【ナルト】根のメンバー一覧!カカシやイタチなど元メンバーもまとめて紹介

NARUTO(ナルト)の世界において木の葉の里の暗部を育成する機関として存在しているのが根です。木の葉の里の出身者の中には根の関係者も多く登場しており、根で育ったからといって必ずしも暗部に進むわけではない為、名前が登場しているキャラも多くなっています。今回はNARUTO(ナルト)に登場する根のメンバーについて、根とはどんな組織なのか、創設者のダンゾウから現在のメンバー、元メンバーも含めて一覧にして紹介していきます。

【ナルト】根のメンバー一覧!カカシやイタチなど元メンバーもまとめて紹介のイメージ

目次

  1. ナルトの根とは?
  2. ナルトの根メンバー一覧~ダンゾウとシン~
  3. ナルトの根メンバー一覧~フーとトルネ~
  4. ナルトの根の元メンバー一覧
  5. ナルトの根に関する感想や評価
  6. ナルトの根メンバーまとめ

ナルトの根とは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

根について紹介する前に根が登場するNARUTO(ナルト)についても簡単に紹介していきます。

NARUTO(ナルト)の概要

NARUTO(ナルト)は週刊少年ジャンプで連載された忍者アクション漫画です。忍者という題材と落ちこぼれからの成長という王道な要素を上手く組み合わせる事で連載開始当初から高い人気を獲得し、週刊少年ジャンプの看板作品の1つとしての地位を確立し、1999年から2014年までの間に全700話にも渡る長期連載作品として掲載され続けました。

日本はもちろん忍者という題材やその世界観も相まって海外でも高い人気を誇る作品で、原作漫画は46ヶ国以上、アニメは80ヶ国以上、ライセンスグッズに関しては90各国で展開されるなど高い人気を誇り、それぞれの分野でも高い評価を受ける作品となっています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

幼い頃に九尾を封印された少年、うずまきナルトは、アカデミーの卒業試験に3回も落第してしまう程の落ちこぼれでした。そんなナルトが紆余曲折を経て知り合い師匠となった自来也との修行の旅から木の葉の里に帰還した2年半後、青年編とも言われる第二部においてその存在が浮き彫りとなったのが今回紹介する木の葉の里の暗部組織、根です。

根とは?暗部組織?

NARUTO(ナルト)における忍者は、表立って活動する事も多く、隠れ里として開いた立場にある事もあって知られた存在です。しかし表立って活動していてはやりにくい任務、汚れ仕事などを行う為の組織が暗部で、その暗部の養成機関、木の葉の里でいう忍者アカデミーと対になる組織が根です。メンバーの多くは孤児から拾われ、任務を最優先にするように育成されています。

その育成方針や実際に行われる非人道的な研究なども相まって問題視される事も多く、ヒルゼン在任中に表向きは解体しつつも裏で再編されていたりしており存続、最終的には第四次忍界大戦の直前、ダンゾウが死亡した事で組織としては解体されています。綱手とカカシの意向もあって積極的な摘発はされなかったものの、それが却って大きな事件に繋がった例もあります。

基本的には暗部の育成機関ではありますが、その実暗部の中でもより創設者であるダンゾウの思想である「個を殺し任務を優先できる者」を優先して加入させており、暗部の別働隊、暗部の中でもダンゾウの直属の者という見方もできます。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

ナルトの根メンバー一覧~ダンゾウとシン~

志村ダンゾウ

木の葉の里の暗部組織である根の創設者であり、その後も根の指揮権を持っていたのが志村ダンゾウです。ダンゾウは同期のヒルゼンが三代目火影になった事を受けて「影から木の葉を守る」という思想を持ち、根を創設しました。里を守る為という強い意志の元に、非情な決断や卑劣な行動が多く、それ故に「忍の闇」と言われる程に常に不穏な噂がつきまとっています。

その噂通り、実際に大蛇丸と何度か取引をしている他、暁を動かしているのがオビトである事を知っていたりもします。また自身の身体すらも実験材料としており、右半身には柱間細胞を埋め込み変異しており、右目と右腕にうちは一族から奪った写輪眼を埋め込むなどしていました。またうちは一族殲滅の首謀者であり、自身で計画したもののそれを実行に移したうちはイタチの事は高く評価しています。

シン

シンとはかつて根に所属していたメンバーで、名前が登場した際には既に死亡していたキャラクターです。サイと兄弟同然に育ちますが、根の卒業最終試験である決闘の前に病死してしまいました。第四次忍界大戦にて穢土転生されされサソリなどに操られたりデイダラに爆弾にされたりなど道具扱いを受ける中サイと再会してその絵を見た事で昇天していきました。

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ナルトの根メンバー一覧~フーとトルネ~

山中フー

山中フーは根では何度か再編された際、木の葉の里の有力一族のいくつかから誰かを提供するようにと呼びかけており、山中一族から根に入った忍です。五影会談ではダンゾウの護衛を務めるなど優秀な忍へと成長します。オレンジの髪をポニーテールにしたのが特徴的で、山中一族特有のチャクラ感知能力の高さと、山中一族の「心転身の術」を用いたトラップを得意としています。

NARUTO(ナルト)作中では五影会談後、トビに襲撃され、ダンゾウに穢土転生を見せる際、穢土転生に必要となる生贄とされてしまい死亡しました。

油女トルネ

油目トルネとは山中フーと同じく、根の再編の際に油目一族から加入した忍です。元々ダンゾウは油目一族からはナルトの同期となるシノをの入団を要求していましたが、毒蟲を操る体質のせいで忍者アカデミーに通えなかった事もあって、身代わりとして根に加入します。根の時代から山中フーとツーマンセルを組んで活動していました。

NARUTO(ナルト)作中では山中フーと共に五影会談でのダンゾウの護衛を務めますが、トビに襲撃された際、穢土転生させる為に敢えて殺されてしまいます。その後山中フーを生贄に復活させられると、トビに操られる形で第四次忍界大戦に参加、シノと交戦し、シノがトルネの操る毒蟲の毒に抗体を持つ蟲を培養していた事もあって敗北し封印されてしまいました。

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ナルトの根の元メンバー一覧

大蛇丸

大蛇丸とはNARUTO(ナルト)作中、伝説の三忍の1人と呼ばれサスケの師ともなったキャラですが、木の葉の里所属時代、根のメンバーだった時期があります。暗部としての明確な活動は不明ながら少なくともダンゾウとの関係構築と後に側近となる薬師カブトと出会ったのもこのタイミングです。大蛇丸は「忍者とは忍術を扱う者」であるという思想を持っており、多くの術を開発する中で禁術にも手を出し始めるのでした。

その過程で木の葉の里の者を誘拐し人体実験を行っていた事が露見してしまい、結果的に里を抜ける事になります。忍術を極める為には膨大な時間が必要という考えから特に不老不死の研究に力を入れており、作中でも死亡しながらも何度も復活を果たすなどしており最終回においても生存し続けているキャラクターです。

はたけカカシ

かなり特殊な例ですが後にナルトの師となるはたけカカシも根に所属していた過去を持っているキャラクターです。元々カカシはオビトやリンを失ったショックからトラウマになっている程でしたが、火影になった師であるミナトに推挙される形で暗部に加入します。暗部時代には部隊長を務めるなど幼い頃よりも徹底いた正確をしており「冷血カカシ」と呼ばれる程でした。

九尾(九喇嘛)がナルトに封印された事件の際にミナトが死に、再びヒルゼンが火影の職に戻った際にダンゾウから誘われる形で根に加入する事になりました。暗部から根に移動する例は非情に珍しいといえます。長らく暗部を務めた後、九尾を封印するナルト、うちは一族の生き残りであるサスケを御せる存在として教官となるまで暗部に所属していたと考えられています。

ヤマト

ヤマトとはNARUTO(ナルト)第二部でカカシの代役として第七班の隊長になったのがヤマトです。長らく火影直属の暗部に所属していましたが、元々は根にいた経験があります。幼少期に根にいた頃、偶然にカカシと出会い、その後にダンゾウからカカシの持つ写輪眼を狙って暗殺命令が出たのを拒否、カカシの救出もあって火影直属の暗部に移動したという経緯が描かれています。

余談ですが、ヤマトという名前は当時火影をしていたヒルゼンから与えあられたもので、根時代には「甲」というコードネームで活動していました。カカシが呼ぶ「テンゾウ」の名も暗部で活動していた頃の偽名である為、ヤマトの本名は作中では明らかになっていません。

うちはイタチ

NARUTO(ナルト)作中暁メンバーとして登場したうちはイタチも木の葉の里時代には根に所属していた経緯を持つキャラクターです。根にいた頃にはダンゾウと父親であるフガクからそれぞれにスパイをするように求められ2重スパイをした上でクーデターを計画したフガクらにダンゾウから暗殺命令が出てうちは一族の抹殺を実行し、抜け忍となっています。

抜け忍となった事さえも木の葉の里上層部からの命令であり、唯一殺せなかったサスケを守るという約束を上層部に守らせる為に時折里に姿を晒したりしていました。そもそも暁に加入したのも暁を内部から監視する事で木の葉の里を守ろうとする為であるなど木の葉の里を守る思いが人一倍強いキャラクターです。

サイ

ヤマトと同じくサスケという欠員を埋めるべく根から第七班に加わったのがサイです。第七班に加わってからもしばらくはコミュニケーションを苦手としており感情を表に出さず、任務を優先する根の考え方が抜けきっていませんでした。その後は根に戻る事はなくBORUTOで登場した際にはいのと結婚しており元々家族がいなかった事もあって婿入りして山中サイと名乗るようになっています。

またヤマトと同じくサイという名前は根から第七班に配属される際にダンゾウより与えられたコードネームであり、根時代の名前や本名については不明になっています。ただサイに関しては幼少期から根で育てられたメンバーなので或いは本名と呼べる物すらなかった可能性があります。

薬師カブト

大蛇丸の側近として活躍した薬師カブトも根にいた経験を持つキャラクターです。幼少期、第三次忍界大戦の頃に全ての記憶を失った状態でノノウの孤児院に拾われました。その後ノノウがダンゾウから孤児院の運営を維持する引き換えに孤児院からも根に人員を出すように求められている事を知って自ら根に志願して加入しています。

薬師ノノウ

薬師ノノウは孤児院のマザーとして登場しましたがその実、既に引退した元根のメンバーであったりもします。しかしダンゾウの根回しによって再び任務を受ける事を強要されるようになります。カブトと共に優秀なスパイであった事から誅殺し合うように仕向けられてしまい死亡しています。

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ナルトの根に関する感想や評価

ここからは既にNARUTO(ナルト)を視聴した人の根に関しての感想を紹介していきます。根の存在自体は比較的早い段階から明かされていたもののそもそも根とはどんな組織などかなどはしっかりと描かれておらず、それが描かれているといえるのがアニメオリジナルで描かれたカカシ暗部篇です。カカシの過去が描かれているのはもちろん暗部や根について細かく描いている事もあって評価の高いオリジナルエピソードになっています。

むしろカカシ暗部篇を始めとして描かれる暗部や根の実体を見る限り厳密な意味で忍者といえるのは暗部や根の方なのではないかとさえ言われる程で、暗躍など裏があってこそ忍者としての深みが出るからこそ、カカシやイタチなど作中でも大きく活躍するキャラの過去に暗部時代や根の時代があったと加えられているのではないかとする声もある程になっています。

根とは必要悪であるという側面もあるとされる上で創設者であったダンゾウが死亡した事もありBORUTOの世代ではほぼほぼ解体されている一方でBORUTOまでのエピソードが描かれる小説版などでは悪役に元根の所属メンバーだったりが当てられる事もあり、解体後の状態がどうなっているのか気になるという声も多くなっています。

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ナルトの根メンバーまとめ

根とはダンゾウの影から木の葉の里を支えるという思いから創設された暗部組織です。創設者であるダンゾウ、ダンゾウの護衛を務めた山中フーや油目トルネなど現役メンバーはもちろん、元メンバーにはカカシやイタチ、大蛇丸など作中での活躍も多く人気の高いキャラクターも名を連ねています。元々天才といわれるようなメンバーも多くなっているのも特徴的です。

根も暗部というだけに直接描かれる機会は極端に少ないですが、ダンゾウの思想である木の葉の里を裏から支える存在として多く事を実行してきた存在とも言えます。まだNARUTOを視聴した事がないという人は根の活躍や元メンバーなどにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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