2020年11月30日公開
2020年11月30日更新
【刃牙】アライJr.はかわいそうな噛ませキャラ?途中から弱くなった?
『刃牙』シリーズのアライJr.はかわいそうな噛ませキャラとして知られ、途中から弱くなったとまで言われるかわいそうなキャラクターです。途中から弱くなったと言われてしまうのはあまりにも惨敗が続き、その後の様子も描かれていないからだと言われています。今回は『刃牙』シリーズで噛ませ犬と言われることも多いアライJr.について、基本情報や戦績、その後の様子、かわいそうと言われる理由、弱くなった件について、ネット上の感想などを紹介していきましょう。
目次
刃牙のアライJr.とは?
『バキ』シリーズに登場するアライJr.とはボクシングの若き天才であり、数々の地下闘技場戦士たちを圧倒したことでもファンを驚かせました。刃牙との梢を巡る対決は注目されていて、その結末は多くのファンに語り継がれるものになっています。ここからは『刃牙』シリーズについて基本情報をまとめていきましょう。
刃牙の作品情報
『刃牙』シリーズは『グラップラー刃牙』から始まる人気シリーズであり、第二シリーズにあたる『バキ』は特にファンにも人気の高いことでも知られています。近年ではネットフリックスでアニメ化されたこともあり、再注目されているメガヒットコンテンツとなっています。
刃牙の概要
『グラップラー刃牙』は板垣恵介によって描かれる格闘漫画として『週刊少年チャンピオン』に連載され、現在まで『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』とシリーズが続いています。シリーズ累計の発行部数は8000万部を突破していて、1994年にOVA化、2001年にはテレビアニメ化されており、2019年にはネットフリックスで『バキ』が配信されたことでも大きな話題になりました。
刃牙のあらすじ
東京ドームの地下に存在すると言われる『地下闘技場』で極秘に行われる格闘試合があり、そこでは法律を無視した戦いが行われていました。その地下闘技場のチャンピオンと言われるのが、17歳の高校生『範馬刃牙』であり、無敗のチャンピオンとして君臨しています。彼は父親である『地上最強の生物』こと範馬勇次郎に勝つために日夜トレーニングを積んでいました。
アライJr.のプロフィール
アライJr.のプロフィールを見ていきましょう。アライJr.は伝説の世界チャンピオン『マホメド・アライ』の息子であり、ボクシングのスペシャリストとして知る人ぞ知る存在となっています。年齢などは推定値となりますが、年齢は20歳前後、身長は180センチ前後、体重は80キロ前後、国籍はアメリカ合衆国と推定されています。全局面闘法「モハメド・アライ流拳法」を完成させた天才とされています。
刃牙のアライJr.はかわいそうな噛ませキャラ?
ここでは『刃牙』シリーズのアライJr.はかわいそうな噛ませ犬キャラなのではないかということについて見ていきましょう。アライJr.は当初はボクシングの天才として登場したものの、その後はかわいそうな噛ませキャラになってしまったとファンに言われているキャラクターです。一体どうしてそんな扱いになってしまったのかも含めてまとめていきます。
アライJr.は弱い?強さを考察
アライJr.は弱いと言われてしまっています。初登場時には伝説の世界チャンピオンをも凌駕する才能と言われていて、渋川剛気や愚地独歩を圧倒するほどの強さを見せていました。「モハメド・アライ流拳法」を完成させたとされていて、『中国大擂大賽編』でも圧倒的な強さを見せていました。しかし、蓋を開けるとジャックに惨めな敗北をし、刃牙には圧倒的な敗北を喫してしまったということでその強さに疑いの声が上がっています。
アライJr.が途中から弱くなった理由
アライJr.が途中から弱くなった理由を考察していきましょう。アライJr.はジャック・ハンマーとの対決で圧倒的な敗北を喫し、そのあたりから弱くなったと言われています。実戦経験の無さや無駄にプライドが高いことなどがアライJr.が途中から弱くなった理由として挙げられています。特にメンタルの弱さはひどいもので、途中から弱くなったと酷評されるのも仕方がないと言われるほどの醜態をさらしました。
刃牙のアライJr.の戦績・活躍やその後
ここでは『刃牙』シリーズでのアライJr.の戦績・活躍やその後を紹介していきましょう。アライJr.は『刃牙』シリーズ第二作目にあたる『バキ』の『中国大擂大賽編』で登場し、伝説の世界チャンピオンの息子にふさわしい圧倒的な強さを見せつけるように活躍していました。しかし、ストーリーの後半になると醜態をさらしてしまい、その情けない姿からファンに同情されるような最後を迎えます。
活躍①中国大擂大賽編
アライJr.の戦績・活躍①は『中国大擂大賽編』です。『中国大擂大賽編』では天を衝く巨人『除海王』と対決することになりますが、圧倒的なスピードを誇るアライJr.はカウンターで圧勝してしまいます。そして『中国対日本・アメリカ』となった大擂大賽でアライJr.が対戦した相手は『範海王』でした。地面をけり上げるような強烈なアッパーカットで試合を終わらせたアライJr.は圧倒的な強さで大擂大賽を無敗で終えました。
活躍②神の子激突編の第一戦
アライJr.の戦績・活躍②は『神の子激突編の第一戦』です。『神の子激突編』の第一線となったのはアライJr.と『合気道の達人』渋川剛気との一戦でした。圧倒的なスピードも渋川剛気の合気の前に無効化されていました。最初は戸惑ったアライJr.でしたが、驚異のハンドスピードで優しくKOし、勝利を収めています。
活躍③神の子激突編の第二戦
アライJr.の戦績・活躍③は『神の子激突編の第二戦』です。アライJr.が次の標的にしたのは『武神』愚地独歩でした。父マホメット・アライは愚地独歩の憧れの存在だったため、その息子であるアライJr.と戦えることに喜びの言葉を口にしました。愚地独歩に実戦への心構えを教わり、圧倒的な反射速度で愚地独歩を失神に追い込んでいます。
活躍④神の子激突編の第三戦
アライJr.の戦績・活躍④は『神の子激突編の第三戦』です。三人目の標的にしたのは『最大トーナメント準優勝』ジャックハンマーであり、ジャックハンマーとの真剣勝負で様々なことを学ぶことになりました。これまで通用していたスピードで翻弄しようとするも、ジャックハンマーの驚異の身体能力で惨敗を喫し、舌を半分切断するほどの重傷を負ってしまいます。
活躍⑤神の子激突編の第四戦
アライJr.の戦績・活躍⑤は『神の子激突編の第四戦』です。傷だらけになったアライJr.ですが、渋川剛気との再戦の日は突然訪れます。一度は敗れたものの、負けを認めない達人は重傷を負ったアライJr.にも容赦はありません。すでにスピードは攻略されており、指を折られ失神するほどの敗北を喫します。
活躍⑥神の子激突編の第五戦
アライJr.の戦績・活躍⑥は『神の子激突編の第五戦』です。アライJr.は愚地独歩とも再戦しなければならなくなります。渋川剛気に折られた左手を執拗に狙われ、さらに右手、両足を破壊されてしまいます。とどめを刺そうとしない愚地独歩は『負けたと思うならほっとくもよし、決めるのは坊やだ。』とアライJr.の心を完全にへし折ります。
活躍⑦神の子激突編の第六戦
アライJr.の戦績・活躍⑦は『神の子激突編の第六戦』です。達人たちとの戦いで重傷を負ってしまったアライJr.でしたが、父であるマホメド・アライはこれをチャンスととらえてスパーリングを申し出ます。かつての敗北を雪辱する機会をうかがっていたアライは再戦を渋るアライJr.に対して、「チキン 臆病者」と罵り、 重傷を負っている息子をボコボコにしてリベンジを果たしました。
活躍⑧神の子激突編の最終戦
アライJr.の戦績・活躍⑧は『神の子激突編の最終戦』です。達人たちとの実戦で様々なことを学んだアライJr.は刃牙戦を前に自信を高めていました。本当の戦士になったと自負し、チャンピオンである刃牙を相手にしても気後れせずに試合に臨みます。しかし、いざ試合が始まるとマホメド・アライJr.のパンチはあっさりと避けられて、刃牙の右フックにブラックアウトしてしまいます。
なんとか立ち上がったアライJr.でしたが、刃牙は金的からのチョークスリーパーで完全に勝利をおさめます。アライJr.が弱くなったと思われるほどの圧倒的な実力差に範馬勇次郎は刃牙と対戦の許可を出しました。
アライJr.のその後
アライJr.のその後はどうなったのかを見ていきましょう。刃牙との対戦後、傷心のモハメド・アライJr.が作中に登場することはなく、その後どうなったのかも語られることはありませんでした。その後、『ピクル』や『宮本武蔵』など規格外の敵と戦うことになったため、精神的にも未熟だったアライJr.が活躍できる場はありませんでした。今では何をしているのかも明かされていません。
刃牙のアライJr.のアニメ声優
ここでは『刃牙』シリーズのアライJr.のアニメ声優をまとめていきます。2001年のアニメ化以降、アニメ製作はされていなかった『刃牙』シリーズですが、2019年には『バキ』がネットフリックスでアニメ化され配信されたのでアライJr.も登場しました。アライJr.が登場するファン待望の『神の子編』が映像化されたことで、担当声優も注目されました。
保志総一朗のプロフィール
保志総一朗(ほしそういちろう)は1972年5月30日生まれの男性声優であり、アーティストとしても高い実力でも知られています。福島県会津若松市出身で『アーツビジョン』に所属しています。専門学校東京アナウンス学院放送声優科・日本ナレーション演技研究所(特待生)出身のため、実力の高さで数多くのイケメンキャラクターをこなしています。
保志総一朗の主な出演作品
保志総一朗の主な出演作品を見ていきましょう。デビュー作は1995年『H2』の佐々木役でデビューすると、1998年には『快傑蒸気探偵団 TV ANIMATION SERIES』の鳴滝や『銀河漂流バイファム13』のロディ・シャッフルなどで知名度を大きく上げました。2000年には代表作となる『最遊記シリーズ』の孫悟空やさらに2002年には『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトなどを好演しています。
刃牙のアライJr.に関する感想や評価
ここでは『刃牙』シリーズのアライJr.に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。アライJr.は『バキ』の登場人物の中でもその強さやかませ犬っぷりなども注目されたキャラクターとなっています。そのためアライJr.に関する感想や評価はネット上に数多く見つかるほど、ある意味人気の高いキャラクターとなっています。
アライJr.は噛ませ犬?
アライJrに関してはもう最初から最後までかませ犬でしかないのが悲しい
— ザフィーラ@帝国臣民 (@azurenZafira) November 9, 2020
バキにとって彼は踏み台にすらならなかったんで…
アライJr.は噛ませ犬すぎてかわいそうという声も多く挙がっています。刃牙戦での惨敗はあまりにもかわいそうのでネット上でも語り継がれています。ネット上には『アライJrの扱いはもはや噛ませ犬とかいうレベルじゃない』という声や『アライJrに関してはもう最初から最後まで噛ませ犬でしかない』という声、『アライjrさんは刃牙の強さを描くためだけの噛ませ犬で納得できます』という声などが挙がっています。
アライJr.は強い?
アライJr.が弱いわけじゃないんや、周りが強すぎるだけなんや…
— H2O (@06084261) July 3, 2020
噛ませ犬になってしまったアライJr.が強いのかはネット上でも議論になっています。他のキャラが強すぎるだけという意見などもあり、同情の声も多く集まりました。ネット上には『アライJr散々強キャラ感出しといて糞弱いのなんなん?』という声や『アライJr.が弱いわけじゃないんや、周りが強すぎるだけなんや』という声、『アライjr弱い筈じゃないんだ!ただファイターとして致命的な部分があっただけで』という声が挙がっています。
アライJr.の声優も好評!
マホメド・アライが田中秀幸でアライJr.が保志総一朗なのか...。
— じゃで (@JadeBamboo11) December 3, 2018
相変わらず豪華すぎる声優陣。
アニメでの担当声優を担当した保志総一朗にもネット上では注目が集まっています。ネット上には『アライJr.の声優って保志さん?イケメンすぎんか?』という声や『マホメド・アライが田中秀幸でアライJr.が保志総一朗なのか。相変わらず豪華すぎる声優陣。』という声、『アライJr.保志さんはやべぇ、地味に声優豪華すぎる』という声などが挙がっています。
刃牙のアライJr.まとめ
今回は『バキ』シリーズで噛ませ犬と言われることも多いアライJr.について、基本情報や戦績、その後の様子、かわいそうと言われる理由、弱くなった件について、ネット上の感想などを紹介してきました。途中から弱くなったのではと言われるほどのかわいそうな敗戦を繰り返したアライJr.のことは多くのファンがその後の様子や強さなどを気にしています。
噛ませ犬になってしまったかわいそうなキャラですが、その後の様子なども注目されていて、ある意味ファンにも人気の高かったキャラクターとなっています。かわいそうなキャラ・アライJr.にも注目して、『バキ』シリーズをお楽しみください。