2020年09月05日公開
2020年09月05日更新
【ナルト】木ノ葉隠れの里の特別上忍一覧まとめ!それぞれの強さと実力は?
NARUTO(ナルト)の主な舞台である木の葉の里の中でもその立場が分かりにくいと言われるのが特別上忍です。名前は比較的初期から登場しながらも上忍との違いやどちらが上なのかがイマイチはっきりしないまま進んでいったという声も多くなっています。今回はNARUTO(ナルト)に登場する木の葉の里の特別上忍に分類されるキャラを一覧で紹介しつつ、そもそも特別上忍とはどんな階級なのかをまとめて紹介していきます。
目次
ナルトとは?
NARUTO(ナルト)の概要
NARUTO(ナルト)とは週刊少年ジャンプにて岸本斉史先生が1999年から15年に渡って連載していた忍者を題材としたバトル漫画です。少年漫画らしい個性豊かななキャラクターの成長を描きながらも特に中盤以降は対話によって敵との決着をつけるなどといった少年漫画らしくない要素などを上手く盛り込んだ壮大なストーリーとそれを支える世界観から高い人気を獲得した漫画です。
その人気はアニメ、ゲーム、舞台など様々なメディアミックス展開を通して日本はもちろん海外でも高い人気を誇っており、原作漫画は翻訳版が46ヶ国以上で展開され、アニメは80ヶ国で放映されるなど世界規模のコンテンツになっています。特に主人公のうずまきナルトは「世界が尊敬する日本人100人」に漫画やアニメのキャラクターの中で唯一選ばれる程の抜群の知名度を誇っています。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
幼少期に自身の身体に九尾を封印された事で木の葉の里の住民達から避けられるようになってしまったうずまきナルトはその反動から里の住民に認めてもらいたいという一心で里の長である火影を目指していました。なんとか下忍になったナルトは任務や試験の中で様々な者と出会う事になりますがそんなキャラクターの一部が特別上忍と呼ばれるキャラクター達です。
ナルトの木の葉の里の特別上忍の強さと実力一覧
エビス
エビスとは木の葉丸の家庭教師として初期から登場していたキャラです。丸いサングラスと自信家な性格が特徴的ですが「ムッツリスケベ」でもある為に度々ナルトのお色気の術に引っかかっています。第二部では上忍となっており木の葉丸達の担当上官として登場しています。
森乃イビキ
森乃イビキとは木の葉暗部の拷問・尋問部隊の隊長を務める全身の傷跡が特徴的なキャラクターです。NARUTO(ナルト)作中では中忍選抜試験の第一試験の試験官を務めていました。ペイン襲撃の際には戦闘する様子も見せており様々な拷問器具を口寄せして戦う姿が描かれています。
不知火ゲンマ
不知火ゲンマは中忍選抜試験の第三試験の試験官として登場した男で口に加えた千本が特徴的なキャラクターです。千本でクナイの威力を相殺できる程に高い技量を持ち合わせています。過去には四代目火影ミナトの護衛小隊に所属していたような経験も持っているようなキャラクターです。
みたらしアンコ
みたらしアンコとは中忍選抜試験の第二試験の試験官として登場したキャラクターです。木の葉の里にいた頃の大蛇丸の弟子でもあり、呪印を付けられている他、口寄せした蛇などを用いた術を使用します。試験中に大蛇丸の気配を察知して対処に望むなどしていました。第四次忍界大戦後も生存が確認出来るキャラクターで、アカデミーの教官になっており、元来の甘党からか肥満体型になった姿が披露されています。
月光ハヤテ
月光ハヤテとは中忍選抜試験で試験官を務めた男で、青白い顔と常に咳き込んでいるのが特徴的なキャラクターです。剣術の使い手であり、試験期間中に行われたカブトとバキの密会を目撃した事から口封じの為に襲撃され死亡してしまいました。第四次忍界大戦では穢土転生されましたがかつての恋人夕顔と再会して封印されています。
山城アオバ
山城アオバとはサングラスが特徴的な男で大量のカラスを操る術を使う事が出来る木の葉の特別上忍です。NARUTO(ナルト)作中名前が判明している特別上忍の中でも特に目立った活躍はないキャラクターですが、飛段と角都が木の葉の里に侵入した際、アスマ班と共に現地に駆けつけアスマの最後を見届ける場面などが描かれています。
並足ライドウ
並足ライドウとは顔の火傷痕が特徴的なキャラクターです。猛毒を染み込ませた黒刀を使用して戦闘する姿が描かれています。山城アオバと共にアスマの最期を看取っている他、第一部では音の四人衆と交戦する場面などにも登場しています。
犬塚ツメ
ナルトと同世代のキャラクターは親族が登場する場合も多いですが、同期である犬塚キバの母親として登場するのが犬塚ツメです。息子のキバを持ってして恐ろしいと言われるような性格をしていますが、音の四人衆との戦いで落ち込むキバの様子を見て赤丸と共に強くなる事を教えるなどした一面を見せています。自身も人語を操る忍犬である黒丸を連れておりペイン襲撃などの際に戦う姿が描かれています。
ナルトの木の葉の里の上忍のキャラの名前一覧
はたけカカシ
主人公うずまきナルトを要する第七班の誕生上忍を務めたはたけカカシは今回の一覧の中でもNARUTO(ナルト)を代表する上忍とも言えるキャラクターです。幼少期から天才と言われその実力を遺憾なく発揮しており12歳で上忍になった事でもその実力の高さを窺い知る事が出来ます。第四次忍界大戦後、ナルトが大人になるまでの間六代目火影を務めるなどまさにエリート街道をひた走ったキャラクターです。
マイト・ガイ
自称カカシのライバルとして第三班通称ガイ班の担当上忍を務めるマイト・ガイは体術においてNARUTO(ナルト)作中でも屈指の強さを誇るキャラクターです。情に厚く涙もろい性格ながらも上忍として冷静な判断力や対応力も持ち合わせています。
猿飛アスマ
今回紹介する木の葉の里の上忍の中でも名前が判明しているキャラクターで唯一作中死亡してしまったのが猿飛アスマです。第十班の担当上忍として登場したヘビースモーカーで常にタバコを口に咥えている事、メリケンサックとナイフが一体化したチャクラ刀を使用していました。飛段と角都と交戦した中で飛段に心臓を貫かれて教え子達に看取られながら息を引き取っています。
猿飛紅
猿飛紅(旧名夕日紅)は第八班の担当上忍として登場したキャラクターです。NARUTO(ナルト)連載開始時点で新米の上忍でしたがその幻術の腕は三代目火影ヒルゼンを持って「木の葉一」と言われる程の実力者です。同じ上忍であるアスマとの恋仲であり、第二部ではアスマの子供を身ごもって任務を外れました。第四次忍界大戦後、生まれたミライを守るべく猿飛性を名乗るようになっています。
シズネ
今回の名前が判明している木の葉の上忍一覧の中でも意外と階級を知られていないのがシズネです。綱手の一番弟子であり、綱手が火影に就任した後は秘書役を担当、ナルトが火影になった後もシカマルと共にサポートに回っています。綱手の弟子という事も相まって医療忍術に長けている他、攻撃には毒系統の術と暗器を使用する場面が見られます。
奈良シカク
木の葉の上忍の中でもその頭脳からかなり上層部に近い存在になっているのがシカマルの父親でもある奈良シカクです。シカマルを圧倒する程の将棋の腕前を持つ頭脳派であり、特に綱手が火影に就任して以降はかなり重要な位置づけに置かれるなどし、第四次忍界大戦では連合軍の参謀格として指揮を取るなどしています。
秋道チョウザ
チョウジの父親で今回紹介する上忍一覧の中でも交友関係が多く描かれているのが秋道チョウザです。倍化の術を駆使した体術と棒術を得意としており、かつて「フォーメーション猪鹿蝶」を結成していたシカクやいのいち、さらにはアスマや、綱手の恋人であったダンなどからも慕われるなどしていました。
日向ハナビ
NARUTO(ナルト)登場時点では名前やその才能だけが描かれており階級などは不明だったものの、NARUTO(ナルト)の実質的続編であるBORUTO(ボルト)にて上忍になっていたのが日向ハナビです。ヒナタの妹でありその才能から日向家本家を継ぐ跡取りとして厳しい修行に明け暮れていました。BORUTO(ボルト)では第十五班の担当上忍を務めています。
伊勢ウドン
木の葉丸と同期で下忍になってからも同じ班で活動していた伊勢ウドンもBORUTO(ボルト)にて上忍に昇格しています。第五班の担当上忍として、結乃イワベエ、メタル・リー、雷門デンキを率いています。
山中いのいち
いのの父親で「心乱身の術」を得意とするのが山中いのいちです。第四次忍界大戦では情報部隊の隊長を務めるなどしておりシカクとの連携を披露しています。
油女シビ
油女シノの父親である油女シビも上忍として登場しています。木ノ葉崩しの際にカンクロウの毒にやられたシノを治療する為に登場している他、第四次忍界大戦ではナルトを止める為に島亀に向かうイルカを護衛する形で同行していました。
春野サクラ
ナルトと同じ第七班として活躍した春野サクラもBORUTO(ボルト)の頃には上忍に昇格しています。第四次忍界大戦後から子供達の精神的ケアを行う「子ども診療室」を設立するなど医療の分野で特に活躍しており、BORUTOの頃には木の葉の里の医療現場の責任者的な立場になっています。その生活は滅多に休みが取れない程に多忙であるとされています。
奈良シカマル
NARUTO(ナルト)第一部にて同期の中で唯一中忍に昇格していた奈良シカマルですが、第四次忍界大戦後無事に上忍に昇格しています。上忍に昇格して以降は同じく火影に就任したカカシの補佐役を担当し忙しい日々を送っていました。一時はその忙しさに自身を見失いそうになりますが、後に自身を取り戻しそのきっかけをくれたテマリと婚約、ナルトが火影に就任した後も補佐役を担当しています。
奈良テマリ
テマリは元々砂隠れの里の忍で、第一部では中忍選抜試験に登場したものの第二部の時点では既に上忍に昇格していました。上忍になった後は後進の育成や他里との架け橋役を務めており、その過程でシカマルとの仲が深まり結婚、木の葉の里に移住しています。
山中いの
サクラの親友にして第十班の猪鹿蝶にも数えられる山中いのも上忍に昇進しています。サイと結婚もしていますがサイに名字がなかった為婿入りしており、結婚後も山中いのの名前を名乗っています。BORUTO(ボルト)では実家の花屋を引き継ぐなど第一線からは退いているかのような描写もありますが、感知部隊として活躍するなど完全に引退したわけではない様子が描かれています。
猿飛木ノ葉丸
ナルトよりも年下で火影の孫という事で自身をみてくれない周囲に反発していた木の葉丸もBORUTO(ボルト)では上忍に昇進しており、ボルトやサラダの担当上忍になっています。ナルトから影分身や螺旋丸を教わるなどしている他、祖父からの猿、ナルトからの蝦蟇を口寄せ動物として引き継いでいます。
風祭モエギ
木の葉丸、ウドンと共にスリーマンセルを組んでいた風祭モエギも上忍に昇格しており、新世代猪鹿蝶のシカダイ、いのじん、チョウチョウの担当上忍を務めています。3人のマイペースぶりに振り回されながらも慕われる上忍になっています。
ナルトの特別上忍・上忍の違いとは?
特別上忍とは?
分かりにくいとされる特別上忍ですが、その立場的には中忍以上上忍未満という立場にあります。基本的には中忍として扱われますが、特定の分野において精通している場合にはその分野に限り上忍としての立場が与えられるという形式になっており、着任方法は不明ながらも一芸に秀でている事が着任条件ではある為に個性的な面々が揃っています。
上忍とは?
上忍は里の中核的な存在であり、忍びとしての戦闘力はもちろんながらも上役会議に出席が認められており、政治的手腕も必要となっています。また下忍の担当を持つのも上忍の仕事です。元々は中忍の中でもトップクラスの実力を持つ者が火影や他の上忍から推薦される形、或いは要請される形で就任していましたがナルト治世においては一定の試験を受ける事が求められるようになっています。
ナルトの木の葉の里の上忍に関する感想や評価
NARUTOに出て来た特別上忍って結構な数居るよね。
— 探宮-零 (@Tankyu0925) April 13, 2020
ここからは既にNARUTO(ナルト)を視聴した人の特別上忍や上忍に関しての感想をまとめて紹介していきます。今回の一覧で紹介したように名前が判明しているだけでも特別上忍が多いという声は非常に多いです。上忍一覧で紹介したキャラも半数はBORUTO(ボルト)世代である事もあって特別上忍に位置づけられるキャラの多さに驚くとする声も多くなっています。
NARUTOやっぱりいいな〜〜!✨
— 霄(そら) (@sora_cos5) September 25, 2017
大人になって見返すとメインキャラはもちろんだけど中忍試験の時の特別上忍の良さがわかるやばいかっこいい
特に特別上忍のキャラが多く登場する中忍選抜試験での特別上忍の活躍や思いなどがかっこいいとする声も非常に多いです。それぞれが精通している分野に対しての強いこだわりが見えるとして専門職感の強さが良いという声が非常に多くなっています。
ちなみにNARUTO本家の特別上忍は「特定の分野でのエキスパート」という枠組みなので、僕は登山のエキスパートなので実質特別上忍
— Zeda❂KeroPmo (@shout85349) June 11, 2018
一方で名前が登場しながらも階級が分からなかったとする声も多くなっており、特に上忍だったシズネや、特別上忍だったアオバ、ライドウ、ツメなど名前が登場しているキャラにあっても階級の曖昧さも相まって結果的にそれが特別上忍の立ち位置を分かりにくくしているとする声も見られています。
ナルトの木の葉の里の特別上忍一覧まとめ
木の葉の里の特別上忍は専門分野のエキスパートとして主に中忍選抜試験で多くが登場し、その後もペイン襲撃事件や第四次忍界大戦においてそれぞれの分野を生かして活躍する事が多いキャラが名前を連ねています。どうしても上忍や中忍との階級関係が分かりにくいとされる一方でキャラの名前や作中の活躍で理解したという声も多くなっています。
特別上忍に数えられる多くのキャラがモブキャラとも言える存在ながらもそれぞれにしっかりとしたストーリーや背景を持っており、NARUTO(ナルト)のキャラ層の厚さを体現しているとする声も多くなっています。まだNARUTO(ナルト)を視聴していないという人は特別上忍の活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?