2020年10月15日公開
2020年10月15日更新
【名探偵コナン】毛利蘭が嫌いと言われる理由は?人気がないのは性格や行動が原因?
アニメ「名探偵コナン」のヒロイン毛利蘭が、嫌いだといわれています。今回は毛利蘭が嫌いだといわれる理由についてや、Twitter上での実際の感想や評価についてを紹介しています。うざいといわれてしまう蘭の性格はどういったものなのか、改めて確認してみると気づくこともあるかもしれません。アニメで声を担当している声優についてや、角の有無での可愛さなどもまとめています。
目次
毛利蘭とは?
名探偵コナンに登場する様々なキャラクターの中でも、ヒロインの毛利蘭を知る人は多いはずです。しかしそんな蘭が、ファンの間で嫌いだといわれているというのです。今回は毛利蘭が嫌いだ、うざいといわれてしまう理由についてなどを、まとめて紹介します。ヒロインといえば本来は愛され守られるべきポジションともいえるキャラクターのはずですが、名探偵コナンではなぜ、うざいなどといわれてしまうようになったのでしょうか?
名探偵コナンの作品情報
毛利蘭が嫌われる理由についてを紹介する前に、まずは彼女の登場する名探偵コナンという作品についてを紹介します。名探偵コナンは、週刊少年サンデーで連載されている青山剛昌先生が原作の推理漫画で、とある薬の力で体が小さくなってしまった主人公の江戸川コナンが、周囲の力を借りながら黒の組織を追いつつ、行く先々で巻き起こる事件を解決していくという物語です。
名探偵コナンの概要
名探偵コナンは、サンデー史上歴代最長の連載期間を誇る作品で、テレビアニメ化や劇場版アニメの制作などもされています。アニメは1996年から放送が開始され、20年以上も続いている長寿アニメです。さらに劇場版は1997年から、毎年4月に新作が公開されることが定番となっています。
名探偵コナンのあらすじ
高校生探偵の工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地に遊びに来ていました。そこで偶然にも、黒づくめの男達が怪しげな取引をしている現場を目撃してしまったのです。それに夢中になっていた新一は背後から殴られて気絶し、毒薬を飲まされてしまいました。しかし副作用によって、目が覚めると体が小学1年生の状態にまで縮んでしまっていたのです。
毛利蘭のプロフィール
毛利蘭は名探偵コナンのヒロインで、主人公である工藤新一の幼馴染みです。両親は離婚をしている状態で、同居をしている父親は探偵事務所を営んでおり、母親は弁護士をしています。家事全般を担当する家庭的な一面がありますが、空手部の主将で優勝経験もあるという武闘派な面もある人物です。初登場時は16歳で、身長は高校1年生の時点で160cm、片側が角のように尖った前髪がトレードマークです、
毛利蘭が嫌い・うざいヒロインといわれる理由は性格や行動?
男性から声を掛けられる描写があったり、美人であることがわかる容姿の毛利蘭ですが、ファンからはなぜか嫌いだ、うざいといわれてしまうことがあるようです。続いてはなぜ蘭がそのようにいわれてしまうのか、気になる理由についてを順番に考察していきます。
理由①新一のお母さんみたい?
名探偵コナンに限らず、母親のように主人公に対して口うるさい態度を取るヒロインというのは、一定数存在します。毛利蘭もまたそういったタイプのキャラクターで、電話で会話をしている時には食事をきちんとしているのか、いつ戻ってくるのかといった問い掛けをしている場面が見られます。所在不明であることから心配しているのだということは理解できますが、母親のようでうざい性格のヒロインだと思われてしまうようです。
理由②「助けて新一」と必ず言う
毛利蘭がうざいといわれてしまう理由のひとつに、新一に助けを求めるという点が挙げられます。目に余るほど頻繁というわけではないのですが、たとえば名探偵コナンの映画「ゼロの執行人」の中では、父親の毛利小五郎が逮捕されるというシーンがあります。この時に蘭は、新一に電話をして助けてほしいと言っていたのです。傍目にも新一でも解決できない問題であることがわかり、うざい性格だと思われてしまったようです。
理由③破壊行動
毛利蘭のプロフィールの中に、空手部の主将をしているという記述がありました。名探偵コナンのストーリーの中では、蘭がこの得意の空手を使って破壊行動を行うシーンが登場することがあります。シリアスなシーンはもちろんですが、ギャグシーンで使われることもあり、そうした暴力的な行為が嫌いだと感じるファンも案外多いようです。現実で起これば問題になるような行動なので、ヒロインとして慎みを求めたくなるようです。
理由④コナンの邪魔をする
毛利蘭が嫌いだという理由のひとつに、コナンの行動を邪魔しているという点が挙げられます。コナンは蘭のために行動を起こしているにも関わらず、コナンが新一だという正体を知らない蘭は、何かとコナンの邪魔をするような行動を起こしてしまうのです。蘭からしてみれば事情がわからない分で仕方のないこととはいえ、こうした行動が繰り返されることで、蘭が嫌いだと感じるようになってしまう場合もあるようです。
理由⑤すぐに泣いてしまう
毛利蘭が嫌いだという理由の中には、すぐに泣くという点も挙げられています。蘭は悲しさを感じたり感情的になると、涙を流してしまうことがあります。しかしそうした姿を周囲に見せておきながら、大丈夫だと強がる姿を見せるのです。一般的にはこれは相手の気を引こうとしている行動だと捉えられてしまい、痛い女だとして嫌いだと感じられてしまうようです。
理由⑥ぶりっ子
毛利蘭が嫌われる理由の中には、すべての人がそうだとは感じないものもあるかもしれませんが、ぶりっ子だというのもうざいと感じられているようです。基本的には明るく武闘派なキャラクターなのですが、時折弱々しい悲劇のヒロインのような姿を見せることがあり、そうした場面でぶりっ子に思えてしまうようです。メンタルは基本的に強いキャラクターだと考えられるので、余計に演技に見えてしまうのかもしれません。
理由⑦空気が読めない?
毛利蘭が嫌いな理由のひとつに、空気が読めないキャラクターだという意見もありました。基本的にそこまで自己中心的なキャラクターではないはずですが、パーティーの中でサインをねだるシーンなど、空気を読むことができていないと感じて嫌いになった人もいたようです。現実世界でも空気が読めない性格の人は、うざいと思われたり嫌われることが多いので、そういった感情を抱いてしまったのかもしれません。
理由⑧女性ウケしない性格
名探偵コナンは少年漫画です。それゆえにヒロインは、当然男性ウケを考えて作られたキャラクターだと考えられます。そのため女性から見ると蘭の性格はあまり好ましいとはいえず、男性にはウケるかもしれませんが、性格がうざい、嫌いだと思われてしまう要因となっているのかもしれません。しかしこれは性格の好みもあるので、女性であっても蘭の性格が好きだという人も、もちろんいるはずです。
理由⑨セリフが寒すぎる?
毛利蘭がうざいと思われてしまう理由のひとつに、セリフが寒すぎるというものが挙げられます。名探偵コナンの中では、名台詞といえるような心に残るセリフも登場しますが、あくまで女子高生である若者の蘭が口にするには、どうしても寒いと感じられてしまうようなセリフが登場したりします。漫画なのである程度のクサさなどはあるものですが、そうした部分もまた嫌われる理由のひとつになってしまうようです。
理由⑩正論が多い?
毛利蘭が嫌いだという理由の中には、正論が多いというものもありました。正論なので当然正しいことを口にしているだけなのですが、自分自身は暴力的な行動をしたりと、理屈に合わない言動をしたりする点が苦手だという意見もあるようです。空気が読めないという理由とも共通する部分があり、こうした点から蘭の性格がうざいと感じてしまう人もいるようです。
理由⑪絶叫がうるさい
毛利蘭が嫌いだという理由のひとつに、絶叫がうるさいという意見もあるようです。名探偵コナンでは事件が起こって、その現場を発見しなければストーリーが進んでいきません。しかし現場に遭遇した際の蘭の叫び声などが、うるさくて嫌いだと感じてしまう人も少なくないようです。叫び声で他の人物が事件に気がつくというのは定番ですが、こうした行動もうざいと感じられてしまうようです。
理由⑫灰原の方が人気が高い?
名探偵コナンのヒロインは毛利蘭ですが、作中に登場する女性キャラクターは蘭だけではありません。蘭の親友の鈴木園子や、新一のライバル・服部平次の幼馴染みの遠山和葉など、進行につれてキャラクターが増えています。中でも登場頻度が高く、新一と同じく毒薬を飲んで小学生になってしまった灰原哀は、作中でも人気の高い女性キャラクターです。性格も異なる灰原の人気が高いあまり、蘭と比較されてしまうことが多いようです。
毛利蘭の角はいつからある?角なしの方が可愛い?
性格がうざいと思われてしまう毛利蘭ですが、なぜ嫌われてしまうのか理由が理解できたのではないかと思います。しかし実際には魅力に溢れたキャラクターですが、頭部にある角のような髪型が特徴的なことでも話題となっています。けれどこの角がない方が、可愛いのではないかと噂になっています。続いては蘭の頭の角について、いつからあるものなのか、ない方が可愛いのではないかといった情報をまとめていきます。
毛利蘭の角はいつからある?
実は名探偵コナンの第1話では、登場シーンの蘭の頭に角らしきものは見当たりません。角のある前提のキャラクターデザインのヒロインなのかと思いきや、実は青山剛昌先生は、当初は寝ぐせとして出っ張りのような形状の髪型を描いていました。途中からネタのような感覚で角を意識的に描き始めていき、現在のような立派な角が出来上がっていったのだそうです。
毛利蘭は角なしの方が可愛い?
LANケーブルのツメが折れるということは、毛利蘭から角を奪うのと同じ
— きみさの/kimisano (@kimisanoF1) January 6, 2015
ただの角なのにないと物足りなさを感じる
ツメもLAN機能を失うわけではないけど、とても大切
世の中ってきっとそんなもん
あれっ…角ないほうがかわいいんじゃ… pic.twitter.com/yS8kSCn9an
今では角がある姿が当たり前となっている毛利蘭ですが、角がない方が可愛いのではないかと噂になっています。SNS上では、実際に蘭の角を消した状態で比較した画像を載せている人もいました。角がない状態の蘭は確かに可愛いキャラクターですが、特徴が無くなってしまっているために必ずしも、角がない方が良いとも言い切れないのかもしれません。
毛利蘭のアニメ声優
角の有無の比較をされるなど、嫌われているのか愛されているのかわからなくなりそうな毛利蘭ですが、テレビアニメ版では声優が演じていることで、その魅力が増しています。続いては名探偵コナンのヒロイン、毛利蘭を演じている声優の山崎和佳奈さんについても、少しだけ紹介します。
山崎和佳奈のプロフィール
名前:山崎 和佳奈(やまざき わかな)
生年月日:1965年3月21日(現在55歳)
出身:神奈川県横浜市
身長:153cm
血液型:A型
職業:声優、ナレーター、舞台女優
所属事務所:青二プロダクション
山崎和佳奈の主な出演作品
山崎和佳奈さんが声優として出演している、名探偵コナン以外の主な出演作品は、「緊急発進セイバーキッズ」「スーパービックリマン」「GS美神」「ママレード・ボーイ」「ご近所物語」「あずみマンマ・ミーア」「ONE PIECE」「LAST EXILE」「せんせいのお時間」「格闘美神 武龍」「超時空世紀オーガス02」「POWER DoLLS~オムニ戦記2540~」「BREAK-AGE」「リフレインラブ」などが挙げられます。
毛利蘭が嫌い?感想や評価を紹介
様々な理由から名探偵コナンの中でも嫌われてしまっていると思われる毛利蘭ですが、実際に名探偵コナンを読んだり、アニメを観た人はどのような感想を抱いているのか、気になった人もいるかもしれません。続いては毛利蘭というキャラクターに対する、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。果たして蘭は、本当に嫌われているヒロインなのでしょうか?
蘭姉ちゃん嫌いじゃないけど蘭姉ちゃんが人気無い理由が分かってしまうのが悲しいね
— 我輩は猫である (@neko_ays) September 18, 2020
蘭のことを嫌いではないものの、ファンからなぜ嫌われてしまうのか、その理由は理解できるという意見がありました。嫌っていない人が理解できるだけの要素があるということは、やはり嫌われる要素を持つヒロインであるということに間違いないのかもしれません。
蘭姉ちゃんガチ可愛い
— 長 濱 ひ ろ (@NERU_MEMI_YODA) April 17, 2020
結婚してえ
一方で蘭が好きで、結婚したいくらいだという意見もありました。嫌う人もいる中で、やはりそのくらい好きだと感じる人も少なくないようです。嫌われる要素をたくさん挙げてきましたが、好かれる要素もまた同じかそれ以上に持っている、魅力的なキャラクターです。
私の一番好きなコナンの作画はやっぱりシーズン1かもしれない( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )
— みっち@優男ハンター1級 (@km2005g) June 21, 2020
どれも好きだけど、蘭姉ちゃんが可愛い。 pic.twitter.com/al091pt1lm
長寿作品であるだけに、アニメの作画も少しずつ新しくなっている名探偵コナンですが、初期の頃の蘭が好きだという意見もありました。今とはまた違った絵柄になっているので、見慣れない人もいるかもしれません。
毛利蘭が嫌い・うざいといわれる理由まとめ
名探偵コナンのヒロインである毛利蘭が、嫌いだ・うざいといわれてしまう理由についてをまとめて紹介しました。これまで嫌いだと思ったことがなかったという人も、こうした様々な理由があることに驚いたのではないでしょうか?
名探偵コナンに限らず、ファンに嫌われてしまう性格のヒロインというものは存在してしまうようです。しかし嫌われるキャラクターにも魅力があり、そのキャラクターが好きだという人も当然いるものです。改めて作品を見返しながら、その魅力を見つけていくことで嫌いだったキャラクターを好きになることもあるかもしれません。