2020年12月16日公開
2020年12月16日更新
【鬼滅の刃】竈門禰豆子の漢字の読み方や書き方・漢字の出し方は?名前の由来も考察
「鬼滅の刃」に登場する竈門禰豆子は、主人公・竈門炭治郎の妹です。一家襲撃の際、鬼の血液が傷口から入ったことにより、鬼となってしまいます。名前の読み方は、「かまどねずこ」になります。現在はあまり使用されない漢字が名前に多く使われており、読み方や変換・出し方に苦労する声も多く見られます。この記事では、竈門禰豆子の漢字の読み方や書き方、名前の由来、スマホでの変換の仕方・出し方などを紹介していきます。
目次
竈門禰豆子とは?
「鬼滅の刃」に登場する竈門禰豆子は、主人公・竈門炭治郎の妹です。現在はあまり使われない漢字が入っており、名前の読み方に混乱する人や、変換の仕方・出し方に苦労する声も多く見られます。読み方は、「かまどねずこ」になります。名前の由来は、彼女の作中での役割からつけられているのではないかという意見が多くあります。
鬼滅の刃の作品情報
鬼滅の刃の概要
「鬼滅の刃」は、集英社の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で2016年11号から連載がスタートし、2020年24号で最終回を迎えた作品です。巻数は全23巻、話数は全205話になります。作者は、「文殊史郎兄弟」でデビューした漫画家・吾峠呼世晴です。テレビアニメ第1期は、2019年4月から9月までの2クールにかけて放送されました。
テレビアニメ第1期の続編となる映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、2020年10月16日に公開されました。興行収入は、現時点ですでに300億円を突破しています。本作は、第38回ゴールデングロス賞最優秀金賞、第45回報知映画賞アニメ作品賞といった受賞歴があります。
鬼滅の刃のあらすじ
炭焼きの家計の長男である主人公・竈門炭治郎は、貧しいながらも優しい家族と共に幸せに暮らしていました。ある日、仕事で家をあけ、町へ炭を売りに出かけました。炭を売った帰りに、近所に住む男性から、鬼が出るから泊まって行くよう勧められます。男性宅に一泊して家に戻ると、家族は外部から侵入した鬼に殺されていました。唯一息があった妹の竈門禰豆子は、体内に鬼の血液が混入したことにより鬼となっていました。
竈門禰豆子(ねずこ)のプロフィール
竈門禰豆子は、「鬼滅の刃」のヒロインであり、主人公・炭治郎の妹です。名前の読み方は、「かまどねずこ」です。ストレートのロングヘアーであり、毛先は朱色のグラデーションになっています。ピンク色の麻の葉文様の着物、赤と白の市松柄の帯をしめています。誕生日は12月28日、初登場時の年齢は12歳、炭治郎が最終選別を突破した後の年齢は14歳です。
初登場時の身長・体重は150cm・39kgでしたが、最終選別後は153cm・45kgになります。出身地は東京府奥多摩郡雲取山、趣味は裁縫であり商品化しても問題ないほどの出来栄えだといいます。好物には、金平糖をあげています。人間だった頃は、家の手伝い、弟や妹たちの面倒を甲斐甲斐しく見るなど非常に働き者でした。家は貧しく古い着物を直して着ており、贅沢を望まない控えめな性格でした。
普段は優しいですが、兄の炭治郎と同じく正義感が強い上、弟の竹雄曰く怒ると怖いといいます。体内に鬼の血液が混入したことにより、鬼となりました。無惨から分けられた血液の量が多かったためか、鬼になってから日が浅いながらも高い能力を有していました。使う血鬼術は、自身の血液を燃やす「爆血」(読み方・ばっけつ)、炭治郎の刀を血で濡らして燃やす「爆血刀」(読み方・ばっけつとう)があります。
竈門禰豆子の漢字の書き方や読み方・漢字変換の出し方
竈門禰豆子の漢字の書き方
竈門禰豆子の名前にある漢字で難しいのは、苗字の「竈」と名前の「禰」の文字です。まず、苗字の「竈」の文字ですが、こちらはJIS第2水準の漢字になります。画数は21画と多く、書き方・書き順も難解でした。読めるけれど書き方がわからないという声もあります。竈門禰豆子の漢字の書き方・書き順を詳しく解説している動画もありました。
画像は、「鬼滅の刃」禰豆子(ねずこ)の漢字が刻まれたキーホルダーになります。禰豆子の漢字の書き方は、正確にはころもへんではなく、画像のしめすへんです。しかし、現在は滅多に使われることのない特殊な漢字であることから、変換してもころもへんの「襧」の文字が出てきてしまうことが多いようです。
竈門禰豆子の漢字の読み方
竈門禰豆子の漢字の読み方は、「かまどねずこ」になります。苗字の「竈門」は、「竈」だけでも「かまど」と読めるようですが、彼女の場合「門」の文字も合わせて「かまど」と読みます。「禰」の文字は「ね」、「豆」の文字は「ず」と読みます。「禰」は、他にも訓読みで「みたまや」や「かたしろ」、音読みで「でい」などとも読むようです。
禰豆子のスマホでの変換の仕方
「竈門禰豆子」の名前の漢字は、現在ではあまり使われていな特殊なものです。さらに、「鬼滅の刃」の舞台となっている大正時代でも「禰豆子(ねずこ)」といった名前は、非常に珍しいようです。スマホで変換しようとしても出てこず、出し方がわからないという声も多くあります。
しかし、固有名詞のバリエーションも豊富な「simeji」というキーボードアプリを使えば、すぐに変換することが可能です。「simeji」は、Android、iOS共に対応しています。出し方はこのアプリを使う他、ユーザー辞書に「竈門禰豆子」を登録するという方法もあります。
竈門禰豆子の漢字や名前の意味・由来
竈門禰豆子の「禰」の意味や由来
竈門禰豆子の名前の由来などは、公式発表されておらず、はっきりしたことは不明です。しかし、「鬼滅の刃」の舞台となっている大正時代でもかなり珍しい名前のようです。竈門禰豆子の「禰」の漢字は、「ね」の他に音読みで「でい」、訓読みで「かたしろ」や「みたまや」などの読みがあります。「禰」の漢字の異体字は、「祢」になります。
「禰」の漢字の意味は、「父のみたまや」「戦争に持参する位牌(いはい)」などの意味があり、亡くなった人に関係する漢字です。名前の由来は、人間としての生は死に鬼として復活するなど意味合いが込められているのではないかとされています。その他にも、スイカズラ科の植物・五禰豆(ゴネズ)が名前の由来なのではないかと推測する声もあります。書き方は、「五」の漢字の後に禰豆を書きます。
この植物は、別名ヤブデマリといいます。花言葉はいろいろありますが、「決死の覚悟」、「年輪を美しく重ねる」などの意味がありました。竈門禰豆子を想起させるものが多く、名前の由来は五禰豆(ゴネズ)からという可能性もあります。
竈門禰豆子の「豆」の意味や由来
竈門禰豆子には、「豆」の文字が入っています。節分の豆まきという風習があるように、古来から豆をまく行為は、鬼を滅する効力があるとされてきました。作中で竈門禰豆子は、他の鬼たちとは違い、人を食べず人間側につき、炭治郎と共に鬼退治をしています。名前の由来は、鬼を退治する役割のキャラクターであることから、鬼にとって害である「豆」の文字が入っているのではないかといわれています。
竈門禰豆子が口に竹筒を咥えている理由はなぜ?
一家襲撃の際、竈門禰豆子(かまどねずこ)は鬼の血液が体内に入り込んだことにより鬼となりました。その後、鬼殺隊の隊士・冨岡義勇がやってきて鬼になった竈門禰豆子を退治しようとします。しかし、兄の炭治郎を庇う様子を見せたことから考えを改め、炭治郎に鬼殺隊に入る道を示しました。その後、竈門禰豆子は竹筒を噛まされ、炭治郎と共に行動することになりました。
竈門禰豆子が竹筒を噛まなくなったのは、刀鍛冶の里での戦いが終わった後でした。竈門禰豆子は、刀鍛冶の里で十二鬼月・上弦の肆の鬼・半天狗を炭治郎、玄弥、甘露寺らと共に倒します。この戦いの後、彼女は太陽を克服し、昼間でも外で行動ができるようになりました。さらに、カタコトとはいえ、言葉もしゃべることができるようになります。
竈門禰豆子が口に竹筒を咥えている理由
理由①食人衝動を抑える
竈門禰豆子(かまどねずこ)が口に竹筒を咥えているのは、いくつか理由があります。1つ目の理由は、食人衝動を抑えるためというものです。竈門禰豆子は特異体質であり、鬼化しても人を食べることはありませんでした。しかし、やはり食人衝動はあり、血液を見れば欲求が表出します。
炭治郎と旅に出たばかりの頃、お堂にいた鬼が人を食べていました。室内は血が飛び散っており、竈門禰豆子の口からは唾液が溢れていました。竹筒を噛むことは、こうした衝動を抑えるのに多少なりとも効果があるようです。
理由②牙を隠す
竈門禰豆子(かまどねずこ)が口に竹筒を咥えている理由2つめは、牙を隠すためです。竈門禰豆子は、一家襲撃の際に鬼の血液が体内に混入したことにより、鬼となりました。鬼になると、人を捕食することから牙が鋭くなります。
鬼には様々なビジュアルのものがいますが、竈門禰豆子は牙以外は普通の人間のようです。鬼殺隊には鬼から家族を殺され恨みを持っている者も多いため、一見で見破られないように牙を隠す必要があったのではないかと考察されます。
竈門禰豆子に竹筒を咥えさせたのは冨岡義勇
炭治郎は、町へ炭を売りに行き、その後知り合いの男性宅に宿泊して家に帰ります。留守にしている間に、外部から侵入した鬼によって、一家が惨殺されていました。竈門禰豆子は、一家襲撃の際に傷口から鬼の血液が入り込んだことによって、鬼になります。任務でやってきた鬼殺隊の隊士・冨岡義勇は、鬼になった竈門禰豆子を殺そうとします。炭治郎は、人を食わせないし、人間に戻す方法を探すから殺さないでほしいと頼みます。
当初、冨岡義勇はそんなことは不可能であるとして聞く耳を持たず、竈門禰豆子を助けようとした炭治郎を気絶させます。竈門禰豆子は、気絶している炭治郎を冨岡義勇から庇うように前に出ます。いまだかつてない鬼の行動を見た冨岡義勇は、人間に戻る可能性があるかもしれないと考えました。竈門禰豆子に竹筒を咥えさせ、炭治郎に自身の師匠である鱗滝の元へ行くよう道を示しました。
竈門禰豆子の戦闘能力や強さ
強さ①身体能力の高さ
竈門禰豆子は、非常に高い身体能力を持ちます。鬼になってから日は浅いですが、無惨から与えられた血液の量が多かったからではないかと推測されています。主に蹴りでの攻撃であり、その威力は鬼の首を跳ね飛ばすほどでした。威力は相当なものですが単調であるという弱点もあり、相手に動きを予測されてしまうこともしばしばありました。
強さ②体格変化
竈門禰豆子の初登場時の年齢は12歳、炭治郎が最終選別を突破した後の年齢は14歳です。鬼になってからは、体型を小さな子供のサイズに縮めることもできるようになりました。炭治郎と一緒に旅に出た時は、いつも彼が背負う箱の中に体型を小さくして入っています。遊郭潜入編にて上弦の陸・堕姫と戦った時は鬼化が進み、ツノが一つ生え、成人女性の姿になって能力もさらにパワーアップしていました。
強さ③竈門禰豆子の血鬼術「爆血」
竈門禰豆子は、那田蜘蛛山の戦いにて初めて血鬼術「爆血」を使いました。血鬼術「爆血」は、自身の血液を高温の炎で燃やす技でした。この血鬼術は、鬼にのみ効力を発揮するものでした。さらにこの血鬼術「爆血」は、人間には解毒の効能がありました。遊郭潜入編で上弦の陸・妓夫太郎と堕姫と戦った際、仲間が妓夫太郎が使った毒で瀕死の状態になります。
しかし、竈門禰豆子が血鬼術「爆血」を使ったことにより助かりました。読み方は「ばっけつ」であり、名前の由来はその技の通り血液を爆破させるように燃やすからではないかとされています。さらに、炭治郎の刀を血で染めて燃やして強化する「爆血刀」という技も持ちます。名前の由来は、血鬼術「爆血」に刀を加えたものとされています。
竈門禰豆子の漢字に関する感想や評価
iPhoneの変換の対応の速さに驚く「ねずこ」って入れたら「禰󠄀豆子」になるのすごいな pic.twitter.com/P2haRTmRQZ
— ユウキ (@yuuki_lespaul) December 8, 2020
本記事では、竈門禰豆子の漢字の出し方をアプリ「simeji」、ユーザー辞書を使用するなどの方法を紹介しました。しかし、「鬼滅の刃」は、現在メディアで度々取り上げられる人気作です。iPhoneの変換も対応しているようで、「ねずこ」と入れると「禰豆子」と変換されるようです。
禰豆子が体格変化できるのって無惨様の血が本当に濃いからなのかな。無惨様の体格変化と同じ様な特質だよね。
— Nally @おしゃべりおじさん (@osyabelly_nally) August 24, 2019
他の鬼でこういう変化しないよなぁ。
竈門禰豆子は、一家襲撃の際、無惨の血液が傷口に混入し鬼となりました。無惨から分けられた血液の量が多かったようで、鬼となって日が浅いにも関わらず高い能力を有しており、体格変化などの特殊な能力も持っていました。体格変化は、無惨も使うことが可能です。この能力も、無惨の血液が濃いから使えるのではないかといった感想もありました。
「禰豆子」って読めるけど書けない漢字第1位説
— しゃけお@🍓🥛 (@syake_1000) October 18, 2020
「鬼滅の刃」は、コミックス累計発行部数1億2000万部を突破している人気漫画です。メディアに取り上げられることも多く、竈門禰豆子の漢字を読めるといった人も多くいます。しかし、漢字は画数が多く書き方も複雑です。そのため、読めるけれど書き方がわからないという声も多くあります。
竈門禰豆子の漢字まとめ
竈門禰豆子の漢字や名前の由来、名前の読み方、変換の仕方・出し方、竹筒を咥えている理由などを紹介してきました。名前の読み方は、「かまどねずこ」になります。複雑であることから、読めるけれど書き方がわからないという声も多くありました。変換の仕方・出し方は、一部では対応しているものもあるようです。本記事では、竈門禰豆子の漢字の出し方をアプリ「simeji」、ユーザー辞書を使用する出し方を紹介しました。