【ナルト】鬼灯幻月は2代目水影!使用する術・強さや我愛羅との戦いを解説

『NARUTO(ナルト)』の第4次忍界大戦には鬼灯幻月というキャラクターが登場します。鬼灯幻月とは2代目水影で穢土転生によって蘇りました。劇中では穢土転生でカブトに操られた状態だったので、忍連合軍に手の内を明かしながら戦っていました。鬼灯幻月は我愛羅も苦戦するほどの強さがあり、主に幻術を使って戦います。この記事では『NARUTO(ナルト)』に登場する鬼灯幻月の強さや術などを紹介します。

【ナルト】鬼灯幻月は2代目水影!使用する術・強さや我愛羅との戦いを解説のイメージ

目次

  1. 鬼灯幻月は2代目水影
  2. 鬼灯幻月の使用する術・強さや我愛羅との戦い
  3. 鬼灯幻月のアニメ声優
  4. 鬼灯幻月の名言や名セリフ集
  5. 鬼灯幻月に関する感想や評価
  6. 鬼灯幻月まとめ

鬼灯幻月は2代目水影

NARUTO(ナルト)の作品情報

鬼灯幻月は『NARUTO(ナルト)』に登場するキャラクターです。既に死亡しているキャラクターなのですが、第4次忍界大戦のときにカブトの穢土転生によって復活しました。2代目水影の鬼灯幻月は扉間や無と同じ世代で戦の時代を生きていただけあり、戦争で使える強力な術を使って戦います。ここではそんな2代目水影の鬼灯幻月とはどんな人物なのかを紹介する前に原作の情報をまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』は集英社から出版されている少年漫画です。1999年から2014年までの15年間「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。忍者を題材としており、主に忍術などを使ったバトルが描かれています。この記事で紹介する鬼灯幻月も忍です。海外でもとても人気の高い作品で、2009年にはアメリカのYahoo検索ワードランキングで6位にランクインしました。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公・うずまきナルトはお腹に九喇嘛という尾獣が封印されています。九喇嘛は過去にマダラに操られて木ノ葉隠れの里を襲いました。そのため過去を知る大人達からナルトは嫌われていました。孤独に生きてきたナルトはいたずらなどで大人の気を引こうとしていましたが、アカデミーに通いだしてからは皆に認められるために里一番の強い忍者である火影を目指すようになります。

鬼灯幻月のプロフィール

鬼灯幻月は元霧隠れの里の長で、2代目水影でした。戦争中に2代目土影の無と戦って死亡しましたが、穢土転生によって蘇ります。外見は背が高く金髪で眉がありません。顎と口元にヒゲが生えているのですが、無に「ちょびヒゲ」といじられていた時にはキレていました。無だけでなく、3代目雷影のエーと3代目土影のオオノキとは顔見知りでした。

鬼灯幻月の性格

鬼灯幻月の性格はとても陽気で明るい性格をしています。劇中の登場シーンは少ないものの、よく喋るので他の影達よりも目立っていました。ただ戦闘を好むタイプで、そのようなところは同じ鬼灯一族の水月によく似ています。未来の忍達に期待しており、第4次忍界大戦のときには若くして風影になった我愛羅の事を気に入っているようでした。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

鬼灯幻月の使用する術・強さや我愛羅との戦い

鬼灯幻月の強さや能力・術

『NARUTO(ナルト)』の劇中では2代目水影の鬼灯幻月の戦闘シーンはあまりありません。しかし、劇中で見せる少ない術を見るだけでも相当な強さを持っている事が分かります。鬼灯幻月は特に幻術などの陰遁や水遁を得意としています。しかも術で使われる水遁はただの水ではなく、油に近い水が使われます。

劇中で最初に使っていた術は「魔幻・気蒸の楼閣」という術です。これは口寄せした「蜃」が出す蜃気楼によって幻を見せる術です。この術を使っている間鬼灯幻月と「蜃」の本体は隠れた状態なので、本体を見つけなければ攻撃することもできません。そして水蒸気を使った「蒸危暴威」という術も使っています。

これは分身体を無限に爆破させることができる術です。大きい水蒸気爆発なので広範囲の攻撃が可能ですが、この時本体は著しく弱ってしまいます。しかし分身体を攻撃しようとしても我愛羅の砂では捕らえられないほどの速さで動きます。

鬼灯幻月の活躍

2代目水影の鬼灯幻月は『NARUTO(ナルト)』の58巻から59巻に登場するキャラクターです。穢土転生され、戦闘長距離部隊である第4部隊と戦いました。第4部隊は我愛羅とオオノキがいる部隊です。ここでは第4部隊と鬼灯幻月の戦いや活躍シーンを紹介します。

第4次忍界大戦で復活

2代目水影の鬼灯幻月は第4次忍界大戦で穢土転生によって蘇りました。蘇ったのは鬼灯幻月だけでなく、2代目土影の無、3代目雷影のエー、4代目風影の羅砂の3人も同時に復活します。それをいち早く探知した我愛羅は4人の旧影達と距離を取っていましたが、これ以上下がることはできないと判断して戦うことを決意します。鬼灯幻月は他里はともかく自里の忍がいる忍連合軍とは戦いたくありませんでした。

しかし穢土転生をした術者のカブトによって行動を操られていたので体の自由は利きません。エーは今の世代の忍は必ず先代の自分たちを越えてくるからそんなに悲観することはないと言います。雑談をしながら忍連合軍の方へと歩いていると砂の波が4人を襲います。この術を見た瞬間、鬼灯幻月は「おおすごい砂の波だ!」と歓喜しました。

対処方法を知っていた羅砂によって砂は止められましたが、その直後足元まで来ていた砂の波に鬼灯幻月・羅砂・エーの3人は捕まってしまいます。唯一逃した無はオオノキが対処します。そんなオオノキを見た鬼灯幻月はタイムスリップした気分だと言いました。オオノキは鬼灯幻月が生きていた時代から戦争に参加していたので、若い頃のオオノキのことを知っていたようです。

その後我愛羅が人柱力ではなくなったことや、チヨバアとナルトによって生き返ったことを知った羅砂の反応を見て、鬼灯幻月は友達のいない幼少期を送った我愛羅に同情していました。その後も同じ眉無しの我愛羅に対してシンパシーを感じたのか「眉無しにゃカリスマってもんが顔に出ちまうんだこれがよ!」と嬉しそうに語っていました。若くして風影になるほど強い我愛羅の事が早速気に入ったようです。

その後、羅砂VS我愛羅、無VSオオノキの戦いが始まります。我愛羅は羅砂を捕獲した時にエーと鬼灯幻月も拘束しており、一緒に封印しようとしていました。羅砂の封印には成功したものの、鬼灯幻月は「いいぞ風影の若いの!」と応援しているにもかかわらず、封印を解いてしまいました。カブトに操られているので、術をかけられると自動的に対応してしまうのです。

こうして意に反して封印から脱出してしまった鬼灯幻月とエーは、本格的に忍連合軍と戦うことになります。口の自由は利くので、鬼灯幻月は自分がどんな術を使うのか忍達に解説しながら戦います。

我愛羅との戦い

本格的に参戦した2代目水影の鬼灯幻月は早速「蜃」を口寄せします。鬼灯幻月は忍連合軍に弱点などを教えながら戦っていましたが、忍連合軍は「弱点が分かったところで強すぎる」と言って全く敵いません。弱点が分かり、なおかつ忍連合軍が束になってかかっても太刀打ちできないほどの強さがあるのです。我愛羅も砂で戦っていましたが、砂は鬼灯幻月の水遁によって阻まれていました。

鬼灯幻月の水遁は油に近いので砂に染み込んでしまい、固めようとしても滑り落ちてしまいます。鬼灯幻月は、そもそも忍連合軍のほとんどが無の方を先に倒そうとしたことに対して不服そうにしていました。普通強そうな方を先に倒そうとするので、自分が弱いと思われているようで納得がいかなかったのです。そんな鬼灯幻月に対して我愛羅はその強さを認めます。

とはいえ今の鬼灯幻月に砂を使った物理攻撃は効きません。なぜなら目の前にいる鬼灯幻月は「蜃」の広範囲の蜃気楼によって作られた幻だからです。しかし防戦に徹している間に我愛羅は砂で「蜃」が隠れている場所を突き止めていました。我愛羅が鬼灯幻月の相手している間にオオノキが「蜃」の本体を始末しますが、その時に腰を痛めてしまい動けなくなります。

腰を押さえて痛がっているオオノキを見た鬼灯幻月は呆れます。しかしその瞬間、操られている鬼灯幻月は「水鉄砲の術」でオオノキを打ち抜きました。鬼灯幻月は「ジジィになって無理すっからだ…!」と焦りますが、攻撃を受ける寸前に我愛羅が砂の分身と入れ替えていました。鬼灯幻月は我愛羅の対応力を見て大物になると確信します。我愛羅はそのまま鬼灯幻月を「砂漠層大葬」で拘束します。

やっと封印できるかに思えましたが、鬼灯幻月は「蒸危暴威」の爆破で脱出しました。そして本体は隠れ、「蒸危暴威」で作った分身体に戦わせます。すぐに鬼灯幻月は居場所がバレてしまうものの、再び拘束しても封印の札を分身体に剥がされてしまいます。さらに、鬼灯幻月は最初こそ早く封印してほしいと言っていましたが、戦いが楽しくなって弱点を教えるのをやめてしまいました。

そして自分に勝てなければどうせこの後の敵には勝てないと言って、忍達に実力で戦わせました。そこで我愛羅は羅砂の砂金を砂分身に混ぜ、「蒸危暴威」の熱で融合させます。その砂を浴びた「蒸危暴威」の分身は動きが鈍くなるので砂で拘束することができました。さらに我愛羅は砂にあられを混ぜて熱せられた水蒸気を急激に冷やすことで爆発を阻止しました。

そこにナルトの分身が我愛羅の元に到着します。我愛羅とナルトのやり取りを見た鬼灯幻月は「なんだ…友達いるじゃねーか!」と嬉しそうに言い、その後我愛羅によって封印されました。

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鬼灯幻月のアニメ声優

梅津秀行のプロフィール

アニメ『NARUTO(ナルト)』で鬼灯幻月役を演じているのは梅津秀行です。梅津秀行とは1955年7月24日生まれの男性声優・俳優で、81プロデュースに所属しています。声優としては1982年から活動しています。アニメ作品の他、ボイスオーバーや報道番組のナレーションでも出演が多いベテラン声優です。日本のアニメ作品だけでなく海外のアニメの声優にもよく起用されています。

梅津秀行の主な出演作品

梅津秀行の主な出演作品には、『魔法使いの嫁』のジョエル・ガーランド役、『ONE PIECE』のディアマンテ役、『ブレイクブレイド』のエレクト役、『サルゲッチュ 〜オンエアー〜』のハカセ役・ウッキーレッド役、『ライオン・キング』のザズー役、『ミュータント・タートルズ』のスプリンター役、『今日から俺は!!』の村井役、『ハリー・ポッター』のアーサー・ウィーズリー役などがあります。

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鬼灯幻月の名言や名セリフ集

鬼灯幻月の名言①「オイ!オレの術はそりゃ…」

鬼灯幻月の「オイ!オレの術はそりゃ…」という名言は、本格的に戦争に参戦した時のセリフです。鬼灯幻月は自里の忍と戦いたくなかったので、弱点を教えて早く封印してもらおうとしていました。しかし弱点を知ったところでとても強く、我愛羅以外の忍は太刀打ちできませんでした。

オイ!オレの術はそりゃハンパねーから!もっと離れた方がいいぞマジで!!弱点は教えてやっから!

鬼灯幻月の名言②「やっぱお前…金のたまごだ…」

鬼灯幻月の「やっぱお前…金のたまごだ…」という名言は我愛羅との戦いが描かれた時のセリフです。鬼灯幻月は我愛羅に一目を置いていましたが、いざ実力で戦うと鬼灯幻月たった一人に我愛羅含め忍連合軍は追い詰められてしまいます。

これからの未来を担う五影の金のたまごが見つかったと思ったのにただのたまごだったのかと残念がっていた鬼灯幻月ですが、我愛羅は金とあられを使って「蒸危暴威」を攻略しました。この名言はそんな我愛羅の戦い方を見た鬼灯幻月のセリフです。

やっぱお前・・・金のたまごだ!!

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鬼灯幻月に関する感想や評価

『NARUTO(ナルト)』の第4次忍界大戦で穢土転生された4人のやり取りがおもしろいとSNSでは評判でした。特に2代目水影の鬼灯幻月と2代目土影は以前戦争で戦った仲なので、顔を合わせるなり言い合いを始めてしまいます。言い合いといっても本気の殺し合いに発展するようなものではなく、子ども同士の喧嘩のようでおもしろいといわれています。

鬼灯幻月は第4次忍界大戦で穢土転生されて初登場したキャラクターです。そのため、読者にとっては2代目水影がどのくらいの強さなのか分からない状態でした。『NARUTO(ナルト)』の劇中では鬼灯幻月の戦闘シーンはさほど多くはなかったものの、忍連合軍だけでなく我愛羅も苦戦するほどの強さを持っていました。そのため、全盛期は扉間や鬼鮫以上の水遁使いだったのではないかといわれています。

『NARUTO(ナルト)』の人気ゲーム「ナルティメットストーム」では、鬼灯幻月が実装されました。実装されてすぐにゲーム実況者などが動画サイトで鬼灯幻月を使っているゲームプレイ動画を上げていました。ゲームでは鬼灯幻月が使う術の中でも「蒸危暴威」は特に強いと評価されていました。

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鬼灯幻月まとめ

『NARUTO(ナルト)』に登場する2代目水影の鬼灯幻月はとてつもない強さを持つキャラクターでした。見た目は強そうに見えないのですが、我愛羅とオオノキの2人で相手をしても苦戦しました。

鬼灯幻月と我愛羅の戦いはコミカルに描かれているので、シリアスシーンが多い第4次忍界大戦の中でもおもしろいと人気の戦闘シーンです。鬼灯幻月の活躍シーンは単行本の58巻から59巻で描かれているのでぜひ読んでみてください。

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