【進撃の巨人】ミカサの刺青の意味は?東洋人の証?謎や伏線について考察

進撃の巨人の中でも謎の存在とされているのがミカサの手首に記された刺青です。ミカサの刺青は意味深に序盤から描かれていながらもその意味は長らく語られる事はありませんでした。しかしそれも物語が進行するにつれて伏線の1つとして回収される事になりました。今回はミカサの手首の刺青についての伏線やアッカーマンという名字、東洋人との関係性などを含めたミカサの正体についてをまとめて紹介していきます。

【進撃の巨人】ミカサの刺青の意味は?東洋人の証?謎や伏線について考察のイメージ

目次

  1. ミカサとは?
  2. ミカサの刺青の意味は?東洋人の証?伏線を考察
  3. ミカサの正体を考察
  4. ミカサのアニメ声優
  5. ミカサに関する感想や評価
  6. ミカサの刺青まとめ

ミカサとは?

進撃の巨人の中でも巨人とはまた違う意味で意味深な存在だったのがミカサです。今回はそんなミカサについてまとめて紹介していきます。

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

進撃の巨人は2009年に創刊された別冊少年マガジンにて創刊時から諫山創が連載している漫画作品です。その世界観とインパクトの強いストーリーで高い人気を集めた作品です。特にその世界観は日本に留まらず海外でも高い人気を集める作品となっており、2019年には全世界で1億部を突破する程の作品になっています。

その人気は漫画だけに留まらず様々なメディアミックス展開が行われており、スピンオフ作品の数々、ドラマCD、アニメ、単独ゲーム、実写映画など幅広い展開を見せています。原作である漫画を含めて数々の関連賞を受賞した作品になっています。

進撃の巨人のあらすじ

突如出現した巨人によって人類は3つの壁に守られた世界で生きていく事になった世界。主人公のエレンは3つの壁の一番外の壁、ウォール・マリアからさらに飛び出したシガンシナ区に住む少年でした。壁の中での生活が100年が人々が巨人の恐怖を忘れかける中、巨大な壁をさらに超える「超大型巨人」の出現により仮初めの平和は崩される事になります。

ミカサ・アッカーマンのプロフィール

ミカサ・アッカーマンは進撃の巨人のヒロインで主人公エレンの幼馴染です。進撃の巨人の物語開始年である845年の1年前、家が強盗に目をつけられ結果的に両親を失う事になりイェーガー家に引き取られたという過去をもっておりその経験からエレンを側で守る事に固執するようになります。またその時の経験から「脳のリミッター外し」ができるようになり高い戦闘力を持つようになりました。

その他判明しているプロフィールとしては年齢は物語開始時点で15歳、身長は170cmで体重は68kg、2月10日生まれである事が明らかになっています。またエレンの事を家族として大切に思っており、上記で紹介したエレンに救われた一件の際にもらったマフラーを今でも着用して大切にしています。

ミカサの刺青とは?

そんなミカサの特徴の1つと言えるのが今回紹介する刺青です。ミカサの右手首には幼少期に母親に着けられたとする刻印のような刺青が残っており、円の中に3本の棒が組み合わさって象られた物になっています。ミカサ自身もその意味については知らされていないものの、母親からは自身も子供に引き継ぐようにと伝えられていました。

ちなみにアニメでは右手首に刺青はありませんが代わりに母親から刺繍として模様として縫う形で刻印の形を継承する形が取られていました。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season

ミカサの刺青の意味は?東洋人の証?伏線を考察

考察①刺青は東洋人の末裔を示している?

ずっと伏線として未回収だったミカサの刺青ですが、この伏線が回収されたのはエレン達が世界情勢を知った後です。エレン達が住むのが「パラディ島」と呼ばれる小さな島だった事、世界には様々な国がある事などが明らかになりエレン達は外の国との初めての外交を行う事になります。ただパラディ島は世界中から忌み嫌われた存在であり、なかなか上手く行きませんでした。

そこで活躍する事になったのがミカサの刺青です。実はこの刺青は東洋人の国であるヒィズル国の将軍家の血を受け継ぐ末裔としての証だったのです。元々壁内に一定数いた東洋人の家系でしたが多くが巨人との戦いの中で消失しており、残っていたのはミカサだけという事もあり、ミカサは刺青の力でヒィズル国との仲介役を担うようになるのでした。

考察②刺青の3つの棒の模様の意味

このミカサが受け継いだ刻印は円の中に3つの棒が伸びる模様になっているわけですが将軍家の末裔の証という事はいわゆる「家紋」のような意味を持っていた物と考えられます。何故そのような形なのかについては進撃の巨人内では語られていませんが家紋であると考えると本来はもっと豪華な物だった可能性があり、受け継ぐ中で簡素化されていった可能性もあるのです。

ただヒィズル国の代表がそれを将軍家の家紋として認識している事から将軍家が国を離れる時点で簡素化されていた可能性もあります。いずれにしても何故その形なのかについては不明であり、証という意味合い以上に語られる可能性は低いのではないかと考察されていますが、そもそも進撃の巨人の中でも長く伏線になっていた刺青だけにそれ以上の意味が今後描かれる可能性もあります。

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ミカサの正体を考察

考察①東洋人とアッカーマンの血筋を継いでいる?

上記で紹介した刺青と東洋人の血筋についてはミカサの母方の一族の血筋の話であり、ミカサの父方は東洋人ではなくアッカーマンの血筋です。つまりミカサは東洋人としては純血ではなく、混血になっていたと考えられています。そしてミカサが身体能力面、戦闘面で秀でた能力を持っているのはアッカーマンの血筋を引いている為であります。

ミカサの場合、見た目にもアッカーマン家の血の方が色濃く反映されており東洋人とは少し異なった見た目になっています。そしてアッカーマン家は「巨人科学の副産物」でありパラディ島の王家が持つ記憶改竄能力が通用しない相手であり迫害されてきたという一族にもなっています。その力は宿主と決めた相手を守り抜く為に通常以上の戦闘能力を発揮できるという物になっています。

ちなみに東洋人の血筋と違いアッカーマンの血筋はミカサの父以外にも残っており、中央第一憲兵団のケニー・アッカーマンとその妹の息子であるリヴァイ兵長がアッカーマンの血筋を継いでいる事が明らかになっています。ミカサとリヴァイがそのまま親戚と言えるのかは不明ながら同じアッカーマン一族の血を引いているという事が2人が驚異的な戦闘能力を有する要因になっています。

考察②今後巨人化する?

ミカサで注目されている伏線の1つとしてはやはり幼馴染の2人エレンとアルミンが巨人化能力者になった事でミカサも巨人化する可能性があるのかという点です。東洋人とアッカーマンというどちらも特異的な血筋を継承しているミカサですが、広い意味でパラディ島に住むエルディア人である事に変わりはないので巨人化する条件は満たしている可能性が高いです。

仮に巨人化出来ないとすればそれはアッカーマン家の血筋の影響が大きいと考えられます。アッカーマン家は王家による記憶改竄が通用しないという特異性を持っており、同時に「巨人科学の副産物」という言われ方をしているなど特別なものである事が示唆されています。上記で紹介したようにアッカーマンの血筋を引くものはミカサ以外にも登場していますがいずれも巨人化はしていません。

作中ではケニー・アッカーマンは当初自らが巨人化する事を目指しており、そのチャンスもあったにも関わらず、ケニーが入手した巨人化薬はリヴァイ兵長に託され最終的にあるみんに使用される事になりました。あくまでもケニーの判断は自身の考え方の変化という形でありアッカーマン家が巨人化出来ないという事の証明にはなりませんが、或いはこの事がアッカーマン家は巨人化しないという選択をする伏線になるかも知れません。

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ミカサのアニメ声優

石川由依のプロフィール

アニメ進撃の巨人にてミカサ役の声優を担当したのは2002年に声優としてデビューした声優さんです。声優としてのデビューは2002年、14歳の頃ですが、6歳の頃から劇団ひまわり大阪に所属しており舞台やミュージカルを中心に活動しており、声優としてデビューした後も舞台を中心として活躍、主演を務める機会も多くなっています。

そのような経緯から2002年の声優デビュー以降も声優としての活動は散発的であり、アニメ声優としてデビューしたのは2007年になってからだったりします。2013年にアニメ進撃の巨人にてミカサ役を担当するようになってからは声優としての活動も増え、ミカサ役の声優として海外のイベントなどにも多数出演するなどしています。

石川由依の主な出演作品

石川由依さんがこれまでに声優として出演した作品としては「ヒロイック・エイジ」のディアネイラ役、「ガンダムビルドファイターズ」のコウサカ・チナ役、「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜」のユティカ役、「アイカツ」の新条ひなき役、「蒼穹のファフナー EXODUS」の水鏡美三香役、「終わりのセラフ」の雪見時雨役などがあります。

2017年以降はアニメへの出演もさらに増加しており近年では「エロマンガ先生」の高砂知恵役、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のヴァイオレット・エヴァーガーデン役、「デビルズライン」の平つかさ役、「アズールレーン」のエンタープライズ役、「アサシンズプライド」のエリーゼ=アンジェル役、「妖怪学園Y」のゴロミ役及びワイルドボーイ役、「アラド:逆転の輪」のアイリス・フォーチュンシンガー役などを担当しています。

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ミカサに関する感想や評価

ここからは既に進撃の巨人を視聴した人のミカサについての感想を紹介していきます。序盤に意味深に描かれ何かの伏線と考えられていたミカサの刺青が外の世界との繋がりを描く段階になってようやく回収された事には素直に驚いたという声が多くなっています。連載開始当初からしっかりとした設定が出来ていた事の証明でもあるとして驚いたという声も多くなっています。

同時に意味深とはいえ進撃の巨人の中でも刺青が登場してから回収されるまでの期間が長い伏線の1つにもなっており、同時にミカサは普段は隠すようにしていた事もあり、素直に忘れていたという声も多くなっています。

刺青についてはその意味が将軍家の血筋を受け継ぐ証明であると明かされた事、そしてヒィズル国との仲介役という役割を果たした事で受け継ぐ意味を失った可能性についても考察されています。そもそもミカサの進撃の巨人作中での生死についても考察されている事もあり、仮にミカサに子供へ受け継ぐ意志があったとしても達成できるのかどうかを心配する声も多くなっています。

進撃の巨人作中で長く考察されミカサ及びアッカーマンの血筋による巨人化についての考察もあります。エレン・アルミンと幼馴染2人が巨人化能力者になっている事で同じく巨人化してほしいという声もある一方で否定的な意見の筆頭にあるのが血筋であり、或いはアッカーマン家の強さは人間のままで巨人化した時の力を引き出しているのではないかなどという考察も登場しています。

ミカサは進撃の巨人の中でも特異な部分が多いキャラクターだけにどのような展開になるのかを注目されているキャラクターでもあり、巨人化はその筆頭である一方、戦力としても非常に高い戦闘力を誇るだけに動向が注目されているキャラクターの1人になっています。

アニメ進撃の巨人にてミカサ役の声優を担当した石川由依さんに関しては声優としての知名度を高めた代表作としてミカサ役が上げられる程である一方で、他の作品で演じるキャラクターのイメージ、石川由依自身のイメージとミカサのキャラクター性はギャップが非常に大きいとも言われています。

人物像とキャラクターイメージのギャップが強いと言われる一方で声質に関してはハマり役といわれる程に合っているという声も多く、人気が高く声優としての石川由依さんの知名度を一躍高める要因にもなっています。

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ミカサの刺青まとめ

ミカサの刺青は進撃の巨人の中でも長く伏線として意味が分からないとされるものでした。その正体はパラディ島の外の世界、ヒィズル国との繋がりを示す物であり、将軍家の血筋を持つ事の証明となるものでありミカサは東洋人の血を引いている事が明らかになりました。

ミカサは進撃の巨人の作中でも血筋の影響を最も受けているキャラクターでもあり、母方の東洋人としての血はパラディ島が外の世界と交渉する為の重要な要素になった一方で父方の血であるアッカーマンの血筋によって圧倒的な強さを持っているというキャラクターにもなっています。まだ進撃の巨人を視聴していないという人はミカサに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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