【ナルト】幻幽丸は大蛇丸の器？その後はどうなった？強さやアニメ版声優も紹介

漫画NARUTO（ナルト）の作中で大蛇丸に新たな身体の器として選ばれた幻幽丸。漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸は大蛇丸が行う殺し合いで生き残ったかなり高い戦闘能力が見込まれているキャラクターです。しかし生き残った幻幽丸はその後大蛇丸の器となり、特に活躍すること無く退場してしまいました。本記事ではそんな大蛇丸に器として認められた幻幽丸について強さやその後、アニメの声優などをご紹介します。

では幻幽丸の声優やその後などについてご紹介していく前に、幻幽丸や大蛇丸が登場する漫画NARUTO（ナルト）の作品情報についてあらすじを交えながらご紹介していきます。幻幽丸が登場するNARUTO（ナルト）とは誰もが知る日本を代表する岸本斉史の漫画作品です。国民的漫画作品である漫画NARUTO（ナルト）は1999年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始された作品であり、2014年に合計700話で完結を迎えました。

単行本は最終回まで全72巻刊行刊行されており、日本国内だけで累計発行部数1億5300万部以上を記録するなど非常に高い人気を博しています。主に漫画NARUTO（ナルト）は10代から20代の方に高く支持されており、これまでイベントとのコラボやアニメ、数々の映画作品などのメディア展開が行われています。さらに漫画NARUTO（ナルト）は海外でも高く評価されており、全世界の累計発行部数は2億5000万部を越えています。

大人気漫画NARUTO（ナルト）は主人公のうずまきナルトを中心に、忍術や幻術などを使う忍者達の戦いを描いた作品となっています。忍者同士の戦いを描く漫画NARUTO（ナルト）はただのアクションバトル作品では無く、対話による平和や復讐、家族の絆といった大人向けの深い要素も多数描かれています。なので少年誌の漫画作品であるものの、漫画NARUTO（ナルト）は大人が読んでも最後まで楽しめる作品となっています。

本記事で能力やその後、声優などをご紹介する幻幽丸とは漫画NARUTO（ナルト）に登場するキャラクターの1人です。漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸は若干緑色が含まれた淡い青色の髪の毛が特徴のキャラクターであり、平気で人を殺めることが出来る残酷で容赦の無い性格をしています。しかし漫画NARUTO（ナルト）の中で幻幽丸はモブキャラとなっているため、忍術や生まれなどの情報が一切公式で公表されていません。

そんな幻幽丸は漫画NARUTO（ナルト）の作中で大蛇丸が行う人間同士の殺し合いで初登場を飾りました。大蛇丸は｢木ノ葉崩し｣で大きなダメージを受け、強い人間を自身の新たな器にしようと考えていました。この殺し合いで生き残った幻幽丸はそのまま大蛇丸の新たな肉体へとなりました。このように幻幽丸はあまり見どころを残していない地味なキャラクターとなっているため、熱烈な読者以外にあまりその名が知られていません。

漫画NARUTO（ナルト）の作中で幻幽丸は大蛇丸に身体を奪われそうになった時、実験体として捕まっている一族を解放するよう懇願していました。このシーンから幻幽丸は一族も大蛇丸に実験体として捕まっていたと考えていいでしょう。漫画NARUTO（ナルト）に登場する大蛇丸は新たな忍術の開発や人体改造のため、多数の実験体を抱えています。その実験体は優れた才能が必要なため、数々の有能な一族が集められていました。

例えば規格外の治療忍術を使用する実験体の香燐はうずまき一族の血を引く人間であり、身体中の骨を操る血継限界持ちの君麻呂はかぐや一族の生き残りでした。さらに有名な一族で無くとも、ヤマトのように初代火影の木遁を使う人材も実験体にされていました。このことから捕まっていた幻幽丸の一族も非常に優秀であったと推測出来ます。しかし残念ながら漫画NARUTO（ナルト）の最後まで幻幽丸の一族の詳細は明かされていません。

ではここからは漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸の大蛇丸との関係やその後、強さについてまとめてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、幻幽丸は漫画NARUTO（ナルト）の作中で器を求める大蛇丸が行った殺し合いに参加させられます。木ノ葉隠れの里の中忍試験で大蛇丸は｢木ノ葉崩し｣を発動させ、里を混乱に陥れました。しかし大蛇丸は3代目火影猿飛ヒルゼンとの戦いで両腕が使えなくなってしまいます。

この時使った猿飛ヒルゼンの忍術は｢屍鬼封尽｣といい、強力な呪いを与える能力がありました。呪いを受けた大蛇丸はその後どんどん身体が衰えていき、新たな身体の器を求めるようになります。当初うちは一族のサスケを器にしようと考えたものの、身体が持たず、殺し合いに勝利した幽幻丸を新たな肉体としました。おそらく大蛇丸に認められたところ見ると、幻幽丸は中々の強さを持った忍だったのではないでしょうか。

殺し合いに勝利したことで大蛇丸の新たな器となった幻幽丸。では幻幽丸はその後どうなったのでしょうか。幻幽丸の肉体自体は大蛇丸に器として使われたので、死亡したことになります。しかし幻幽丸の精神は器になったその後、精神だけの世界で永遠の眠りにつくことになりました。なので厳密に言えば幻幽丸は死亡していません。幻幽丸の身体を奪った大蛇丸はその後、自身を裏切ったうちはサスケと戦うことになりました。

この戦いで大蛇丸はうちはサスケの身体に無理矢理転生しようとするものの、彼の規格外の力で逆転され、そのまま死亡してしまいました。その後大蛇丸は再度復活を果たすのですが、幻幽丸は完全に作中から退場することになりました。しかしアニメ版のNARUTO（ナルト）ではナルトとサクラと共にいる妹の前に現れ、意思表示を行っています。このように幻幽丸はあまり読者の記憶に残らないほど作中で活躍を残していません。

上述でご紹介した通り、大蛇丸は漫画NARUTO（ナルト）の作中で幻幽丸の肉体と一緒にうちはサスケに取り込まれてしまいました。しかし大蛇丸はうちはサスケやカブト達を通し、第四次忍界大戦で復活を果たします。その後第四次忍界大戦が終結して平和となり、大蛇丸はミツキというクローンを作り出して争いの無い生活を送ることになりました。このミツキはナルトの子供であるボルトと共に木ノ葉丸班に所属する少年です。

大蛇丸のクローンであることからミツキは蛇を駆使した戦いが得意な忍であり、下忍ではあり得ないほどの強さを秘めています。そんな大蛇丸のクローンであるミツキはなぜかかつて身体の器となった幻幽丸と非常に良く似た容姿をしています。そのため読者からミツキは大蛇丸に残っていた幻幽丸の身体が具現化されたのではと考えられています。しかし残念ながら本当にミツキが幻幽丸の身体なのかは未だ明かされていません。

漫画NARUTO（ナルト）の作中で幻幽丸は特に戦闘シーンが描かれること無く退場してしまったキャラクターです。そのため、本当の幻幽丸の強さはどれぐらいなのか気になるといった声が多数ネット上に寄せられています。では漫画NARUTO（ナルト）の公式で幻幽丸の強さや能力は分かっているのでしょうか。残念ながら幻幽丸は大蛇丸の器として登場しただけなので、強さやどんな能力を持つ忍術を使うかなども分かっていません。

漫画NARUTO（ナルト）の作中で大蛇丸の恐ろしさで何も出来なくなっているとこを見ると、幻幽丸はあまり強く無い忍者に見えてしまっています。しかし幻幽丸は大蛇丸が立案した優れた忍者同士の殺し合いに生き残ったキャラクターとなっています。これはそう簡単に勝ち残ることが出来ず、幻幽丸自身ある程度高い能力を持っていると考えられます。もし違う立場で登場しておれば、物語に大きな影響を与えたやもしれません。

ではここからはアニメ版のNARUTO（ナルト）で幻幽丸を演じた声優について作品情報を交えながらご紹介していきます。幻幽丸はアニメNARUTO（ナルト）で原作よりも少しだけ登場する出番が多いです。そんな幻幽丸を演じた声優は日本の男性声優である三戸貴史です。アニメNARUTO（ナルト）で幻幽丸の声優を務めた三戸貴史は1976年の12月2日に東京都で生まれた男性声優であり、2020年8月現在フリーで活動しています。

三戸貴史という名前は昔の芸名であり、2020年8月現在は三戸崇史という芸名で声優として活躍しています。そんな三戸貴史は81プロデュース所属の声優として2001年にテレビアニメデビューを飾り、アニメや映画の吹き替え声優など幅広い分野で活動しています。しかし2010年あたりから三戸貴史はテレビアニメなどに出演しておらず、残念ながらあまりその名が知られていません。

• 2001年のアニメ｢旋風の用心棒｣：銀鮫社員役
• 2003年のアニメ｢ギルガメッシュ｣：オクト役
• 2004年のアニメ｢最遊記RELOAD｣：チンピラ役
• 2005年のアニメ｢ガラスの仮面｣：受付のおじさん役、パーティーのお客さん役、他
• 2006年のアニメ｢スパイダーライダーズ～オラクルの勇者たち～｣：コマンダー役
• 2006年のアニメ｢ときめきメモリアルOnly Love｣：松岡純也役

• 2006年のアニメ｢パンプキン・シザーズ｣：リック役
• 2007年のアニメ｢ぜんまいざむらい｣：お化け役、文左衛門役、他
• 2007年のアニメ｢トレジャーガウスト｣：我楽卓郎役
• 2010年のアニメ｢最強武将伝三国演義｣：馬岱役
• 2006年の台湾ドラマ｢花ざかりの君たちへ～花様少年少女～｣：神楽坂真言役
• 2011年のアメリカ映画｢ワイルドスピードMEGA MAX｣：ハン・ルー役

ではここからは幻幽丸が漫画NARUTO（ナルト）の作中で残した名セリフについて2つご紹介していきます。まず1つ目にご紹介する幻幽丸の名セリフは殺し合いの中で発したセリフです。新たな肉体を求める大蛇丸の下、幻幽丸は殺し合いで全ての相手を倒します。この時全て死亡しておらず、生き残りが1人いました。その際、幻幽丸は生き残りに上記の名セリフを発し、自身が容赦の無い人間であることを見せつけました。

2つ目にご紹介する幻幽丸の名セリフは大蛇丸に身体を捧げる際に幻幽丸が発したセリフです。幻幽丸は殺し合いに勝利した後、それが大蛇丸の器を決めるものだということを知ります。しかし幻幽丸は規格外の強さを持つ大蛇丸の殺気を受け、刃向かう気力を全て無くしてしまいます。実際戦っておれば、幻幽丸が大蛇丸に勝つ可能性はほぼ0%といえるでしょう。

それを殺気だけで実感した幻幽丸は静かに大蛇丸の器になることを決意しました。その際、幻幽丸は大蛇丸へ上記の名セリフを伝えました。殺し合いに生き残った幻幽丸にとって残されたものは捕らえられた家族だけだったのです。そして上記の名セリフを発した後、幻幽丸は大蛇丸の新たな身体にされてしまいました。その後大蛇丸がうちはサスケに一度殺されたことにより、幻幽丸は肉体及び精神共に死亡するのでした。

漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸に関する感想ではBORUTO（ボルト）に登場するミツキと似てるといった感想が多く寄せられていました。漫画BORUTO（ボルト）に登場する大蛇丸のクローン・ミツキは本記事でご紹介した通り、非常に幻幽丸と似ています。そのため漫画NARUTO（ナルト）ファンからは幻幽丸とミツキが何かしら関係しているのではないかと考察されています。

漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸に関する感想では一族から慕われる強い忍者だったのではといった感想も寄せられていました。幻幽丸は強者同士の殺し合いで勝ち残るほど高い実力を持った忍者であり、大蛇丸も新たな器に認めていました。また幻幽丸は強さの他にも一族を大事に思う心優しいキャラクターです。なのでおそらく幻幽丸は一族に大事にされる強い忍者であったと考えられます。

本記事のプロフィールでご紹介していなかったのですが、漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸の誕生日は7月27日です。また身長と体重は172cmの57kgであると公式で公表されています。そんな幻幽丸は毎年7月27日に誕生日を祝うコメントが多数SNS上に寄せられています。

本記事では漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸について強さやその後、声優などをまとめてご紹介しました。漫画NARUTO（ナルト）に登場する幻幽丸はおそらく一族思いの強い忍であったものの、大蛇丸の新たな器とされてしまいました。そして幻幽丸は目覚めることの無い精神世界に閉じ込められてしまいます。これらを見ると、幻幽丸は漫画NARUTO（ナルト）の中でも特に可哀想なキャラクターの1人だといえるでしょう。