【キングダム】読み切り「蒙武と楚子」をネタバレ解説!あらすじや結末は?

蒙武と楚子とは大人気歴史漫画キングダムの読み切り作品です。漫画キングダムの読み切り作品である蒙武と楚子はそのタイトルの通り秦国の猛将である蒙武を主人公にした作品であり、楚の公子である昌平君との出会いが描かれています。ではそんな読み切り漫画蒙武と楚子は結末までどのようなあらすじとなっているのでしょうか。本記事では漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子について作品情報や結末までのあらすじネタバレ、読者のネタバレ感想などをまとめてご紹介します。

【キングダム】読み切り「蒙武と楚子」をネタバレ解説!あらすじや結末は?のイメージ

目次

  1. 蒙武と楚子の読み切りとは?
  2. 蒙武と楚子のあらすじネタバレ
  3. 蒙武と楚子の結末ネタバレ
  4. 蒙武と楚子の名言集
  5. 蒙武と楚子に関する感想や評価
  6. 蒙武と楚子まとめ

蒙武と楚子の読み切りとは?

キングダムの作品情報

連載前に漫画キングダムの作者・原泰久が描いた読み切り漫画蒙武と楚子。蒙武と楚子とは秦国の将軍である蒙武と秦国の右丞相である昌平君の出会いを描いた読み切り作品であり、2020年10月現在漫画キングダムの総集編2巻で読むことが出来ます。そのためファンから結末までどのようなあらすじなのか気になるといった声が多数寄せられています。本記事ではそんな蒙武と楚子について結末までのあらすじなどをネタバレ紹介します。

キングダムの概要

それでは読み切り作品蒙武と楚子の結末までのあらすじや読者のネタバレ感想などをご紹介していく前に、漫画キングダム本編の作品情報の概要や物語のあらすじについて簡単にチェックしていきましょう。キングダムとは2006年に「週刊ヤングジャンプ」より連載がスタートした原泰久の漫画作品です。漫画キングダムは春秋戦国時代に実在した天下の大将軍を目指す主人公の信と後の秦の始皇帝である嬴政の姿を描いた作品となっています。

漫画キングダムは連載開始から14年以上経った2020年10月現在も「週刊ヤングジャンプ」で連載が続いている長編歴史漫画であり、単行本はこれまで合計59巻も刊行されています。また単行本の他に漫画キングダムは総集編や公式ガイドブックといった書籍も刊行されています。そんな漫画キングダムはこれまでアニメや実写映画、ゲームといったメディア作品が多数制作されており、知らない人がいないといわれるほど人気を博しています。

キングダムのあらすじ

漫画キングダムの主人公である信は春秋戦国時代に生きる戦争孤児の少年であり、天下の大将軍になることを夢見ていました。そんな信は友人の漂による騒動がきっかけとなって後の秦の始皇帝である嬴政と出会います。嬴政と出会った信は天下の大将軍になる夢を叶えるため、一兵卒として嬴政に仕えることになりました。その後信は数々の戦いや名将との出会いを通して、歴史に名を残す立派な天下の大将軍に成長していくのでした。

蒙武と楚子の概要

本記事で結末までのあらすじネタバレや読者のネタバレ感想などをご紹介する蒙武と楚子とは大人気漫画キングダムの読み切り作品です。読み切り作品である蒙武と楚子は2006年に「週刊ヤングジャンプ」で漫画キングダムが連載される前に、作者の原泰久が描いた作品となっています。そのタイトルを見て分かる通り、読み切り作品である漫画蒙武と楚子は秦国の猛将・蒙武と秦国の丞相・昌平君の出会いから別れまでが描かれています。

基本史実に忠実であるものの、漫画キングダムの本編と同じくオリジナルストーリーが多数詰め込まれています。漫画キングダムの作者である原泰久は漫画蒙武と楚子について本編との違いや史実との違いをコメントとして残しています。2020年10月現在、読み切り作品蒙武と楚子は漫画キングダムの総集編の第2巻で読むことが出来ます。ちなみにこの漫画キングダムの総集編の2巻には「李牧」という読み切り作品も収録されています。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

蒙武と楚子のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①蒙武と楚子の出会い

ではここからは漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子の結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。時は春秋戦国時代、後に天下を統一する秦国は大国であった楚国と同盟を結ぶことになりました。この時楚国は同盟締結の人質として楚国の王子の1人である後の昌平君こと楚子が秦国へ送られます。史実の歴史において、昌平君は人質として秦国に送られていた太子完と当時の秦国の王・昭襄王の娘との間で生まれました。

なので昌平君こと楚子が直接人質として秦国に送られたのは読み切り作品蒙武と楚子の完全オリジナルストーリーとなっています。そんな人質として秦国にやって来た楚子はある日、蒙驁将軍の息子である蒙武と出会いました。蒙驁とは史実で魏国や韓国などを度々打ち破った秦国の名将でした。そんな蒙驁を父親に持つ蒙武は天下最強の男を自称する活発な少年であり、街中の人々に喧嘩を売りながら自身の強さ自慢し続けていました。

街中で自身の強さを自慢している蒙武を見た楚子はその無防備な姿に腹を立てます。そして楚子は突然不意打ちで蒙武を殴りつけました。蒙武を殴りつけた楚子は一切悪びれること無く、油断した蒙武が悪いといって立ち去って行きました。突然殴りつけられた蒙武は楚子が立ち去る時、彼の正体が秦国の敵であることを知ります。その後無様に敗北した蒙武は姉の秋に会いに行き、卑怯な方法で殴ってきた楚子の不満をぶちまけました。

しかし蒙武は姉の秋に油断したお前が悪いと言われ、楚子と出会って嬉しいそうだと指摘されます。それを聞いて蒙武は頬を赤く染め、大声で叫びながら照れ隠しを行いました。その後蒙武は楚子が楚国から送られた人質であることを知ります。そして蒙武と楚子は喧嘩に明け暮れる毎日を過ごすようになりました。しかし喧嘩を重ねる内に段々と親睦を深めていき、最終的に蒙武と楚子の2人は大親友同士の関係まで発展するのでした。

あらすじネタバレ②永久交換

秦国に送られた楚子は自身の祖国である楚国で出世することを夢見ていました。楚子はその夢を叶えるため、秦国で立派に人質としての仕事を果たそうとします。しかし秦国は突然楚国との同盟を破棄してしまいます。この時秦国は天下の統一に乗り出そうとしていました。この突然の同盟破棄を知った楚子は大きなショックを受けます。そうこれは人質の永久交換を意味しており、楚子は祖国である楚国から捨てられてしまったのです。

祖国に見捨てられて人質の永久交換となった楚子は全ての希望を失ってしまい、自暴自棄になってしまいます。そして夢を諦めた楚子は崖から身を投げ、自ら命を絶とうとしました。崖から身を投げようとしている楚子を知った親友の蒙武は急ぎ彼を助けようとします。しかし大きな絶望感に埋め尽くされた楚子は蒙武の助けを無視し、そのまま自殺しようとします。楚子はいつか英雄になるという夢を絶対に叶えられないと考えていました。

すると蒙武は楚子も祖国と同じように国を捨て、秦国で己の野望に突き進むよう叫びます。この蒙武の言葉を聞いた楚子は目を覚まし、秦国で英雄になることを決意しました。そして目を覚ました楚子は秦国の人間として数々の功績を挙げていきます。史実でも楚子こと昌平君は秦国で起こった反乱を度々鎮圧する功績を残しています。その後功績を挙げ続けた楚子は秦国の王である嬴政に認められ、最高階級の丞相に任命されるのでした。

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蒙武と楚子の結末ネタバレ

結末ネタバレ①昌平君という名

ではここからは漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子の結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。数々の功績を挙げ、見事秦国の丞相に上り詰めた楚子。丞相とは古代中国において首相のような存在であり、国の政(まつりごと)を全て担う最強階級でした。秦国は同じ丞相でも右丞相と左丞相の2つに分けられていました。楚子は漫画キングダムと史実の両方で丞相の中でも一番偉い階級である右丞相の地位を与えられました。

読み切り作品蒙武と楚子ではそこまで詳しく描かれておらず、ただ丞相の地位に就任したことだけ描かれています。さらに楚子は丞相の地位の他に、「昌平君」という号名も与えられました。これにより楚子は昌平君と名乗るようになりました。その後丞相の地位に就いた昌平君は読み切り作品蒙武と楚子の作中で李牧がいる趙国や韓国を滅ぼす活躍を残します。そして遂に趙国と韓国を滅ぼした秦国は楚国の攻略に乗り出すことになりました。

昌平君の祖国である楚国は秦国すらも頭を悩ませるほどの強国でした。そのため秦国の王・嬴政は昌平君に楚国攻略の総司令官を任せます。しかし昌平君は嬴政から与えられた5日という期間を費やしても、祖国を攻略する手段を思い付くことが出来ませんでした。そう結局昌平君は祖国である楚国を捨てることが出来なかったのです。そして昌平君は丞相の地位や名声を全て捨て、1人秦国を裏切って楚国へ亡命してしまうのでした。

結末ネタバレ②昌平君の戦死

楚国に亡命し、秦国を裏切ってしまった昌平君こと楚子。それを知った親友の蒙武は言葉を失うほどのショックを受けてしまいます。その後、秦国は大軍を率い、楚国に侵略して楚王を捕縛します。これにより楚子の祖国である楚国は中華の歴史から名を消すことになりました。史実の歴史では昌平君は王翦を罷免した嬴政に反対したした、丞相の地位を剥奪されました。そして昌平君は楚の旧都に帰るものの、秦は楚の首都へ侵略しました。

この結末のあらすじも史実と読み切り作品蒙武と楚子は少し違っています。史実の昌平君は秦国が楚の首都を攻撃した時に反乱を起こし、秦軍に大きな打撃を与えます。しかし昌平君は王翦軍と蒙武軍に敗れ、戦死してしまいました。読み切り作品蒙武と楚子でも、昌平君こと楚子は楚国の残兵の勧めで新たな楚の王に就き、秦国へ反乱を起こします。この昌平君の反乱を鎮圧するため、秦王嬴政は蒙武に軍の司令官をするよう命令しました。

出陣した蒙武は戦場で親友の楚子と対峙し、降伏勧告を行います。蒙武は国境を越えて親友になった楚子と戦いたく無かったのです。しかし楚子は降伏を拒否し、蒙武と全力で戦う決意を見せます。それを見た蒙武は楚子に「お前は馬鹿だ」と叫びました。その後戦いは終結し、史実の歴史通り楚子は蒙武との戦いの中で戦死してしまうのでした。こうして漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子の物語は結末を迎えるのでした。

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蒙武と楚子の名言集

名言①「降伏はしない…」

「降伏はしない。そんなナヨ坊ちゃんは、お前の友『楚子』ではない」

ではここからは漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子の作中に残された名言を2点ネタバレ紹介していきます。まず最初にご紹介する読み切り作品蒙武と楚子の名言は結末で昌平君こと楚子が発した名言です。祖国である楚国の危機に、昌平君こと楚子は丞相という名誉ある地位を捨て、秦国を裏切ってしまいます。その後蒙武は秦王嬴政の命令で大軍を率い、裏切って新たな楚王になった楚子を討つことになりました。

裏切り者の楚子は戦場で相対した蒙武に上記の名言を言い放ちます。昔、ナヨナヨしかった楚子は蒙武にナヨ坊ちゃんと呼ばれていました。しかし人質として永久交換になった時、楚子はナヨ坊ちゃんから立派な英雄の1人に生まれ変わります。上記の名言は徹底抗戦と同時に、自身を変えてくれた蒙武への感謝の気持ちも込められていると考えられます。その後楚子は蒙武との戦いの中で戦死、壮絶な最後を遂げることになりました。

名言②「お前は馬鹿だ…」

「お前は馬鹿だ!!!」

2つ目にご紹介する読み切り作品蒙武と楚子の名言は蒙武が裏切った楚子に言い放った名言です。上述でご紹介した通り、蒙武は秦国を裏切った楚子を誅すために軍を率いることになりました。戦場で楚子は降伏を拒否し、1つ目にご紹介した名言を口にします。この時蒙武は上記の名言を楚子に対して叫びました。蒙武にとって楚子は初めて出来た大事な親友でした。なので蒙武は楚子を失うことがどうしても嫌だったのです。

しかし蒙武の目の前にいる楚子はかつてのナヨ坊ちゃんとは違う英雄でした。なので蒙武は大軍と共に、親友である楚子を討つことになります。最後、楚子は蒙武に感謝の思いを伝えて絶命します。おそらく親友である楚子を失ったことは蒙武にとって、一生心に残る大きな傷となったことでしょう。

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蒙武と楚子に関する感想や評価

漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子に関する感想では蒙武と楚子が切ないといった感想が多く寄せられていました。蒙武と楚子は蒙武と昌平君の出会いを描いた漫画キングダムの読み切り作品です。しかし最後、読み切り作品蒙武と楚子は昌平君が戦死するといった切ない結末を迎えます。この結末は多くの漫画キングダムファンを涙させました。

漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子に関する感想では蒙武と楚子が面白いといった感想も多く見受けられました。読み切り作品蒙武と楚子は連載前に描かれた原泰久の作品であるものの、漫画キングダムに負けないほどファンに高く評価されています。2020年10月現在も読み切り作品蒙武と楚子は蒙武と昌平君のファンを中心に、非常に高い人気を博しています。

漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子に関する感想では漫画キングダムのファンに読んで欲しいといった感想も多く寄せられていました。読み切り作品蒙武と楚子は漫画キングダムの本編で見ることが出来ない蒙武と昌平君の姿を見れる作品です。なので蒙武と昌平君のファンの方は必見の作品となっています。しかし昌平君の史実が最後まで描かれているので、ネタバレにはご注意下さい。

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蒙武と楚子まとめ

本記事では漫画キングダムの読み切り作品蒙武と楚子について結末までのあらすじや読者の感想などをまとめてネタバレ紹介しました。蒙武と昌平君の出会いから最後までを描いた読み切り作品蒙武と楚子は漫画キングダムの本編とはまた違った面白さを味わえる作品となっています。もしまだ見たことが無い漫画キングダムファンの方は総集編の第2巻で是非一度読み切り作品蒙武と楚子をチェックしてみて下さい。

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