【ナルト】登場する幻術まとめ!使用キャラや効果・能力も一覧で紹介

『NARUTO(ナルト)』には何人もの幻術使いが登場します。幻術とは相手に現実とは違う映像を見せて惑わす術です。『NARUTO(ナルト)』のもう一人の主人公・サスケも血継限界の写輪眼を使った幻術で相手を惑わします。この記事では『NARUTO(ナルト)』で使われている幻術と、その術を使うキャラクターを一覧でまとめています。また、主な幻術使いや術の評判などもまとめて紹介します。

【ナルト】登場する幻術まとめ!使用キャラや効果・能力も一覧で紹介のイメージ

目次

  1. ナルトの幻術とは?
  2. ナルトの幻術の効果・能力一覧~魔幻~
  3. ナルトの幻術の効果・能力一覧~その他~
  4. ナルトの幻術の主な使用者一覧
  5. ナルトの幻術に関する感想や評価
  6. ナルトの幻術まとめ

ナルトの幻術とは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

『NARUTO(ナルト)』の幻術使いの中にはてもレベルが高いキャラクターが登場します。高度な幻術だと精神崩壊を起こしてしまうほどの強い作用をもたらす危険な術です。そんな幻術使いが登場する『NARUTO(ナルト)』は忍者を題材にした作品です。ここでは『NARUTO(ナルト)』の原作情報について詳しくまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO』は1999年から15年間連載されていた人気の高い漫画です。2014年に完結しましたが、その後主人公のうずまきナルトの息子・ボルトを主人公とした映画が放映され、2016年からは続編の『BORUTO(ボルト)』が連載されています。また、キャラクターごとのスピンオフなどが小説化されており、そちらも人気で一部アニメ化もされています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

主人公・うずまきナルトは落ちこぼれとしてアカデミー時代を過ごしました。アカデミー時代からのライバルであるサスケはエリートのうちは一族出身でした。しかしある時サスケは強さを求めて大蛇丸についていき、木ノ葉隠れの里を抜けてしまいました。抜け忍となれば犯罪者として扱われてしまいます。ナルトはサスケを取り戻すためにサスケ奪還作戦に参加します。

幻術とは?

幻術とは、相手を惑わせたり幻を見せる忍術の一つです。『NARUTO』では幻術一覧の中でも特に強いといわれているのが血継限界の写輪眼を使った幻術です。写輪眼は白眼や輪廻眼とあわせて三大瞳術と呼ばれているほど強い瞳術です。幻術には写輪眼のように目を使って幻術を見せるだけでなく、臭いや音などの五感を惑わせることで術を発動させることもできます。

『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ナルトの幻術の効果・能力一覧~魔幻~

魔幻・枷杭の術

「魔幻・枷杭の術(まげん・かせくいのじゅつ)」とは写輪眼を使う幻術で、使用キャラクターはイタチとサスケです。この幻術は主に相手の動きを封じる時に使います。イタチが「魔幻・枷杭の術」を使うと巨大な杭が自分を固定しているように見せます。サスケの場合はカラスの羽を見せて相手の動きを封じました。

魔幻・鏡天地転

「魔幻・鏡天地転(まげん・きょうてんちてん)」とは写輪眼を使う幻術で、使用キャラクターはイタチです。この術は幻術返しをする時に使います。幻術にかかったように見せて、その幻術をそのまま相手に返す技です。感覚的には自分がかけた幻術が、いつのまにか自分自身にかかっているような感覚になります。劇中では同じ幻術使いの紅に対して使われました。

魔幻・蝦蟇臨唱

「魔幻・蝦蟇臨唱(まげん・がまりんしょう)」とは、妙木山の幻術の楽譜を歌うことで相手を金縛りにかけることができる幻術です。使用キャラクターはシマとフカサクの二人です。この術に使われる妙木山の楽譜は蝦蟇の声域でしか歌うことができません。シマとフカサクが二人で長時間合唱することで術を完成させることができます。

魔幻・気蒸の楼閣

「魔幻・気蒸の楼閣(まげん・きじょうのろうかく)」とは、水蒸気によって視界を悪くし、その中に虚像を紛れ込ませて相手を騙す幻術です。使用キャラクターは二代目水影の幻月です。幻月は水遁の術と幻術を得意とする人物で、これは幻月が口寄せした蜃を使った術です。蜃によって蜃気楼を発生させることで敵を欺くことができます。

魔幻・此処非の術

「魔幻・此処非の術(まげん・ここにあらずのじゅつ)」とは、場所を惑わすような幻術です。使用キャラクターはコテツです。特定の人に対してかける幻術ではなく、その区域に入った人を惑わします。

魔幻・地獄業火の術

「魔幻・地獄業火の術(まげん・じごくごうかのじゅつ)」とは、巨大な火の玉を出現させたように見せる幻術です。使用キャラクターはヨロイで、アニメオリジナルの術です。劇中では巨大な火の玉を落とし、あたり一面を火の海にする幻を見せました。

魔幻・奈落見の術

「魔幻・奈落見の術(まげん・ならくみのじゅつ)」とは、相手にショックを与えるような幻を見せる幻術です。使用者はカカシです。劇中ではカカシがサクラに使用し、全身に手裏剣やクナイが刺さったサスケが助けを求める幻術を見せました。

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ナルトの幻術の効果・能力一覧~その他~

花幻嗅の術

「花幻嗅の術(かげんきゅうのじゅつ)」とは、花の香りで相手を幻術にかけ、相手の中にある記憶を見せて戦う気力を奪う術です。使用キャラクターは偽りの谷の忍で、小説オリジナルの術です。

霞従者の術

「霞従者の術(かすみじゅうしゃのじゅつ)」とは、霧から忍の幻を出現させる幻術です。忍は幻術なのですが、幻術にあわせて攻撃をすることで相手を追い詰めることができます。使用キャラクターは夢火です。

幻術・泡沫

「幻術・泡沫(げんじゅつ・うたかた)」とは、忍具などを実物とは全く別のものに見えるようにする幻術です。使用キャラクターはイタチです。劇中でイタチはこの幻術を使って手裏剣をカラスだと相手に錯覚させました。

幻術・黒暗行の術

「幻術・黒暗行の術(げんじゅつ・こくあんぎょうのじゅつ)」とは、相手の目に幻術をかけて光を奪う術です。この幻術をかけられてしまうと相手はなにも見ることができなくなり、暗闇の中で戦うことになります。さらには敵の気配も感知することができなくなります。そのため何も見えないところから襲われるという恐怖もあり、精神にも支障をきたす術だといわれています。使用キャラクターは柱間と扉間です。

幻術・写輪眼

「幻術・写輪眼(げんじゅつ・しゃりんがん)」とは、写輪眼を持つ者が使うことができる幻術です。写輪眼は主に相手を恐怖に陥れるような幻を見せます。幻術にかかっている間、現実では体を動かす事もできなくなります。

使用キャラクター一覧をまとめると、主に写輪眼を持つうちは一族やカカシ、ダンゾウなどが使っています。ただ、カカシは第四次忍界大戦で写輪眼を失い、うちは一族はサスケ以外イタチに殺されてしまったので現在ではサスケとその娘のサラダのみが使用しています。ちなみにうちは一族出身でも、開眼しない場合もあります。

木ノ葉流・柳

「木ノ葉流・柳(このはりゅう・やなぎ)」とは、剣術とあわせて使う幻術です。幻術によって刀を柳の葉だと錯覚させ、相手が惑わされている間に攻撃をします。アニメオリジナルの術で、使用キャラクターはコスケです。

狐狸心中の術

「狐狸心中の術(こりしんちゅうのじゅつ)」とは、幻術を仕掛けた範囲に立ち入った人を惑わす幻術です。その場所に入れば同じところを延々と歩くので簡単に脱出することができません。使用キャラクター一覧をまとめると朧、篝、夢火の三人が主に使っています。

催幻術・虎狼通心

「催幻術・虎狼通心(さいげんじゅつ・こうろうつうしん)」とは臭いを使った幻術で、相手の動きや記憶などを操ることができます。小説版オリジナルの術で使用キャラクターは虎呑テンマと虎呑レイシです。

忍法・鏡花催

「忍法・鏡花催(にんぽう・きょうかさい)」とは、花びらを使って敵に催眠をかける幻術です。催眠をかける媒体となる花びらを放つことで相手の行動を制限することもできます。アニメオリジナルの術で使用キャラクターはキクスケです。

涅槃精舎の術

「涅槃精舎の術(ねはんしょうじゃのじゅつ)」とは、白い羽を出現させてその羽を媒体に眠りへと誘う幻術です。羽を見るだけでも夢の世界へと引きずり込まれてしまいます。劇中でナルトはこの術を受けて完全に寝入ってしまいました。使用キャラクターはカブトです。

魔笛・夢幻音鎖

「魔笛・夢幻音鎖(まてき・むげんおんさ)」とは、笛の音を使う幻術です。音を聴くだけで幻術にかかってしまい、相手にとって恐ろしい幻を見せたり拘束されていると錯覚させることができます。ほぼ回避不可能ですが、この術を受けたシカマルは指を影で逆向きに引っ張り、その痛みで幻術を回避することができました。使用キャラクター一覧をまとめると、主に多由也とカブトが使っています。

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ナルトの幻術の主な使用者一覧

うちはサスケ

『NARUTO(ナルト)』のもうひとりの主人公といわれているうちはサスケも幻術の使用者です。サスケは主に写輪眼を使った幻術を使います。再不斬との戦闘で写輪眼を開眼させ、それ以降写輪眼のコピーや幻術を使って戦うようになります。しかし幼少期に信頼していた兄・イタチが自分以外の一族を皆殺しにしたことで復讐に囚われ、木ノ葉隠れの里を抜けてしまいました。

イタチとの再会でまったく敵わず、挙句の果てに幻術を見せられたことで非力さを痛感し、大蛇丸に頼るようになります。そして大蛇丸の元での修行を経て強くなったサスケは、写輪眼で大蛇丸の体を乗っ取って吸収しました。その後イタチと再会してついに二人の戦いに決着がつきます。イタチを死なせてしまったサスケは万華鏡写輪眼を開眼することになりました。

うちはイタチ

うちはイタチはサスケの兄で、一族を殺したことで里を抜けて「暁」のメンバーになった人物です。「千鳥」をメインに使って戦うサスケとは違い、主に幻術を使って戦うことが多いのが特徴的です。劇中では紅やサスケと戦って幻術のかけ合いをする姿も描かれています。

サスケの復讐相手として描かれていましたが、実は木ノ葉隠れの里のクーデターを企むうちは一族を止めるためにヒルゼンの密命を受けて一族殺しを行ったことがのちに判明します。その後機密情報を握っていることもあって里を抜けることになり、抜け忍となった後は勢力を増してきている「暁」を見張るためにメンバーに入りました。

イタチは徹底してサスケやナルトの敵を演じきり、サスケに対しても「月読」で延々と自分が一族を殺すシーンを見せるなど容赦のなく攻撃していました。しかし万華鏡写輪眼を酷使していたせいでサスケとの最終決戦では死期が近い状態でした。そしてイタチは最後に「天照」をサスケに仕掛けて亡くなります。

はたけカカシ

はたけカカシはうちは一族ではありませんが写輪眼を持っています。そのことから「写輪眼のカカシ」という異名もあります。この写輪眼はかつて同じミナト班の仲間だったうちはオビトから譲り受けたものです。第三次忍界大戦でオビトは岩に半身を潰されてしまいました。もう生存は不可能だと思ったオビトは最期に自分の写輪眼をカカシに移植するようにリンに言いました。

これによって写輪眼を左眼に移植したカカシは、写輪眼の幻術を使うことができるようになりました。その後人柱力となったリンを殺してしまったために万華鏡写輪眼を開眼しました。ただ第四次忍界大戦では万華鏡写輪眼を使いすぎて、写輪眼が使えなくなってしまいます。

改心したオビトによって一時的に万華鏡写輪眼が使えるようになりましたが、それ以降は使うことができなくなりました。そのため第四次忍界大戦以降は写輪眼を使った幻術は使用できなくなりました。

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ナルトの幻術に関する感想や評価

幻術使い一覧のまとめでも紹介した通り、『NAURUTO(ナルト)』の劇中でイタチは敵だと思われていました。実際にイタチが一族を惨殺した事件はサスケが里抜けをするきっかけにもなっています。

これまで木ノ葉隠れの里の忍達にも容赦のない幻術をかけたりしていたのですが、実は木ノ葉隠れの里の負の部分を一人で背負っている人物でした。過去が判明したことによりイタチの評価が変わったという方もいるようです。

幻術使い一覧のまとめでは紹介していませんが、マダラやオビトも幻術の使い手です。九尾に幻術をかけたのがマダラだと判明した時には様々な考察がされるようになりました。木ノ葉隠れの里のために死んだシスイが実は裏で操っており、復讐を企んでいたのではないかという考えもありました。しかしシスイは本当に里のために尽くした忍でした。

そしてマダラの正体はオビトで、本物のマダラはオビトを操って九尾に幻術をかけるように仕向けていました。このことが判明してからは、オビトはマダラと同じレベルの幻術を使えるのではないかという考察も浮上しました。ただオビトはマダラから失った写輪眼をもらっているので、一概にオビトだけの実力とは言えません。

『NAURUTO(ナルト)』の第四次忍界大戦の終盤で、ナルトとサスケは直接対決をすることになります。その前にサクラは二人を止めようとしましたが、サスケに殺される幻術をかけられてしまいます。あまりの仕打ちに、サクラが今までどれほどサスケのことを想っていたのかカカシが代弁しました。そのシーンで思わず泣いてしまったという方もいました。

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ナルトの幻術まとめ

『NARUTO(ナルト)』では様々な幻術が使われていました。その中でも特に幻術を使っていたキャラクターが使用者一覧のまとめでも紹介したイタチです。イタチは主に幻術を使って戦う忍でした。『NARUTO(ナルト)』には幻術使いがたくさん登場するので、幻術に注目しながら読んでみてください。

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