2020年11月28日公開
2020年11月28日更新
【七つの大罪】バンの神器・聖棍クレシューズは最強?マーリンが持っていた理由は?
七つの大罪の中でも最強格の能力を持っていると言われる神器がバンの神器クレシューズです。七つの大罪作中ではバンは登場時点では手放しておりましたが実はマーリンが持っており返還される形でバンの元に戻ってくる事になりました。今回はバンの神器クレシューズについてその能力や強さについてネタバレありでまとめつつ、マーリンが持っていた理由などについてもまとめて紹介していきます。
目次
七つの大罪のバンとは?
七つの大罪のキャラクターの中でも人気が高いキャラクターの1人がバンです。今回はそんなバンの強さの1つの要因になっている神器クレシューズを中心に紹介していきます。
七つの大罪の作品情報
七つの大罪の概要
七つの大罪は2012年から週刊少年マガジンで連載されていたハイ・ファンタジー漫画です。人間と人間以外の種族の世界がまだ分かたれていなかった時代を舞台にした物語で、その世界観と個性豊かなキャラクター性が高い人気を集め2020年に完結しました。人気と共に評価を集める作品でもあり第39回講談社漫画賞少年部門の受賞作に選ばれた実績も持っています。
七つの大罪はメディアミックス展開も積極的に行われており、2020年11月現在スペシャルアニメを含む4度のアニメ化、劇場版映画、世界観を生かしたゲーム化など様々な形のメディアミックス展開が行われています。
七つの大罪のあらすじ
移動酒場豚の帽子亭を営む店主メリオダス。彼の元にリオネス王国を救済する為、伝説の騎士団七つの大罪を探すリオネス王国第三王女エリザベスが訪れます。そしてそのメリオダスこそが七つの大罪の団長なのでした。過去に散り散りになった団員を集める為、メリオダスとエリザベスは共に冒険するようになります。
バンのプロフィール
出典: https://frequ.jp
バンは伝説の騎士団七つの大罪の1人で通称「強欲の罪(フォックス・シン)のバン」と呼ばれています。さらに別名「不死身の(アンデッド)バン」という愛称も持っている通り、過去の経験から不死身の体を手に入れており例え肉体がバラバラになっても死ぬ事の出来ない体になっています。本編の5年前より投獄していましたが、メリオダスが動き出したのを受けて同じく動き出し合流を果たす事になりました。
後天的に不死身の体を手に入れているとはいえ七つの大罪では珍しい純粋な人間であり、それ故に徐々に力を取り戻すメリオダスなどに比べて力で劣るようになっていきますが、それはバンが唯一長い間神器を取り戻していないからでもありました。その他判明しているプロフィールとしては身長は210cmで体重は70kg、血液型はB型で誕生日は2月14日である事、実年齢は43歳である事が明らかになっています。
七つの大罪のバンの神器・聖棍クレシューズは最強?マーリンも考察
元々のバンの強さ
七つの大罪の中でも戦闘向きの能力を持っているバンは神器がなくとも通常の相手であれば圧倒できる程の強さを誇っていました。その不死身の身体を生かした格闘系の戦闘スタイルを用い、高い身体能力を生かした戦闘をしていました。しかし徐々に戦う敵の強さが上がってくるに比例して強さを取り戻す/身につけていく七つの大罪のメンバーと比較して強くなるような描写がありませんでした。
ネタバレすると元々バンの闘級3220と力を取り戻す前のメリオダスとほぼ変わらない程の強さを誇っていました。その為メリオダスと共に最前線で戦う場面も多くなっています。しかしその後他のメンバーが1万を超えていくのに対しバンは3220のままでした。しかし煉獄を訪れての経験の中で強さを高める事になりました。
バンの神器は聖棍クレシューズ
そんなバンの神器として登場したのが聖棍クレシューズです。聖棍クレシューズは両端が尖った四節棍の形を取っています。元々神器とはリオネス王から与えられた武器であり、自由自在で変則的な攻撃を得意としています。
バンの神器・聖棍クレシューズの能力や強さ
神器にはそれぞれに固有の力を宿していますが、バンの神器聖棍クレシューズの能力をネタバレすると「全集中力(スーパーコンセントレーション)」です。その能力は名前の通り、持ち主つまりバンの集中力を最大級まで高める事ができるという能力で、バンの攻撃の射程や精度・攻撃速度を大幅にアップさせる事ができます。
聖棍クレシューズの特徴はバンに能力を付与するわけではないという点です。あくまでもバンの持つ能力を最大級に引き出すだけなのでバンが強くなければその強さは発揮されません。逆にいえばバンが強くなればなるほどにより引き出せる能力が増えるので、ある意味で無限に強くなる可能性がある神器です。
バンの神器は投獄した時に没収された?
バンは神器聖棍クレシューズについて自身では七つの大罪作中にて「盗られちゃった♪」と発言していました。しかしネタバレするとバンは10年前のリオネス王国転覆容疑をかけられた後、5年後に投獄にした際にリオネス王国によって没収されていました。ちなみにその時、バンは七つの大罪が解散後暇だったという理由で自ら自首するような形で投獄したのでした。
バンの神器はマーリンにより返却された?
その後「行方不明」として長らく七つの大罪作中に登場せず、話題にもなっていなかったバンの神器聖棍クレシューズですが、ネタバレすると実はマーリンが持っていた事が明らかになっており、煉獄から戻ったバンに「今のおまえなら性能以上の力を引き出せる」として返却される事になりました。
バンの神器をマーリンが持っていた理由
上記でネタバレしたようにバンの神器聖棍クレシューズはマーリンが持っていたわけですが、七つの大罪作中ではその理由については明らかになっていません。何故リオネス王国のバスデ監獄で没収されたはずのバンの神器聖棍クレシューズをマーリンが持っていたのでしょうか?
ファンの間ではその流れが考察されており、元々七つの大罪がメリオダスとマーリンによって作られた事、マーリンの力を考えるに、リオネス王国に返還されていたのを拝借していた、或いはリオネス王国から預かる形になっていたのではないかと考察されています。
七つの大罪のバンは煉獄での戦いで強くなった?
考察①バンが煉獄にいた時間はどれくらい?
バンがマーリンから神器聖棍クレシューズを返還されるくらいに強くなった大きな要因になっているのが煉獄での生活です。バンはメリオダスを助ける為、メリオダスの感情を取り戻す為に不死の身体の特性を活かし1人煉獄に赴いたのです。煉獄という場所は時空が歪んでおり、現実での1分で1年が経過する世界になっています。
バンが正確に煉獄にいた期間については不明ですが、七つの大罪作中でネタバレされている情報で少なくとも千年以上もの間煉獄にいたという事が明らかになっています。ちなみに内訳としては最初の100年の間はひたすら煉獄の環境に身体を蝕まれては再生を繰り返しており、環境に適応できたのが200年を過ぎた頃、さらにその200年後には煉獄の環境の中で普通に睡眠が取れるくらいにはなっていたという事が明らかになっています。
またバンは煉獄で魔神王と交戦する事になりますがその期間も実に60年もの長きに渡っていた事がネタバレされています。その他の部分については不明ながら魔神王と戦っていたという事からもかなりパワーアップした事が明らかになっていると言えます。
考察②メリオダスが爆笑した理由
煉獄で無事にメリオダスを助け出す事に成功したバン。2人の会話の中でバンは自らの成長について「実感が湧かねえ」と話し「十戒と互角にやり会える程度にパワーアップしてると良い」と話します。そんなバンの言葉に対しメリオダスは思わず爆笑してしまいバンを怒らせてしまいます。この時メリオダスは爆笑したのはメリオダスにはバンのパワーアップの度合いが分かっており、十戒なんて目じゃないと分かっていた為だと言えます。
実際、七つの大罪作中のその後の展開をネタバレするとその後のバンは魔神王相手に互角以上の戦いを繰り広げる事になります。メリオダスにはこのような展開すらも予期できていたのではないでしょうか。
考察③煉獄で会得した新技「贈与(ギフト)」
七つの大罪作中では具体的に煉獄でバンがどのように過ごしていたのかは描かれていません。しかしその生活の中でバンは新しく「贈与(ギフト)」という技を習得しています。この技は自身の力を対象者に分け与える技であり、バンはこの力を使って念願だったエレインの復活を行う事に成功します。
七つの大罪のバンの魔力や技一覧
バンの魔力は強奪(スナッチ)
肉弾戦だけでもかなりの強さを誇るバンですが、そのバンが神器聖棍クレシューズ無しでも七つの大罪作中で長らく活躍できていたのはバンの魔力「強奪(スナッチ)」による影響も大きくなっています。強奪(スナッチ)は直に触れずとも遠距離から物体や身体能力などを奪う事ができる能力で、バンはこの魔力を用いて相手の武器を奪う事で無力化した上で戦うという技も使用していました。
バンの技一覧
バンは魔力「強奪(スナッチ)」と自身の戦闘センスを上手く使い七つの大罪作中でも数々の技を披露しています。
身体狩り(フィジカルハント)
強奪(スナッチ)が物理的な物だけでなく身体能力なども奪う事ができるという点を活かした技が身体狩り(フィジカルハント)です。この技の大きな特徴は奪った相手の身体能力を自身に上乗せする事ができるという点です。一方で効果が切れると激しい疲労感を覚え身体を動かす事すらままならなくなるという弱点も持ち合わせています。
狩りの祭典(ハンターフェス)
通常身体狩り(フィジカルハント)は主に戦闘をしている相手に対して行います。しかしこの効果範囲を自身の周囲に存在する全ての生物に対して行うのが狩りの祭典(ハンターフェス)です。ただし、どれだけの生物から狩りの祭典(ハンターフェス)を行っても自身の許容量の限界を超えて奪う事はできません。
獲物狩り(フォックスハント)
出典: https://festy.jp
三節棍や鞭などの伸びる武器を用いピンポイントに相手から強奪(スナッチ)するのが獲物狩り(フォックスハント)です。バンは主に相手の心臓を狙って使用する事が多いです。
バニシング・キル
バンの身体能力の高さを活かした技がバニシング・キルです。身体を高速に回転させる事で相手を切断する技になっています。
絶気配(ゼロサイン)
原理は不明ながら自身の気配の一切を断ち行動する技が絶気配(ゼロサイン)です。上位魔神が複数いる場面でも使用して気づかれない程の精度を誇っています。
死神の一薙ぎ(アサルトハント)
七つの大罪作中でバンが使用する技の中でもバンの強さの成長度合いが分かる技と言われているのが死神の一薙ぎ(アサルトハント)です。鞭などの武器を高速に回転させる事で広範囲を薙ぎ払う技ですが、この技は聖棍クレシューズの返還前と後どちらでも使用している技になっています。煉獄から帰還し聖棍クレシューズを返還されたバンはこの技の範囲・速度・威力のいずれも大幅に上昇していました。
乱獲(クレイジーハント)
不特定多数への攻撃技としてバンが使用するのが乱獲(クレイジーハント)です。薙ぎ払うようなモーションで攻撃をします。
七つの大罪のバンのアニメ声優
鈴木達央のプロフィール
アニメ七つの大罪にてバン役の声優を担当したのが鈴木達央さんです。2002年から声優として活躍しており、声優界でも屈指の歌唱力を持っているとしてアーティスト活動にも力を入れている声優さんで、武道館ライブを行う程の実績を上げています。
鈴木達央の主な出演作品
鈴木達央さんがこれまでに出演した作品としては「図書館戦争」の手塚光役、「そらのおとしもの」の守形英四郎役、「バカとテストと召喚獣」の坂本雄二役、「黒子のバスケ」の高尾和成役、「幕末Rock」の高杉晋作役、「アサシンズプライド」のウィリアム・ジン役、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」のアラン・スティアート役、「キングダム」の項翼役などを担当しています。
七つの大罪のバンに関する感想や評価
バンさん途中で七つの大罪の誰よりも弱くなってしまった時、見てるこっちも辛かったと当時を振り返る。でも、煉獄編のお陰で彼はパワーアップし、新たな技を覚え不死身を捨てた。神器を手にした彼はぴぴんこの中では誰よりも強いんじゃねぇ?と錯覚する程に。強弱のある一面あってこそ…バンが大好き💓
— ♰♱ぴぴん子@🦊🐉⚣♱♰ (@pimelinyanpi) May 20, 2020
ここからは既に七つの大罪を視聴した人の感想をネタバレありで紹介していきます。バンは自身も悩む程に七つの大罪作中で成長するシーンが描かれなかったキャラクターであり、七つの大罪のメンバーの中でもどこか置いてけぼりになっている一面の多いキャラクターでした。それ故に急激な成長という形でも大きなバンの成長が描かれたのがかっこよくて良いという声は非常に多くなっています。
七つの大罪読んでたが不老不死なだけで戦いに付いて来られなくなってたバンが煉獄から帰ってきたら不老不死じゃなくなったのに実質無敵になってて笑う
— 黒塗りの敗北者 (@BBPS4_k_) August 8, 2020
特に煉獄からの帰還後エレインを救出した事でそれまでの自身のアイデンティティでもあった不死という特性を失った上で七つの大罪作中でも最強クラスの強さを持っているという点が良いという声も多くなっています。
七つの大罪のバン鈴木達央??鈴木達央で履修してるアニメキャラもれなく好きなんだが
— utcお嬢様トプ画募集中 低浮上 2/614時半歯医者 (@mu_uchico) September 18, 2020
アニメ七つの大罪でバンの声優を担当した鈴木達央さんに関しては既に原作を読んでいた人からもバンのイメージ通りだったという称賛の声が多くなっています。バンの声優を担当した事で鈴木達央さんを好きになったという声も見られる程の演技だったと言われています。
七つの大罪のバンの神器ネタバレまとめ
七つの大罪におけるバンの神器聖棍クレシューズはネタバレしたように七つの大罪作中、七つの大罪メンバーの中で終盤までなかなか登場しなかった神器です。ファンからは存在を忘れられているのでは?と疑われる程に情報もなかったバンの神器ですが、その能力は七つの大罪の物語終盤に登場して然るべきという程に強力な物になっていました。
特にバンが強くなればなるだけその力を発揮するという能力はバンのキャラクター性にも合っていると言われる神器になっています。まだ七つの大罪を視聴していない人はバンの神器登場までのエピソードにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?