【黒子のバスケ】キャラの恋愛関係をネタバレ考察！桃井さつきの本命は黒子？青峰？

男子バスケットボールを題材にした大ヒット漫画「黒子のバスケ」は、選手たちの熱い戦いやチームメイトとの友情だけでなく、彼らを支える女子マネージャーとの恋愛関係も注目を集めています。以下では、「黒子のバスケ」の恋愛関係について、桐皇学園高校バスケ部のマネージャー・桃井さつきと、誠凜高校バスケ部のマネージャー兼監督の相田リコの恋愛について考察しました。

藤巻忠俊先生の大ヒット漫画「黒子のバスケ」は、2009年～2014年にかけて週刊少年ジャンプで連載された、藤巻先生の初連載作品で、単行本は全30巻で構成されています。高校の男子バスケットボールを題材にした「黒子のバスケ」は、2012年のアニメ放送をきかっけに人気が急上昇し、SNS等では「黒子のバスケ」発祥の流行語が誕生するなどの社会現象を巻き起こし、尾田栄一郎先生の「ワンピース」に次ぐ人気を博しました。

アニメ化を機に注目を集めた「黒子のバスケ」は、劇場版、ゲーム作品、舞台化などの多彩なメディア展開が行われており、その人気は衰えを見せません。また、漫画「黒子のバスケ」は、漫画界からも高い評価を受けており、「ハンターハンター」の富樫義博先生や、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生から、ストーリー構成や人物のキャラクター像を称賛されています。

キセキの世代の1人・黒子テツヤは、創部2年目の誠凜高校・バスケットボール部に入部し、インターハイ出場を目指します。同時に、キセキの世代と呼ばれた黒子の同期たちも、それぞれ強豪校に進学し、本戦出場をかけた熾烈な戦いに挑みます。そして、インターハイに並ぶ大会・ウィンターカップにて、誠凜高校は初の全国大会出場を叶え、初優勝を飾りました。

人懐っこい性格とかわいい容姿に加えて、抜群のスタイルで誠凜バスケ部も釘づけにした桃井さつきは、「黒子のバスケ」の主人公・黒子テツヤに対する積極的なアピールから、黒子に対して恋愛感情を持っていると推測されています。以下では、「黒子のバスケ」の恋愛関係から、桃井さつきと黒子テツヤの関係や、黒子の桃井に対する想いを考察しました。

桃井さつきは、桐皇学園高校・バスケットボール部のマネージャーで、キセキの世代の同期だった1年生です。帝光中学校時代からバスケ部のマネージャーを務め、情報収集・分析能力に長け、選手たちの特性の見極めだけでなく、相手チームの動きを分析・予想を的中させるなど、チームの参謀役として活躍しています。

明るく、人懐っこい性格の桃井さつきは、容姿だけでなく、抜群のスタイルの持ち主であり、相手チームの視線を一手に集めています。一方、誠凜高校のバスケ部マネージャー兼監督の相田リコとは、お互いに対抗意識を燃やすライバル同士であるものの、双方ともに料理が壊滅的に苦手なことが共通点に挙げられます。

桃井さつきと黒子テツヤは、帝光中学校・バスケットボール部の同期で、キセキの世代では、帝光の理念に染まっていない数少ない人物です。桃井が黒子を意識するようになったのは、影の薄い黒子の普段と試合時のギャップを目の当たりにしたことや、コンビニでの出来事がきっかけでした。以下では、「黒子のバスケ」の桃井さつきと黒子テツヤの関係について考察を交えながら紹介します。

桃井さつきと黒子テツヤは、帝光中学校・バスケットボール部の同期で、選手とマネージャーという関係でした。「幻の6人目」の愛称のように、バスケ部でも影の薄い黒子のことを気に掛けていたものの、普段と試合時の黒子のギャップを目の当たりにし、コンビニでの出来事がきっかけで黒子に好意を抱くようになります。そして、「黒子のバスケ」本編では、桃井の黒子に対する積極的なアピールも目立ちました。

高校進学を機に、離ればなれとなった桃井さつきと黒子テツヤでしたが、お互いにライバル校のバスケ部員として交流しており、試合本番では手加減無しの本気のぶつかり合いを見せていました。一方、「黒子のバスケ」では、桃井の黒子に対する積極的なアピールもみられ、時には「テツ君の彼女」と自称するなど、黒子を振り向かせようと奮闘しています。

また、桃井の黒子に対する想いは、彼が飼っている「テツヤ2号」にも惜しみなく注がれており、黒子へ並みならぬ好意を抱いているでしょう。しかし、肝心の黒子は、桃井の猛アピールを冷静に受け止めており、桃井の片思いではないかと推測できます。

一方の黒子は、「幻の6人目」の愛称のごとく、冷静沈着かつ控えめな性格のため、桃井の積極的なアピールに対しても、動じることなく普通に接しています。そして、桃井のことは、女の子として可愛いと評価しているものの、桃井への接し方から帝光時代の同期の1人としか思っていないと考えられ、恋愛対象として意識していないでしょう。

桃井さつきの恋愛関係と言えば、キセキの世代のエースで、幼馴染でもある青峰大輝の存在が欠かせず、一部では、桃井の本命は黒子テツヤではなく、青峰ではないかとも言われています。以下では、黒子のバスケの恋愛関係にて、桃井さつきと青峰大輝の関係や、「大ちゃん」こと青峰の桃井に対する想いを考察しました。

青峰大輝は、桐皇学園高校・バスケットボール部のPFで、キセキの世代のエースとして活躍した選手です。恵まれた体格を生かして帝光バスケ部の一時代を築くも、周囲との実力差から対等がゲームができなくなったことを悲観し、バスケに対する情熱を失せていました。桃井さつきとは、家族ぐるみの付き合いのある幼馴染で、「大ちゃん」の愛称で呼ばれていたものの、周囲の目を気にして「青峰君」と呼ばれていました。

桃井が青峰と同じ高校へ進学した理由は、バスケの情熱が失せた彼を案じてのこととされています。一方、「黒子のバスケ」では、青峰に嫌われたのではと悩んだ桃井が、黒子に相談する場面があり、青峰が本命ではないかとも言われています。しかし、桃井は、黒子とは違う意味で、青峰に対する恋愛感情を持っているとも捉えることができ、黒子・青峰のどちらが桃井の本命かは決め難いでしょう。

「黒子のバスケ」の男子選手は、バスケが第一で、恋愛は二の次という雰囲気が強調されており、青峰の桃井に対する気持ちも、気の置けない幼馴染としか思っていないでしょう。一方、ウィンターカップで誠凜高校に敗北後、桃井を買い物に誘うなど、心の支えとして彼女に信頼を寄せているとも考えられます。

また、桃井もバスケへの情熱を再び取り戻した青峰の姿を喜び、試合後は「大ちゃん」と呼ぶなど、青峰に対する特別な感情を匂わせています。「黒子のバスケ」では、2人の恋愛描写は確認できませんでしたが、桃井・青峰は、幼馴染からお互いを特別な存在として意識する関係に発展したと考察できます。

「黒子のバスケ」のキャラの恋愛関係と言えば、黒子テツヤが所属する誠凜高校・バスケットボール部の相田リコと日向順平の恋愛関係も注目されています。以下では、「黒子のバスケ」の恋愛関係について、相田リコと日向順平の関係や、漫画「黒子のバスケ」最終巻のQ&Aコーナーで判明した、リコと木吉鉄平の以外な関係を紹介します。

相田リコは、誠凜高校・バスケットボール部マネージャー兼監督を務める2年生で、選手のトレーニングメニューや、スケジュール管理、作戦立案を担当しています。学年トップクラスの成績を誇る頭脳明晰で、目視で選手の肉体データや伸び代を図ることができる「読みとる目」の能力を駆使して、味方チームの勝利に貢献しています。

また、父・相田景虎は、元全日本選手権のSFで、バスケットボールの監督経験もあり、それらのノウハウを、景虎から叩きこまれています。一方、胸が小さいことがコンプレックスであり、これらをからかう桃井さつきにライバル心を燃やすも、料理が苦手という共通点で、選手を不調に追い込むアクシデントを起こしています。

相田リコと日向順平は、中学校時代からの同級生であり、また、誠凜バスケ部では、主将と監督という間柄から、お互いに軽口を叩き合える気の置けない関係と呼べるでしょう。また、「黒子のバスケ」では、部活以外の場面でも、日向がリコの父が経営するスポーツジムで体を鍛えているなど、公私にわたって付き合いが長いことも特徴に挙げられます。

2人の恋愛関係について、バスケ部の監督も担うリコは、日向を戦友のように思っている一方で、日向の方はリコに対する恋愛感情を匂わせる言動を見せています。そのシーンは、「黒子のバスケ」の夏休み合宿のシーンで見られ、リコが作ったカレーにメンバーが次々と悶絶する中、日向だけはカレーを平らげてしまいます。その直後、飲み物を買いに行くと外に出た瞬間、その場に倒れ込み、無理をしていたことが判明します。

メンバー達の反応から、さすがのリコも無理をしなくていいと気遣ったものの、指を傷だらけにしながら一生懸命に作ったリコの想いに気が付いた、日向の男気あふれる行動だったでしょう。このように、リコに対する優しさを見せつけた日向は、彼女に対してほのかな想いを寄せていると推測できます。

日向との関係が噂されたリコでしたが、「黒子のバスケ」最終巻のQ&Aにて、木吉鉄平と付き合っていた過去が判明しました。リコは、バスケ部員に対して君付けで呼ぶ中、木吉だけ「鉄平」と呼んでおり、一部の読者からは疑問に思われていました。一方で、日向と付き合うと予想していたファンにとって、木吉がリコの元彼氏だった過去は、大きな衝撃だったでしょう。

数少ない女性キャラクターである桃井さつきと相田リコは、かわいいだけでなく、影ながら選手を支える頼もしさを兼ね備えた、チームには欠かせない魅力的なマネージャーです。以下では、「黒子のバスケ」の恋愛関係に関する感想や評価を紹介します。

キセキの世代のマネージャーも務めた桃井さつきと言えば、黒子てつや・青峰大輝との恋愛関係について様々な憶測が飛び交う中、ファンからは、桐皇バスケ部として共に戦った青峰との恋を応援する声が寄せられています。幼馴染の関係である一方、自暴自棄になっていた青峰を心配して同じ高校に進学するなど、陰ながら青峰を支える姿から、桃井の本命は黒子ではなく、青峰こと大ちゃんではないかとも言われています。

キセキの世代の躍進に貢献した桃井さつきは、かわいい外見や黒子との恋愛関係の他に、頼れるマネージャーとしての活躍にも注目が集まっています。ファンからは、青峰との恋を応援する感想が多く寄せられる一方で、参謀役としてチームを勝利に導くなど、縁の下の力持ちとしてチームをサポートする姿も、桃井さつきの魅力でしょう。

「黒子のバスケ」では珍しい、マネージャー兼監督の相田リコですが、癖の強いメンバーをまとめ上げる強さは、男女問わず多くのファンを魅了しています。桃井さつきとは異なる頼もしさが持ち味の相田リコも、ファンからの人気が高く、主将・日向順平との進展や、メンバーで唯一、ファーストネームで呼ぶ木吉鉄平との交際など、恋愛関係にも注目が集まっています。

「黒子のバスケ」の恋愛関係について、桐皇学園高校のマネージャー・桃井さつきと、黒子テツヤ・青峰大輝の関係や、誠凜高校のマネージャー兼監督の相田リコと日向順平の関係、元彼・木吉鉄平との過去などを紹介しました。「黒子のバスケ」では、数少ない女性キャラである桃井・相田は、マネージャーとしての活躍だけでなく、選手との恋愛関係も注目され、連載終了後も様々な考察が飛び交っています。