【ナルト】イタチと弟・サスケの関係と戦いの結果は?能力やアニメ版声優も紹介

『NARUTO(ナルト)』にはイタチとサスケという、うちは一族の兄弟が登場します。イタチはうちは一族を皆殺しにしたことで木ノ葉隠れの里を追われる身となり、唯一うちは一族の生き残りとなったサスケはイタチのことを恨むようになります。二人は二度目の戦いで決着がつきますが、その時にサスケは真実を知ることになりました。この記事ではイタチとサスケの戦いやイタチの強さなどを紹介します。またアニメでの声優もまとめています。

【ナルト】イタチと弟・サスケの関係と戦いの結果は?能力やアニメ版声優も紹介のイメージ

目次

  1. うちはイタチとは?
  2. イタチと弟・サスケの関係と戦いの結果
  3. イタチの能力や強さ
  4. イタチのアニメ声優
  5. イタチの暁での活躍
  6. イタチとサスケに関する感想や評価
  7. イタチと弟・サスケの関係まとめ

うちはイタチとは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

うちはイタチとは『NARUTO(ナルト)』に登場する写輪眼という血継限界を持つうちは一族です。うちは一族は『NARUTO(ナルト)』の物語の中でも重要になる一族でもあります。イタチは元々ナルトとは敵側の人間でしたが、ある真実が隠されていました。ここではそんなイタチについて詳しく紹介する前に、『NARUTO(ナルト)』の基本情報をまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは集英社のジャンプ・コミックスから発売されている少年漫画です。かつては「週刊少年ジャンプ」で連載されていた国内外問わず人気の高い作品です。原作漫画以外だけでなくアニメも人気で、アニメではオリジナルストーリーや外伝がたくさん放送されています。またゲームも数多く発売されており、特に「ナルティメットストーム」はシリーズ化されるほど人気です。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公・うずまきナルトは幼い頃から大人達から嫌われ、孤独に生きてきました。ナルトはなぜ嫌われているのか知りませんでしたが、ある日自分の体の中にかつて里を襲った九尾が封印されていることを知ります。そしてナルトが下忍になって間もない頃、「暁」という組織のイタチと鬼鮫に襲われます。「暁」の目的は九尾で、ナルトは九尾を狙う「暁」と戦うことになります。

うちはイタチのプロフィール

うちはイタチは元木ノ葉隠れの里の忍で、里を抜けた後は「暁」のメンバーになりました。誕生日は6月9日で初登場時は18歳、第二部では21歳になっていました。うちはサスケは実の弟です。「暁」では主に鬼鮫と共に行動していました。

イタチの恋人はイズミ?

うちはイズミはイタチの幼馴染で恋人でした。イズミは九尾襲撃時に助けてもらったことをきっかけに、イタチに想いを寄せるようになります。しかしイズミは一族抹殺の時にイタチが協力を仰いだトビによって殺されてしまいました。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

イタチと弟・サスケの関係と戦いの結果

うちは一族を全滅させたイタチ

イタチはサスケを残してうちは一族を全滅させました。なぜイタチがそうせざるを得なかったのかというと、うちは一族がクーデターを企んでいたからです。イタチが一族ではなく里を選んだのは、4歳の時に第三次忍界大戦にフガクと共に参加したことがきっかけでした。この戦争を経験したことでイタチは平和を愛するようになり、命について深く考えるようになりました。

しかし終戦後すぐにうちは一族の者達はフガクを四代目火影に推薦しようとしたり、写輪眼を持つようになったカカシの処分など新たな争いを生みそうな話ばかりをしていました。フガクは皆をなだめますが、フガクもまたうちは一族の中で膨れ上がる不満を危険視していました。しかし九尾の一件でダンゾウから警務部隊を里の端に移動させられ、木ノ葉隠れの里とうちは一族の溝は深まるばかりです。

そこでフガクはうちはの者たちの不満が爆発して酷い内戦を起さないうちに、クーデターをすることにしました。クーデターといっても、血を流すことなく木ノ葉隠れの里の上層部を捕縛するという内容でした。フガクの万華鏡写輪眼とイタチの万華鏡写輪眼を使えば成し遂げられると思っていました。しかし里側ではうちは一族を危険視する声が高くなっていました。

親友のシスイは「別天神」によってうちは一族のクーデターを止めようとしますが、火影の座を狙うダンゾウに妨害されて片目を奪われてしまいます。その後もう一つの片目をイタチに託して状況を変えるためにも自ら死を選びました。しかし両目を奪われたシスイの遺体が発見された後、イタチはシスイの殺害容疑をかけられてしまいます。これによりイタチはうちは一族に絶望しました。

この頃からイタチはフガクとの関係も悪くなっていきます。イタチはその後「根」に入り、二重スパイとしてうちはの情報を里側に流します。クーデターについて三代目はまずは話し合うべきだと言いましたが、ダンゾウはイタチと二人きりになった時に、家族と共にクーデターを起こすか一族を抹殺して弟だけを助けるかを選ぶよう言いました。こうしてイタチは一族抹殺を選びました。

イタチとサスケの戦いの結果

イタチはサスケの戦いは幻術の掛け合いから始まりました。サスケはイタチがうちは一族抹殺を裏で絡んでいた人物が誰なのか聞きました。イタチはそれはマダラだといいました。マダラはかつて弟の万華鏡写輪眼を奪い、永遠の万華鏡写輪眼を手にしました。その映像を幻術で見せ、イタチは目を奪うためにサスケを生かしたのだと言いました。そして「月読」でサスケの写輪眼を奪う映像を見せます。

しかし弱っていたイタチはまだ万華鏡写輪眼を持たないサスケの写輪眼に「月読」を破られてしまいました。それからは幻ではなく現実での戦いになります。弱っているイタチは何度も隙を見せてしまい、そこをサスケに狙われます。「天照」によってサスケを追い詰めるものの、変わり身の術でサスケは「天照」から逃れました。

万華鏡写輪眼の能力を酷使したイタチは吐血を繰り返し、次第にまともに戦えなくなっていきます。サスケは「麒麟」でイタチにとどめを刺そうとしました。しかしイタチは「須佐能乎」を使って「麒麟」から身を守りました。しかしサスケも既に限界を越えており、そのタイミングでサスケの呪印が暴走しはじめます。最後はサスケから出現した大蛇との戦いとなりますが、大蛇の口から大蛇丸が復活しました。

大蛇丸の「サスケの体をいただく」という言葉を聞いたイタチは、「十拳剣」でサスケの中にあった大蛇丸のチャクラを封印しました。こうしてサスケは正気を取り戻したものの、既にチャクラを使い切っていました。イタチの「須佐能乎」によって忍具を使った攻撃も防がれるので、この時点でサスケの負けは確定していました。

しかし、イタチはサスケに近づくと額に手を当てて力つきてしまいます。そのままイタチは死亡してしまいました。そのためサスケは目を奪われることなく、結果的には戦いに勝利することができました。

イタチのサスケに対する言葉や名言

イタチはサスケに対して多くの名言を残しています。ここでは『NARUTO(ナルト)』で描かれたイタチの名言をまとめています。

イタチの名言①「許せサスケ…」

「許せサスケ…」という名言はよくイタチがサスケに向けて言っていた言葉です。才能があったイタチは若い頃から忍として活躍していました。そのため、なかなかサスケの手裏剣の練習相手になってやれませんでした。落ち込むサスケにこの言葉をかけていました。

許せサスケ・・・ ・・・また今度だ

イタチの名言②「何故弱いか…」

「何故弱いか…」という名言はイタチに憎しみを抱いて襲ってきたサスケを拘束した時に言った名言です。辛辣な言葉に聞こえますが、サスケにもっと強くなってほしいという想いがあったようです。

何故弱いか…足りないからだ……憎しみが…

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イタチの能力や強さ

能力や強さ①写輪眼

イタチの強さはその写輪眼による幻術が要です。写輪眼の使い方は幻術だけではないのですが、イタチは術中の時間を操って幻を見せる「月読」を得意としていました。同じく写輪眼を持つカカシでも「月読」にかかってしまいました。その時は3日間磔にされて刺され続けるという幻術にかけました。

このように精神を崩壊するような幻術を得意としています。サスケもまた「月読」で延々とイタチがうちは一族を虐殺していく映像をみせられました。幻術以外では、サスケも万華鏡写輪眼を開眼してからよく使うようになった「天照」と「須佐能乎」も使っていました。イタチの「天照」は相手を焼き尽くすまで消えない黒炎を発生させます。しかしサスケと違って鎮火させることも可能です。

「須佐能乎」は自分を中心として「八咫鏡」という盾と「十拳剣」という剣を装備した巨人が現れます。どんな攻撃も防ぐことができる強さがあるのですが、体への負担が大きくチャクラを大量に使います。そのため、「須佐能乎」を使ってしまったことがイタチの死因となってしまいました。

能力や強さ②火遁・豪火球の術

「火遁・豪火球の術」はうちは一族が開発した技で、イタチはこの術をよく使っていました。「火遁・豪火球の術」とは、大きな火の玉を出す術です。『イタチ真伝』ではフガクが印を教える前に、この技を見せただけで使えるようになるシーンがあります。元々中忍レベルの術なので、イタチの強さが人並みはずれていたことが分かるシーンでもあります。

能力や強さ③水遁・水牙弾

イタチの強さが分かるのは写輪眼と火遁だけではありません。元々うちは一族は火遁が得意ですが、イタチはそれに加えて水遁を使うこともできます。「水遁・水牙弾」は水を回転させながら相手を攻撃する技です。先が尖っているので殺傷能力が高く、戦闘でも充分に使える強さがあります。

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イタチのアニメ声優

石川英郎のプロフィール

アニメ『NARUTO(ナルト)』でイタチ役を得じている声優は、石川英郎です。石川英郎とは、1969年12月31日生まれの男性声優です。青二プロダクションという声優事務所に所属しています。出身は音楽大学の声楽科でオペラを専攻していましたが歌よりも演技の面白さにのめり込み、大学をやめて青二塾に入りました。そして1993年に声優としてデビューしました。

最初は声優としてボイスオーバーやラジオなどの仕事が主でしたが、その後アニメ・ゲームを中心に活躍する声優になりました。新人時代に出演していたラジオはベテラン声優の神谷明が新人を鍛えるという内容だったので、声優の師匠や尊敬している人物として神谷明の名前を挙げています。

石川英郎の主な出演作品

声優の石川英郎の主な出演作品には、『探偵学園Q』の遠山金太郎役、『リングにかけろ』の志那虎一城役、『BLEACH』の浮竹十四郎役、『金色のコルダ』の金澤紘人・土岐蓬生役、『はぐれ勇者の鬼畜美学』の鬼塚険哉役、『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』の流竜馬役、『ファイナルファンタジーⅩ』のアーロン役、『リンカーン/秘密の書』のエイブラハム・リンカーン役などがあります。

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イタチの暁での活躍

暁での活躍①うずまきナルトの襲撃

イタチは「暁」の命によってナルトの九尾を狙い、自来也と共に里を旅立ったナルトを襲いました。そこにイタチを追いかけて来たサスケがイタチと戦おうとします。しかしイタチは簡単にサスケを倒してしまい「月読」で幻術にかけました。この時ナルトは自来也が守ったので無事でした。

暁での活躍②有力人材のスカウト

「暁」では、イタチはデイダラのスカウトをしました。デイダラは「起爆粘土」でイタチを追い詰めるものの、すべて幻術で結局デイダラは敗北してしまいます。デイダラはいつかイタチを超えることを目指して「暁」に加入しました。

暁での活躍③目的は組織の監視?

イタチはうちは一族を抹殺する時に「暁」のトビに協力を求めました。その流れで里抜けも「暁」に協力してもらうことになりました。その後木ノ葉隠れの里の密命によって「暁」で組織の監視をするようになりました。

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イタチとサスケに関する感想や評価

『NARUTO(ナルト)』でサスケと最後の戦いをした時、すでにイタチの体はボロボロの状態でした。体を蝕んでいた病気の名前は明らかになっていませんが、持病を持っていたことと万華鏡写輪眼を酷使したことが原因で体が弱っていたといわれています。延命する薬を服用していたようですが、痛み止め程度のものだったのではないかといわれています。

『NARUTO(ナルト)』の第四次忍界大戦ではうちは一族が千手一族よりも愛の深い一族だったことが扉間の口から語られています。その愛を失った時に強い憎しみに変わり、写輪眼が開眼してしまうのです。うちは一族の中でも一族の枠にとらわれず里を愛する者たちがいました。それがカガミ・シスイ・イタチの三人です。すべて愛するがゆえの行動に尊さを感じている方もいました。

アニメ『NARUTO(ナルト)』のサスケとイタチの戦いは作画が良いと好評です。「須佐能乎」を使うシーンは特に迫力のある演出となっており、イタチがどれだけ強いのかよく分かります。病気で弱っておらず全盛期の強さがあればサスケにも負けなかったはずだという声もありました。また、イタチの真相には泣いたという方も多いようです。

イタチと弟・サスケの関係まとめ

『NARUTO(ナルト)』のイタチは一族を抹殺したことでサスケに恨まれていました。しかしサスケは最後の戦いでイタチの真実を知ることになります。それからサスケは里とは何か考えるようになりました。サスケとイタチの戦いではイタチの体が弱っていたのでまともに戦えませんでしたが、戦闘シーンはかっこいいと読者からも好評でした。

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