2020年10月25日公開
2020年10月25日更新
【名探偵コナン】世良真純と灰原哀はいとこの関係?正体が宮野志保だとバレる?
国民的人気を誇る「名探偵コナン」に登場する世良真純と灰原哀は「いとこ」の関係だと予想されています。今回は世良真純と灰原哀の関係について、2人が「いとこ」だと言われる理由を、世良真純の兄・赤井秀一と灰原哀の姉・宮野明美との関係、さらにそれぞれの母親であるメアリー・世良と宮野エレーナとの関係からみていきます。さらに、世良真純は灰原哀の正体に気づいているのかについて考察し、世良真純と灰原哀のそれぞれの家族についても紹介していきます。
灰原と世良とは?
名探偵コナンの作品情報
今回は「名探偵コナン」の人気キャラ、世良真純と灰原哀の関係について、いとこ説の真相や世良真純が灰原哀の正体が宮野志保だと気づいているのかについて考察していきます。さらに、灰原哀と世良真純それぞれの家族についても紹介していきます。まず、ここでは「名探偵コナン」の作品情報をみていきます。
名探偵コナンの概要
「名探偵コナン」は1994年から週刊少年サンデーで連載されている青山剛昌先生の推理漫画です。アニメ化作品は1996年から日本テレビ系列で放送されている長寿番組です。
さらに、劇場版「名探偵コナン」シリーズは1997年〜2019年まで20年以上、毎年4月に映画が公開されてきましたが、新型コロナ流行の影響で2020年は公開が延期となり、2020年に公開されるはずだった映画「名探偵コナン 緋色の弾丸」は2021年4月に公開予定となっています。
名探偵コナンのあらすじ
高校生探偵の工藤新一は幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行き、黒ずくめの2人組の男性と遭遇。そのうちの1人の脅迫現場を目撃した新一はもう1人の男に背後から殴られ、毒薬を飲まされます。そして、意識を失った新一が目覚めると身体が幼児化していました。阿笠博士の助言で新一は正体を隠し、小学1年生の江戸川コナンとして、毛利探偵事務所を営む蘭の家で居候することになります。
灰原哀のプロフィール
灰原哀の正体はかつて黒の組織でアポトキシン4869の薬の研究をしていた「シェリー」こと宮野志保です。灰原哀は姉の宮野明美を殺害した黒の組織に歯向かい、ガス室に閉じ込められますが、どうせ組織に消されるならと自殺目的で飲んだアポトキシン4869の効果で幼児化して脱出。そして、同じく幼児化した工藤新一を頼ろうと彼の家の前までたどり着き、力尽きて倒れているところを隣に住む阿笠博士に救われました。
それ以降、彼女は小学1年生の灰原哀としての生活を始めることになりました。実年齢は工藤新一より1つ年上の18歳、クールで大人びた性格をしています。また、当初は誰とも一定の距離を取り、警戒心の強い性格でしたが、少年探偵団の一員として周囲との交流を深めていく内に、心を開き始め、穏やかな表情を見せることも多くなっています。
世良真純のプロフィール
世良真純は帝丹高校の毛利蘭や鈴木園子のクラスに転校してきた女子高生探偵です。世良真純は赤井家(ファミリー)の長女で、2人の兄、赤井秀一と羽田秀吉がいます。兄妹全員の名字が異なるのは、赤井秀一が父親の苗字を名乗り、羽田秀吉は養子先の羽田姓となり、世良真純は母親の旧姓を名乗っているからです。
彼女は家族が日本に移住してから生まれたため、兄たちとは違い、日本出身です。ボーイッシュな見た目と性格をしており、男性に間違われることも多いため、平気で男子トイレにも入っていきます。さらに、兄の赤井秀一に憧れており、兄と同じくジークンドーの達人です。さらに、母親譲りの目の下のクマと笑ったときに見える八重歯が特徴的で、江戸川コナンの正体が工藤新一だと気づいているようです。
世良真純と灰原哀はいとこの関係?
関係①赤井秀一と宮野明美はいとこ
世良真純と灰原哀の関係の考察、1つ目は赤井秀一と宮本由美が「いとこ」という点です。原作者の青山剛昌先生は世良真純の実の兄である赤井秀一と灰原哀(本名:宮野志保)の実の姉である宮野明美がいとこ同士であることを公言しています。そのため、世良真純と灰原哀も「いとこ」ということになります。
関係②メアリー・世良と宮野エレーナは姉妹?
世良真純と灰原哀の関係の考察、2つ目はメアリー・世良と宮野エレーナは姉妹という点です。原作者の青山剛昌先生は作中に登場する「あるキャラ」同士が姉妹であると公表しています。そこで、ファンの間では世良真純の実の母親であるメアリー・世良と、灰原哀(宮野志保)の実の母親の宮野エレーナが姉妹ではないかと言われています。
その理由はメアリー・世良も宮野エレーナも2人ともイギリス出身で髪色や瞳の色など、容姿も非常に似ているからです。また、宮野エレーナの夫で灰原哀(宮野志保)の父親の宮野厚司によると、宮野エレーナには姉がいるそうです。このことから、もし本当にメアリー・世良と宮野エレーナが姉妹なら、その娘たちである世良真純と灰原哀はいとこ同士ということになります。
また、世良真純が言うには自分と長兄の赤井秀一は母親であるメアリー・世良似なのだそうですが、コナンは灰原哀がデパートでマスカラを試し、それが滲んだ灰原の顔を見て「領域外の妹」と名乗るメアリー・世良に似ていると感じていました。さらに、少年探偵団も世良真純と灰原哀が似ていると言っており、世良真純と灰原哀がいとこ同士で血縁があるのは確かなようです。
灰原の正体が宮野志保だと世良は気づく?
世良はまだ灰原の正体が宮野志保だと気づいていない
世良真純はどうやら灰原哀の正体が宮野志保ではないかと疑っているようです。「灰原の秘密に迫る影」(アニメ699-670話、原作コミック77巻)では、世良真純は元の身体に戻った灰原哀の姿を、少年探偵団が撮影した動画越しに見て、驚いた顔をしていました。また、世良真純は江戸川コナンが工藤新一の幼児化した姿であることを確信しているような言動をしています。
実は、メアリー・世良はイギリスでベルモットによってアポトキシン4869を飲まされ、身体が中学生くらいまで縮んでしまったのです。そして、世良真純は母親が父親の務武に行くと言って外出し、身体が縮んで帰ってきたのを目の当たりにしています。さらに、10年前に工藤新一と会っているので、その時の少年と瓜二つの江戸川コナンの正体が、自身の母親と同じ薬を飲まされて身体が縮んだ工藤新一だと見抜くことができたようです。
灰原のことを探っている世良
「死を呼ぶドラマ撮影」(原作コミック96巻)世良真純はコナンの周囲に年の割に大人びている子どもがいないかを蘭や園子に尋ねます。コナンは光彦だと言ってごまかそうとしますが、蘭と園子は灰原哀だと答えます。女子高生探偵として活躍し、頭の良い世良真純のことなので、ここで灰原哀もアポトキシン4869で幼児化しているのだろうと容易に推測することができるはずです。
その後、原作1035話(原作コミック97巻)で世良真純は午前中から灰原哀の暮らす阿笠博士の家の前に張り込み、門の影から中の様子を伺う行動を取ります。このことから、世良真純は明らかに灰原哀のことを探っていることが分かります。世良真純がここまで必死になるのは、アポトキシン4869の解毒剤や薬の開発者を見つけ、母親を元の姿に戻したいからでした。
そこで、世良真純は薬の開発者である灰原哀(亡くなった両親の研究を受け継いだ)に執拗に探りを入れています。さらに、世良真純はコナンと灰原哀、阿笠博士、沖矢昴と共に骨董品の鑑定士の家を訪れます。そこで、一行は殺人事件に巻き込まれるのですが、そこでも世良真純は灰原哀に探りを入れ続けます。世良真純に「難しい言葉を知っているんだな」と言われた灰原哀はもはや「ええ悪い?」と言って開き直っていました。
沖矢昴は灰原の正体がバレないようにサポート
さらに、骨董品の鑑定士の家での世良真純の追求はさらに激しくなっていきます。「明々白々」という小学1年生とは思えない言葉を使った灰原哀に対し、世良真純は「やっぱアダルトだねぇ」とニヤリと笑いました。そして、下のように灰原哀を問い詰めます。
世良 「〖明明白白〗は明白を強調した非常にはっきりした様を表す言葉・・・小学1年生が使う言葉にしては異常すぎる・・・」
世良 「君・・・本当は何歳なんだ? 君も飲んだんだろ?」
「コナンくんと同じ・・・例の・・・」
そこで、沖矢昴が灰原哀の正体が世良真純にバレないようにサポートします。沖矢昴の正体は実は赤井秀一で世良真純の実の兄です。しかし、世良真純も灰原哀も沖矢昴の正体を知らず、コナンだけがその正体を知っています。さらに、世良真純は長兄の赤井秀一は亡くなったと思っています。
赤井秀一は妹を必要以上に巻き込みたくないとして正体を秘密にしており、亡くなった元恋人の宮野明美の頼みで灰原哀を守るために現在は沖矢昴として阿笠博士の隣の工藤邸に住んでいるのです。そんな沖矢昴が灰原哀を問い詰める世良真純の言葉を「異常でしょうか?」と言って遮ります。そして、次のように述べて世良真純を黙らせます。
沖矢 「今や小学生でもスマホを持っている時代・・・TVや本で見聞きした単語をすぐに検索できる・・・おまけに博士は難しい言葉をよく使っておられる・・・それが同居人に移っても不思議じゃないのでは?」
世良 「・・・・・・」
それでも、世良真純はまだ灰原哀を諦めません。その後も灰原哀の「言い得て妙」発言に食いつき、下のように灰原哀を問い詰めます。
「「言い得て妙…」…ボクにとっちゃ…君の方がよっぽど妙だけど…?」
「なぁ教えてくれよ哀ちゃん!薬の事を… 君もコナン君みたいにちょいちょい元の姿に戻ってんだよ?」
「持ってるんならボクにも分けてくれないか?ときの流れを元に戻す例の薬を…」
ここでも、沖矢昴が灰原哀の正体がバレないように助け舟を出してくれます。沖矢昴は下のように言って、逆に世良真純を問い詰めます。そこで、世良真純が怒って「アンタには関係ねぇ!」とジークンドーで蹴りかかりますが、沖矢昴(赤井秀一はジークンドーの達人)は素早く避けてよろける世良真純を支えます。赤井秀一は母親(メアリー・世良)の安否が気になっているようです。
「時の流れを戻す とはどういう意味ですか? 元に戻すという事は今は逆らっている…もしかしたらさらってるのは君とは別の誰かが…」
そして、沖矢昴は世良真純の行動から母親がアポトキシン4869で幼児化したと予想しているようでした。事件解決後、世良真純の追求に疲れ果てる灰原哀でしたが、沖矢昴は世良真純も探られたくないことがあるようだから、そこを牽制しておいたのでそう頻繁にはやって来ないだろうと予想します。このように、世良真純は灰原哀の正体を疑い、探りを入れてきましたが、結局、沖矢昴に邪魔されてしまいました。
灰原と世良の家族
灰原哀(宮野志保)の家族
ここでは、灰原哀(宮野志保)の父親・宮野厚司、母親・宮野エレーナ、姉・宮野明美といった、灰原哀の家族を一覧で紹介していきます。
家族①宮野厚司
宮野厚司は宮野エレーナの夫で、宮野明美と宮野志保(灰原哀)の父親です。亡くなったときの年齢は36歳でした。30年前は「白鳩製薬」で勤務し、薬の開発に携わっていましたが、自身の夢を追ってある研究をしており、その研究のために学会で「マッドサイエンティスト」と叩かれて学会から追放されることになりました。
「白鳩製薬」が倒産したこともあり、彼は妻のエレーナと共に「宮野医院」を開業し、町医者をしていました。しかし、ある時、彼は烏丸グループから彼が続けていた「町医者の片手間に出来ない研究」のスポンサーになりたいという申し出を受けます。黒い噂やエレーナの姉の助言もあり、一度は断わる方向で検討していました。
しかし、エレーナの第2子妊娠と彼女の後押しにより、家族とともに烏丸グループの申し出を受けることとなりました。そこで、宮野厚司とエレーナはアポトキシン4869の研究・開発に携わり、宮野志保が生まれてすぐに妻とともに研究所の火災で亡くなったとされています。
家族②宮野エレーナ
宮野エレーナは宮野厚司の妻で、宮野明美と宮野志保(灰原哀)の母親です。イギリス出身で日本人とイギリス人のハーフ、亡くなったときの年齢は30歳です。日本での留学中、宮野厚司と知り合い、結婚。幼い頃の降谷零の初恋の相手でもあります。
黒の組織に入ってからの宮野エレーナは、無口で何を考えているのか分からない人物だったことから「ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)」と呼ばれていたそうです。しかし、宮野エレーナは薬を完成させるために娘たちとの別れを悟り、生まれたばかりの宮野志保へのメッセージを入れた音声テープを宮野明美に託しています。
この行為から、宮野エレーナは「本物のエンジェル」だとコナンからは称されました。また、彼女は夫ともにアポトキシン4869の研究・開発をしていましたが、この薬を「シルバー・ブレット(銀の弾丸)」と名付けていたことが宮野志保へのメッセージテープから分かっています。
家族③宮野明美
宮野明美は灰原哀の姉で赤井秀一の恋人でした。亡くなったときの年齢は25歳。幼い頃に両親を亡くし、唯一の家族である妹・灰原哀も黒の組織の重要人物であったため、接触する際は常に組織の監視付きでしたが、非常に仲の良い姉妹でした。彼女は黒の組織に潜入するために近づいてきた赤井秀一(偽名:赤井秀一)と交際を始め、その結果、赤井秀一は組織の科学者だった宮野志保と知り合い、組織に上手く溶け込めました。
しかし、2年前、FBI捜査官のミスにより、黒の組織に赤井秀一がFBIだということがバレ、2人は自然消滅します。FBIを手引した宮野明美を組織が放っておくわけがなく、消す口実として銀行強盗の話を持ちかけられます。しかし、見事成功させてしまい、理由もなく組織に消されることとなりました。
世良真純の家族
次に、世良真純の1番上の兄・赤井秀一、2番目の兄・羽田秀吉、母親のメアリー・世良、父親の赤井務武といった、世良真純の家族を一覧で紹介していきます。
家族①赤井秀一
赤井秀一は世良真純と羽田秀吉の兄で、赤井家の長男です。ジークンドーの達人で狙撃の名手、左利きでイギリス出身ですが、アメリカ国籍を取得してFBI捜査官となり、現在ではFBIの切り札的な存在として同僚から頼りにされています。黒の組織に潜入していたときの偽名は諸星大、コードネームはライ、宮野明美とは黒の組織に潜入するために交際を始めました。
しかし、赤井秀一は宮野明美が亡くなった後も彼女のことを思い出しており、本当に彼女を愛していたことが分かっています。また、赤井秀一は「赤と黒のクラッシュ」シリーズの終盤でキールの手にかかり、来葉峠で死んだことになっていますが、実は沖矢昴として工藤邸で暮らしていることが明らかになっています。
家族②羽田秀吉
羽田秀吉は世良真純の兄で赤井秀一の弟、赤井家の二男です。年齢は28歳、イギリス出身ですが、17年前に母や兄と共に来日しました。羽田秀吉は将棋界のトップに立つプロ棋士で、警視庁交通部の宮本由美婦警の彼氏でもあります。
また、父親似であるため、世良真純や赤井秀一とは似ていないそうですが、恐ろしいほどの記憶力と洞察力を持ち、高校時代には探偵の真似事をしていたほど頭がキレる人物です。さらに、父親の友人である羽田家の養子になったことで、兄と妹と苗字が違いますが、赤井秀一が家族の中で唯一、自身の生存を知らせている人物でもあります。
家族③メアリー・世良
メアリー・世良は世良真純、赤井秀一、羽田秀吉の母親で、日本人とイギリス人の両親を持つイギリス人です。MI6に所属し、武術の達人で、実年齢は53歳ですが、アポトキシン4869で幼児化したため、現在は中学生くらいの見た目となっています。子どもたちと同様、非常に頭がキレる人物で、よく長女の世良真純に指示を出しています。
家族④赤井務武
赤井務武はメアリー・世良の夫で、世良真純、赤井秀一、羽田秀吉の父親です。17年前に発生したアマンダ・ヒューズと羽田浩二殺害事件の捜査を友人である羽田浩二の父親に頼まれ、1人でアメリカに行きます。しかし、そこで身の危険を感じた赤井務武は家族だけを日本に逃し、その後、音信不通となります。長男の赤井秀一は父親の遺体が見つかっていないことから、その生存を信じています。
灰原と世良に関する感想や評価
次会うときも世良真純と灰原哀として会話するかどうかわからないし、ひとつひとつのやりとりが見せてもらえてありがたやありがたや。
— ぐーたん (@gutan8pg) October 23, 2020
こちらは世良真純と灰原哀に関するツイートで、2人の会話1つ1つが尊いと評価されています。
名探偵コナンの赤井さんと世良さんが灰原のいとこという事を最近知って驚きがすごい。
— とも (@animeXhanshin) April 7, 2018
こちらも世良真純と灰原哀に関するツイートです。2人がいとこ同士だということを知り、驚いたという感想となっています。
だよね🤣 茶髪とか糸目とか眼鏡にしようとか、話し合いながら決めたんかな🤣 有希子さんの好みも存分に投影されてそう🤭
— あにえる🌸 (@017_anier) May 12, 2020
たしか先生が何かで、最後灰原はちょっと良い思いをするって言ってたのよね。どんな形であれ幸せな結末が用意されててほしい🥺 世良ちゃんとも良い従姉妹になって絡んでほしいね😆
こちらも世良真純と灰原哀に関するツイートです。灰原哀が最後には幸せになり、世良真純と良いいとこの関係になってほしいという感想となっています。
灰原と世良の関係まとめ
いかがでしたか?「名探偵コナン」に登場する世良真純と灰原哀について、2人の関係がいとこ同士で世良真純が灰原哀の正体を怪しみ、探りを入れていることが分かりました。いとこ同士だということを知り、互いの事情を知るときはくるのでしょうか?今後の2人の展開に注目していきましょう!