【七つの大罪】キングは妖精族なのに羽がない理由は?覚醒して羽が生える過程も紹介

七つの大罪のキャラクターの中でも不思議と言われるのが妖精族であるはずのキングに羽が生えていない事です。妖精王と言われる存在でありながら他の妖精族のように羽がない事に違和感を覚えるという人も多くなっています。今回は七つの大罪のキングの羽について、羽がない理由や生えるようになるのか。キングが成長して覚醒する中での羽の成長過程の流れも合わせてまとめて紹介していきます。

【七つの大罪】キングは妖精族なのに羽がない理由は?覚醒して羽が生える過程も紹介のイメージ

目次

  1. 七つの大罪のキングとは?
  2. 七つの大罪のキングとエレインに羽がない理由
  3. 七つの大罪のキングが覚醒・成長して羽が生える過程
  4. 七つの大罪のキングの神器や魔力
  5. 七つの大罪のキングと他キャラの関係
  6. 七つの大罪のキングの羽に関する感想や評価
  7. 七つの大罪のキングの羽まとめ

七つの大罪のキングとは?

七つの大罪のメンバーとして登場するのがキングです。妖精族の王様である妖精王である事からキングと呼ばれているキャラクターですが、その一方で妖精族の特徴的な要素でもある羽根がないのがキングの特徴になっています。今回はそんなキングについてまとめて紹介していきます。

七つの大罪の作品情報

七つの大罪の概要

七つの大罪は2012年から2020年まで鈴木央先生が週刊少年マガジンで連載していたハイ・ファンタジー作品です。個性的なキャラクターと壮大なストーリーが高い人気を集めた作品で、完結時点で3700万部を突破する程に人気を集める作品になっています。同時に漫画業界内でも評価が高く、第39回講談社漫画賞・少年部門を受賞するなどといった実績も残しています。

メディアミックス展開も積極的に行われた作品で、アニメ化、劇場版映画化はもちろん、小説化、ゲーム化、実写舞台化、単独のトレーディングカードやパチンコ・パチスロの題材として使用されるなど展開は多岐に渡ります。特にアニメ化は2014年から3度に渡って行われ2021年にも4度目となるアニメ化が予定されるなどしています。

七つの大罪のあらすじ

聖騎士にクーデターを起こされてしまったリオネス王国。そんなリオネス王国の第3王女エリザベスは伝説の騎士団七つの大罪を探し1人旅に出ます。行き倒れるようにして偶然入った酒場豚の帽子亭にてついに七つの大罪の団長メリオダスと出会い、同じく七つの大罪のメンバーとの合流を考えていたメリオダスと共にメンバーとの合流、並びにリオネス王国の奪還を狙う事になります。

キングのプロフィール

キングは七つの大罪の一員で別名「怠惰の罪(グリズリー・シン)のキング」の名で知られる妖精族です。小柄な少年の姿をしていますが、気を張ると丸々と太った巨漢の姿にもなる事が出来ます。この姿の変化は質量の変化も伴っており、少年時には身長160cmで体重48kg、巨漢時には身長180cm、体重120kgとなっています。ちなみに妖精族の特徴の1つでもある年齢を持ち、実は既に1300年の時を生きています。

ちなみに七つの大罪に選ばれた罪の内容は「1人の妖精による人間の虐殺という凶行を見過ごした妖精王としての怠惰」が理由になっています。七つの大罪の団員の証である刺青は左の脹脛に刻まれています。ちなみに本編で七つの大罪としてメリオダス達に合流してからは、豚の帽子亭の仕入れ係を担当していました。その他判明しているプロフィールとしては血液型がAB型である事、初期の闘級が4190である事です。

ハーレクインの名前の意味

ちなみにキングは別称でありキングの本名はハーレクインと言います。元々本名はフランス語で道化師の意味を持つ言葉ですが本編中ではその事に関するエピソードはありません。そんなハーレクインがキングと呼ばれているのは、妖精界に生える神樹によって選ばれた守護者であるという役割を持っている故です。

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七つの大罪のキングとエレインに羽がない理由

理由①妖精族と他の種族のハーフ

キングとその妹であるエレインは妖精族でありながら羽根を持っていませんでした。その理由は七つの大罪本編でも長らく語られず、様々なファンによる考察が行われています。その考察の1つがハーフなのではないか説です。

耳の形が人間?

キングのハーフ説が考察されるようになった理由の1つが耳の形です。他の妖精族の耳は先の尖った形をしているのが特徴的であるのに対し、キングの耳は人間と同じ丸みのある形をしています。羽も持たず耳の形など身体的特徴は人間と変わらない為、実は妖精族と人間のハーフであり、見た目は人間でありながら妖精族の能力だけを引き継いだ形なのではないかと考察される事になったのでした。

ジェリコとキングの会話「絵本の妖精」

ちなみにこの見た目に関しては七つの大罪作中でも言及された事があります。第2部冒頭、それぞれにバンを追って旅に出たジェリコとキング。2人にはほぼ面識がありませんでした。そこでキングは自らが妖精族である事を伝えますがその妖精族について描かれた絵本を見たことがあったジェリコは「何故羽が生えていないのか?」と問いかけています。

これに対してキングは言い淀むような様子を見せており、それもハーフであるという過去が関係しているのではないかと考察される要因になりました。

妖精族は心が読めるという謎

こちらはキングではなく妹のエレインの描写ですが、エレインとバンの出会いの回想でエレインはバンに対して「妖精が人の心を読めることも知らないで」というシーンがあります。しかしこのシーンは他の妖精族が同様の事に言及するシーンがなく、むしろヘルブラムの行動のように人の心が読めるのであれば矛盾してしまうような行動も起こしています。

この事からもエレインは他の妖精族とは違う存在であり兄であるキングも同様なのではないかと考察される事になりました。

理由②能力が関係している?

ハーフ説とは別にもう1つ考察されていた理由が能力不足説です。キングは妖精界の守護者として、エレインは生命の泉の番人と他の妖精族と対比しても高い地位を持っています。しかもそれは本人の意思ではなく神樹に選ばれてなる形です。神樹から力を与えられる事で相応の強さを得ますがそれに本人の能力が追いついていないのではないかと考察されていたのです。

結論からいえば、正解の理由はこちらの能力不足説が正解でした。七つの大罪作中でキングは羽が生える過程が描かれる事になったのです。メタい理由を言えばキングの羽がない理由は少年漫画らしく物語の中で成長をする為の分かりやすい要素の為であったとも言えます。

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七つの大罪のキングが覚醒・成長して羽が生える過程

過程①羽が生える前兆

キング自身も羽がない事にコンプレックスを抱えているようなシーンも描かれるようになった頃、七つの大罪作中でキングはドルイドの里で修練場に入る事になります。相手はメリオダスでありこの時は先代、先々代の妖精王を知るメリオダスに対しても羽が生えない事を言及されるなどしました。しかしメリオダスと衝突する中でちょうど妖精族の羽根が生える背中の肩甲骨辺りに痛みを覚えるような前兆が描かれたのです。

過程②グロキシニアの試練

そして2人はキングとディアンヌにそれぞれの種族の未来を見た現十戒にして元妖精王・巨人族の王であったグロキシニア・ドロールの試練を受ける事になります。この試練を無事に乗り越えたキングですが、その試練から目覚めた時、キングの背中には小さいながらも背中が生える事になりました。同時に闘級も大きく上がっており、闘級が上がった=成長した事で羽が生えたのだと言えます。

過程③マエルとの闘い

その後小さな羽が生えたキングはそのまま戦いに赴く事になります。そして戦いは闘級20万を持つ元四大天使、マエルでした。マエルは戒禁に囚われ暴走状態にあり、これを止めるべく戦う事になるのです。しかしマエルの強さは圧倒的であり、「沈黙の大鎌」を食らってしまい魔力を封じられてしまいます。

過程④オスローの死亡

キング達にトドメを刺そうと「慈愛の光玉」を詠唱するマエル。そんなマエルの攻撃を身を呈して守ったのがオスローでした。オスローは元々はゲラートに付き従っていた黒妖犬(ブラックハウンド)の生き残りで、ゲラートから命じられた形でキングの護衛を担当していました。長く共に過ごしてきたオスローが身を呈してキングを守った事はキングの心に大きな変化をもたらす事になります。

過程⑤ディアンヌとの約束

オスローの捨て身の防御もマエルにとってはただの一撃でしかない為、次の攻撃がキング達を襲います。その次の攻撃はディアンヌが神器ギデオンの特性である「避雷針」を用いて大地に逃がす事で回避します。しかしあまりの衝撃にキング達のいた浮島が破壊されてしまい魔力が封じられていたキング達は落下していく事になるのでした。

落下する中でキングは走馬灯のようにそれまでの出来事を思い出していきます。その最後に思い出したのがディアンヌとの約束でした。キングはディアンヌと「ずっと好きでいること」を約束した過去があったのです。

過程⑥覚醒して青年の姿へ

キングはディアンヌとの約束を守る為、自らの心を奮い立たせついに覚醒して青年の姿に覚醒を遂げます。覚醒したキングの背中には他の妖精族に負けず劣らずの立派な羽が生える事になりました。余談ですが、小さな羽が生えた時点で初代妖精王であるグロキシニアからは自身と同等であると言われており、覚醒した事で歴代最強の妖精王となった事になります。

ちなみに覚醒した事で見た目以外にも変化がありました。それは上記でも触れた「心を読む」事ができるようになった点にあります。羽が生え成長した覚醒した姿で闘級20万以上と言われたマエルを破っているのでその強さは計り知れない強さになっていると言えます。

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七つの大罪のキングの神器や魔力

キングの神器は「霊槍シャスティフォル」

キングの強さを支える大きな要因になっているのが神器「霊槍シャスティフォル」です。神樹から作られた神器で様々な形態に変化させる事で戦闘を有利に進めるタイプの武器になっています。神器解放状態になるとキングの闘級を高める効果も持っていますが当初は魔力の消耗が激しくキングも滅多な事では解放した状態で使用しようとはしませんでした。

しかし成長する過程、羽の生える過程と平行して魔力も上がっており、小さな羽が生えたグロキシニアの試練後には常時開放状態でも消耗を気にする必要はなくなりました。さらに完全に覚醒したキングは通常の解放状態よりもさらに強力な「覚醒状態・シャスティフォル」を使用しその威力をより高めています。

キングの魔力は「災厄(ディザスター)」

妖精王の力に由来する魔力が「災厄(ディザスター)」です。対象の「状態」を促進する魔力で、傷や毒などの相手にとって不都合な状態を進行させる事でかすり傷を広げ、数滴の毒を致死量の毒にまでしてしまうような能力を持っています。これは妖精王が妖精界の森を繁栄させると同時に必要に応じて間引きを行う必要もある事から得られる魔力であるとされています。

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七つの大罪のキングと他キャラの関係

キングとディアンヌの関係

七つの大罪の団員になる以前から交流があったのがディアンヌです。キングが記憶を失っていた当時ディアンヌと過ごした時期があり、その頃には相思相愛な関係でしたがキングが記憶を取り戻し離れる際にディアンヌの記憶を消していました。しかし七つの大罪作中でディアンヌが当時の記憶を思い出した事、最終的にキングが告白した事で結ばれる事になります。

キングとエレインの関係

キングとエレインの関係は記憶を失ってしまったとはいえ700年もの間森を離れる事になってしまった事でキングがエレインに負い目を感じている関係です。この両者の関係の隙間を埋める形になったのがバンであり、結果的に七つの大罪当時、バンとキングが仲違いするきっかけとなっていました。

キングとグロキシニアの関係

意外な繋がりがある人物とされているのがキングとグロキシニアです。当初はキングが一方的に知っているだけでしたが、後に十戒として復活した事で相まみえる事になります。妹を殺されてしまった憾みで行動するなど妖精王としても兄としても共通点が多いです。

キングとバンの関係

エレインの件で一時仲違いしていたものの、元々七つの大罪として活動していた頃にはメリオダス曰く「良いコンビ」だった相性の良さを誇っているのがキングとバンです。和解後もエレインの事で言い合いになる事はありますが、しっかりとした交友関係を構築しています。

キングとヘルブラムの関係

親友でありキングが大罪となった理由にもなっているのがヘルブラムです。リオネス王国奪還以降はキングが背負う兜に残った残留思念がキングの精神面をサポートする良きアドバイザー的な存在になっています。

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七つの大罪のキングの羽に関する感想や評価

ここからは既に七つの大罪を視聴した人のキングの羽に関しての感想を紹介していきます。キングは七つの大罪作中でも比較的序盤から登場している一方で羽に関しての情報は長らく描かれる事がなく、成長の兆しもなかなか見られなかった事からなにか理由があるのではないかと考察される事になりました。

様々な考察が展開されましたが上記でも紹介したハーフ説、成長不足説以外にも比較的多く考察されていたのがヘルブラムのエピソードで登場した「人間に毟られた」説でした。他の2つと比較すると少数派ではあったもののわざわざ妖精族のエピソードとして描いたのだから関係しているのではないかという考察もあったのです。

その後成長して覚醒し羽が生える事になるキングですが、その成長には賛否両論ありました。元々キングは少年の見た目の人気が高く、羽が生えるのはカッコいいという声が多い一方で青年の姿になってしまったのが少し残念だったという声も多くなっているのです。

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七つの大罪のキングの羽まとめ

七つの大罪のキングが羽が生えていない理由は本人の未熟さからくるもので、少年漫画らしい作中での成長の余地を残す要素になっていました。覚醒後のキングは四大天使のマエルを圧倒する程の強さを見せている事からも格段にパワーアップしており、その強さを見れば最初は羽が生えていないくらいでちょうどよかったという声すらも見られる程です。

まだ七つの大罪を視聴していない人はキングの成長過程にも注目しつつ視聴してみてはいかがでしょうか?

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