【黒子のバスケ】火神大我がかっこいい理由は？ゾーン覚醒シーンや名言・声優情報も

火神大我は、「黒子のバスケ」に登場する主人公の1人で、黒子テツヤの相棒でもあります。幼い頃からアメリカでバスケットボールをしており、親の仕事の都合で日本に戻ってきます。キセキの世代と並ぶほどの天才的な実力を兼ね備えており、誠凛高校バスケットボール部のエースでもあります。強面ですが喜怒哀楽は激しく、仲間思いの熱い性格でした。犬が苦手で恐怖して逃げ惑うなど、かわいい面も持ち合わせています。

「黒子のバスケ」は、「週刊少年ジャンプ」で2009年から2014年まで連載されていたバスケットボール漫画です。コミックスは全30巻あり、累計発行部数は3100万部を突破しています。季刊誌「少年ジャンプNEXT!!」にて、続編の「黒子のバスケ EXTRA GAME」が2014vol.6から2016vol.1まで連載されました。作者は、「前衛のアーチャー」や「ROBOT×LASERBEAM」などを手がけたことでも知られる藤巻忠俊です。

アニメは第3期まで制作・放送され、第12回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞を獲得しています。監督は「星刻の竜騎士」や「スタミュ」などの監督を務めたことでも知られる多田俊介、シリーズ構成は脚本家の高木登、アニメーション制作はプロダクションI.Gが担当しました。2017年3月には「黒子のバスケ EXTRA GAME」を元にした映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」も公開され話題となりました。

帝光中学校は、バスケットボールの強豪校として有名でした。偶然にも10人に1人とされる天才プレイヤーが5人も同じ代に集まります。この世代はキセキの世代と呼ばれ、それぞれ別々の高校に進学しました。キセキの世代と共にコートにたち、パス回しでチームを支えてきた幻の6人目の黒子テツヤは、創設されてわずか2年目の誠凛高校バスケットボール部に入り、チームメイトと共に全国を目指します。

火神大我は、誠凛高校バスケットボール部のエースで、ポジションはパワーフォワードです。先端部分だけ黒の炎を思わせる赤い髪を持ちます。眉毛は太めで、中心あたりから2つに分かれています。身長は190cm、体重は82kgと体格に恵まれています。血液型はA型、8月2日生まれの獅子座です。趣味はサーフィンで、大食漢で好物はチーズバーガー、特技は料理で振る舞ったチームメイトにも絶賛されています。

アニメの声優は小野友樹、VOMIC版の声優は小西克幸が担当しています。勉学は苦手で、日本で習う英語も型式ばっているためあまり得意ではないといいます。しいてあげるなら、得意科目は英会話です。過去に噛まれたトラウマから犬が苦手で、テツヤ2号のような小型犬も怖がっています。家族構成は父親のみです。陽泉高校バスケットボール部シューティングガードの氷室辰也とは幼なじみであり、彼に誘われてバスケを始めました。

首から下げているリングのアクセサリーは、兄弟の証として氷室辰也からプレゼントされたものです。親の仕事の都合により、小学3年から中学2年までの間アメリカにおり、その後日本に帰国して高校は創設2年目の誠凛高校に入ります。映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」では、アメリカのストリートバスケチーム・ジャバウォックと戦った後、本格的にプロを目指すため黒子たちに別れを告げアメリカへと向かいます。

火神大我は、日本で父親と2人暮らしをする予定でした。しかし、父親は急な用事が入ったようで、1人アメリカに帰ることになります。転校の手続きなども済ませていたこともあり、火神大我だけ日本に残ります。1人暮らしの火神大我は、料理が非常に得意です。夏休みの合宿をする前、相田リコの料理のひどさを心配した誠凛高校バスケットボール部は、調理室で練習させることにします。

この時、火神大我はみんなに作った料理を振る舞い、称賛されています。料理が苦手な相田リコにも、カレーの作り方を教えていました。自宅は最低限の家具で、綺麗に整理整頓されているため、料理だけでなく掃除も得意なようです。

背が高く強面の火神大我ですが、喜怒哀楽ははっきりしています。過去に噛まれた経験から犬が大の苦手でした。かわいいテツヤ2号を近づけられた時は非常に怯え、思わず逃げ出しています。試合に勝利して嬉しい時も、かわいい満面の笑顔を見せてくれます。表情豊かで親しみやすいところも、かっこいいだけでなくかわいいと評される理由の一つとなっています。

火神大我は、高校生にして一人暮らしをしています。本当は日本に帰国した時、父親と2人で暮らす予定でした。しかし、転校に必要な手続きなどが終わった直後、父親はアメリカに戻らなければならなくなり、火神大我だけ日本に残ることになります。火神大我の家族構成は父親のみと公式公開されています。母親は不在のようで、離婚なのかすでに故人なのかは明かされていません。

ゾーンとは、限られた天才にしか発動しない集中状態のことを指します。この状態になると、あらゆる雑念はなくなり、プレイに全集中し身体能力も最大限に引出されます。しかし、体力の消耗が激しい上に、タイムリミットも存在します。さらにゾーンに入らなければという雑念を持っている時も、入ることはできません。「黒子のバスケ」では、この状態になると目から電気のようなものが描かれています。

何らかの条件を満たさなければ入ることができず、自分の意思で入れる人間は作中に登場するキャラクターの中でも青峰大輝と赤司征十郎の2人だけでした。火神大我のゾーンは、直結連動型ゾーン（ダイレクトドライブゾーン）というものでした。超速連携技であり、ゾーン状態の火神大我のスピードにチームメイトが合わせるというものでした。

火神大我が初めてゾーンに入ったのは、ウィンターカップで桐皇学園高校と試合した時でした。桐皇学園高校にはキセキの世代エースの青峰大輝がおり、前回の公式試合で誠凛高校は敗北しています。試合の中で、青峰大輝はゾーンに入り、誠凛高校はまたもや桐皇学園高校には勝てないのかと絶望の淵に追い込まれます。チームを勝利に導きたいという強い思いを持つ中、火神大我もゾーン状態に入りました。

火神大我のかっこいい名言1つめは、ウィンターカップで桐皇学園高校と対戦した時のものです。誠凛高校は、前回公式試合で敗北した桐皇学園高校とウィンターカップ初戦でぶつかります。青峰大輝は、試合の中でゾーンに入り、周囲を圧倒するプレーをします。

火神大我は、再び敗北しチームメイトが悔しい思いをする未来を危惧し、自身の弱さに打ちひしがれます。こちらは、その時の名言になります。モノローグでこの名言が登場した後、火神大我はゾーンに入りました。仲間思いの頼もしい様子がわかる名シーンでした。

火神大我のかっこいい名言2つめは、陽泉高校と試合した時のものです。ウィンターカップ第1回戦で桐皇学園高校に勝利した誠凛高校は、第2回戦で陽泉高校と試合します。身長2mを超える選手が3人もいるこの学校は、ディフェンス型のチームでした。序盤は3Pライン内側を守っていた紫原敦でしたが、中盤に差し掛かったあたりでオフェンスもするようになります。

紫原敦は回転しながらパワフルなダンクを決める破壊の鉄槌 （トールハンマー）で、シューティングガードの氷室辰也は陽炎のシュート(ミラージュシュート)どんどん点を重ねていきます。火神大我はゾーンに入り、陽泉高校との点差をうめていきました。一方で、紫原敦も終盤にゾーンに入ります。疲弊する中、火神大我は流星のダンク（メテオジャム）を決めて逆転します。こちらはその時の名言になります。

火神大我のかっこいい名言3つめは、海常高校との練習試合で登場したものです。誠凛高校は、神奈川県にある海常高校と練習試合を行うことになります。しかし、体育館は片側のみを使い、もう片側は他の選手が練習に使っていました。監督は明らかに誠凛高校を舐めており、キセキの世代・黄瀬涼太も最初から出さないと発言します。しかし、誠凛高校との試合を見た監督は、すぐに黄瀬涼太を出場させます。

しかし、黒子テツヤの視線誘導（ミスディレクション）の効果も薄れはじめ、個々のプレイヤーの能力も全体的に海常高校の方が上だったこともあり、点差は開き始めます。火神大我のプレイを見た黄瀬涼太は、キセキの世代には遠く及ばないと宣言しました。黄瀬涼太のこの発言に対し、火神大我は落ち込むどころか嬉しそうな表情を浮かべこのセリフを口にしました。好奇心旺盛で、かわいいところも垣間見えるえた名シーンです。

アニメ「黒子のバスケ」の火神大我役の声優は、おのゆーなどの愛称で知られる小野友樹です。静岡県出身、1984年6月22日生まれです。2004年に吉崎観音原作の少年向けアニメ「ケロロ軍曹」で声優として活動を開始します。2015年6月にリリースされたファーストミニアルバム「パーティーマン」でソロCDデビューを果たします。第7回声優アワード助演男優賞などの賞を獲得しています。

小野友樹の代表的な出演作に、「君と僕。」塚原要役、「男子高校生の日常」唐沢としゆき役、「バトルスピリッツ ソードアイズ」ソラ・リュウヨウ役、「めだかボックス」人吉善吉役、「革命機ヴァルヴレイヴ」犬塚キューマ役、「ストライク・ザ・ブラッド」ディミトリエ・ヴァトラー役、「月刊少女野崎くん」堀政行役、「この男子、魔法がお仕事です。」神島千晴役、「私がモテてどうすんだ」五十嵐祐輔役、などがあります。

火神大我は、過去に噛まれた経験から犬が大の苦手です。人懐っこい小型犬のかわいいテツヤ2号のことも怖いらしく、近づきそうになると逃げ出しています。普段は強面だけれど、犬が苦手という一面がかわいいといった意見も多くありました。

火神大我は、父親と日本で暮らす予定でした。しかし、転校の手続きなどを済ませた後、父親がアメリカに仕事で戻らなければならなくなり、高校生で早くも一人暮らしをしています。火神大我の家族構成は、父親のみとなっています。母親は離婚なのか、故人なのか明らかになっておらず、気になるといった意見も多くありました。

誠凛高校は、桐皇学園高校に一度公式試合で負けています。その後、ウィンターカップ初戦で再び対戦することになりました。この試合で、エースの青峰大輝はゾーンに入ります。再び誠凛高校は絶望を味わいますが、その後火神大我もゾーンに入り、青峰大輝と互角に戦います。このシーンの火神大我も人気です。

火神大我は、ウィンターカップの陽泉高校との試合で、最後の最後で紫原敦のブロックをかわし、流星のダンク（メテオジャム）で点数を入れ、誠凛高校を勝利に導きました。陽泉高校との試合がかっこいいといった感想も多くありました。

火神大我は、映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」で、アメリカのストリートバスケチーム・ジャバウォックと対戦した後、プロを目指すため黒子たちに別れを告げアメリカの強豪校へと向かいます。別れのシーンは悲しかったけれど、プロになって活躍する姿も見てみたいといった意見も多くありました。

「黒子のバスケ」に登場する火神大我のかっこいい魅力・かわいい魅力や名言・名シーン、アニメの声優や声優の主な出演作品などを紹介してきました。強面ですが感情表現豊かで素直な性格であり、犬が怖いなどというかわいい面も持ち合わせたキャラクターです。