【ゼロの日常】安室透の部屋の間取りを考察！マンション暮らしの1DK？

「名探偵コナン」のゲストキャラと思われた安室透は、いつの間にか物語の鍵に握る主要キャラクターとなり、劇場版「ゼロの執行人」では安室にハマってしまった女性ファン「安室の女」を誕生させるほどの大ブレイクとなります。

「週刊少年サンデー」で絶賛連載中の「名探偵コナン」は、アニメ版の大ヒットを経て誰もが認める国民的アニメの称号を得ています。アニメだけでなく映画・小説・ゲームなどでも、商業的に成功している作品でもあります。そんな中で誕生した「ゼロの日常」は、「名探偵コナン」で敵か味方かわからない形で登場し、いつの間にか大人気（主に女性）キャラクターとなった安室透を主人公にした初スピンオフ作品です。

「名探偵コナン」の初スピンオフ作品となる「ゼロの日常」は、「名探偵コナン」と同じく「週刊少年サンデー」で不定期連載されており、本家の原作者である青山剛昌原案協力の下で「ダレン・シャン」「レ・ミゼラブル」の新井隆広さんが新たなコナンワールドを継承しています。

名探偵と謳われる毛利小五郎の下で私立探偵のスキルを磨きながら、喫茶店「ポアロ」のイケメンのアルバイト店員…という安室透の日常と並行して、真の姿である警備局警備企画課（ゼロ）の公安警察官である降谷零の日常も描かれています。そんな日々の中、安室透の少年時代や警察学校時代の過去が徐々に浮かび上がっています。

「名探偵コナン」とスピンオフ「ゼロの日常」での29歳独身の安室透の表向きの肩書は、名探偵・毛利小五郎に弟子入りした私立探偵で喫茶店「ポアロ」のアルバイト店員となっています。親しみやすいイケメン安室透の真の姿は、警備局警備企画課（ゼロ）の公安警察官の降谷零で、コナンが追っている黒の組織に「バーボン」として潜入している「007」顔負けのトリプルフェイスな男なのです。

金髪で青い目の褐色の貴公子・安室透は日本人離れしているルックスから、ハーフである可能性もあるようですが、生い立ちや背景について「名探偵コナン」やスピンオフ「ゼロの日常」では匂わせ程度にしか描かれていないので詳細は不明です。警察学校で常にトップ街道を爆走していた安室透こと降谷零の頭脳と身体能力の優秀さは、「名探偵コナン」や劇場版「純黒の悪夢」「ゼロの執行人」などで証明済みです。

「名探偵コナン」での安室透は、喫茶店「ポアロ」のアルバイト店員とは思えないほどのきめ細かい接客とプロ並みの料理を披露し、それに加えスピンオフ「ゼロの日常」ではご近所トラブルをさり気なく解決しています。欠点が見当たらない安室透は、喫茶店「ポアロ」の看板娘で同僚である榎本梓から「安室さんはうちの常連のJKに大人気で…」と言われています。

「名探偵コナン」において安室透の住まいは不明でしたが、安室透とのLINEの会話から最近「MAISON MOKUBA」というマンションに引越したと判明しています。では、その前の住まいはどこだったのかと知りたいファンもいることでしょう。

スパイ映画のような安室透だから、「MAISON MOKUBA」は公安が用意してくれた仕事上の仮住まいと考察できるかもしれません。そうなると、安室透の自宅はどこなのかという疑問が浮上してしまいそうです。スピンオフ「ゼロの日常」において、安室透が「MAISON MOKUBA」のエントランスから出入りする場面はあるのですが、一部しか描かれていないのでマンションの全外観は不明のようです。

ひょっとしたら、上記画像の手前にあたるマンションが「MAISON MOKUBA」かもしれません。「MAISON MOKUBA」の「MOKUBA」は、「機動戦士ガンダム」に登場する木馬と呼ばれる軍艦ホワイトベースが由来となっており原作者・青山剛昌氏のガンダム好きが伺えます。

スピンオフ「ゼロの日常」ではタイトル通り、喫茶店「ポアロ」安室透、公安で安室透（降谷零）、米花町での安室透といろいろな安室透の日常を垣間見ることができファンの方々は狂喜乱舞のことでしょう。さらに、ファンが興味津々の安室透のプライベート空間となる住まいや部屋を見ることができそうです。漫画のコマに描かれている室内から推測となりますが、部屋の間取りは1DK・角部屋・８畳の和室とDKとなっているようです。

トリプルフェイスを難なくこなしている安室透なので、部屋はきちんと片付いています。家族構成は、安室透と愛犬ハロとの暮らしであることから部屋の広さは充分ではないでしょうか。安室透だったら海外ドラマに出てくるようなおしゃれなロフトが似合っていそうですが、「安室透の恋人は日本」なので畳のある部屋もあった方がしっくりくるかもしれません。

キッチンでチャチャッと料理を作ったり、ベランダで野菜栽培をしたり、畳の部屋でハロを前にしてギターを奏でたりといろいろな安室透を垣間見ることができ、トリプルフェイスを難なくこなしている安室透ではない素の姿を見ることができるようです。

劇場版「ゼロの執行人」で観客の度肝を抜く活躍した安室透の白の愛車は、自動車メーカー「マツダ」の「アンフィニRX‐7」です。1978年に「サバンナRX‐7」として発売された「RX‐7」は、ファンの間では「セブン」という愛称で親しまれたスポーツカーだったようです。

環境への配慮を踏まえ「RX‐7」は、自動車排出ガス規制強化により2002年8月に生産終了となっていますが、安室透人気により自動車玩具メーカー「トミカ」から「アンフィニRX‐7」のモデルカーが発売されたようです。

「名探偵コナン」で登場する意味深なキャラクターのネーミングは、担当する声優がかつて演じていた有名キャラクターから由来しており、リアルタイム世代の心をくすぐりまくっているようです。ちなみに安室透は、演じている声優の古谷徹さんの代表作「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイと古谷徹をミックスさせています。

安室透の車のナンバーは「73-10」ですが、これも安室透役の古谷徹さんの誕生日7月31日と公安「ゼロ」を足したことに由来しているようです。ちなみに、安室透の愛車「RX‐7」に関しては、「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイの搭乗機「ガンダム RX‐78‐2」にちなんでいるかは不明のようです。

安室透の愛車がマツダ「アンフィニRX‐7」なのは有名な話ですが、スーツはどこのブランドなのでしょうか。公務員だからスーツはお手軽ブランドだとも考察できますが、安室透だったらお手軽ブランドのスーツでも高級ブランドに見えることでしょう。是非ともスピンオフ「ゼロの日常」では、一流テーラーでスーツを仕立ててもらっている安室透を見てみたいファンも多いことでしょう。

劇場版「ゼロの執行人」のクライマックスでの安室透の超絶ドライビングテクニックは、ハリウッドのアクション映画もびっくりもので、観客側はフィクションであることを理解しながらも同乗しているコナンは大丈夫かとさぞ心配したことでしょう。

超超超ハイスペックな安室透のマンションは高級だと連想しがちですが、公安として黒の組織に潜入し、組織を抜けた灰原哀ことシェリーの行方を追っている「バーボン」を装っているので、目立たない庶民的な部屋の間取りのマンションが無難なのかもしれません。

今回の主要テーマとなった安室透のマンションや部屋の間取りは、スピンオフ「ゼロの日常」からの少ない情報源による考察となります。しかし物語が進んでいくにつれ、安室透のマンションの全外観や部屋の間取りの詳細、「MAISON MOKUBA」が安室透の自宅なのか、仕事のための仮住まいなのかが判明する可能性もあるかもしれません。