【七つの大罪】グスタフは氷の魔力を持つ聖騎士！妹・ジェリコとの関係は？

漫画七つの大罪の作中で見習い聖騎士のジェリコを妹に持つグスタフ。グスタフはリオネス王国に仕える紅玉ランクの聖騎士であり、その厳格な性格から厳しく妹のジェリコに接するものの、内心非常に強い愛情を抱えています。しかしグスタフは十戒との戦いで重傷を負い、道半ばで死亡します。本記事ではそんな漫画七つの大罪に登場するグスタフについて妹・ジェリコとの関係や魔力及び技、死亡シーンなどをご紹介していきます。

それではまず最初に、グスタフが登場する漫画七つの大罪の作品情報についてご紹介します。グスタフが登場する七つの大罪とは2012年に｢週刊少年マガジン｣で連載が開始された鈴木央の漫画作品です。本作は騎士団｢七つの大罪｣の活躍とアーサー王伝説の前日譚を描いた作品であり、2020年に完結しました。そんな漫画七つの大罪は非常に高い人気を博しており、これまでアニメやゲームといった多数のメディア作品が制作されています。

漫画七つの大罪は上述で少しご紹介した通り、人間と人間では無い種族が混在する世界を舞台に｢七つの｣という伝説の騎士団の活躍を描いたファンタジー作品です。｢七つの大罪｣の活躍を描く漫画七つの大罪はバトルや冒険、感動といった要素がふんだんに詰め込まれた少年漫画の王道的作品となっています。そのため漫画七つの大罪は老若男女問わず高い支持を獲得しており、コミックスの累計発行部数は3700万部を記録しています。

本記事で妹・ジェリコとの関係や魔力・技、死亡シーンなどをご紹介するグスタフとは漫画七つの大罪に登場するキャラクターの1人です。漫画七つの大罪に登場するグスタフは厳格な性格をした紅玉ランクの聖騎士であり、灰色の髪型と大人びた容姿が特徴となっています。グスタフにはジェリコという妹がいるのですが、その厳格な性格からあまり表面上親しくしていません。しかし本当は誰よりも妹のジェリコのことを愛しています。

ではここからは漫画七つの大罪に登場するグスタフと妹・ジェリコとの関係についてご紹介します。グスタフは聖騎士の名門の生まれであり、幼い頃から家督を継ぐために鍛錬を行なっていました。一方妹のジェリコには魔力が無く、グスタフ自身家に居て欲しいと願っていました。しかしグスタフのことを慕う妹のジェリコも聖騎士の道を歩もうとします。そのためグスタフは本心を隠し、妹のジェリコへ厳しく接してしまっています。

グスタフは妹のジェリコに厳しく接しているため、表面上あまり兄妹仲が良く無いように見えます。しかしグスタフは妹のジェリコを心から愛しており、彼女が聖騎士を目指した時は女性として平穏で幸せな日々を過ごして欲しいと語りました。一方妹のジェリコも兄・グスタフを強く慕っており、彼に褒めて貰うために力を追い求めています。しかしジェリコは高いプライドと虚栄心を持った女性であるため、想いを表に出せていません。

ある時ジェリコは｢七つの大罪｣の1人であるバンに辱めを受け、強い復讐心を抱くようになりました。この復讐心からジェリコは魔神族復活を目論むヘンドリクセンと手を組むこととなり、魔神の血液を飲んだことで｢新世代｣に覚醒を遂げました。この時兄のグスタフは妹のジェリコを｢聖騎士の責任を理解していない｣と断じます。一見｢新世代｣を否定するような発言なのですが、これは力を追い求め闇に墜ちたジェリコへの批判となってます。

ここからは漫画七つの大罪に登場するグスタフの魔力についてご紹介します。紅玉ランクの聖騎士としてリオネス王国に仕えるグスタフは｢氷牙（アイスファング）｣と呼ばれる魔力を使うことが出来ます。｢氷牙（アイスファング）｣とは氷を自由自在に操る能力を持った魔力となっており、使い方をしっかりすれば最強クラスの強さが秘められています。しかしグスタフはこの魔力により、妹のジェリコと大きな確執が生まれてしまいます。

上述でご紹介した通り、グスタフが持つ｢氷牙（アイスファング）｣は氷を操る魔力です。この｢氷牙（アイスファング）｣は様々な使い方が出来る魔力となっており、グスタフは漫画七つの大罪の作中で｢氷牙（アイスファング）｣を使った多数の技を披露しています。ではここからは漫画七つの大罪の作中でグスタフが見せた魔力の技についてまとめてご紹介します。

まず最初にご紹介するグスタフの魔力を使った技は｢雹球（ヘイルバレット）｣です。｢雹球（ヘイルバレット）｣とは氷の銃弾を多数生み出し、相手にぶつけるといった能力を持った技となっています。この技から放たれる氷の銃弾は非常に鋭く、遠距離戦で最大の効果を発揮することが出来ます。

2つ目にご紹介するグスタフの魔力を使った技は｢殺しの氷山（キラー・アイスバーグ）｣です。｢殺しの氷山（キラー・アイスバーグ）｣とはその名の通り鋭い巨大な氷塊を生み出し、相手にぶつけるといった能力を持つ技となっています。

3つ目にご紹介するグスタフの魔力を使った技は｢吹雪乱舞（ブリザード・アクセル）｣です。｢吹雪乱舞（ブリザード・アクセル）｣とは数え切れないほどの氷弾を竜巻状に発生させる大技であり、範囲内に入った敵を一瞬で切り刻むことが出来ます。上述でご紹介した2つの技の完全上位互換であり、グスタフの必殺技と呼ばれる強力な攻撃となっています。

4つ目にご紹介するグスタフの魔力を使った技は｢フリージングフィールド｣です。｢フリージングフィールド｣とは攻撃用の技では無く、前方に発生させた吹雪で相手を凍らせる捕縛用の技となっています。確かに攻撃力はそこまで高く無いものの、その能力から大軍を相手にした時や足止めをする時に真価を発揮する技といえます。

ではここからは漫画七つの大罪に登場するグスタフの死亡シーンについてご紹介します。リオネス王国は｢七つの大罪｣の活躍によりヘンドリクセンの陰謀が阻止され、平穏が訪れました。しかしかつて封印されていた魔神王の精鋭｢十戒｣が復活し、侵略を開始します。この時グスタフは｢敬神｣の戒禁を持つゼルドリスに操られた者により腹部を刺されて重傷を負ってしまい、リオネス王国の城へ逃げることになりました。

しかしそこで妹のジェリコが十戒の1人グレイロードにより、魔神化されそうになってしまいます。グスタフは重傷を負っているものの、妹のジェリコを守るために奮起しました。そしてマーリンの活躍もあってジェリコは助かります。しかしグスタフは｢聖騎士になれる｣という言葉を妹のジェリコに遺し、死亡してしまいました。

十戒との戦いにより、死亡してしまったグスタフ。その後魔力を持っていない妹のジェリコへグスタフの氷の魔力が継承されることとなりました。氷の魔力を継承したジェリコは悲しみを乗り越え、兄のグスタフを超える聖騎士になると強く誓うのでした。

漫画七つの大罪に登場する妖精族の少女・エレインは生と死の狭間にいる存在であるため、死亡した人間の魂を見ることが出来ました。そのためエレインは漫画七つの大罪の番外編で兄のグスタフがジェリコを見守っていると告げます。残念ながらジェリコはグスタフの存在や声を知ることが出来ません。しかしそれでもグスタフは不器用ながら側で妹のジェリコを応援し続けていたのでした。

アニメ七つの大罪でグスタフを演じたのは日本の男性声優である古川慎です。古川慎とは1989年の9月29日に熊本県で生まれた男性声優であり、2020年12月現在トイズファクトリーに所属しています。そんな古川慎は2011年のアニメ｢武装中学生｣でデビューし、2015年にアニメ｢ワンパンマン｣の主役に抜擢されたことでブレイクしました。2020年12月現在古川慎は数々の人気アニメ作品に出演しながら歌手としても活躍しています。

• 2013年のアニメ｢ゴールデンタイム｣：多田万里役
• 2014年のアニメ｢精霊使いの剣舞｣：カゼハヤ・カミト役
• 2015年のアニメ｢ワンパンマン｣：サイタマ役
• 2017年のアニメ｢将国のアルタイル｣：ザガノス役
• 2018年のアニメ｢転生したらスライムだった件｣：ベニマル役
• 2019年のアニメ｢かぐや様は告らせたい｣：白銀御行役
• 2020年のアニメ｢憂国のモリアーティ｣：シャーロック・ホームズ役

漫画七つの大罪に登場するグスタフに関する感想ではグスタフが好きといった感想が多く寄せられていました。確かにグスタフはあまり漫画七つの大罪に登場しないサブキャラクターです。しかし妹のジェリコを内心強く愛するグスタフはサブキャラクターの中でも特に存在感を放っています。そのためグスタフは漫画七つの大罪のファンから大いに愛されています。

漫画七つの大罪に登場するグスタフに関する感想ではグスタフの死亡シーンが悲しいといった感想も多く寄せられていました。漫画七つの大罪の作中でグスタフは妹のジェリコと完全に仲直りすること無く、死亡してしまいます。このグスタフの死亡シーンは多くのグスタフファンを涙させました。

漫画七つの大罪に登場するグスタフに関する感想では番外編のグスタフとジェリコが泣けるといった感想も見受けられました。十戒との戦いで死亡してしまったグスタフ。しかし番外編でグスタフは妹のジェリコを見守り続ける姿を見せました。このグスタフが妹のジェリコを見守り続けるシーンは多くの漫画七つの大罪ファンを感動させています。

本記事では漫画七つの大罪に登場するグスタフについて妹のジェリコとの関係や魔力・技、死亡シーンなどをまとめてご紹介しました。厳格な性格をしたグスタフは残念ながらゼルドリスの戒禁に操られた民衆に刺され、最後を遂げてしまいます。しかしその後妹のジェリコは魔力を継承し、立派な聖騎士を目指すことになります。なのでグスタフの最後は道半ばであったものの、決して悔いの残るものでは無かったと考えられます。