【名探偵コナン】カルバドスは黒の組織のスナイパー！登場回やアニメ版声優は？

名探偵コナンシリーズの作中で黒の組織に所属するカルバドス。名探偵コナンに登場するカルバドスは｢武器商人｣とあだ名されている黒の組織のスナイパーであり、非常に優れた狙撃能力を持っています。しかしカルバドスは登場から死亡までがあまりにも早く、登場回が何巻なのか気になるといった声が数多く寄せられています。本記事では黒の組織のカルバドスについて登場回が何巻なのかやベルモットとの関係などをご紹介します。

ではまずカルバドスの登場回が何巻なのかやベルモットとの関係、死亡シーンなどについてご紹介する前に、カルバドスが登場する名探偵コナンの作品情報とストーリーのあらすじをまとめてご紹介していきます。カルバドスが登場する名探偵コナンとは1994年から20年以上続いている青山剛昌の漫画作品です。漫画名探偵コナンは漫画雑誌｢週刊少年サンデー｣の連載作品であり、20年以上続くことから単行本も合計98巻刊行されています。

漫画名探偵コナンは連載が開始された2年後の1996年にテレビアニメ化が決定し、2020年10月現在も読売テレビにて放送が続いています。また1997年から公開されている劇場版アニメはこれまで合計23作品も制作されています。そんな漫画名探偵コナンは日本を代表する作品といっても過言では無いほど知名度が非常に高く、全世界でのコミックスの累計発行部数は合計2億3000万部を記録するほど高い人気を博しています。

推理小説の父と名女優の間で生まれた名探偵コナンの主人公・工藤新一はまさに天才と呼べる高校生探偵であり、持ち前の優れた推理力と洞察力を活かして数々の事件を解決に導いていました。しかし工藤新一は黒の組織によってAPTX4969という薬を投与され、突然小学生ほどの子供の姿に変貌してしまいます。子供の姿になった工藤新一は元の身体に戻る方法を探るため、江戸川コナンと名乗って黒の組織の陰謀を追うことにするのでした。

本記事で登場回は何巻なのかやベルモットとの関係、死亡シーンなどをご紹介するカルバドスとは名探偵コナンシリーズに登場するキャラクターの1人です。名探偵コナンシリーズに登場するカルバドスは黒の組織に所属するキャラクターの1人であり、キャップとサングラスが大きな特徴となっています。カルバドスはサングラスを掛けて見えないもののかなり整った容姿をしており、黒の組織において狙撃を行なうスナイパーを務めてます。

黒の組織でスナイパーを務めるカルバドスは様々な武器の扱いに長けた人物であり、その優れた狙撃能力から赤井秀一に｢武器商人｣とあだ名されています。対象の狙撃を本職としていることからかカルバドスは消音機能があるイヤーマフを耳に付けています。そんなカルバドスはコードネームが与えられていることから黒の組織の幹部クラスと考えられているものの、登場回数がたった1回しか無いため、未だ数多くの謎に包まれています。

名探偵コナンシリーズに登場するカルバドスは上述でご紹介した通り、登場回数が1回しか無いことからあまりに情報が少ないキャラクターです。しかし名探偵コナンの作中で黒の組織のコルンが発したセリフからどのようなキャラクターなのか少しだけ判明しました。カルバドスはどうやら非常に寡黙な性格をしたキャラクターであり、一切言葉を口にしていません。それを証拠にカルバドスはベルモットに撃たれても黙ったままでした。

無口で何を考えているか分からないカルバドスですが、黒の組織への忠誠心は非常に高いです。名探偵コナンの作中で赤井秀一に追い詰められたカルバドスは素性を隠すため、自ら命を絶って死亡しました。この死亡シーンはカルバドスの黒の組織への忠誠心の高さが非常に分かる場面となっています。しかしカルバドスは何巻に登場したか分からないほど出番が無いので、そこまで名探偵コナンファンに注目されることがありませんでした。

上述でご紹介した通りカルバドスは1回しか登場回が無いので、何巻に登場したのか分からないといった声が多数寄せられています。ではカルバドスの登場回は漫画名探偵コナンの何巻なのでしょうか。ここからはカルバドスの登場回は何巻なのかご紹介します。カルバドスの最初で最後の登場回は｢黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー｣というエピソードです。このエピソードは漫画名探偵コナンの第42巻に収録されています。

またテレビアニメでは345話として放送されました。カルバドスはこの初登場回でベルモットと共に、ベイエリアにてシェリーこと灰原哀暗殺を計画します。暗殺計画を実行に移したカルバドスはFBIのジョディ・スターリングに重傷を負わす活躍を見せ、その場に居合わせた毛利蘭も殺害しようとします。しかしカルバドスはベルモットの制止と赤井秀一の奇襲により追い詰められ、隠していた拳銃でそのまま命を絶って死亡しました。

最初で最後の登場回でFBIのジョディ・スターリングを撃ち抜いたカルバドス。その後カルバドスはシェリーこと灰原哀の暗殺計画を完遂させようとするものの、仲間であるベルモットやFBIの赤井秀一らの邪魔で失敗し、退場することになります。しかしこの少ない登場回の中でカルバドスはいつかの名シーンを残しています。ではここからは名探偵コナンの作中に残したカルバドスの名シーンについてまとめてご紹介していきます。

まず最初にご紹介するカルバドスの名シーンは毛利蘭を狙撃するシーンです。初登場回である｢黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー｣の作中でシェリーこと灰原哀暗殺計画を企てたカルバドスとベルモット。カルバドスはベルモットと共に作戦を行なうベイエリアに隠れ、FBI捜査官であるジョディ・スターリングの腹部を見事な射撃力で撃ち抜きます。するとこの時車に隠れていた毛利蘭が灰原哀を助けるために飛び出しました。

それを見たカルバドスは毛利蘭を撃ち殺すため、ライフルの照準を彼女に向けて構えます。しかしその瞬間ベルモットが射撃準備に移るカルバドスを大声で制止しました。このベルモットの制止により、カルバドスは毛利蘭の殺害に失敗してしまいます。上述でご紹介した通り、カルバドスは射撃能力に秀でた黒の組織のメンバーです。この名毛利蘭を狙撃するシーンはカルバドスの射撃能力がよく分かる貴重な名シーンとなっています。

2つ目にご紹介するカルバドスの名シーンはキャンティとコルンの会話シーンです。残念ながらカルバドスは｢黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー｣で死亡してしまいます。しかしその後漫画名探偵コナンのコミックス第49巻（アニメ425話）｢ブラックインパクト！組織の手が届く瞬間｣でキャンティとコルンの会話に登場します。キャンティとコルンとはカルバドスと同じく黒の組織に所属しているキャラクターです。

キャンティとコルン曰く、カルバドスは妖艶な容姿をした黒の組織の大幹部・ベルモットに好意を抱いていたようです。それはベルモットも知っていました。しかしベルモットはこの好意を利用してカルバドスを作戦メンバーに引き入れ、最終的に見殺しにしてしまいました。キャンティとコルンは同じ射撃手であるカルバドスの死に怒りを燃やします。この名シーンはカルバドスが仲間に信頼される人間だったと分かるシーンとなっています。

カルバドスは上述でご紹介した通り、345話として放送されたアニメ｢黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー｣に登場しています。しかしカルバドスは無口のまま死亡してしまったので、声優が不明となっています。また2020年10月現在も公式から公表されていません。おそらくカルバドスは寡黙なキャラクターであるため、最初から特に声優を起用していないのではないでしょうか。

ではここからは名探偵コナンに登場するカルバドスの死亡シーンや死亡した理由についてご紹介していきます。名探偵コナンの作中でベルモットの邪魔が入り、毛利蘭の狙撃に失敗したカルバドス。その瞬間FBIの赤井秀一が登場し、奇襲を受けたカルバドスは両足の骨を全て折られてしまいました。さらにカルバドスは持っていた銃の全てを赤井秀一に奪われます。これにカルバドスは観念に、隠していた拳銃を使って自決してしまいました。

上述でご紹介した通り、名探偵コナンの作中でカルバドスは赤井秀一に追い詰められ、そのまま自決して死亡してしまいました。しかしもし降伏しておけば死亡する必要がありませんでした。ではなぜカルバドスは自決してしまったのでしょう。カルバドスは黒の組織に強い忠誠を誓っている忠義者です。なのでおそらくカルバドスは黒の組織に関する情報を明かさないために、自決して黒の組織への高い忠誠心を見せたのではないでしょうか。

ではここからは名探偵コナンに登場するカルバドスのベルモットやコルンとの関係についてご紹介していきます。まず最初にご紹介するベルモットとは黒の組織で大幹部を務める美しい女性キャラクターであり、怪盗キッドに並ぶ高い諜報能力の持ち主です。カルバドスはそんなベルモットに対し、好意を抱いていました。この好意からカルバドスは名探偵コナンの作中で灰原哀を暗殺しようとするベルモットに協力したのです。

しかしベルモットはただカルバドスの好意を利用しただけでした。そして最終的にベルモットは赤井秀一に追い詰められたカルバドスをそのまま見捨てて逃げてしまいます。そのため、カルバドスは自決して死亡するしか道がありませんでした。これを見ると、カルバドスは非常に可哀想なキャラクターだといえます。しかし仲間を平然と見捨てる冷酷さがあるからこそ、ベルモットは黒の組織の大幹部の1人に選ばれているのです。

名探偵コナンに登場するコルンとは無口で冷静な性格をした黒の組織のメンバーであり、スナイパーとして同じ黒の組織に所属しているキャンティと行動を共にしています。黒の組織は作戦に失敗した者を容赦無く見捨てます。しかしコルンとキャンティは同じスナイパーであったカルバドスの死亡に強い怒りを露わにしていました。おそらくカルバドスはコルンとキャンティの2人とスナイパー仲間として良好な関係を築いていたのでしょう。

ではここからは名探偵コナンに登場するカルバドスが愛用していた銃についてご紹介していきます。名探偵コナンで黒の組織のメンバーの1人・カルバドスはアメリカの銃器メーカー｢レミントン｣が制作しているショットガンを愛用しています。レミントン社はMの頭文字が付いたショットガンを多数制作しているものの、カルバドスがどのショットガンを使っているかは不明となっています。

レミントン製のショットガンを愛銃にしているカルバドス。そんなカルバドスは狙撃用のライフルとしてドイツの銃器メーカー｢H&K｣が制作した｢H&K MSG90｣を使用しています。カルバドスが使用していた｢H&K MSG90｣は高額であるものの非常に優秀なライフルであり、アメリカの特殊部隊である｢デルタフォース｣も一時期使っていました。当初漫画版では不明となっていたものの、アニメ版でライフルの種類が明らかとなりました。

名探偵コナンに登場するカルバドスに関する感想ではコードネームがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。名探偵コナンに登場する黒の組織は幹部達にだけお酒の名前をモデルにしたコードネームを与えています。そのコードネームの中でもカルバドスは特に記憶に残りやすいかっこいいコードネームとなっています。

名探偵コナンに登場するカルバドスに関する感想では最後が可哀想といった感想も寄せられていました。カルバドスはベルモットの制止を受けて毛利蘭の狙撃に失敗し、赤井秀一に追い詰められてしまいます。そしてカルバドスは好意を寄せるベルモットに見捨てられ、自殺するといった不憫な最後を遂げてしまいました。このカルバドスの死亡シーンは名探偵コナンシリーズの中でも特に可哀想な最後といわれています。

名探偵コナンに登場するカルバドスに関する感想では誰か分からないといった感想も見受けられました。本記事でご紹介した通りカルバドスはたった1回しか登場していないキャラクターであるため、何巻に登場するのかもあまり知られていません。もしカルバドスが何巻に登場したのか気になる方は是非本記事でご紹介した内容をご参考にしてみて下さい。

本記事では名探偵コナンに登場するカルバドスについて登場回が何巻なのかやベルモットとの関係、死亡シーンなどをまとめてご紹介しました。漫画名探偵コナンでたった1話しか登場しなかったカルバドスは不運な最後を遂げたものの非常に優秀なスナイパーであり、その死はキャンティとコルンに強い怒りを与えました。もしカルバドスが生きておれば、江戸川コナンやFBIにとって非常に脅威となる敵キャラとなっていたことでしょう。