【コードギアス】神聖ブリタニア帝国の主要キャラは？皇帝シャルルなど一覧で紹介

本記事では「コードギアス」のブリタニア帝国に関する情報を紹介していきます！ブリタニア帝国の皇帝や皇女のプロフィールや、使用している能力などを一覧化して載せていきます。その他には、ブリタニア帝国に関する視聴者の感想なども紹介していきます。

ブリタニア帝国の皇帝やキャラクターを知る前に、まずは「コードギアス」の基本情報を紹介していきます！コードギアスは2006年から2007年まで放送されていたアニメで、監督は「スクライド」「無限のリヴァイアス」などの作品を手掛けた谷口悟朗が務めています。2019年には正統続編の劇場版が公開されており、新シリーズの制作が発表されているようです。

コードギアスの主人公はルルーシュ・ランペルージです。ルルーシュはブリタニア帝国の皇子でしたが、妹のナナリーと共に国を追われ、正体を隠して生活を送っていました。そんな中、ルルーシュはC.C.という謎の少女と出会い、命令を絶対に従わせる「ギアス」という能力を手に入れています。そしてルルーシュはギアスを使ってブリタニア帝国に復讐する事を決意します。

ブリタニア帝国は世界の三分の一を領土にしている巨大国家で、戦争に敗れた日本も「イレブン」という名前に変えられ植民地にされています。国家の源流はイングランド王国と言われており、元々は小さな国家でしたが、シャルルが皇帝に即位した時から他国への侵攻が始まったようです。また植民地にはそれぞれの番号が振られており、皇帝の子供である皇族たちが総督を務めているようです。

ここからは「コードギアス」のブリタニア帝国の頂点に君臨している皇帝と宰相を紹介していきます！皇帝と宰相が使用している能力や、作中の行動・最後なども載せていきます。

シャルル・ジ・ブリタニアはブリタニア帝国の98代皇帝です。弱肉強食を唱える実力主義者で、「不平等の中に競争と進化が生まれる」という思考を持っています。また妻が108人にいるため、皇位継承権を持つ皇子や皇女を戦わせて勝ち残った者を跡継ぎにしようとしています。そんな思考を持つシャルルは唯一愛した女性にマリアンヌを挙げており、マリアンヌとの間にルルーシュとナナリーが誕生しています。

幼少期のシャルルは皇帝の座を巡る皇族たちの戦いに巻き込まれており、嘘と裏切りの世界に絶望を感じていたようです。また独裁者のような姿が描かれていますが、実は政治にはあまり関心を持っていないため、政はシュナイゼルに一任しているようです。アニメ「コードギアス」でシャルルの声を演じたのは声優の若本規夫です。

皇帝・シャルルは「他者の記憶を書き替える」というギアスを持っています。作中では捕縛したルルーシュの記憶を書き換えており、ルルーシュはゼロに関する記憶を全て封印されていました。またナイトオブナイツのアーニャはマリアンヌの人格を有していたため、シャルルに記憶を書き替えられていた事が分かっています。

前述したようにシャルルが皇帝に即位してからブリタニア帝国は勢力を拡大しているため、軍事力に関して類まれなる才覚を持っているようです。作中では黒の騎士団とブリタニア帝国の戦いが何度も勃発していますが、皇帝・シャルルはとある理由であまり関心を示していませんでした。

前述したように皇帝・シャルルは皇族間の嘘と裏切りを見てきた事で世界に絶望していたため、思考エレベーターを使って「変わらない世界」を作ろうとしています。また捨てられたと思っていたルルーシュとナナリーは日本に避難させられていた事が発覚したため、シャルルを倒す事を命題にしていたルルーシュは動揺してしまいます。

シャルルは「嘘のない優しい世界」を作ると言いましたが、ルルーシュは「それは自分にだけ優しい世界」と言ってシャルルの考えを否定しています。そしてこれまでは片目だったルルーシュのギアスが覚醒を果たし、シャルルとマリアンヌを思考エレベーターから消し去っています。

シュナイゼル・エル・ブリタニアはブリタニア帝国の第2皇子で、宰相を務めているキャラクターです。ルルーシュ並みの頭脳を持っており、政治・軍事面ではルルーシュを凌ぐほどの才覚を見せています。また皇帝・シャルルに最も近い人物と言われていますが、シャルルはシュナイゼルの思考を危険視しています。

シュナイゼルは常に笑みを絶やさない紳士的な性格をしているキャラクターで、身分が下の人間に対しても礼節を持って対応しています。作中ではルルーシュとチェスで対決しており、ルルーシュを翻弄するほどの知略を見せていました。アニメ「コードギアス」でシュナイゼルの声を演じたのは声優・俳優の井上倫宏です。

紳士的な性格をしているシュナイゼルですが、「自分の名誉や命にまったく執着しない」という裏の顔を持ち合わせています。また目的のためなら犠牲は厭わないという思考を持っているため、スザクにゼロを捕縛させた後に容赦ない砲撃を行っています。そんなシュナイゼルは作中で機械のような姿が描かれています。

ほとんどの人間はシュナイゼルの穏やかな笑みに惑わされてしまいますが、一部の人間は心がない事に気付いているようです。そのため終盤に側近になったディートハルトは、シュナイゼルの事を「虚無」と表現しています。また兵器開発に興味を持っているため、複数の研究所のパトロンをしている事が分かっています。

物語終盤にルルーシュ最大の敵であるシャルルは消え去ったため、ルルーシュとシュナイゼルの最終決戦が勃発しています。シュナイゼルは黒の騎士団に「ギアス」の存在を打ち明け、言葉巧みにゼロから離反させています。そして天空要塞ダモクレスを起動させたシュナイゼルは、「フレイヤ弾頭」を使って世界を支配しようとしています。

ルルーシュはシュナイゼルと黒の騎士団に手こずっていましたが、隙を見てダモクレスへの侵入に成功しています。そこでルルーシュとシュナイゼルの知略戦が始まりましたが、ルルーシュはシュナイゼルの思考を呼んで録画映像を流しており、油断した隙にギアスで支配しています。そしてシュナイゼルを配下にしたルルーシュは完全勝利し、最悪の皇帝として世界に君臨する事になります。

物語のラストにはルルーシュが「世界の全ての憎しみ」を背負って命を落としています。またシュナイゼルには「ゼロに仕えよ」というギアスを掛けていたため、シュナイゼルはゼロに扮したスザクの配下になっています。そして世界が平和になった後には、外交を行っているナナリーのサポートをしている姿が描かれています。

ここからは「コードギアス」のブリタニア帝国の皇女として登場したキャラクターを紹介していきます！皇女の作中の行動・最後や、部下の情報なども載せていきます。

コーネリア・リ・ブリタニアはブリタニア帝国の第2皇女で、クロヴィスが亡くなった後に「エリア11」の総督に就任しています。強いカリスマ性で兵士や部下を惹きつけており、「命を懸けてこそ戦う意味がある」という思考を持っているため、自らナイトメアに搭乗して第一線で兵を指揮しています。ルルーシュはそんなコーネリアの性格を知っていたため苦戦を強いられています。

冷酷な性格をしているコーネリアですが、妹のユーフェミアを溺愛しているという弱点を持っています。そのためユーフェミアが訪れていたホテルを旧日本軍がジャックした際には手出しできない状況に陥っています。またユーフェミアが命を落とした後には、総督の座を返上してギアスの調査に乗り出しています。

画像はコーネリア親衛隊隊長を務めているギルバート・G・P・ギルフォードです。ギルフォードは真面目な性格をしているキャラクターで、「帝国の先槍」という異名を付けられています。コーネリアに対して心酔にも似た心情を抱いているため、それを利用したゼロのギアスに掛けられています。

画像はコーネリアが率いる軍の将軍を務めているアンドレアス・ダールトンです。ダールトンは有能ならば出自は問わないという実力主義者で、日本占領の戦争にも参加していました。コーネリアに対して強い忠誠心を持っていますが、ゼロの「コーネリアを生きたまま差し出せ」というギアスに掛けられた後に戦死しています。

コーネリアはユーフェミアの死にギアスという存在が関わっている事を知り、総督の座を返上して独自に調査を開始しています。その後、突き止めたギアス嚮団に囚われていましたが、ルルーシュが襲撃した際に脱走しています。そしてルルーシュとの共闘でV.V.を倒す事に成功し、物語終盤にはシュナイゼル側の味方になっています。

コーネリアはユーフェミアの仇であるルルーシュを討つためにシュナイゼル側に付きましたが、シュナイゼルが「フレイヤ弾頭」を使用すると知って反旗を翻しています。ですがシュナイゼルに銃撃された事で行方不明になっており、蓬莱島の病室で再登場しています。物語のラストにはスザク扮するゼロがルルーシュを倒し、コーネリアは人質解放の指揮を執っていました。

ユーフェミア・リ・ブリタニアはブリタニア帝国の第3皇女で、コーネリアの実の妹です。学校に通っていましたが、クロヴィスが亡くなった後に中退して「エリア11」の副総督に就任しています。ですが政治力や軍事力に対する力は皆無のため、「お飾りの副総督」と言われていました。作中ではスザクと両想いになっており、身分の壁を壊してスザクを自らの騎士に任命しています。

ユーフェミアは日本人が差別・迫害を受けない「行政特区日本」の設立を宣言しています。そのような大胆な行動にルルーシュは戸惑いを見せていましたが、ユーフェミアの言葉に嘘がないと感じて設立を受け入れています。そしてルルーシュは和解したユーフェミアにギアスの説明をしていましたが、ギアスが暴走した事で「日本人を虐殺しろ」という命令を下してしまいます。

ユーフェミアはギアスに必死の抵抗を見せていましたが、最後には理性を奪われて日本人を殺害してしまいます。そこからブリタニア軍の日本人虐殺が始まり、ユーフェミアは「虐殺皇女」という汚名を着せられてしまいます。そしてユーフェミアを看取ったスザクは「V.V.」と出会い、全てを仕組んだのはルルーシュだという事に気付いています。

ここからはブリタニア帝国の純血派と言われているキャラクターを紹介していきます！純血派とは「ブリタニア人至上主義」を掲げている集団で、「兵士だけでなく一般人もブリタニア人だけで構成されるべき」という考えを持っています。そんな純血派の行動や活躍を載せていきます。

ジェレミア・ゴッドバルトはブリタニア帝国の名門・ゴッドバルト家の生まれで、辺境伯の爵位を持っているキャラクターです。ナイトメアの高い操縦技術を持っているため、小規模な軍の指揮官を任されています。過去にはマリアンヌの護衛を担当していましたが、マリアンヌを守れなかったため、同じ事を繰り返さないために純血派を結成しています。

ジェレミアは捕縛したスザクを餌にしてゼロを捕縛しようとしましたが、ギアスを掛けられた事でスザクや黒の騎士団を逃がしてしまいます。その時に偽りの「オレンジ疑惑」を掛けられたため、ブリタニア軍内部の信頼を失ってしまいます。

ジェレミアは汚名を返上するためにコーネリア軍の作戦に参加しましたが、信頼を失っていたため後方支援を命じられてしまいます。そのため命令を無視して前線に向かいましたが、紅蓮弐式の攻撃を受けて生死不明になっています。

ジェレミアは死亡したと思われていましたが、バトレーの研究員に拾われた事で実験体にされています。ブラックリベリオンが勃発した際には未調整のまま覚醒しており、支離滅裂な言葉を呟きながらゼロに攻撃を行っています。その後、ルルーシュがブリタニアの皇子だと知ったため、ルルーシュを王と定めて忠誠を誓っています。

最終決戦でジェレミアはナイトオブラウンドのアーニャが操るモルドレッドと戦っています。一時は機体性能の差で敗北を喫してしまいますが、自爆した勢いでモルドレッドに飛び乗っています。そしてアーニャがシャルルのギアスに掛けられている事に気付いて「ギアスキャンセラー」を発動しています。物語ラストにはアーニャとオレンジ畑を育てている姿が描かれていました。

ヴィレッタ・ヌゥは純血派のメンバーで、騎士候の階級を持っているキャラクターです。物語序盤ではジェレミアに対して強い忠誠心を持っていましたが、ジェレミアが生死不明になった際には呼び捨てにしている姿が描かれています。プライドが高い性格をしており、貴族になるために純血派に入った事が分かっています。

ヴィレッタはゼロの正体を探っており、シャーリーを利用してゼロの正体はルルーシュだという事を突き止めています。ですがシャーリーに撃たれた事で生死不明になっており、再登場した際には記憶喪失に陥っていました。

記憶を失ったヴィレッタは黒の騎士団の扇に拾われており、「千草」と名前を付けられています。ヴィレッタは扇と穏やかな生活を送っていましたが、ユーフェミアが起こした暴動で日本人に襲われており、その時に全ての記憶を思い出しています。そしてブラックリベリオンの最中に扇を銃で撃って逃亡しています。

ゼロの正体を突き止めたヴィレッタは中佐に昇進しており、記憶を失ったルルーシュを監視するためアッシュフォード学園の体育教師になっています。ですが記憶を取り戻したルルーシュの弱みを握られたため、逆に利用される立場になっています。

記憶を取り戻したヴィレッタは扇との生活を嫌悪していましたが、実は扇の優しさに恋心を抱いていたため、扇がブリタニア軍から解放された際にはホッとした表情を見せています。物語終盤にヴィレッタは扇との子供を宿しており、全ての戦いが終わった後に結婚しています。

ここからは「コードギアス」のブリタニア帝国に所属しているその他のキャラクターを紹介していきます！ブリタニア帝国には個性的なキャラクターばかりが所属しているようです。こちらも作中の行動や活躍を載せていきます。

ロイド・アスプルンドは「特別派遣嚮導技術部」の主任で、伯爵の階級を持っているキャラクターです。スザクが搭乗しているランスロットの開発・調整を担当しており、パイロットをナイトメアのパーツのように扱っています。

ロイドは変人で知られているキャラクターで、「自分の興味」を優先する姿が描かれています。またアッシュフォード学園のミレイとは婚姻関係にありましたが、ミレイが自立する事を決めたため破局しています。

黒の騎士団のラクシャータとロイドは大学時代の同輩のようで、天才科学者同士のライバル関係が描かれています。またラクシャータはロイドの事を「プリン伯爵」と呼んでいるため、過去に「プリンに関する因縁」が生まれたようです。

セシル・クルーミーはランスロットの開発メンバーで、ロイドの補佐を務めているキャラクターです。料理好きな姿が描かれていますが、重度の味覚音痴のため、サンドイッチにわさびや和三盆を入れていました。

セシルは優秀な科学者で、作中ではフロートユニット・エナジーウイングを開発しています。またラクシャータは大学の先輩のようで、捕縛した紅蓮にエナジーウイングを付けた事を嫌がられていました。

普段は穏やかで優しい性格をしているセシルですが、怒らせると誰よりも怖い事が分かっています。そのため変人ロイドもセシルを怒らせないようにしています。また命を削りながら戦っているスザクに対しても苦言を呈していました。

マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアはブリタニア帝国の皇妃の1人で、ルルーシュとナナリーの母親です。過去にV.V.の襲撃で命を落としたと思われていましたが、死をきっかけに「他者の心を渡るギアス」が発動しており、使用人見習いのアーニャに人格を移しています。皇妃でありながらナイトメアの高い操縦技術を持っており、「閃光のマリアンヌ」と呼ばれていた事が分かっています。

アーニャの中から目覚めたマリアンヌは思考エレベーターでルルーシュと再会を果たしましたが、シャルルと共に「変わらない世界」を作ろうとしていました。そのためその考えを否定したルルーシュのギアスで消滅させられています。

皇帝・皇女・純血派について知った後は、ブリタニア帝国に関する視聴者の感想を紹介していきます！コードギアスは長年人気がある作品のため、ブリタニア帝国に関しても様々な感想が挙がっているようです。キャラクターの能力や活躍に関する声なども載せていきます。

作中ではルルーシュが天才的な頭脳を見せていますが、シュナイゼルはルルーシュを手玉に取る強さを見せています。そんなシュナイゼルがかっこいいと言われているようです。また能力や実力だけでなく、見た目もイケメンと言われているようです。

ブリタニア帝国の皇女は美人揃いです。その中でもコーネリアとユーフェミアの姉妹が美しいという声が挙がっているようです。またコーネリアが勇猛果敢に戦う姿がかっこいいと言われているようです。

作中ではギアスの能力者同士でもギアスが掛かる事が分かっています。そのため全てを都合良く作り変える事ができるシャルルが最強だという感想が挙がっているようです。またシャルルの行動が読めない所が面白いと言われているようです。

本記事ではブリタニア帝国の皇帝や皇女を一覧化して紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ブリタニア帝国は圧倒的な武力で世界を支配しようとしていましたが、ルルーシュの活躍で意外な結末を迎えているようです。そんなブリタニア帝国のキャラクターが描かれているコードギアスをまだ見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！