリア充を呪う生活を送っていました。しかし、八幡は平塚静先生に無理矢理奉仕部に入部させられました。そこで八幡はメインヒロインの一人雪ノ下雪乃と出会います。学業優秀・容姿端麗な雪乃もまた人付き合いが不器用でした。

ここでは「俺ガイル」の主役である比企谷八幡のプロフィールを紹介します。比企谷八幡は総武高校2年F組の生徒です。8月8日生まれで血液型はA型です。「押してダメなら諦めろ」を座右の銘にしています。小さい頃から友達ができず、人から裏切られたりすることが多かったことからトラウマになり、今では友達を作ることを諦めて「一人ぼっち」を極めようとしています。人の醜い面を多く見てきたことから洞察力に優れています。

人気学園ラブコメ「俺ガイル」の主人公である比企谷八幡が言ったセリフの中に「本物が欲しい」というものがあります。この「本物が欲しい」という言葉は「俺ガイル」のストーリーの中でも最も重要な伏線であったと言われています。ここでは八幡が言った「本物が欲しい」の意味について考察していきます。また、「本物が欲しい」という言葉を聞いた雪乃の反応などについても併せて紹介していきます。それではご覧ください。

「俺ガイル」のストーリー中で八幡が「本物が欲しい」という言葉を言ったのはいつでしょうか？それはテレビアニメ版第2期「俺ガイル 続」の第8話「それでも比企谷八幡は。」の中で発言されたものです。この発言を聞いた雪乃ともう一人のメインヒロイン由比ヶ浜結衣は突然八幡が意味不明なことを言い出したので困惑の表情を浮かべていました。言われた時点で雪乃と結衣は「本物が欲しい」の意味を理解していなかったのです。

八幡が何故「本物が欲しい」と言ったのか、その理由を考察します。八幡は幼少から友達ができない寂しい思いをしてきました。それでも友達が欲しいと願っていた彼の心を閉ざしてしまった出来事は中学時代に折本かおりに振られたことです。ありのままを受け入れて、ありのままに行動したいと願っている八幡にとって建前と本音が存在する世の中は辛いのではないかと推察されます。それ故「本物が欲しい」と言ったのだと推察されます。

人気ライトノベル「俺ガイル」で八幡が言った「本物が欲しい」というセリフにはどのような真意があったのでしょうか？ここでは八幡の言葉「本物が欲しい」の意味について考察していきます。何故八幡がそのようなことを言わなければならなかったのか、その発端となった事件の内容なども併せて考察しながら紹介していきます。それでは「俺ガイル」で八幡が言った「本物が欲しい」の意味についての考察結果をご覧ください。

アニメ版3期第1話で雪乃は奉仕部に依頼をしました。それは「八幡と結衣に自分の行動の結末を最後まで見届けてほしい」というものでした。雪乃はトラウマが原因で自分の本心がわからなくなっていたのです。そのトラウマとは父親の跡を継ぎたかったのに継がせてもらえず、自分の意見は聞いてもらえないと悟ったことです。そのことを跡継ぎとなった姉に話すことを決意しますが、一人では不安なので奉仕部に依頼したのでした。

アニメ版3期第1話「やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。」の中で八幡は「冷たくて残酷なだけの本物」というセリフを言いました。これは雪乃の依頼内容をまだ知らないで言ったものです。雪乃の依頼内容を聞いてこれまでの仲良し友人関係が何かしらの影響を受けて変化するのではないかということです。それも悪い方に変化してしまったら八幡・雪乃・結衣の誰も得をしません。八幡のセリフの意味はそこにあると言われています。

八幡が言った「本物が欲しい」という言葉の意味を考察しています。この言葉が発せられた背景には奉仕部が一色いろはから「自分を生徒会長選挙で落選させてほしい」という依頼を受けた時に取った行動が八幡・雪乃・結衣で三者三様だったことがありました。行き違いに対して雪乃の「言わなくてもわかるものだと思った」という言葉を聞いて八幡は「言葉がなくても相手を理解したい、相手にもそうあってほしい」と思ったのです。

人気学園ラブコメディー「俺ガイル」は原作小説は2019年11月、テレビアニメ版は2020年9月に結末を迎えました。最終回で描かれた結末が大きな話題となったり、ファンの間で議論になったとも言われている「俺ガイル」はどのような結末を迎えたのでしょうか？ここでは「俺ガイル」の最終回・結末をネタバレ紹介していきます。八幡・雪乃・結衣の三人の関係は最終的にどうなったのでしょうか？それではご覧ください。

テレビアニメ版「俺ガイル 完」の最終回第12話「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のあらすじ・結末を紹介していきます。雪乃との関わり合いをなくしたくないと思った八幡は不器用ながらも自分自身の言葉で雪乃に思いを告げました。雪乃は八幡の思いを受け入れました。二人は付き合うことになったのです。八幡と雪乃は二人で行動を共にすることが多くなり、合同プロムの場所探しという名目でデートしていました。

アニメ版「俺ガイル 完」最終回のあらすじと結末をネタバレ紹介しています。もう二人のメインヒロインである結衣といろははどうなったのでしょうか？合同プロムの作業の途中で息抜きに一同はサウナへと繰り出しました。雪乃・結衣・いろはが待っているところで最後に八幡が上がってきました。それを見た結衣といろはは八幡と雪乃を二人にするために先に帰って行きました。結衣といろはの優しさが出た名シーンと評されています。

テレビアニメ版「俺ガイル 完」最終回のあらすじ・結末をネタバレ紹介しています。八幡を支えてくれた女性で忘れてはいけない存在が平塚先生です。平塚先生は生活指導と奉仕部の顧問を兼務していて八幡のことを常に気遣っていました。八幡も平塚先生に感謝していました。合同プラムは離任式も兼ねていて総武高校を離れることになった平塚先生と八幡は一緒にダンスを踊り、騒ぎ、楽しんだのでした。

人気ライトノベル＆テレビアニメ「俺ガイル」の主人公である比企谷八幡は「本物が欲しい」と雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣の前で言いました。「本物」を手に入れることが八幡にとっての幸せだと言われています。ファンの中には「八幡がすでに本物を手に入れていたのではないか？」と推察する人もいます。ここでは八幡がすでに手にしていたと思われる「本物」が何かについて考察していきます。それでは考察結果をご覧ください。

人気学園ラブコメディー「俺ガイル」の主人公八幡が手にしていたのではないかと思われる本物について考察しています。最初に挙げられるのは恩師である平塚静先生との関係です。平塚先生は頑なにぼっちであろうとする八幡を半ば強制的に奉仕部に入部させました。それは八幡にとっては大きなお世話でした。しかし、奉仕部で活動していくうち、そして雪乃や結衣ら奉仕部のメンバーと触れ合ううちに八幡の心はほぐれてきたのです。

平塚先生は八幡を自分が顧問を務める奉仕部に入部させただけではなく、リア充を嫌う八幡に対してストーリーの中盤以降何かと気にかけてアドバイスをしたり、他の生徒には話さないようなことを八幡には話すようになりました。八幡の気持ちが和らいでいった要因の一つに平塚先生の存在があったことは間違いないと言われています。八幡と雪乃が付き合うことになった時も喜んでおり、皮肉交じりでありながら八幡を賞賛しました。

「俺ガイル」のメインヒロインの一人である由比ヶ浜結衣は雪乃とは違い、早い時期から八幡のことが好きでした。しかし、結衣は自分だけが幸せになるのではなく、自分と八幡・雪乃が三人仲良く過ごせることを望みました。八幡が雪乃のことが好きだと知った時は悲しい気持ちを隠して彼を後押ししました。八幡と雪乃が付き合うようになってからは、最初は距離感が掴めないでいましたが、徐々に元の態度で接するようになりました。

「俺ガイル」の八幡と対照的なキャラクターとして描かれているのが葉山隼人です。葉山隼人は人の善性を強く信じている少年であり、人間の性は悪だと思っている八幡とは正反対です。それ故に二人は衝突することもあり葉山は「八幡のことが嫌い」とまで言ったこともあります。互いを認めない関係であった八幡と葉山の関係は決して厚い友情で結ばれているわけではありませんが、各々一目置く間柄になったのではと評されています。

ここでは人気ライトノベル＆テレビアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」通称「俺ガイル」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。果たして「俺ガイル」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？それではご覧ください。

「俺ガイル」のテレビアニメ版を最後までご覧になった方のツイートです。最初から最後までめんどくさい作品だったとつぶやかれていますが、それだからこそ「俺ガイル」は面白かったのだという感想を合わせてシンプルにツイートされています。

「俺ガイル」のファンでテレビアニメ版を全部ご覧になった方のツイートです。八幡と雪乃が付き合うようになった結末は理想的であり、そこに絶妙に結衣が絡んできたところがとても良かったとの感想をお持ちです。

「俺ガイル」のヘヴィなファンだと思われる方のツイートです。「俺ガイル」に対する批判の対象になるストーリー進行の遅さについて、だからこそ登場人物の心象を丹念に描くことができていて「俺ガイル」の完成度の高さに繋がっているとの感想をお持ちです。

人気学園コメディーライトノベル＆テレビアニメ「俺ガイル」に出てきた重要なセリフ「本物が欲しい」についてその意味を考察してきました。「俺ガイル」のファンの方はもちろん、これから「俺ガイル」を見てみようという方は是非「本物が欲しい」という言葉に注目して見てください。