【エヴァンゲリオン】碇ゲンドウの声優は誰?名言や目的・最後も紹介

碇ゲンドウは人気のアニメ・コミックである『新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物キャラの一人です。碇ゲンドウの特徴的な声を担当している声優はベテラン声優の立木文彦で、そのセリフの言い方には多くのファンが存在します。放送開始から長い年月を経てもなお人気が衰えない『新世紀エヴァンゲリオン』の、ストーリーのカギを握る碇ゲンドウについて、その目的や名言、また碇ゲンドウの最後などについて、ご紹介します。

【エヴァンゲリオン】碇ゲンドウの声優は誰?名言や目的・最後も紹介のイメージ

目次

  1. 碇ゲンドウとは?
  2. 碇ゲンドウのアニメ声優は立木文彦
  3. 碇ゲンドウの名言や名セリフ集
  4. 碇ゲンドウの目的や最後
  5. 碇ゲンドウと他キャラの関係
  6. 碇ゲンドウの声優に関する感想や評価
  7. 碇ゲンドウの声優まとめ

碇ゲンドウとは?

碇(いかり)ゲンドウは、大人気のアニメである『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するキャラです。碇ゲンドウは、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公である碇シンジの実の父親です。そして碇ゲンドウは、「使徒」と呼ばれる謎の生命体を殲滅する目的で設立された国連直轄特務機関NERV(ネルフ)の最高司令官を務めています。地球を守る組織の長であるはずの碇ゲンドウですが、その行動には謎の部分が目立ちます。

新世紀エヴァンゲリオンの作品情報

『新世紀エヴァンゲリオン』は、『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』とならんで、日本のアニメ界に大きな影響を与えました。これらの作品が登場する以前のロボットアニメは、主に子供向けの作品でした。また玩具メーカーから発売されるオモチャの売り上げのために、ロボットキャラの配色などにも制限がありました。これらを大きく覆し、日本中にブームを巻き起こす社会現象にもなった作品が『新世紀エヴァンゲリオン』です。

新世紀エヴァンゲリオンの概要

『新世紀エヴァンゲリオン』は、『ふしぎの海のナディア』で有名なアニメ制作会社であるGAINAXが原作を手掛けたSF・ロボット・ダークファンタジーを含んだアニメ作品です。『新世紀エヴァンゲリオン』の世間一般的な評価としては「難解」「宗教がらみ」などと否定的なものが多くみられます。放送当時はパソコン通信などが流行しており、その掲示板などでストーリーに関する意見交換などが激しく行われていました。

新世紀エヴァンゲリオンのあらすじ

南極で起きた謎の大爆発後、日本に謎の生命体である「使徒」が飛来します。これらとの戦いに、人類が作り出した人型兵器(ロボット)のエヴァンゲリオンを使用します。エヴァンゲリオンは、母親のいない14歳の少年少女たちがパイロットです。ネルフやゼーレの本当の目的の謎や使徒の謎が解明されつつ、心と身体とは何か、人と人とのつながりは何かを考えさせる哲学的な要素が満載のアニメが、『新世紀エヴァンゲリオン』です。

新世紀エヴァンゲリオンの登場キャラ

『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公は、碇シンジです。同級生で、EVA(エヴァンゲリオン)のパイロットである綾波レイやアスカ・ラングレーも重要なキャラです。また物語の謎の部分を支えているキャラが、碇シンジの父親である碇ゲンドウです。難解な言葉を作品中で解説するキャラとして、葛城ミサトや加持リョウジなどが担当します。人間以外のキャラとして何体かのEVA、そして使徒なども重要キャラとして登場します。

新世紀エヴァンゲリオンのメディアミックス作品

『新世紀エヴァンゲリオン』は、多くのアニメ作品に見られる「コミック版が原作で、それをアニメ化した」という手順が逆になっている珍しい作品です。まず、テレビアニメ版が1995年に放映されました。同時にアニメをコミカライズするという手法で、漫画版がスタートします。続いて劇場版アニメ映画が製作されます。『新世紀エヴァンゲリオン』は、いわゆるメディアミックス手法で社会現象を起こした代表アニメ作品です。

新世紀エヴァンゲリオンの今後

『新世紀エヴァンゲリオン』は、テレビアニメ版・旧劇場アニメ映画版・漫画版・新劇場アニメ映画版で、結末が若干違うとされています。原点はテレビアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』ですが、それぞれ「リメイク」「リビルド」された作品となっており、細かい点において差が生じています。新劇場版完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が2021年1月に公開予定されており、この作品で最後といわれています。

碇ゲンドウのプロフィール

国連直轄特務機関であるネルフの最高司令官というのが、碇ゲンドウの肩書です。碇ゲンドウは婿養子で旧姓は六分儀(ろくぶんぎ)です。碇ゲンドウは身長185㎝のやせ形で、年齢は48歳の設定です。『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公である碇シンジの実の父親であり、人類補完計画の推進者でもあります。版によってシンジに対する父親像が若干違いますが、共通するのは死んだ妻ユイに再び逢うために生きていることです。

碇ゲンドウの性格

碇ゲンドウの性格は、決して良いものではありません。結婚前の1999年は京都にいましたが、職業などは一切不明です。そこで傷害事件を起こして京都警察署に留置されています。目的のためには手段を択ばず、裏切りなども平気で行います。赤木母娘を愛人にしていたのも、ゼーレを利用したのも、すべて死んだユイに逢うためです。碇ゲンドウは命令口調が基本ですが、ユイに瓜二つであるレイに対しては優しく接しています。

碇ゲンドウの初登場

碇ゲンドウは『新世紀エヴァンゲリオン』の物語上、様々な謎のカギを握る重要なキャラです。このため、例えばアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』の第1話の開始直後のシーンから登場しています。使徒と国連軍の戦いをモニター越しに見つめながら、ゲンドウポーズをとります。極めて冷静に、国連軍の使徒に対しての攻撃を分析します。そして次のセリフを感情がこもらない声でつぶやきます。

ああ、間違いない。使徒だ。

そして碇ゲンドウは、ATフィールドを使う使徒に対して通常兵器では太刀打ちできないとつぶやきます。横にはネルフの副司令官である冬月コウゾウがいて、二人で使徒の状況を分析します。国連軍の指揮官から対応を任せられると、EVA初号機の起動を命じます。冬月コウゾウがパイロットがいないだろうと心配すると、碇ゲンドウの決め台詞を吐きます。そしてEVAのパイロットになる息子の碇シンジの到着を待ちます。

エヴァンゲリオン公式サイト

碇ゲンドウのアニメ声優は立木文彦

碇ゲンドウの声を担当している声優は、ベテラン声優の立木文彦が演じています。碇ゲンドウの声を担当している声優として非常に有名になった立木文彦は、他にも大ヒットしたアニメ作品の声の担当もしています。それだけではなく、立木文彦はCMやバラエティー番組のナレーションや、海外作品の日本語吹き替えなども多く演じています。さらに立木文彦は、ミュージシャンとしての活動もするというマルチ声優なのです。

立木文彦のプロフィール

声優の立木文彦は、1961年4月に長崎県の五島列島で生まれました。声優としてのデビュー作品は、本人曰く1983年に放映されたテレビアニメの『聖戦士ダンバイン』としていますが、実際は前年に放映された『戦闘メカ・ザブングル』が声優デビュー作品です。総合格闘技イベント「PRIDE」のナレーターも、声優である立木文彦の主な出演作品のひとつです。身長174㎝で血液型はA型、現在の所属事務所は「大沢事務所」です。

立木文彦の主な出演作品・アニメキャラ

声優の立木文彦の代表作品は『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウの他にもたくさんあります。ディズニー・ピクサー作品に出演しているジョン・ラッツェンバーガーの声は、ほぼ立木文彦が担当しています。大人気のアニメ『銀魂』のマダオこと、長谷川泰三も立木文彦が担当です。しかも実写版『銀魂』でも立木文彦が俳優として出演し、マダオを演じています。また、『BLEACH』の更木剣八の声も立木文彦が担当しています。

立木文彦はイッテQのナレーションも担当

CMやバラエティー番組のナレーションも、立木文彦は担当しています。日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』では、オープニングの声も担当しています。TBSの『櫻井有吉アブナイ夜会』やフジテレビの『スマイBUSAIKU!?』など、放送局を問わず様々な番組のナレーションを担当しています。不定期に担当している番組を含めると、立木文彦は実に多くの出演を果たしています。

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碇ゲンドウの名言や名セリフ集

口数の少ない碇ゲンドウですが、少ないからこそ印象的なセリフが多いのも特徴的です。目的のためには冷酷非情な態度をとる碇ゲンドウのセリフには、名言といわれるものがあります。なかには、教訓として使えそうな名言さえあります。『新世紀エヴァンゲリオン』は、様々なテーマが絡み合っている作品です。そのテーマの一つである「人との関係」に絡んだ碇ゲンドウのセリフには、深い味わいがある名言が多く存在します。

碇ゲンドウの名言①「人は思い出を忘れることで…」

碇ゲンドウのセリフの中でも、前向きな言葉として使われることが多いセリフです。セカンドインパクトで世界人口が半減しても、妻や母を亡くしたとしても、人は生きていかなければならないと自らを鼓舞するためのセリフとも考えられます。

人は思い出を忘れることで生きていける。だが、決して忘れてはならないこともある。ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた。私は、その確認をするためにここに来ている

ところが全体のセリフを振り返ってみると、逆の意味の名言として使うこともできます。周囲から理解されなかった六分儀ゲンドウを「可愛い人」として、唯一理解してくれたのが碇ユイでした。「かけがえのないもの」を守るために生きることこそ、人にとって最も価値のある、最も大切なことであると碇ゲンドウは考えているのです。

碇ゲンドウの名言②「時計の針は元には戻らない…」

やってしまったことや起こってしまったことをいつまでも悔やんでいても仕方がありません。「覆水盆に返らず」などのようなことわざがあるように、碇ゲンドウも過去を嘆いても仕方がないと言い切ります。さらに碇ゲンドウは続けます。

時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めることは出来る

碇ゲンドウは、過去にとらわれすぎてはいけないと警告しているのです。起こってしまったことをリセットすることはできません。思うだけではなく、即座に実行していくことは大事なことだと説いているセリフです。躊躇する時間があるならば、やってみることが重要だというのです。大切な点は「自らの手で」ということです。碇ゲンドウのキャラが生きている名セリフのひとつです。奥の深い、名言といえる碇ゲンドウの名セリフです。

碇ゲンドウの名言③「自分の願望は、あらゆる犠牲を払い…」

EVAのパイロットとして招集された碇シンジは、恐怖を感じてEVAへの搭乗を拒否します。もとより、碇シンジは自ら志願してEVAのパイロットになったわけではありません。ただ父である国連直轄特務組織ネルフの最高司令官である碇ゲンドウから呼び出されただけです。そんな息子のシンジに対しての父ゲンドウのセリフです。

…また逃げ出すのか。自分の願望はあらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない。シンジ、大人になれ

目の前にたちはだかる、自分の嫌なものからは逃げ出す習慣を、碇シンジは持っていました。そのことを、父であるゲンドウは知っていたのです。あえて無理をする必要は無いという姿勢が当然とされている現代ですが、碇ゲンドウは違います。このセリフからは自らの手によって得たものではないと価値がないと言い切る、父が息子に送る名言なのです。

碇ゲンドウの名言④「問題…」

声優の立木文彦が碇ゲンドウの声を聴かせてくれと頼まれると、たいていはこのセリフを発します。碇ゲンドウの物まねでも、このセリフが良く使われています。顔の前で手を組む、巷で言われている「ゲンドウポーズ」とともに、碇ゲンドウの代名詞ともなっているセリフです。

全て我々のシナリオ通りだ。問題ない。

「ノープロブレム」といえば、軽く聞こえてしまうことがあるでしょう。「大丈夫」といえば、無理をしているのではないかと勘繰られることがあるかもしれません。これらに対して「問題ありません」という言い方は、絶対の自信があるときに使えるセリフといえます。碇ゲンドウのように、ぶっきらぼうに言うと新たな問題を作り出してしまうことがあるので注意しましょう。

碇ゲンドウの名言⑤「所詮…」

アニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』の第11話での、冬月コウゾウと碇ゲンドウの会話です。ネルフ本部一帯が大停電に見舞われます。停電は人為的なもののようで、EVA起動のための電力確保やネルフの中枢であるスーパーコンピューターに支障がでてきます。

所詮、人間の敵は人間だよ。

スパイによる人為的なネルフ本部への直接攻撃ではないかと、冬月コウゾウが落胆します。「やりきれんな」とため息をつく冬月コウゾウに、碇ゲンドウがつぶやいたセリフです。人為的なミスにより多くの犠牲が出ていることに嘆く、碇ゲンドウの本音です。

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碇ゲンドウの目的や最後

以前は子供向けのロボットアニメであれば勧善懲悪が基本であり、とても分かりやすいストーリーとなっていました。それが『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』のあたりから、アニメの視聴者対象の幅が中高生あたりまでに広がり、物語から小説というような複雑さを持つアニメへと進化しました。登場キャラの中でも、主人公以外のキャラがカギを握っていたり、脇役キャラたちの複雑な設定がストーリーをさらに面白くしているのです。

碇ゲンドウのストーリー上での立場

『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公はEVAのパイロットたちであり、その中でも碇シンジや綾波レイとアスカ・ラングレーの三人が中心キャラとなっています。碇ゲンドウは碇シンジの父であるにも関わらず、息子を強制的にEVAパイロットにし、使徒と戦わせます。もとより、碇ゲンドウが碇ユイに近づいたのは、ゼーレに近づくためでしたし、人類補完計画も碇ゲンドウの発案・実行によるものです。

碇ゲンドウの目的

1999年、碇ゲンドウは京都にいました。この時、碇ゲンドウの職業などは一切不明です。京都で傷害事件を起こした際に冬月コウゾウと出会っています。京都にいた目的は、ゼーレに近づくために碇ユイと接触することだったのですが、この時のゼーレに近づく目的も言及されていません。これら碇ゲンドウの背景について、新劇場版完結編で、もしかすると解き明かされるかもしれません。

2000年に碇ユイと結婚し、セカンドインパクト発生後に息子のシンジが生まれます。碇ユイはEVA開発時の事故で死亡したとされています。『新世紀エヴァンゲリオン』は魂などの精神論が重要な要素となっています。碇ユイは肉体的には死亡しましたが、正確には魂がEVA初号機に取り込まれています。つまり、碇ゲンドウの人類補完計画の究極の目的は、初号機に取り込まれてしまった妻に物理的にもう一度逢うこととされています。

碇ゲンドウの最後

セカンドインパクトの描写やラストシーンなど、『新世紀エヴァンゲリオン』の初代アニメ版と旧劇場版、漫画版などに違いがあります。碇ゲンドウの最後についても、旧劇場版と漫画版では大きな違いがあります。旧劇場版では人類補完計画が完成せず、シンジの気持ちに気づいたゲンドウが謝罪するシーンがあります。漫画版では赤木リツコに撃たれたことが致命傷で絶命し、シンジに対しては親としての不器用さを謝罪しています。

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碇ゲンドウと他キャラの関係

碇ゲンドウは国連直轄特務機関ネルフの最高司令官という立場にいるので、エヴァンゲリオンを使った使徒殲滅作戦の指揮を執っています。また、碇ゲンドウは人類補完計画の発案者であり推進者でもあるので、そのために利用されたキャラも多く存在します。『新世紀エヴァンゲリオン』は人と人とのかかわりもテーマになっているので、碇ゲンドウと他キャラとの関係もストーリーを理解するためには重要なのです。

碇ゲンドウと碇シンジの関係

碇ゲンドウと、実の息子である碇シンジとの関係は、アニメ版と旧劇場版と漫画版とでは、少し違いがあります。各作品に共通するのは母親が亡くなったことで、親子関係が崩壊している点です。実の息子を地球防衛のための兵器に有無を言わさず搭乗させるなど、碇ゲンドウのシンジに対しての暴君ぶりが指摘されています。反面、思春期のシンジに対して諭すような言動も見られ、不器用な二人との意見もネットなどには見られます。

碇ゲンドウと碇ユイの関係

碇ユイは京都の大学在籍中に冬月コウゾウの指導を受けており、碇ゲンドウもまた冬月コウゾウの教え子でした。碇ユイは碇ゲンドウと、ゼーレの前身組織のゲヒルンや人工進化研究所で一緒に働いていた研究者でした。碇ユイは碇ゲンドウを「かわいい人」と好意を持ち、碇ゲンドウも人としての愛情を初めてユイに感じたとしています。碇夫妻は相思相愛で、このために碇ゲンドウは人類補完計画の私物化という暴走をしたと考えられます。

碇ゲンドウと綾波レイの関係

綾波レイは魂が使徒リリスのもので、肉体は碇ユイと使徒アダムの遺伝子を持つという、複雑な生命体です。ゼーレが用意した最後の使徒である渚カヲルと碇ゲンドウが用意した綾波レイで、人類補完計画を推進しようとしていました。また碇ゲンドウは碇ユイに逢うための道案内人として、綾波レイを大事に育てています。レイもゲンドウを唯一の理解者として慕っていましたが、人類補完計画発動直前で裏切ります。

碇ゲンドウと冬月コウゾウの関係

冬月コウゾウは、京都の大学で教授を務めていました。大学での教え子が碇ユイや六分儀(碇)ゲンドウでした。京都で傷害事件を起こした碇ゲンドウは、知り合いが極端に少ないために身元保証人に冬月コウゾウを指名しました。これをきっかけに、二人の間に信頼関係が出来上がっていきました。ネルフでは碇ゲンドウが冬月コウゾウの上司ですが、尊敬している証として、時折、冬月コウゾウに敬語を使ってしまうことがあります。

碇ゲンドウと赤木ナオコ・リツコの関係

碇ユイを失ってしまったことで暴走を始めた碇ゲンドウは、どうしても人類補完計画を実行し、もう一度碇ユイに逢うことを強く望みます。そのためには実の息子も利用し、天才科学者の赤木ナオコや、ナオコの娘である天才科学者の赤木リツコも愛人として自分の思うままに操ろうとします。赤木母娘の扱われ方も作品版によって多少違います。例えば新劇場版での赤木リツコはゲンドウの愛人になっている描写がありません。

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碇ゲンドウの声優に関する感想や評価

エンディングに対しての意見が新聞紙上をにぎわせるほどの社会現象となった、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』だったので、アニメ終了後まもなくして最終話のストーリーがアニメ版と異なる劇場版アニメ映画が公開されました。碇ゲンドウの描写は、その後、新劇場版や漫画版でも異なっており、これらに対するネットでの意見や評価は様々なものがあります。

父としては、どうかしている

碇ゲンドウの人類補完計画は、妻である碇ユイに逢うためだけのものでした。それ以外は興味もないという態度であり、実の息子まで道具として扱います。「自分で戦うのではなく、息子に戦わせる父親って、やばくない?」「名言の(問題ない)には笑えるけど、この状態は問題でしょ」「シンジはレイの予備扱いって」など、碇親子関係の崩壊を嘆く意見や感想が多くみられます。

ゲンドウポーズ

碇ゲンドウの名言である「問題ない」と同じくらい、碇ゲンドウの代名詞になっているのが「ゲンドウポーズ」といわれる、顔の前で手を組むポーズです。さらに、眼鏡が反射すれば完璧といわれています。「人の話を聞くとき、意図せずゲンドウポーズになってしまう」「他の番組でも、ついゲンドウポーズを意識して探しちゃう」「実はゲンドウポーズって、楽だよね」などと、碇ゲンドウの外見は人気が高いようです。

ゲンドウの名言のひとつ

ネットに見られる碇ゲンドウの意見や感想で、最近特に多く見られるのがこのような意見です。「戦争なんて、まさに人間の敵は人間だもんね」「コロナだって、人間がばら撒いたんだものね」「エヴァの原点だよね、この言葉」などと、碇ゲンドウの言葉に共感する声が多くみられます。

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碇ゲンドウの声優まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』は単なるロボットアニメではありません。一度見ただけでは理解するのが難しいともいわれるアニメ作品です。そのため、言葉の理解や公にはなっていない背景などを理解した上で、何回か見直すと良いでしょう。碇ゲンドウは物語の中心になる人物であるために、碇ゲンドウの言動を深く理解することでより『新世紀エヴァンゲリオン』をさらに楽しむことができるといえるでしょう。

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