【鬼滅の刃】煉獄瑠火は杏寿郎の母！名前の読み方・意味や名シーンを紹介

人気漫画作品『鬼滅の刃』に登場する煉獄瑠火。鬼滅の刃の物語では故人として登場しますが、炎柱である煉獄杏寿郎の母であり、人格に大きな影響を与えた人物として注目されています。登場場面は杏寿郎の回想シーンが中心であるため活躍の場はかなり限られていますが、名言が多いとファンからは好評。今回はそんな瑠火について、セリフや名前の読み方、そして名前の意味などについて紹介していきます。

煉獄瑠火について本格的に紹介する前に、瑠火が登場する『鬼滅の刃』という作品について紹介します。『鬼滅の刃』は週刊少年ジャンプで2016年から2020年の4年にわたり連載されていた漫画作品です。大正時代を舞台に、主人公が人食い鬼を倒すと言うダークファンタジー作品となっており、2019年にアニメ化されたのをきっかけに大ブレイク。2020年時点で累計発行部数は1億部を突破。

瑠火が登場した『無限列車編』は2020年10月に映画作品として発表され、公開されてからわずか3日で興行収入46億円を上回るなど、社会現象にもなっています。物語本編は2020年に完結しましたが、その後も売り上げを伸ばし続けている大人気作品としてファンが増え続けている作品です。

既に触れていますが『鬼滅の刃』の舞台は大正時代の日本を舞台としています。主人公である竈門炭治郎は、炭売りとして家族と平和に暮らしていましたが、ある日突然家族をほぼ全員人食い鬼に惨殺されてしまうことに。唯一生き残ったのは妹の禰豆子ですが、禰豆子は人食い鬼となってしまいました。炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法を探すため、鬼退治を生業とする「鬼殺隊」へと入隊しますが…というのが『鬼滅の刃』のあらすじとなっています。

人食い鬼と人間の闘いを描いた『鬼滅の刃』。主人公である炭治郎は鬼を退治する集団「鬼殺隊」の隊員となりました。鬼殺隊には「柱」と呼ばれる最高幹部が登場しますが、煉獄瑠火はそんな柱の中でも「炎柱」と呼ばれる煉獄杏寿郎の母親として登場します。ここからは瑠火がどのような人物なのかについて詳しく見ていきましょう。

まずは瑠火の名前について紹介していきます。既に触れていますが、瑠火のフルネームは煉獄瑠火といいます。漢字がすこし複雑なため、一部の読者からは「読み方が分からない」といった声もあげられているそうですが、読み方は「れんごくるか」。凛とした雰囲気の瑠火にぴったりの名前だと一部のファンからは好評なようです。

一部のファンからは「読み方が分からない」と言われてしまうこともある煉獄瑠火(れんごくるか)。では、この名前にはどんな意味があるのでしょうか？まず瑠火(るか)の「瑠」の文字ですが、こちらの漢字の読み方は「る」。七宝の1つ「瑠璃」を意味する漢字だそうです。「瑠璃」というのはパワーストーンとしてもとても人気の石で「ラピスラズリ」の名前でもよく知られています。

宝石のように美しい瑠火にはぴったりの漢字となっていますが、同時に「瑠璃は脆し」という「美しい者は壊れやすい」と意味する言葉も存在しています。これは瑠火が短命であったことを暗示しているのかもしれません。もう1つの「火」は「ひ」「ほのお」として広く知られている漢字ですが、キリスト教のカトリックでは「煉獄」という場所で罪が清められるとされており、それに関連した文字ではないかと言われています。

これについては、公式から根拠のようなものが発表されているわけではないのですが瑠火の苗字が「煉獄」であることを踏まえると、瑠火の名前がキリスト教のカトリックに関連付けられたものだというこの説はかなり的を得ているのかもしれません。瑠火(るか)という名前はすこし読み方が分かりづらいかもしれませんが、物語上の役割を一言で説明する為のものであった可能性も考えられます。

ここからは瑠火の名セリフ等について紹介していきます。まず瑠火の名セリフとしてファンから好評なのは、煉獄杏寿郎の回想シーンに登場したセリフ。既に病を患っており、床から離れる事が出来なくなっていたようですが、瑠火はそばにいた杏寿郎に対して上記のセリフで問いかけました。当時、杏寿郎はこの問いに対して即答することができず「分かりません」と返答しています。

それに対し瑠火は「弱き人を助けるためです」と続けました。そして同時に「才に恵まれたものは力を人の為に使わなければなりません」とも教えています。杏寿郎が炎柱となる頃には、既に瑠火は亡くなってしまっていたようですが、この瑠火の言葉が杏寿郎の人格に大きな影響を与えたのではないでしょうか？

次に紹介する瑠火の名セリフは、無限列車編の終盤に登場したセリフとなっています。上弦の鬼である猗窩座と死闘を繰り広げた末、命を落としてしまった杏寿郎。しかし死の間際、杏寿郎は瑠火の姿を目にします。そして杏寿郎は母に対し「役目を果たせただろうか」と問いかけました。その際瑠火が返したのがこのセリフとなっています。この返答を聞いた杏寿郎は晴れ晴れとした笑顔を浮かべ、息を引き取りました。

この場面は名場面が多いと評判の『鬼滅の刃』の中でも、特に名場面としてファンからは人気。特に『無限列車編』を劇場で観たというファンの多くが「この場面で泣いてしまった」「号泣した」といった感想をあげています。悲しい場面でありながら、瑠火の優しさがよく表されている名場面として人気のようです。

ここまでで煉獄瑠火(れんごくるか)の名前の意味や読み方、そして名セリフ等を紹介しました。ここからは劇場版『鬼滅の刃』で瑠火の声を担当した声優について紹介していきます。瑠火の声を担当したのは声優の豊口めぐみさん。豊口めぐみさんは1978年1月2日生まれの東京都出身で、血液型はA型。小学校の頃に観た『ドラゴンボール』に夢中になり、それが声優を目指すきっかけとなったそうです。

低音と高音を使いこなす声優としてファンからは高く評価されているようで、芯の強い女性や柔らかい雰囲気の女性など、まったく雰囲気の違うキャラクターを演じることも。演技の幅が広い実力派として、人気かつ有名な声優です。

低音と高音を使いこなす実力は声優として人気の豊口めぐみさん。主な出演作としてはアニメ『ブラックラグーン』に登場する「レヴィ」や『鋼の錬金術師』の「ウィンリィ・ロックベル」、『転生したらスライムだった件』の「大賢者」の他、ゲーム『キングダムハーツ』の「アクア」や『アサシングリード』の「エリス・デ・ラ・セール」が有名。他にも様々な作品に出演されています。

ここからは瑠火(るか)についての、ファンからの感想や評価について紹介していきます。まず紹介する感想は「登場場面で泣いた」という感想です。瑠火は既に故人となっており、登場場面は非常に限られています。その上、その登場場面の1つは杏寿郎が亡くなるその間際でした。息を引き取る寸前の杏寿郎に対して「立派にできましたよ」と微笑む瑠火を見て、号泣してしまったというファンが非常に多いようです。

次に紹介する感想は「憧れる」というものです。煉獄杏寿郎の母親として登場した瑠火。回想場面では息子である杏寿郎に「人を助けなさい」と説き、その後「あなたの母であれて幸せでした」と杏寿郎を抱きしめています。こうした瑠火の言動を見て「強くて優しいお母さん」「あんな母親になりたい」と憧れるファンも少なくないようです。

最後に紹介する評価・感想は「瑠火のセリフが心に刺さった」というものです。登場回数はかなり限られているものの、瑠火のセリフは名言だと高く評価するファンが多数。セリフが少ないキャラクターだからこそ、その一言一言がファンの胸に突き刺さったのかもしれません。

今回は『鬼滅の刃』に登場する煉獄瑠火について名前の意味や読み方、そして名セリフなどを紹介しました。物語では既に故人として描かれていましたが、炎柱である煉獄杏寿郎の人格に大きな影響を与えた人物としてファンからは注目されました。登場場面は限られているものの、名セリフを放った人物として人気の高い人物です。2020年11月現在、瑠火の登場する『無限列車編』が公開されていますので、彼女に注目しながら是非観てみてください。