【キングダム】バジオウ死亡はシュンメンの嘘？楊端和との出会い・関係も紹介

週刊ヤングジャンプで連載中のキングダムは中国の時代劇漫画で、作者は原泰久です。コミックは第59巻まで発売中で、累計発行部数は6800万部を超えています。漫画キングダムを原作にしたアニメ・キングダムは、NHK BSプレミアムで2012年に第1シリーズ、2013年に第2シリーズ、そして2020年4月から第3シリーズがNHK総合で放送中です。2019年には実写版映画「キングダム」が公開されました。

キングダムは紀元前3世紀ごろの中国が舞台で、その頃の中国は春秋戦国時代と呼ばれる群雄割拠の時代でした。キングダムでは「秦の始皇帝」となる秦王・嬴政と、後に秦の大将軍・李信となる信が共に手を取り、中華統一を目指す戦いが描かれています。

秦の国に下僕として働く少年、信と漂は共に大将軍になるという夢を抱き、作業の合間を見つけては武術の鍛錬に励んでいます。ある時、漂に目を止めた秦の将軍が漂を王宮に連れて行ったのですが、ある晩、漂が命からがら信の元に逃げてきました。漂の最期の言葉通りに山へ行った信は、そこで漂そっくりの秦王・政と出会います。漂との夢を叶えるため政と手を組んだ信は、戦いの日々を送ることになります。

キングダムのバジオウは、山の王・楊端和の側近として山の民を率いています。双剣がバジオウの武器です。バジオウの過去は戦争で滅ぼされたバジ族の出身で、たった一人で山奥で暮らしていました。当時、山での暮らしで野生化してしまったバジオウは狂暴性を帯び、時に人を襲撃するなど人間性を失っていました。しかし、楊端和との出会いによって再び人間らしさを取り戻していきました。

過去に山で培った強さに加えて山の民の言葉だけでなく秦の言葉も話すなど知性も感じられます。そんな知的な部分もあるバジオウですが、ひどい方向音痴だということです。また、キングダムは多くの実在の人物が登場しますが、バジオウは架空の人物です。ここまでバジオウのプロフィールを紹介しました。ここからは、バジオウ死亡はシュンメンの嘘？バジオウは生きてる？について見ていきます。

ここからは、キングダムのバジオウが死亡したというのはシュンメンがついた嘘？バジオウは生きてる？についてネタバレで見ていきます。また、バジオウの今後や山の民の今後についても考察していきます。

キングダムの鄴(ぎょう)攻略編で楊端和が王翦、桓騎と組んで趙の都市・鄴を攻めました。楊端和は列尾城を落とすなど活躍をしますが、橑陽城で犬戎(けんじゅう)族と戦うことになりました。楊端和は犬戎王ロゾの部下で血族のゴバ軍の討伐にバジオウを当たらせました。バジオウ軍に追い詰められたゴバ軍が橑陽城へと退却するのを阻止しようとするシュンメンですが、彼らが到着する前に楊端和がゴバ軍の後退を阻止しました。

すると、橑陽城から犬戎王ロゾの本隊が大挙して現れたことで楊端和の軍は本隊とゴバ軍に挟まれてしまいました。しかも橑陽城には趙軍が隠れており、続々と現れた敵の軍勢によって楊端和軍は窮地に立たされます。それでも楊端和はゴバの首だけは討ち取り、敵の包囲網を突破しました。しかし、犬戎軍と趙軍の追跡は厳しく、楊端和は各部族ごとに分散して逃走し、再び橑陽城に戻ることを命じました。

実はこのような戦況になることを予測していた楊端和の作戦でした。その作戦とは、楊端和軍が退却することで敵は橑陽城を出て追撃を始めると予測し、あらかじめ猿手族のエンポ族長に、敵軍が出払ったら橑陽城内へ侵入する命令を与えていたのでした。犬戎軍を城から引き離すことには成功した楊端和ですが、犬戎軍による追撃は激しく、楊端和とバジオウはついに追い詰められてしまいました。

過酷な戦闘によって気を失ってしまった楊端和をかばい、バジオウはただ一人犬戎軍を相手に死闘を繰り広げますが、体は限界を超え、立っていることさえできなくなりました。そこにシュンメンが援軍を率いて駆けつけたのですが、その時にはすでにバジオウの意識はなく、死亡したように見えました。

一方、橑陽城では本隊が出払っているということで、逃げ切った楊端和軍らが城に戻り、占拠することに成功していました。犬戎の王ロゾを討たれたことで犬戎軍は楊端和に降伏しました。勝利を祝い、華やいだ空気の中、シュンメンがその場の空気が一瞬で変わってしまう一言を投げかけました。

それは、バジオウが死亡したという報告でした。しかし、バジオウが死亡したというのはシュンメンの嘘で、冗談のつもりだったのでした。バジオウは瀕死の状態でしたが、ロコ族の長老の手厚い治療によって回復し、バジオウは生きてる、ということです。このような笑い事ではすまされない冗談を言ったシュンメンに楊端和は激怒しました。

楊端和をたった一人で守り抜いたバジオウは瀕死の状態となり、シュンメンに死亡したなどと嘘の報告をされたりしましたが、バジオウは生きてることが分かりました。バジオウ死亡はシュンメンの嘘で、バジオウが生きてることが分かったところで、ここからは今後のバジオウについて見ていきます。実在の人物が多く登場するキングダムの中で、山の民は実在した部族だということですが、バジオウは架空の人物だということです。

実在の人物なら死亡時期は史実の通りに描かれなければなりませんが、バジオウはオリジナルキャラクターなので、様々なエピソードを創り出すことができます。まだ死亡させるには惜しいキャラクターと言われており、楊端和が生きている限りバジオウも生きて共に活躍する姿が見たいと言われています。

山の民は史実でも実在していたと言われており、実際に匈奴と戦ったこともある勇猛な部族だったということです。キングダムでも山の民は中華統一を目指す秦に協力し、様々な戦いで活躍しています。ただし、楊端和は山の王ではなく、男性で秦の将軍だったということで、史実での楊端和は紀元前229年を境にその名前を見つけることはできません。死亡したのか、または、一線を退いたのか分かっていないということです。

キングダムでの山の民の今後については、楊端和が今後どのように描かれていくかによって変わっていくと考えられています。バジオウについても同じで、架空の人物ですが、楊端和とは強い絆で結ばれているので、バジオウの将来、死亡時期などは楊端和次第だと言われています。

キングダムのバジオウが死亡したのはシュンメンの嘘？バジオウは生きてる？についてネタバレで見てきました。バジオウ死亡はシュンメンがついた嘘で、バジオウは生きてることが分かりました。この冗談では済まされない嘘をついたシュンメンに怒りを露わにした楊端和とバジオウはどのような関係なのでしょうか？また、バジオウの過去は？ここでは、楊端和とバジオウの関係と、バジオウの過去についてネタバレで見ていきます。

バジオウと楊端和の出会いについて紹介する前に、楊端和と出会う前のバジオウの過去をネタバレで見ていきます。バジオウはプロフィールでも紹介した通り、バジオウの過去はバジ族です。バジ族は戦争によって滅ぼされたのですが、バジオウだけが生き残り、たった一人山奥で暮らしていました。山での過酷な生活によってバジオウは野生と化し、人間性を失くしてしまいました。

ある日、バジオウは山で楊端和とその部隊に出会いました。バジオウが楊端和軍を簡単に蹴散らしてしまったので、楊端和自身がバジオウと対決することになりましたが、野生化したバジオウでも楊端和の強さにはかなわず、バジオウは完敗。人間らしさを取り戻すことを楊端和と約束し、バジオウは楊端和率いる山の民に入ることになったのでした。

バジオウと楊端和の絆についてネタバレで見ていくと、バジオウは楊端和と出会ったことで人間性を取り戻しました。過去に獣のようだったバジオウは、自分を人間として目覚めさせてくれた楊端和に対して篤い信頼を寄せています。バジオウの信頼感が垣間見えるエピソードをネタバレで見ていくと、鄴（ぎょう）攻略編で飛信隊と楊端和軍が列尾城を攻めることになりました。

余裕を見せる楊端和に対して動揺する河了貂にバジオウが声を掛けました。バジオウは日頃の楊端和の戦いぶりを説明し、楊端和に対する信頼感を語りました。また、「バジオウ死亡はシュンメンの嘘？生きてる？」のところでも紹介しましたが、橑陽城を攻略するために楊端和自身がおとりとなって逃げるという作戦で、敵軍の追撃で窮地に陥った際、バジオウは楊端和を抱えて逃走します。しかし、目の前に渓谷が迫ります。

楊端和は「お前を信じる」とバジオウに声を掛けました。バジオウはその渓谷を楊端和を抱えたまま飛び越えました。バジオウ自身も激しい戦闘で傷だらけです。それなのに人間技とは思えないジャンプ力を見せたバジオウ。その後も敵の襲撃を受け、バジオウの体はすでに限界を超えているのですが、バジオウは楊端和を守り抜こうとします。このエピソードは、バジオウと楊端和の強い絆を感じることができると言われています。

キングダムのバジオウが死亡した？生きてる？についてネタバレで見てきました。バジオウが生きてることがわかり、さらにバジオウの過去や楊端和との出会い、二人の関係についてネタバレで紹介してきました。バジオウは自身が満身創痍の体でも楊端和を守るため人間離れした力を発揮するなど、二人が強い絆で結ばれていることが分かりました。ここで、バジオウの強さやかっこいい魅力に迫ります。

バジオウはコミック第2巻・16話で初めて登場しました。バジオウが初登場したシーンをネタバレで見ていくと、秦の王位を巡って政と異母弟の成蟜が争った「王弟反乱編」で、山の民の協力が必要だと考えた政と信が、山の民が暮らす国を目指して山に入った時、バジオウら山の民が現れたのでした。秦の言葉を話すことができるバジオウは、一人でついて来るようにと政に言いました、

政を一人で行かせることはできないと怒る信と山の民の間に緊迫した雰囲気が漂いますが、政が一人で行くと言ったので信らは山を下りることにしました。納得したわけではない信が政の後を隠れて追っていたのですが、山の民に捕まってしまいました。山の民は、これまでの秦に対する恨みを晴らそうとしますが、バジオウが冷静に山の民の怒りの理由を解説しました。

バジオウの性格についてネタバレで見ていきます。バジオウは人間らしさを取り戻すきっかけを与えてくれた楊端和に恩義を感じており、ひたすら忠節を尽くします。また、王都での戦いで山の民の戦士が致命傷となるような大ケガを負っても敵に向かっていこうとする姿を見て心配する可了貂に、戦士自身が行こうとしている、誰にも止められない、それで死亡したとしても本望だとバジオウは戦士の想いを代弁します。

このように、過去に山奥で獣のように生きてきたバジオウでしたが、恩人である楊端和や山の民と共に戦う中で誇り高い戦士となりました。

バジオウの戦闘能力や強さについてネタバレで見ていくと、過去に山奥で獣のように育ったバジオウは楊端和には及びませんが、非常に高い戦闘能力を持っていると思われます。バジオウは王都で戦った際、桁外れに強いランカイに対して獣同然に生きてきた過去の経験を生かしてランカイの優位に立ちます。

その時のバジオウの戦い方は、剣がまったく通じないランカイに対して一か所に狙いを定めて繰り返し攻撃するなど戦闘能力の高さを感じさせました。また、趙と戦った攻城戦では、バジオウはたった一人で城壁の上に立ち、登って来る敵の兵士たちを排除していきます。その様子を見ていた信と可了貂はバジオウの凄まじい戦闘能力に衝撃を受けました。

ここまで、キングダムのバジオウが死亡したのは嘘？生きてる？について紹介し、バジオウの過去、楊端和との出会いから二人の関係についてネタバレで見てきました。また、バジオウの強さとかっこいい魅力をネタバレエピソードと共に紹介してきました。ここからは、アニメでバジオウの声を担当している声優の紹介と、実写版映画でバジオウを担当したキャストについて紹介します。

キングダムのバジオウを担当している声優は、新垣樽助（しんがきたるすけ）です。ここでは、新垣樽助のプロフィール、主な出演作を紹介します。

バジオウの声優・新垣樽助は1976年6月18日生まれ、沖縄県出身、所属事務所は声優事務所の「マウスプロモーション」です。以前は「新垣正明（しんがきまさあき）」という芸名でしたが、亡くなった祖父の旧名である新垣樽助に改名しました。アニメ「テニスの王子様」では沖縄県出身ということで、比嘉中学校の選手役やミュージカル「テニスの王子様」でキャストに沖縄県の方言指導をしました。

声優・新垣樽助の主な出演作を紹介します。2005年「ガンパレード・オーケストラ」永野英太郎、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」バックパック/バックギルド、2007年「おおきく振りかぶって」松永雅也、2008年「ヴァンパイア騎士 Guilty」玖蘭李土、2009年「フレッシュプリキュア!」知念大輔、2011年「Fate/Zero」間桐雁夜、2012年「新テニスの王子様」木手永四郎。

2015年「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」トグサ、2016年「
OZMAFIA!!」カラミア、「文豪ストレイドッグス」ナサニエル・H、2018年「僕のヒーローアカデミア」通形ミリオ、「INGRESS THE ANIMATION」クリストファー・ブラント、2019年「消滅都市」エイジ、2020年「NOBLESSE -ノブレス-」カディス・エトラマ・デ・ライジェル、「禍つヴァールハイト -ZUERST-」フリッツ、などです。

キングダムの実写版映画「キングダム」が2019年に公開されました。実写版は原作漫画のコミック第1巻から第5巻までの内容でした。実写版キャストを見てみると、主人公の信は山﨑賢人、秦王・嬴政は吉沢亮、王騎は大沢たかお、楊端和は長澤まさみとなっています。ここでは、バジオウを演じた実写版キャストの阿部進之介について紹介します。

阿部進之介は1982年2月19日生まれ、大阪府出身、所属事務所は「スターダストプロモーション」です。俳優デビュー作は2003年の「仮面ライダー555」で、ゲスト出演でした。2004年の「超星神グランセイザー」で演じたインパクター・ロギア役で一躍有名になり、ドラマでの初主演は2019年の「名もなき復讐者 ZEGEN」で、映画での初主演は2019年の「デイアンドナイト」です。

阿部進之介のドラマでの主な出演作を紹介します。2009年「メイちゃんの執事」神田、2011年「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」蒔田高巳、 2014年「軍師官兵衛」加藤清正、「信長協奏曲」佐々成政、2015年「REPLAY & DESTROY」新田広重、「下町ロケット」埜村耕助、2018年「BG〜身辺警護人〜」清田春孝、2019年「名もなき復讐者 ZEGEN」女衒、などです。

阿部進之介の映画での主な出演作を紹介します。2003年「ラヴァーズ・キス」緒方篤志、2005年「メノット」津山、2006年「LOST 〜呪われた島〜」伊勢崎真一郎、2007年「ラストラブ」河島徹、2009年「クローズZERO II」川西昇、2010年「十三人の刺客」出口源四郎、2018年「栞」藤村孝志、2019年「デイアンドナイト」明石幸次、2020年12月予定の「新解釈・三國志」夏侯惇、などです。

キングダムのバジオウは双剣の名手で、加えて獣の様に生きてきた過去の経験もあり、素手で戦っても非常に強い戦士です。そんなバジオウがかっこいいということと、髪型や服装などがかわいいという感想です。

キングダムの52巻は犬戎族との戦いで傷ついた楊端和を、自身も満身創痍の状態であるにも関わらず守り抜いたバジオウの姿が描かれています。そんなバジオウがかっこいいという感想です。

キングダムの楊端和やバジオウなど山の民が最高だという感想です。特にバジオウが死亡したと嘘の報告して、バジオウは死亡した？生きてる？と楊端和を動揺させたシュンメンに、激怒した楊端和が足蹴にしているシーンが好きだという感想です。

いかがでしたか？キングダムの山の民、バジオウが死亡した？生きてる？について見てきました。バジオウが死亡したというのはシュンメンの嘘で、バジオウは生きてることが分かりました。シュンメンは冗談のつもりで楊端和に報告したのですが、楊端和は非常に激怒しました。また、バジオウの過去から楊端和との出会いと関係についてネタバレで紹介しました。

楊端和とバジオウの関係は、獣同様に生きていた自分を救ってくれたのが楊端和ということで、バジオウはそれを恩に感じ、楊端和もバジオウを深く信頼していました。強い絆で結ばれている楊端和とバジオウの今後に注目して、キングダムをお楽しみください。