【名探偵コナン】三水吉右衛門は江戸時代の天才からくり師！登場回やエピソードは？

名探偵コナンシリーズの作中で江戸川コナンや怪盗キッド達の頭を悩ませたからくりの作り主・三水吉右衛門。三水吉右衛門とは江戸時代に活躍していた天才からくし師であり、名探偵コナンシリーズの作中に度々彼が作ったからくりが登場しています。では三水吉右衛門とは一体どのような人物だったのでしょうか？本記事では三水吉右衛門についてプロフィールや登場回、江戸川コナンとの関わりなどをまとめてご紹介していきます。

では三水吉右衛門の登場回や江戸川コナンとの関わりなどをご紹介する前に、三水吉右衛門が登場する名探偵コナンの作品情報とストーリーのあらすじについてご紹介していきます。三水吉右衛門が登場する名探偵コナンとは日本の漫画家である青山剛昌による推理漫画作品です。青山剛昌が描く推理漫画名探偵コナンは1994年に｢週刊少年サンデー｣で連載がスタートし、20年以上経った2020年11月現在も同誌で連載が続いています。

そんな漫画名探偵コナンは20年以上続く作品であることから非常に知名度が高く、これまでテレビアニメや劇場版アニメといったメディア作品が多数制作されています。その中でもテレビアニメは非常に長く、2016年に放送20周年を迎えました。また劇場版アニメも2020年11月現在までに合計23作品も制作されています。2020年11月現在名探偵コナンは海外展開も行なっており、日本海外問わず全世界で非常に高い人気を博しています。

名探偵コナンシリーズの主人公である工藤新一は数々の難解な事件を優れた推理と洞察力で解決していた天才高校生探偵でした。しかし工藤新一はある日出会った黒の組織に｢APTX4869｣という薬を投与され、小学生の姿になってしまいます。小学生の姿になった工藤新一は阿笠博士の協力を得て江戸川コナンと名乗り、毛利蘭の家に居候することに。そして江戸川コナンこと工藤新一は黒の組織を追うために情報収集を始めるのでした。

本記事で登場回や江戸川コナンとの関わりなどをご紹介する三水吉右衛門とは名探偵コナンシリーズに登場するキャラクターの1人です。名探偵コナンシリーズに登場する三水吉右衛門は本編から140年前にあたる江戸時代末期に活躍していたからくり師であり、ちょんまげと着物姿が大きな特徴となっています。三水吉右衛門のからくり師としての腕は天下一といわれており、江戸時代の人々から｢からくり吉右衛門｣とあだ名されていました。

この腕前から三水吉右衛門が作った数々のからくりは江戸時代の富裕層の頂点に立つ大名を中心に親しまれていました。そんな三水吉右衛門は故人であることから名探偵コナンシリーズで回想シーンのみしか姿を見せないものの、彼が作ったからくりは多数登場しています。その登場するからくりはどれも事件を解くほどの奇想天外な発明品となっており、江戸川コナンや怪盗キッドといった天才達の頭を度々悩ませてしまっています。

ではここからは本記事の本題である三水吉右衛門の登場回やエピソードについてまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介するのは三水吉右衛門の初登場回であるコミックス第46巻に収録された｢奇妙な屋敷の大冒険｣です。このエピソードは江戸川コナンや怪盗キッド達がダイヤモンドを隠す山中の屋敷を探すといったストーリーとなっており、テレビアニメ版の名探偵コナンでは第394話から第396話として放送されました。

江戸川コナンや怪盗キッドが訪れた山中の屋敷は三水吉右衛門がかつて作った屋敷であり、数々のからくりが仕掛けられていました。江戸川コナンは頭を悩ませながらからくりを解いて池の中に隠れたダイヤモンドを発見します。しかし発見した途端江戸川コナンは鉄砲水が突如吹き出すからくりで流されてしまいました。一方怪盗キッドは三水吉右衛門のからくりに気付くものの、その難しさにダイヤモンドを諦めてしまいました。

2つ目にご紹介する三水吉右衛門の登場回は漫画名探偵コナンのコミックス第64巻と第65巻に収録された｢怪盗キッドVS最強金庫｣です。これは第537話と第538話としてアニメ化されました。この｢怪盗キッドVS最強金庫｣は江戸川コナンと怪盗キッドが協力し、三水吉右衛門が作った金庫を解錠して鈴木次郎吉の愛犬ルパンを助けるといったストーリーのエピソードになっています。

三水吉右衛門が作った金庫は｢鉄狸｣と名付けられており、江戸川コナンや怪盗キッドを大苦戦させるほどのからくりが数多く仕掛けられていました。江戸川コナンや怪盗キッドを悩ませた金庫には三水吉右衛門の性格がよく反映されており、最終的に｢成敗｣と名付けられた奉行のからくり人形が出る仕組みとなっていました。ストーリーの最後、江戸川コナンと怪盗キッドは見事からくりを破って愛犬ルパンを救出します。

3つ目にご紹介する三水吉右衛門の登場回は漫画名探偵コナンのコミックス第66巻に収録された｢もののけ倉でお宝バトル｣です。これはテレビアニメ版で第571話と第572話として放送されました。この｢ものの倉でお宝バトル｣は三水吉右衛門が作ったからくり蔵を舞台に、連続窃盗犯の逮捕を描いたエピソードです。三水吉右衛門が作った蔵は巨大そろばんの玉を利用した二重天井になっており、窓からしか宝を見ることが出来ませんでした。

そこで江戸川コナンは巨大そろばんの玉を特定の位置に移動させ、お宝がある隠し部屋を発見します。その場所には三水吉右衛門の自信からか｢三水｣という名前が刻まれていました。この隠し部屋の発見により、見事連続窃盗犯を逮捕することが出来ました。

最後にご紹介する三水吉右衛門の登場回は漫画名探偵コナンのコミックス第68巻に収録された｢闇に消えた麒麟の角｣です。これはテレビアニメで第586話として放送されたエピソードです。｢闇に消えた麒麟の角｣とは｢麒麟の角｣と称される琥珀を巡り、江戸川コナンと怪盗キッドの戦いが描かれエピソードとなっています。そんな｢闇に消えた麒麟の角｣で三水吉右衛門は｢麒麟の角｣を守る4つのからくり台座を江戸時代に制作しました。

4つの台座は朱雀・白虎・青龍・玄武といった四神の名前が付けられており、4つ同時に鍵を回さなければ｢麒麟の角｣を入手することが出来ませんでした。しかし鍵を無くしたように、順番に4つの台座に座れば鍵が開く欠点が存在していました。怪盗キッドはそれを見抜き、見事江戸川コナンから｢麒麟の角｣を盗みだします。しかし江戸川コナンは奇策を用い、最終的に怪盗キッドから｢麒麟の角｣を取り返すことに成功しました。

ではここからは名探偵コナンに登場する三水吉右衛門の性格や江戸川コナンとの関わりについてご紹介します。三水吉右衛門は江戸時代のからくり師であるため、詳しい人物造が作中に描かれていません。しかし名探偵コナンの作者である青山剛昌は気の良いいたずら好きな性格だと三水吉右衛門を評しています。おそらくこのいたずら好きな性格から三水吉右衛門は現代まで残る見事なからくりを多数生み出したのでしょう。

名探偵コナンシリーズの作中で故人である三水吉右衛門と主人公の江戸川コナンは特に直接関わっていません。しかし江戸川コナンは三水吉右衛門がかつて作ったからくりに度々頭を悩まされてしまっています。時には江戸川コナンと怪盗キッドが共にからくりの謎を解いているので、三水吉右衛門は2人の関係を深める大きな手助けをしているといっても過言ではありません。

江戸時代にいた三水吉右衛門は江戸川コナンや怪盗キッドを悩ませるほどの天才からくり師でした。そのため三水吉右衛門は大名レベルの人間とも親しい関係にあり、かなり莫大な財産を持っていたと推測されます。このことから一時期三水吉右衛門は黒の組織のボスである｢あの方｣なのではないかと噂されていました。

上述でご紹介した通り、黒の組織のボスではないかと噂されていた三水吉右衛門。では実際黒の組織のボスである可能性はどれぐらいなのでしょうか？残念ながら名探偵コナンの作者である青山剛昌は三水吉右衛門が黒の組織のボスでは無いとコメントしています。このコメントから三水吉右衛門が黒の組織のボスである可能性は0%といっていいでしょう。

名探偵コナンシリーズに登場する三水吉右衛門に関する感想では三水吉右衛門関係の話が面白いといった感想が多く寄せられていました。三水吉右衛門のからくりが登場するストーリーはどれもメインキャラクターが多数登場しており、毎回江戸川コナンや怪盗キッド達の頭を悩ませています。このことから三水吉右衛門に関係するエピソードは名探偵コナンファンから高い人気を博しています。

名探偵コナンシリーズに登場する三水吉右衛門に関する感想では黒の組織のボスである｢あの方｣なのではといった感想も多く寄せられていました。名探偵コナンに登場する三水吉右衛門は卓越したからくりの技術と地位、名誉の全てを持っていたとされる人物です。そのため三水吉右衛門は当初黒の組織のボスなのではと考察されていました。しかし青山剛昌のコメントで否定され、この説は完全に無くなることになりました。

名探偵コナンシリーズに登場する三水吉右衛門に関する感想では烏丸蓮耶と関係あるのではといった感想も多く見受けられました。烏丸蓮耶とは100年以上前から活動していた大富豪であり、黒の組織のボスだったといわれています。一方三水吉右衛門は烏丸蓮耶と同じ時代に活動していたからくり師であり、上記の感想にもある通り関連するシーンが作中に描かれています。このことから2人は何かしらの関わりがあったと見ていいでしょう。

本記事では名探偵コナンシリーズに登場する三水吉右衛門について登場回や江戸川コナンとの関わりなどをまとめてご紹介しました。名探偵コナンに登場する三水吉右衛門は江戸川コナンや怪盗キッドを苦戦させるほどの高い実力を持った天才からくり師でした。おそらく今後も三水吉右衛門が作ったからくりは登場することでしょう。なので名探偵コナンファンの方は今後登場するであろう三水吉右衛門のからくりにもご注目下さい。