毛利蘭の声優が山崎和佳奈から変わった？理由は？経歴や代表作を一覧で紹介

毛利蘭は、「名探偵コナン」に登場するヒロインで、主人公のコナンこと、工藤新一の幼なじみです。毛利蘭の声優は、「名探偵コナン」のアニメ初期から山崎和佳奈が務めていますが、以前から、「毛利蘭の声優が変わった？」という噂が聞こえてきています。そんな、毛利蘭の声優が変わったという噂の真相はどのようになっているのでしょうか？

今回は、「名探偵コナン」のアニメ内で、毛利蘭の声優が変わったと噂される理由や真相を、担当声優である山崎和佳奈の経歴や代表作と合わせてまとめて紹介していきます。

まずは、「名探偵コナン」の基本情報についてまとめて紹介していきます。「名探偵コナン」は、青山剛昌の推理漫画「名探偵コナン」を原作として制作された大人気アニメです。1996年1月8日より讀賣テレビ・日本テレビ系列で放送されています。年代問わず、大人からも子供からも愛される「名探偵コナン」は、「それいけ!アンパンマン」に続いて放送20年を超える長寿作品です。

次に、「名探偵コナン」の簡単なあらすじをまとめて紹介していきます。警察もお手上げの難事件を次々と解決するほどの頭脳を持ち合わせるやり手の高校生探偵だった工藤新一は、ある日、幼なじみの毛利蘭と遊園地に遊びに行った際、黒ずくめの男達の怪しい取引を目撃しました。黒ずくめの男を追跡していた新一は、男の仲間に見つかり、謎の毒薬を飲まされると、薬の作用により頭脳はそのまま、体だけ小学１年生の姿に…。

頭脳は大人のまま変わりないのに、見た目は完全に子供の姿に変えられてしまった新一は、隣に住む発明家の阿笠博士の助けを借りて、「江戸川コナン」と名乗り、小学生探偵として活動しはじめます。周りにも正体を明かせない新一は、探偵事務所を営む幼なじみの毛利蘭の家に潜りこみ、ひたすらに正体を隠しつつ、元の姿に戻る方法を探すため、黒ずくめの男達の行方を追いながら、数々の難事件を解決していくのでした。

毛利蘭は、「名探偵コナン」の主人公・工藤新一の幼なじみのヒロインで、帝丹高校2年B組に在籍しています。空手部の女主将で、都大会でもナンバーワンを誇るほどの実力の持ち主です。ライフルは避けられませんが、拳銃の弾なら避けられるほどの腕前の持ち主です。ヒロインゆえにいつも犯人に狙われ、何度も人質にされたりで狙われていますが、そのたびに自身で返り討ちにしています。

想いを寄せる工藤新一とは相思相愛で、突然いなくなってしまった彼の帰りを、ひたすら待ち続けています。物語が進むうちに恋心をオープンにするようになっていった毛利蘭は、第1004話のロンドンでは、新一に告白された際に、返事を頬へのキスで伝えて両想いになりました。

父親は、探偵事務所を営む私立探偵の毛利小五郎で、離婚した母親は、弁護士の妃英理です。コナンに対しては、姉の様に接してはいますが、薄々新一だと気が付いている素振りを見せる事もあります。

「蘭姉ちゃん」の愛称で親しまれ、コナンを始め、少年探偵団の面倒を見ている蘭は、時に、名推理を出すコナンに、居なくなった新一の面影が重なる事もあるようです。物語によく登場する鈴木園子は、何でも話せる親友です。毛利蘭のモデルは、アルセーヌ･ルパンの生みの親であるモーリス･ルブランであるとされています。

毛利蘭の声優は、22年間ずっと人気声優の山崎和佳奈が務めています。ですが、ファンの一部からは、「蘭ちゃんの声が変わった？」との噂が出ているようです。いつも高くてかわいい声の毛利蘭に、何故にこのような噂が出たのでしょうか？ここからは、毛利蘭の声優が変わったという疑惑の真相や、変わったと思われる理由について検証していきます。

まずは、蘭の声優が変わったと言われる真相についてまとめて紹介していきます。結論的には、毛利蘭の声優はアニメ初回からの22年間、山崎和佳奈から変わっていません。声が違ったとすれば、山崎和佳奈本人の体調不良により、いつもより高い声が出しにくいなどのトラブルがあったのかもしれません。

他に毛利蘭の声が変わったと言われてしまう理由を考えるとすれば、山崎和佳奈の加齢が原因であるとも考えられます。年齢を重ねる事によって、「声帯の老化」「女性ホルモンの変化」「唾液の減少」「ヒアルロン酸の減少」などの要因により、知らず知らずのうちに年々声が低くなっている、という事もあります。

特に、毛利蘭のような高い声のキャラクターは声帯に負担がかかる為、時間の経過と共に、初回とずっと同じ声を出し続けるというのは難しいようです。どんなに意識の高いプロの声優であろうとも、年齢に勝つことは出来ないという結論のようです。

では、ここからは、毛利蘭の声が初期の頃と比べてどれほど変わったのか、過去と2019年現在の毛利蘭の声を比較検証していきます。

こちらは、過去の毛利蘭のアニメ動画です。最初の頃の新一と毛利蘭のやり取りを見てみると、2019年現在よりも若々しく高い声だったのがわかります。



 

こちらは2019年現在の「名探偵コナン」のアニメ動画です。少し声は低くなっているものの、長い期間毛利蘭の声を演じて来ただけあって、安定感が感じられる声になっています。

「名探偵コナン」や「ONEPIECE」などの大人気国民的アニメの声優を務めるなど、実力派の声優として知られている山崎和佳奈ですが、実はアニメの声優業以外に、ナレーターとして、「サンデー・ジャポン」などの情報番組で幅広く活躍しています。そんな山崎和佳奈のプロフィールや経歴はどのようになっているのでしょうか？

ここからは、人気声優の山崎和佳奈のプロフィールや経歴を詳しくまとめて紹介していきます。

まずは、山崎和佳奈のプロフィールをまとめて紹介していきます。山崎和佳奈は、1965年3月21日生まれの神奈川県出身の声優です。山崎和佳奈は、神奈川県横浜市に生まれて、京都府京都市で育ちました。浅野真澄や伊藤かな恵と同じ、青二プロダクションに所属し、声優やナレーションの担当など、幅広い分野で活躍しています。

毛利蘭役として人気を集める山崎和佳奈は、空手を得意としている毛利蘭のキャラクターにより近づくために、自身も空手や殺陣を学んでいます。

次に、山崎和佳奈の経歴について検証していきます。山崎和佳奈は、同志社女子中学校・高等学校、同志社大学工学部工業化学工学科を卒業しています。宝塚歌劇団に感銘をうけたことをきっかけに、中学校、高校共に演劇部に所属していました。大学時代は、「劇団そとばこまち」に在籍。卒業論文に「アルコキシカルボニルテトラカルボニル鉄酸塩とエポキシドの反応」を提出するなど、有機化学の研究をするエリートでした。

女優として演技もする山崎和佳奈は、2015年からは、同じくベテラン人気声優の、日高のり子や松井菜桜子らと共に、声優アイドルユニットの「backdrops(バックドロップス)」を結成し、歌手としても活躍しています。

次に、山崎和佳奈が声優になった経緯についてまとめて紹介していきます。大学卒業後の山崎和佳奈は、役者の夢を諦めきれず、ソフトウェア開発会社の会社員として働く傍ら、「青二塾大阪校（5期生）」として、声優の勉強を続けていました。「そとばこまち」在籍時代の舞台経験を活かし、2年後に青二のジュニア所属となった山崎和佳奈は、声優になるという強い覚悟を決めて上京しました。

レッスンを続けながらガイド職や幾つかのアルバイトで生計を立てて下積みを続けていた山崎和佳奈は、苦労が実り、「緊急発進セイバーキッズ」の天神林ラン役で正式に声優デビューを果たします。しかし、なかなかブレイクには至らず、アルバイトを続けていました。1992年からは、「スーパービックリマン」「ご近所物語」などのアニメ作品を連続でレギュラー出演しました。

そんな地道な努力を続けていた山口勝平は、1996年に「名探偵コナン」の毛利蘭役に選ばれたのをきっかけに知名度が上がり大ブレイク。その後は、声優のみならず、ナレーションや舞台でも活躍しています。

次に、山崎和佳奈の経歴から、出身高校や大学について検証していきます。山崎和佳奈は、京都でも有数の名門校である同志社女子中学校・高等学校、同志社大学工学部工業化学工学科を卒業しています。同志社女子中学校・高等学校は、制服がなく毎日私服登校で、校内が土足という自由な校風の学校として知られています。

宝塚歌劇に感銘を受けて演劇を志していた山崎和佳奈は、中学・高校と演劇部に所属していました。大学在学中は、「劇団そとばこまち」にも所属し、大学での故末光力作教授の研究室で、有機化学の研究と演技の併用にかなり苦戦しながらも、留年することなく、4年で大学を卒業しています。

卒業論文のタイトルが「アルコキシカルボニルテトラカルボニル鉄酸塩とエポキシドの反応」という事を考えても、山崎和佳奈は、相当優秀な生徒だったと考えられます。

山崎和佳奈の声優の経歴の中で、22年間と最も長く演じ続けているキャラクターの毛利蘭。山崎和佳奈は、毛利蘭についてインタビューされる度に、「毛利蘭は私にとって特別な存在です」と公言し続けていました。毛利蘭に強い想いを寄せている山崎和佳奈は、より毛利蘭に近づきたいと、自身も本格的に殺陣や太極拳を学んだり、バンジージャンプを体験するなど、日々努力を続けているそうです。

キャラクターソングなど、通常歌を歌う事のない山崎和佳奈ですが、2015年に日高のり子と松井菜桜子と共に「backdrops(バックドロップス)」として歌手デビューを果たしました。PCブラウザゲームのオープニング曲として制作された「Don`t fly」では、「名探偵コナン」の時とはまたひと味違う、山崎和佳奈の新しい一面を見る事が出来ます。

ここまでは、山崎和佳奈の経歴やプロフィールについてまとめて紹介してきました。代表作と聞くと、どうしても「名探偵コナン」の毛利蘭役のイメージが強い山崎和佳奈ですが、実は、毛利蘭以外にもメジャーなキャラクターを務めた経歴がありました。ここからは、山崎和佳奈が演じたアニメ代表作についてまとめて紹介していきます。

山崎和佳奈の代表作一つ目は、「スーパービックリマン」のアムル役です。父親が天使で、母親が悪魔のハーフデビルにあるアムルは、フェニックスとティキが悪魔軍から助けたことをきっかけに、二人と一緒に旅をする事になった少女です。勇敢で芯が強く、優しくて面倒見もよい性格のアムルは、薬草学の知識と、肉体治癒や服や装甲の修理を促進させる事が出来る不思議な力を持っています。

アノドの影響により、悪魔の女戦士として覚醒させられたアムルは、顔つきも声色もきつく変わっていました。しかし、最終的には、純粋な天使の同士･マーニャやフェニックスの強い想いにより天使の心を取り戻すことに…。山崎和佳奈は、そんな悪魔と天使が入り混じる難しい役どころであるアムル役を、うまく声色を変えて演じ分けていました。

山崎和佳奈の代表作二つ目は、「ママレード・ボーイ」の主人公の高校生・小石川光希の親友、秋月茗子役です。秋月茗子は、両親がお金持ちだけど仮面夫婦である、という複雑な家庭環境で育つお嬢様でした。山崎和佳奈は、「ママレード・ボーイ」では、毛利蘭とは対照的な、文学少女の秋月茗子をクールに演じています。

山崎和佳奈の代表作三つ目は、矢沢あいの名作漫画を元にした人気アニメ「ご近所物語」の登場人物である太田麻衣ことピイちゃん役です。太田麻衣は、ふりふりレースのロリータファッションで白タイツで白馬に乗った王子様との恋を夢見る不思議ちゃんです。いつも、精神安定をはかるためにぬいぐるみの「プチ・フランソワ」を連れて歩いています。

高い声で演じる事が出来る山崎和佳奈は、甲高い声でぴいぴい話す、原作漫画の設定のピイちゃんのイメージにぴったりでした。

山崎和佳奈の代表作四つ目は、「ひみつのアッコちゃん」の主人公アッコちゃん役です。アッコちゃんは、鏡の精からなんでも望むものに変身できる魔法のコンパクトをもらった小学5年生の少女で、コンパクトの魔法の力を使って人助けをしていくというコメディストーリーです。山崎和佳奈は、第1作目の太田淑子、第2作目の堀江美都子に続き、第3作の目のアッコちゃんを演じています。

これらの代表作の他に、実は山崎和佳奈は、国民的な人気アニメ、「ONEPIECE」のナミ義姉である、ノジコ役も務めています。ノジコは、ココヤシ村でベルメールの元に拾われた戦災孤児で、ルフィがアーロン一味と戦った際に活躍しました。

ちなみに、山崎和佳奈には、ナミの声優である岡村明美が産休に入った時に、第70話から第78話まで、ナミ役の代役を務めたという経歴もあります。このナミを演じた際に、「名探偵コナン」で工藤新一役を演じていた山口勝平演じるウソップとの共演を果たした事で話題をよびました。

このナミとウソップが会話を交わしたシーンは、「名探偵コナン」ファンの間で大きな反響を呼び、Twitterでも話題となりました。

声優としての経歴ばかりが認識されている山崎和佳奈ですが、実は、声優業以外にもワイドショーのナレーションなどでも幅広く活躍しています。実は、「ビビット」「とくダネ！」「サンデージャポン」などのメジャーな情報番組に出演していました。発音が良く、程よい抑揚で聞き取りやすい山崎和佳奈の声は、ナレーションとしても高く評価されています。

あまり知られていないことが多いようですが、山崎和佳奈以外にも、アニメで活躍する声優がテレビ番組のナレーションを担当している番組が沢山あるようです。

ベテラン声優としてや、ナレーションとしての活躍の経歴を持つ山崎和佳奈には、彼氏や結婚の予定はあるのでしょうか？ここからは、山崎和佳奈の結婚の噂について検証していきます。

2019年現在において、山崎和佳奈には結婚の予定は確認できませんでした。山崎和佳奈のファン達からは、彼女と素敵な人との巡りあわせを願う声が多数寄せられていました。

山崎和佳奈には、「名探偵コナン」の工藤新一役の声優・山口勝平との熱愛の噂があります。しかし確認したところ、残念ながら、山口勝平が彼氏という事実はなく、蘭と新一との恋は、あくまで作品の中だけという事でした。

ここからは、「名探偵コナン」毛利蘭の声優・山崎和佳奈に関するTwitterでの感想や評価をまとめて紹介していきます。

声優のイベントに行った人の中には、山崎和佳奈の地声を初めて聞いたら、毛利蘭そのもので驚いたという声もありました。

ONEPIECEを見ていた人たちは、突然ナミの声が毛利蘭に変わって驚いたという人が多かったようです。

山崎和佳奈の声が可愛いと絶賛するコメントが多かったです。山崎和佳奈実年齢を知って驚く人が多いようです。

毛利蘭声優山崎和佳奈の経歴や代表作を知って改めて「名探偵コナン」や「ONEPIECE」などのアニメを見返してみると、今まで気がつかなかった、意外な声優達の活躍に気が付いたという声もありました。

アニメの中では永遠に年を取らない「名探偵コナン」のキャラクターですが、実際に演じている声優達はどんどん年を取っていました。改めてコナンの主要キャラクター声優の実年齢を見てみると、改めてプロの声優の実力を実感して感動したという声もありました。

「ビビット」の終了で、山崎和佳奈のナレーションが聞けなくなる事を惜しむ声もありました。Twitterの中には、次の番組のナレーションにも山崎和佳奈を推している人もいました。

子供から大人まで、一人で声色を変えて演じ分ける、山崎和佳奈の声優としての実力を評価する声も多かったです。

「ONEPIECE」内での山崎和佳奈と山口勝平の絡みを見て、「名探偵コナン」の毛利蘭と工藤新一の声のはずなのに、ちゃんと別のキャラクターに聞こえるという、声優の実力の凄さに感動したという声もありました。

声優業だけでなく、女優としても活躍している、山崎和佳奈の演技力を褒めるコメントも多かったです。山崎和佳奈は地声から毛利蘭そのものと思われがちですが、きちんと聞いてみると、毛利蘭の時には「女子高生」を演じているというのが実感できます。

山崎和佳奈の誕生日のTwitterには、山崎和佳奈へのお祝いコメントと共に、ファン達からの毛利蘭役を演じてくれている事への山崎和佳奈への感謝や、今後を期待するという応援の声が多数寄せられていました。

今回は、国民的大人気アニメ「名探偵コナン」のヒロイン、毛利蘭の声が山崎和佳奈から変わったかどうかの真相や、変わったと言われる理由、山崎和佳奈の経歴や毛利蘭以外の代表作についてまとめて紹介してきました。

「名探偵コナン」の初回からずっと変わらず毛利蘭の声を演じ続けて来た山崎和佳奈は、加齢のせいか若干の声が変わったという事実はあるものの、実年齢を考えると信じられないほどの高い可愛い声で、2019年現在も毛利蘭を演じ続けてくれています。

「名探偵コナン」以外にも、「ONEPIECE」や「ママレード・ボーイ」など数々の人気作品でかわいい声を聞かせてくれる山崎和佳奈。まだ毛利蘭しか見たことがないという方も、この機会に、毛利蘭以外の声を演じる山崎和佳奈の声に注目して他の代表作を見てみてはいかがでしょうか？きっと、新たな山崎和佳奈の魅力を発見できると思われます。今後も、山崎和佳奈の活躍から目が離せません！